UI/UXデザインにおける8つの黄金法則【ベン・シュナイダーマン氏に学ぶ】
- UI/UXデザイン
- ユーザビリティ
ユーザビリティとは、一般的に「使いやすさ」を意味し、UIデザインの指標のひとつです。
ユーザビリティについては考え方や定義が広いですが、代表的に取り上げられることが多いのが、以下のISO 9241-11における定義です。
「特定の利用状況において、特定のユーザによって、ある製品が、指定された目標を達成するために用いられるときの、有効さ、効率、ユーザの満足度の度合い」
また、この定義文に用いられている用語の定義は以下の通りです。
ユーザ:システムやサービスとインタラクションする人
・利用状況:ユーザ、目標やタスク、環境の組合せ
・効果:ユーザが特定の目標を達成する上での正確性及び完全性
・効率:達成された結果対して費やした資源
・満足:システム、製品やサービスの利用によるユーザの期待が満たされている程度に関するユーザの不快感のなさや、肯定的な感情
・目標:意図する成果
前述のユーザビリティの定義について注目すべき点は、「特定の利用状況」「特定のユーザ」「指定された目標」です。
つまり単に使いやすいだけでなく、誰が、どんな状況で、何を目的に使うかによって最適化する必要があるという点が重要です。ユーザビリティとUXの意味合いは近しいですが、「UX」という言葉が広まる以前はUXのような考え方はユーザビリティと呼いました。
それから「ユーザビリティを向上させよう」という活動を行っていくなかで、使いやすさだけでなく利用状況やユーザーの感情により焦点を当てるべきだというUXの概念が登場し、徐々にユーザビリティからUXに概念がシフトしていきました。
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