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RSSリーダーは、WordPressを用いたどんなWebサイトにおいても、しっかりとその真価を発揮します。
RSSリーダーを使用すれば、複数のソースから記事コンテンツをピックアップし、サイトの読者と共有することができます。この方法なら、元のコンテンツを定期的に作成しても問題がなく、また記事コンテンツ不足によってブログへのトラフィックを失う心配もありません。
本記事では、RSSリーダーとは何なのか、そしてRSSリーダーを使って何ができるかを詳しく説明していきます。
また、WordPress用の無料RSSリーダープラグインを5つご紹介し、その主要機能をご紹介していきます。
この記事を読めば、RSSリーダーの使い方をマスターできるようになるでしょう!
目次
「RSS(Really Simple Syndication)」とは、お気に入りのブログ記事、記事、オンラインコンテンツを、単一のプラットフォームに標準化された形式で保存することができるツールのことを指します。もしあなたがスマートフォンでFlipboard、Feedly、Google News、またNewsPicksやSmartNewsを使ってニュース記事を読んだことがあるのならば、すでにRSSリーダーの仕組みを理解していることでしょう。
そして 「RSSリーダー」とは、複数のプラットフォームで更新された新しい記事コンテンツを自動的にピックアップするツールです。「RSSアグリゲータ」とも呼びます。新しくアップロードされた記事コンテンツが見つかると、RSSリーダーがインストールされているデバイスにそのコンテンツを送ります。Flipboardを使用している場合は、Flipboardアプリに記事コンテンツが送信されます。また、WordPressプラグインを使用している場合は、コンテンツが自動的にWebサイトに表示されます。
RSSの主な利点は、あなたがお気に入りのウェブサイトのRSSフィードを購読することで、当該サイトの記事コンテンツをわざわざサイトに訪問してチェックする必要がなくなることです。代わりに、新しい記事コンテンツが公開される度に、RSSリーダーでコンテンツをチェックできます。RSSリーダーは、モバイルデバイス(Flipboard)、デスクトップコンピュータ(FeedDemon)、もしくはWebサイトにインストール可能です。
RSSリーダーを有効活用した例として、次のようなものが挙げられます。
もちろん、RSSリーダーで出来ることは他にも沢山あります。Webサイトの種類や目的にもよりますが、一旦RSSリーダーをセットアップすれば、その可能性は無限に広がること間違いなしです。
では、RSSリーダーを使用して、自分の運営するWebサイトの読者に他プラットフォームの記事を提供するにはどうすれば良いのでしょうか?
そこで便利なのが、Wordpress用のRSSリーダープラグインです。
WordPress用のRSSリーダープラグインに搭載されている機能は、実に種類豊富です。本記事でご紹介するプラグインは、すべて簡単に使い始めることができる上に、後から購入も可能なプレミアムバージョン(もしくはプレミアムアドオン)が用意されているので、さらにレベルアップさせることもできます。
WP RSS Aggregatorを使えば、WordPressで制作したWebサイト上で、RSSフィードやAtomフィードをインポート/マージ/表示することができます。プラグインは実に直感的で使いやすい仕様になっています。コアプラグインは無料で提供されており、無制限のソースから好きなだけRSSフィードを集約することができます。
プラグインをすべて設定したら、WordPressのテキストエディタのツールバーにあるRSSオプション(もしくはショートコードとパラメータ)を使用して、フィードをWebサイトに表示できます。また、インポートした投稿のタイトルとソース名を自動的にリンクさせられるようにプラグインを設定したり、作成者の名前・日付・およびソースの表示/非表示を設定することも可能です。
FeedWordPressを使えば、WordPressで制作したWebサイトに、RSSフィードとAtomフィードの両方をインポートできます。このプラグインの使いやすさは驚異的です。ユーザーは、含めたいソースのフィード(またはWebサイトのURL)を入力するだけでOK。あとは全てプラグインが全て処理してくれます。
このプラグインは、カスタマイズ性が非常に高いです。フィード、投稿、作者、カテゴリ等、設定オプションが複数用意されています。さらに、フィードソースをどのようにキャッシュするか等の条件設定も可能です。
RSS Includes Pagesは、インポートされたRSSフィードのポストだけでなく、Webページ全体まで組み込むことができます。またこのプラグインの長所は、Webサイトコンテンツの大部分を異なる投稿タイプが占めるよう設定できる点にあります。
加えてこのプラグインは、他のRSSフィードプラグインと互換性があります。つまり、このプラグインを使用して、他のプラグインからインポートしたコンテンツを補うことができるのです。
ただし、RSS Includes Pagesプラグイン単体では、新しいフィードの作成ができません。そのため、ページやカスタム投稿の種類を追加することでしか既存のフィードを修正できないという側面があります。
他のプラグインは、RSSフィードをWordPress Webサイトにインポートした上で、フロントエンドに表示させるものですが、RSS Post Importerの場合は、その投稿が実際の投稿としてインポートされます。つまり、フィードアイテム(インポートされた投稿)は、スタンドアローンの投稿として表示されます。
RSS Post Importerを使えば、必要な数のソースから、大量のフルテキスト投稿を好きなだけインポートできます。また、さらに新しいコンテンツが自動的に更新されるので、手動の操作は必要ありません。
とにかく早く・簡単にWordPressでキュレーションメディアを始めたいのであれば、RSSImportがオススメです。RSSImportプラグインを使用すると、インポートしたフィードアイテムを簡単にWebサイト上に表示できます。ポストの表示には、ウィジェット・ショートコード・PHPコードを使えます。
本プラグインの一番の長所は、インポートしたRSSフィードを、サイトのフロントエンドで見栄え良く表示できることです
インポートしたコンテンツをイメージ通りに表示するために、ショートコードオプションを使用したパラメータも複数用意されています。
優れたRSSリーダープラグインを使用することで、他プラットフォームから記事コンテンツをピックアップして既存の記事コンテンツを補完することができます。
今回はおすすめのWordPress用RSSリーダープラグインを5つご紹介しましたが、気になったプラグインがあれば実際に試して、あなたのWebサイトに最適なものを見つけ出してください!
(翻訳:Ayaka Takei)