エンジニアの副業は週1からでも可能?副業の例や探し方も解説
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「SEO」と「コンテンツマーケティング」は、どちらもマーケティングに関する重要な概念ですが、このふたつがごちゃまぜになってしまっている人も少なくないはず。SEOとコンテンツマーケティングは同じコインの裏表のような存在です。
SEOとコンテンツマーケティングは異なる概念。だからこそ、組み合わせることによって相乗効果が生まれます。
今回はこのふたつの概念の違いをまず解説し、それぞれの強みや役割を考慮したうえで、組み合わせて活用する方法をお伝えします。
もっとも基本的かつ重要なのは、SEOとコンテンツマーケティングは異なる概念だという主張です。組み合わせることによって強力に手助けをしてくれる概念だからこそ、違いをしっかりと理解しておきましょう。
検索エンジン最適化(Search Engine Optimization)の略で、Webサイトが検索によってより多く閲覧されるためのマーケティング手法です。Googleからの流入を狙った戦法で、サイト立ち上げ時には多くのメディアがSEOコンテンツを作っているようです。
ターゲットとなる顧客に価値のあるコンテンツを配信し、収益につながる行動を促すマーケティング手法です。SNSでのシェアや、リード客のナーチャリングに焦点を置いており、比較的作り込んだリッチな記事コンテンツのことを指します。
SEOが「検索エンジンでより上位になる」という一点に特化してテクニカルにアプローチするのに対し、コンテンツマーケティングは「コンテンツの適切な露出方法」「充実した内容の提供」「リピーターの獲得」などコンテンツに関する幅広い使命を持っています。
前述したように、SEOとコンテンツマーケティングはコインの裏表のような存在です。コインの片側だけしか見ない人もいますが、それでは損をしてしまいます。
SEOは検索エンジンで上位になるためのマーケティング手法ですが、これはコンテンツがなければ成り立ちません。また、新規顧客が検索をした際にコンテンツを閲覧してもらうために、SEO対策が必要です。
十分なトラフィックを獲得し、コンバージョン率を向上させるためには、SEOとコンテンツマーケティングの両方を効果的に組み合わせることが必要不可欠なのです。
マーケティングをするにあたって、まずはWebサイトの目的を設定しておく必要があります。もしユーザーの注意をひきたいのであればトラフィックを改善してくれるSEO対策に、そしてもしコンバージョン率の向上を望むのであればコンテンツマーケティングに重きをおくのがおすすめです。
コンテンツにキーワードを組み込むことは、より幅広いユーザーにアプローチするにあたって効果的であるといえます。成功の秘訣は、キーワードをコンテンツにむりやりねじ込むのではなく、自然な流れで登場させること。キーワードに固執するあまり不自然なコンテンツになってしまっては、元も子もありません。
コンテンツマーケティングの質は、SEOの肝であるランキングを左右する重要な要素です。コンテンツを更新するということは、すなわちランキングの順位を上げる機会を得るということ。キーワードを増やすことも重要ですが、質とのバランスを考えることも忘れないようにしましょう。
検索エンジンで上位を獲得するためにおこなうのがSEO対策ですが、そのために必要となるのが新しいコンテンツです。理想をいえば新しいだけではなく内容も充実しているとなおよいでしょう。ランキングの順位を下げないためにも、コンテンツは常に新しいものにしておくことに気を配りましょう。ユーザーからのコメントやレビューもコンテンツの更新に役立ちます。更新したら、投稿の日付は更新した際の新しいものに変えておきましょう。
SEOを上げるためにコンテンツを更新したいのに、アイデアが浮かばない!そんな時はランキング上位にいる競合他社のWebページを参考にしてみましょう。どのようなコンテンツがSEO対策に有効なのかを学ぶことができるはずです。
コンテンツマーケティングとSEOは、ターゲットに対して最適で質の高いコンテンツを常に更新することによって、最高のパフォーマンスを発揮してくれます。それぞれの強みを理解して、適切なタイミングで適切な戦略を実行し、マーケティングを成功に導きたいもの。
コンテンツを重視した記事を作った場合、検索エンジンからの流入はあまり期待できません。「いかに届けるか」を考え、適切なプラットフォームに向けてディストリビューション施策をうつ必要があります。ここでは、SEO以外の有用なディストリビューション施策をご紹介します。
Web編集者なら誰もが意識する「バス」というテーマ。SNS上で多くのシェアがされた記事を、バズ記事と言います。インフルエンサーの目に止まるような記事を作って拡散してもらいましょう。この時、「シェアしてください!」などとわざわざメッセージを送るのはご法度。いいコンテンツなら、勝手にリツイートしてくれるでしょう。
フォロワーやカスタマイズしたターゲットに向けて広告をうつことができます。LPやサービスサイトではなくコンテンツに広告予算をかけることに抵抗のある人もいるかもしれませんが、フォロワーのフォロワーは似通っている場合が多いので、高いCTRが期待できます。
グノシーやスマートニュースなどのニュースアプリは、アプリユーザーが好みそうな記事をキュレーションしてくれるものです。国内で2,800万ダウンロードを達成した(2018.6)グノシーのプラットフォームに取り上げてもらえれば、相当な人数の人の目に触れる機会を得られるのです。
(翻訳:Asuka Nakajima)