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あらゆる業務に携わるUI/UXデザイナー。日々の仕事に追われて、ついつい基本的なルールを忘れてしまうこともあるはずです。
今回はどんなUI/UXデザインにも共通する、忘れてはいけない3つの黄金原則をご紹介します。
UXデザイナーは、あくまでデザイナー。製品の本来のユーザーではありません。「自分の心理=ユーザーの心理」だと思い込むのは危険です。
また以下のような立場の人も、ユーザーと想定するのは避けましょう。
製品のユーザーは、自分自身でも同僚でも家族でもなく、実際のエンドユーザーです。ユーザーを正確に理解するためにも、以下のような質問を自分自身に投げかけてみましょう。
ユーザーは、UXデザイナーが作り出した仮定やビジネスゴール通りに動いてくれません。デザイナーの制約やプロジェクトの制限、チームの規模、デザインの方針、コーディングでの実現性などの裏事情とも一切無関係です。
こうしたことを踏まえると、UXデザイナーが気を配るべきなのは、以下の3点のみに絞られます。
デザイナーのこだわりによってデザイン過剰になったUIは、かえってユーザーを混乱させてしまいます。
不要な要素は排除して、ミニマルで使いやすく、ユーザーに意識されないようなインターフェイスを心がけましょう。以下のような要素はUIから排除できるはずです。
UI/UXデザイナーとしてきちんと仕事をしていると思われたいがために、必要以上にデザインを詰め込むのは避けましょう。なぜ要素を排除したのかをきちんと説明し、ユーザーにとって適切なデザインになっているか検証するほうが合理的です。
検証結果が出たら、ユーザーが必要としている要素だけを追加しましょう。
使える素材が手元にあるなら、わざわざ時間をかけて1から作り直す必要はありません。
多くのデザイナーが、UIキット、アニメーション、インタラクションパターンなどをプロジェクトごとに1から作っています。本当に必要な場合は1から作ることも考慮すべきですが、プライドや能力の誇示のために時間や労力を無駄にするのは避けましょう。
デザインの中心にあるべきなのは、デザイナーの希望ではなく、ユーザーの希望です。ほとんどのプロジェクトには、1から作った新しいデザインシステムは必要ありません。
最後に改めて、3つの黄金原則をまとめておきます。
どんなに忙しくても、いや忙しいからこそ、黄金原則を守ることが大切です。作業を効率的にし、無駄がなく美しいUI/UXデザインを実現できるでしょう。
(執筆:Nick Lawrence 翻訳:中島あすか 編集:泉 提供元:UX Planet)
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