Twitterアナリティクスを使って効果的なSNSマーケティングを考えよう

Twitter

Twitterといえば、誰もが知っている有名なソーシャルネットワークサービスです。Twitterでは膨大なユーザーと情報の中から、日々新しいトレンドが生み出されています。

このTwitter上にあふれ返る情報を、無料で解析・収集できるTwitter公式サービスが「Twitterアナリティクス」です。デジタルマーケット戦略において、ユーザーの好みや興味を知ることは直接収益へと繋がります。

今回は、Twitterアナリティクスを使ってできる10のことをご紹介いたします。Twitterアナリティクスを使ったことがある人もない人も、この記事を読んでぜひTwitterアナリティクスを活用してみてください。

1. フォロワー数、プロフィールへのアクセス数、インプレッション数の推移を確認できる

Twitter

Twitterアナリティクスページの「ホーム」タブでは、ログイン中のアカウントに関する統計的なデータを見られます。

  • ツイート数
  • ツイートのインプレッション数(ツイートが他のユーザーに見られた数)
  • プロフィールへのアクセス数
  • メンション(@ツイート)数
  • フォロワー数

の推移を確認できるので、現在のTwitterマーケティング戦略がうまくいっているかを把握できます。

2. 月別で評価の高かったツイートを確認できる

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「ホーム」タブ画面では、月ごとの詳細なデータを確認できます。

その月に最もインプレッションを獲得した

  • トップツイート
  • トップのメンションツイート
  • トップフォロワー(フォロワーの多いアカウントからフォローされること)
  • トップのメディアツイート(画像・動画へのインプレッションが多いツイート)

が表示されます。

この情報からは、最も人気の出たコンテンツを確認でき、それにより過去に上手くいったパターンを繰り返すことも可能でしょう。

マーティングがうまくいくことでインプレッション数は増えるため、これらの情報はユーザーからの間接的なフィードバックともいえます。

3. インプレッションをヒストグラムで細かく分析できる

Twitter3 オーガニックコンテンツ(長期的な顧客を獲得するためのコンテンツ)をうまく活用することがデジタルマーケット戦略では重要です。

ホーム画面の「ツイート」を開いて、総合的なインプレッションを確認しましょう。指定した日付のインプレッションが、ヒストグラムで表示されます。

このデータから、投稿に最も適した曜日や、効果的なハッシュタグなど、マーケット戦略を立てられます。

4. 各ツイートのパラメーターを分析できる

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「ツイート」タブのヒストグラム下では、ツイートごとに詳細なデータが掲載されています。

  • インプレッション(ツイートが他のユーザーに見られた数)
  • エンゲージメント(ツイートがクリック、RT、いいね、返信された数)
  • エンゲージメント率(エンゲージメント数 ÷ インプレッション数)

を確認できます。

エンゲージメント率が低いツイートはその原因を分析することで改善を打ち出すことが可能です。エンゲージメント率が高いツイートは、その傾向を分析することで今後のマーケティングに役立てられます。

5. エンゲージメントをグラフで確認できる

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「ツイート」タブ画面の右側には、

  • エンゲージメント率
  • リンククリック数(CTA)
  • リツイート数
  • リプライ数

のパラメータがグラフで表示されています。

CTA(行動喚起)やマーケット戦略の成果を一目で確認できる仕組みとなっています。

6. プロモツイートのROI(投資収益率)を分析できる

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タイムラインに表示される広告を「プロモツイート」と言います。プロモーションを促進するのに効果的な方法で、多くの企業が利用しています。

確認するには、「ツイート」のタブを開き、ヒストグラム下の「プロモーション」をクリックします。すると、オーガニックツイートとプロモツイートがグラフ上に表示されます。上記画像では、黄色い部分がプロモツイートです。ここで確認できるデータを使って、投資と収益のバランスを計算できます。

7. オーディエンスの興味関心を学べる

Twitter7Twitterアナリティクスを使えば、フォロワーの属性を調べられます。サードパーティ製のツールに頼る必要がないのはTwitterの強みです。

「オーディエンス」のタブでは、

  • フォロワーの興味関心
  • 性別
  • 利用している携帯電話会社

の統計データを確認できます

中でも、フォロワーの興味関心は新しいキャンペーンを作る際に非常に山行となります。ターゲットに合わせた戦略を取って、エンゲージメントの増加に繋げましょう。

8. オーディエンスの詳細を確認できる

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「オーディエンス」タブ内の「人口特性」タブでは、オーディエンスの言語、性別、地域などの情報を見られます。

さらに詳細な情報も確認できるので、ある特定のターゲットに向けてキャンペーンを行う際にとても役に立ちます。

9. Twitter上で話題のイベントや祝日を確認できる

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Twitterアナリティクスでは、Twitter上で話題の祝日やイベント情報を簡単に確認できます。「イベント」のタブをクリックすると、話題の祝日やイベントと、それらのターゲット層の統計データを見られます。

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また、地域や時期を指定してイベントを探すこともできます。自分のターゲット層に合わせて、祝日やイベントに合わせたキャンペーンを打ち出しましょう。

10. Webサイトのコンバージョンをトラッキングできる

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「詳細」タブ内の「コンバージョントラッキング」から、広告にリンクした後のエンゲージメントをトラッキングする設定が行えます。Webサイトで行われたトランザクションをTwitterに渡すことで、ROI(投資収益率)を深く分析できます。

コンバージョントラッキングを利用する際には、画面右の「利用規約」に同意し、専用のWebサイトタグを生成しましょう。そのタグをターゲットのWebサイトに設置して完了です。

おまけ: データをエクスポートする

データをエクスポート

Twitterアナリティクスのすべてのデータは、.CSVファイルとしてエクスポートできます。ExcelやKeynoteで.CSVデータを読み込み、データ分析やレポート作成を効率よく行いましょう。

また、さらに深い分析や、ハッシュタグやキーワードの情報を集めたいときは、サードパーティー製のツールを使うのも良いでしょう。例えば『Socialert』を使うことで、ハッシュタグをリアルタイムで解析できます。

最後に

いかがだったでしょうか?

Twitterアナリティクスについて興味が出た方も、すでに知っていた方も、今回紹介した方法を参考に今後のマーケット戦略にぜひ役立ててみてください。

(翻訳:Juri Andou)

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