エンジニアの副業は週1からでも可能?副業の例や探し方も解説
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「BtoBで動画マーケティングを活用したい」
「動画制作の際に注意しておくべきポイントを知りたい」
「BtoBにおける動画活用の参考事例を見たい」
現在BtoBのビジネスでは、動画マーケティングの活用が加速しています。商品やサービスの紹介・顧客インタビュー・展示会利用・採用など、動画の活用場面はさまざま。また、表現方法もバリエーションが増え、実写・アニメ・CGなどを使用し、コンセプトに合わせて訴求しています。
そのような理由から、本記事ではBtoB企業における動画活用事例をご紹介。また記事の後半に、動画マーケティングを加速させるポイントについてもお伝えしています。ぜひ、自社の動画活用の参考にしてください。
まずは、BtoB企業の動画活用シーンについてお伝えします。
BtoBの動画活用の中でも、よく使われているのが自社サービスの広告・プロモーションです。サービスの使用シーンを視覚的に伝えられるので、有形・無形問わずに活用されています。とくに無形の場合、アニメーションやCGを使ってサービスを見える化できるので、ユーザーにより魅力を伝えることが可能です。
顧客インタビューも動画活用の1つとして使われています。サービスの導入を検討しているユーザーが参考にする動画であり、購入の後押しとなるので重要です。動画の内容としては、課題や悩みがどのように解決した経緯をビフォーアフターで伝えると、サービスの効果を伝えやすくなります。
自社がサービスの良さを伝えるよりも、第三者が語る顧客インタビューのほうがユーザーに刺さりやすいので、おススメの活用法の1つです。
セミナーや展示会でも動画が活用されています。業界の有識者が登壇する講義や勉強会の視聴、商品解説などをウェビナー(Web+セミナーを合わせたもの)で開催し、リアルタイムないし録画で学習できるという方法です。
また展示会においても、ブースでサービス紹介動画を流しておくだけで、1社1社に説明をする手間が省けます。動画によって商品理解も深められるので、成約の可能性が高くなります。
BtoB企業の動画活用事例をご紹介します。「広告・プロモーション」「導入事例・顧客インタビュー」「展示会・セミナー」のカテゴリで分けていますので、自社の目的に合わせた活用事例の参考にしてください。
https://youtu.be/tHq1IM-xpy0
動画時間:1分29秒
「Salesforce」のプロモーション動画です。製品の実際の画面を使用して、同商品の活用するメリットをわかりやすく訴求。「どういう時に活用できるのか」を、実際の使用シーンで表現することで、ユーザーにイメージしやすいように映像化しています。
また、動画の最後にユーザーに質問を投げかけることで、行動喚起を促しています。
動画時間:4分53秒
クリタグループ栗田工業のプロモーション動画です。いきなり事業PRをするのではなく、前半は当たり前にある「水」について、同社ならではの向き合い方を映像とテロップで訴求。動画の後半部分から、同社では水をどのように活用しているのかを実写で解説しています。
バックに流れるBGMが、訴求したい同社のイメージをよりわかりやすく伝えています。
https://youtu.be/pzbxPKzfaVw
動画時間:2分45秒
ヴイストン株式会社が提供する、「企業受付 for Sota」のプロモーション動画です。動画の序盤に受け付け対応に関する悩みを映像化し、ユーザーに共感してもらうことで視聴を促進。実機を使って使用シーンを表現することで、同商品のメリットや活用方法をわかりやすく伝えています。
実写で伝えづらい部分は、イラストを使って解説を補足するという工夫もされています。
動画時間:2分32秒
サイボウズ株式会社が提供するサービス「kintone」の導入事例動画です。冒頭の5秒以内に同サービスを利用することで得られる結果をテロップにて訴求。ユーザーに続きを視聴したくなるように工夫しています。
また、チャンネルページから他の事例記事にアクセスできるようにURLが掲載されており、自然に自社サイトへ誘導する流れになっています。
動画時間:4分43秒
KINGSOFT Japanが提供する「WPS Office」の導入事例動画です。インタビュー形式で動画を作成しており、ユーザーが同商品の使用感や活用方法について回答。業務上のリアルな状況を説明しながら、それに対する同商品の活用法を伝えているので、視聴しているユーザーにイメージしやすい映像になっています。
また、動画の右下にあるアイコンから、チャンネル登録することも可能です。
動画時間:3分4秒
SATORI株式会社のサービス導入事例動画です。導入企業の紹介からはじまり、「悩み→同サービスの強み→効果→次の目標」の順で動画を制作。同サービスの良さや他社との比較などをインタビュー形式で答えてもらうことで、ユーザーにメリットや使い勝手を伝えやすくしています。
また、強調したいことをテロップで示し、同社の訴求したいことをわかりやすく表現しています。
動画時間:2分40秒
株式会社ラグランジュポイントのセミナー動画です。さまざまなセミナー動画をスムーズに繋ぎ合わせて、1つの動画に仕上げています。動画マーケティングの内容に加えて、さまざまな場所でセミナーを開催している講師という「権威」もさりげなく伝えることが可能です。
また動画の最後に、「検索してもらう」というCTA(行動喚起)を促しています。
動画時間:6分8秒
住友電工情報システムのWeb展示会、「QuickSolution」の紹介動画です。動画の冒頭で現場の悩みについて伝え、同システムで解決できることを訴求。基本的な説明はアニメーションにて行い、システムの使い方では、デモ画面を利用してわかりやすく説明しています。
また、画面に集中してもらうために、音声なしの動画で構成されています。
動画時間:7分10秒
長塚電話工業所の展示会用動画です。動画にて自社と製品のラインナップを紹介しており、国産品の品質やこだわりを訴求。音声に加えて、テロップでも強調したい情報を表示しているので、ユーザーに伝わりやすい映像になっています。
また、実写・アニメーション・静止画をバランスよく使用して、映像にメリハリをつけているので、ユーザーが飽きずに視聴し続けるように工夫されています。
最後に、BtoB動画マーケティングを加速させるために、押さえておくべき3つのポイントについて解説します。
BtoBの場合、購買決定プロセスを意識して動画マーケティングをおこないます。BtoBはBtoCと異なり、購買決定までに複数の従業員が関与します。そのため動画は、どの場面で活用されるサービスなのかを想定して作ることが重要です。
たとえば現場で使われる商品なのか、本部内の作業効率化を図るためなのかなど、使用シーンを動画で表現しておく必要があります。
また各部署の責任者が、決裁者に対してサービス導入ためのプレゼンをおこなう場合もあるので、動画のみで魅力を訴求できるように制作しておくこともポイントです。
動画を制作する時点から、SNSやメールマガジンとの連携を活かす前提で考えておきましょう。ただ動画を制作しただけでは、ユーザーに見つけてもらうことが困難です。動画は情報伝達力が大きいので、いかに動画をみてもらえるかを考えることが重要。そのためには、動画の存在をより多くのユーザーに広める必要があります。
YouTube・Facebook・Instagram・Twitterなど、動画を投稿できるSNS活用に加えて、自社メルマガや公式LINEなどに動画URLを掲載して誘導するという方法もあります。
動画マーケティングを加速させるためには、視聴後のアクションを想定して制作することも重要です。動画でも紙媒体の広告でも、ユーザーに行動してもらうことが目的なので、CTA(行動喚起)を伝えることが必須。
Webサイトにアクセス・商品の購入・キャンペーンの参加など、ユーザーに起こしてもらいたい行動を明確に表示しておきましょう。
本記事では、BtoB動画の活用事例と制作時のポイントについてお伝えしました。広告・導入事例・展示会と幅広く動画を活用して、自社サービスを訴求可能です。
仮に提供するサービスが無形商品であったとしても、アニメーションやCGを使用することで、効果を見える化して伝えられます。
また、動画マーケティングを加速させるポイントとして、BtoB特有の購入プロセス・SNSとの連携・CTAを意識して動画を制作する理由もお伝えしました。
本記事で紹介した内容を参考にしていただき、ぜひBtoB動画マーケティングでの動画活用にお役立てください。
(執筆:動画幹事運営事務局 提供元:動画幹事)