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Twitterの収益化機能「チケット制スペース」が6月23日よりテスト開始

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日本時間の6月23日午前3時、Twitter社は2つの収益化機能「チケット制スペース」と「スーパーフォロー」を発表しました。現在、テストユーザーの募集が始まっています。

https://twitter.com/TwitterMedia/status/1407398409581993985

スーパーフォローは2021年6月上旬に公表されていましたが、チケット制スペースはまったくの新情報……。一体、どのようなものなのでしょうか。

この記事では、チケット制スペースの使用条件と申請方法を解説します。

チケット制スペースとは?

チケット制スペースとは、チケット購入者だけが参加できるスペース。ホストはチケット販売を通して利益が得られます。

Twitter社は「ファンとより密接に繋がれる」「オーディエンスの場所に関わらず収益を得る」という2つのメリットがあると述べています。

チケット制スペースを作成する際は、日時を決め、チケットの枚数を選択し、価格を設定します。

チケットの購入金額は1ドル〜999ドルの間で自由に決められ、招待可能人数は5人〜100人まで。

ツイートでフォロワーにチケットの購入を呼びかけることも可能です。

チケットの売上は約45日後に口座に入金されます。売上からAppleやGoogleが適用するプラットフォーム手数料が差し引かれた後の金額のうち、最大97%がユーザーに支払われます

また、チケット制スペースに入室できるのは18歳以上のユーザーのみとなっています。

チケット制スペースを使う条件は?

チケット制スペースを申請するための条件は4つ。

  • フォロワーが1,000人以上いること
  • 過去30日間に3回以上スペースをホストしていること
  • 18歳以上であること
  • 2要素認証をオンにしていること

スペースの回数についてはリスナー・発言者としての参加はカウントされません。あくまでもホストとして開催した回数です。

2要素認証についてはこちらの画像には載っていませんが、登録の際に「もうひとつお願いがあります…」という案内とともにプロフィール変更を求められました。

チケット制スペースの申請方法

チケット制スペースを使うためには、Twitterのメニュー画面に新たに追加された「☆収益を得る」をタップ。チケット制スペースの申し込みを行うことでテストユーザーとしての申請が可能です。

上記の条件を満たしている場合に限り、申請が可能です。案内に従って登録すると「プロフィールを完成させる」という項目があり、2要素認証をオンにすると「続ける」ボタンをタップできるようになりました。

▲2要素認証オフだと申請ができない

▲2要素認証をオンにすることで申請が可能に

プロフィール文や場所については筆者は比較的ふざけた記入をしているのですが、特に問題にならなかったため、「記入さえしていればOK」と思われます。

その後はスペースの内容を自由記述形式にて入力します。筆者は「他クリエイターとの対談」と記入しました。

申し込みが完了し、承認されれば10日以内にチケット制スペースが使用可能になります。

今回はテストユーザーの募集

今回のチケット制スペースとスーパーフォローは数ヶ月以内に全ユーザーが利用できる予定で、今回の募集は少数のユーザーにテストしてもらう意図とのこと。

なお、同時に発表されたスーパーフォローは米国ユーザー/端末はiOSのみ対応となっているため、日本でのサービス提供はまだしばらく先のこととなりそうです。

参考:Twitterブログ

(執筆:少年B 編集:泉)

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