【FP監修】新NISA vs iDeCo 結局どっちが良いの? フリーランス・副業視点で比較
預金金利が伸び悩んでいる昨今。さらには老後資金の不足も指摘されるようになり、「お金をどうやって貯めたら良いのだろう...
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任意で加入できる年金制度です。個人型確定拠出年金とも呼ばれます。
掛金や運用方法を決めることができ、拠出額と運用益に基づいて給付額が決定されるのが特徴で、加入者数は約172.4万人です(2020年11月時点*)。加入を希望する際には、国民年金基金連合会に申請をする必要があります。
月々5000円以上(1000円単位)の掛金を、加入資格ごとの上限の範囲内で設定し拠出します。掛金額は1年に1度だけ変更することができます。
給付金は60歳以降にしか受け取ることができず、また、運用の成果次第では給付金額が拠出額を下回ることもあります。
フリーランスが加入を義務付けられているのは国民年金のみですが、国民年金の受給基準額は月額65141円(2020年度*)と安く、会社員が自動的に加入する厚生年金の受給基準額である月額220724円(2020年度)とは大きな開きがあり、国民年金のみでは老後の生活に不安が残ります。
そのため、この不足分を補填する目的で存在するのがiDeCoです。掛金の上限はフリーランスなどの国民年金第1号被保険者が月額68000円と最も大きく設定されており、会社員などと比べて積立金額が大きくなるうえに、確定申告においては拠出額の全額を社会保険料控除として控除できます。