『積立NISA』vs『iDeCo』結局どっちが良いの?今から始める資産運用【簡単比較表つき】

資産形成

預金金利が伸び悩んでいる昨今。「お金をどうやって貯めたら良いのだろう?」と悩んでいる方も多いでしょう。

今回は、配当益が非課税になる『積立NISA(つみたてNISA)』『iDeCo(個人型確定拠出年金)』を比較します。

今の自分にあった方を選ぶもよし、併用するもよし。ぜひ検討してみてください。

『積立NISA(つみたてNISA)』とは

つみたてNISA

▲出典:SBI証券

積立NISA(つみたてNISA)とは、2018年に始まった積立型の少額投資非課税制度です。

1年間の積立上限額は40万円で、運用期間は最長20年。期間内の運用益が非課税となるため、仮に100万円の利益が出たとすると、一般的な投資信託より約20万円お得になります(一般的な投資信託は運用益に対して20.315%の税率がかかります)。

投資対象は、金融庁が長期の積立・分散投資に適していると認めた投資信託のみ。最低投資額を100円にしている金融機関もあり、気軽にスタートできます。

『iDeCo(個人型確定拠出年金)』とは

iDeCo

▲出典:野村証券

iDeCo(個人型確定拠出年金)とは、国民年金とは別に老後の資産形成をしておくための制度です。

1年間の積立上限額は職業によって異なります。積立を始めたら原則60歳まで引き出せませんが、手厚い税制優遇が受けられます。

代表的なメリットは以下の3点。

  • 期間中の運用益が非課税
  • 掛金は全額所得控除対象になる
  • 給付時も控除・非課税などの優遇が受けられる

iDeCo用の投資信託や定期預金、保険が投資対象です。

 

さらに詳しい記事はこちら▼

『積立NISA』vs『iDeCo』結局どっちが良いの? 簡単比較

積立NISA iDeCo
投資限度額(年) 40万円 自営業の場合:816,000円
運用期間 最長20年 (20歳以上)~60歳
引き出せる時期 いつでも 60歳まで原則不可
投資対象 国の基準を満たした投資信託・ETF iDeCo用の投資信託・定期預金・保険
非課税対象 運用益 運用益(所得控除あり)

▲『積立NISA』『iDeCo』比較表

積立NISAとiDeCo、どちらにするか決めるのは難しいもの。

以下で選ぶ際の基準をご紹介します。

急にまとまった資金が必要になるかもしれないなら『積立NISA』

iDeCoは、開始すると原則60歳まではお金を引き出せません。

しかし60歳までの間には、家族が増えたり家を買ったりと、ライフイベントが盛りだくさんです。老後の資金を貯めるとはいっても、必要なときにお金が足りなくては元も子もありません。

積立NISAであればいつでも引き出せるため、急にお金が必要になったときにも安心です。

ただし、積立NISAには元本確保型の商品がなく、短期間で引き出してしまうと評価額がマイナスになってしまう可能性も。積立開始から10年以内に使う予定があるならば、堅実な積立定期預金にしておくか、会社の財形貯蓄を利用するのがおすすめです。

老後にお金の心配をしたくないなら『iDeCo』

老後の年金給付額が心配される昨今。老後に備えて確実にお金を蓄えたいのであれば、税金面の優遇が積立NISAよりも手厚いiDeCoがおすすめです。

金融機関が提供しているシミュレーションを使えば、どれだけお得に貯められるのか簡単に調べられます。

長期投資には『iDeCo』『積立NISA』どちらも適している

積立NISAもiDeCoも投資の一種。元本割れのリスクはつきものです。

しかし一般的には、長期的な投資では評価額が投資総額を下回る可能性は低いと言われています。金融庁の資料によれば、投資対象を分散して20年以上積み立てた場合、投資収益率が年率2~8%の間に収まる傾向があるとのことです。

長期・分散投資に適した投資信託が多くラインナップされているiDeCoや積立NISAであれば、安心して投資の第一歩を踏み出せるでしょう。

まとめ:ライフプランに合った投資を

積立NISAとiDeCoは、運用益が非課税になる以外にも、それぞれに特徴的なメリットがあります。どちらか一方から始めることはもちろん、両方を併用し、税制優遇のメリットを最大限享受するのも選択肢のひとつです。

自らのライフプランに合わせ、資産形成する際の参考にしてください。

(執筆:定久優美 編集:Workship MAGAZINE編集部)

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