エンジニアの副業は週1からでも可能?副業の例や探し方も解説
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大表的なWebデザイン用語である、UX(ユーザーエクスペリエンス)とユーザビリティ。その違いがよくわからないという人もいるのではないでしょうか。
この記事では、混同されがちなUXとユーザビリティの違いについて説明していきます。
まずはそれぞれの定義から見ていきましょう。
UXとは、名前の通り製品やサービスを使うことによってユーザーが感じたり、得られたりする体験全般のことを指します。ユーザーがどんな経験をするか、ということですね。
UX白書によると、UXは「一般的な意味における経験」とは異なり、システムと出会うことに由来する経験だといいます。UXデザイナーはその経験を、より楽しいものへとデザインします。
ユーザビリティを向上させることで、製品やサービスの使いやすさや利用効率を上げられます。目的達成のために、不便なく使えるということはユーザーの満足度向上に直接関わってきます。
国際標準化機構によるとユーザビリティは「特定の利用状況において、特定のユーザによって、ある製品が、指定された目標を達成するために用いられる際の、有効さ、効率、ユーザの満足度の度合い」と定められています。
さらにアクセシビリティという言葉もありますが、これはユーザーの属性を選ばず誰でも簡単にウェブサイト等にアクセスし、サービスを使用できるという意味なので、ユーザビリティとの混同には注意です。
ユーザビリティを向上させた製品やサービスは、結果的にユーザーにとってより良い体験をもたらします。つまり、ユーザビリティの改善が製品のUXデザインの質を向上させているのです。
良いユーザビリティとは、使いやすいということだけではありません。目的や状況に合わせた使い勝手のよさが求められます。
例えばプレゼント用の大小ボックスがふたつあるとします。
ひとつはワンタッチで開ける、大きくて重い箱。もうひとつは、みかん箱のような形をした小さくて軽い箱です。大きい箱の方は色々なものが入るし、一見して開閉が簡単そうですが運びづらく保存するのにも一苦労。これは機能そのものが優秀でも、「ユーザビリティが悪い」製品です。
逆に小さい箱の方は、シンプルな装飾で中身の容量は少ないかもしれませんが、持ち運びに便利で開けるという楽しみもあります。達成までの苦労が少ないため、多く使われるのはおそらくこちらでしょう。
どんなにサービス内容が良くても、製作者が意図するところにたどり着くまでに、使いづらくて離脱されてしまっては意味がありません。コンバージョン率を上げるには、まずユーザビリティを上げましょう。
ここからは、製品やサービスの制作において、必要な要素と対応する質問をそれぞれ見ていきましょう。
UXデザインとユーザビリティを高めるために、以下のことをチェックします。
UXとユーザビリティは似て非なるものですが、どちらも密接に繋がっています。
良きサービスを作るために、ユーザーを第一に考えるところから始めましょう。
(翻訳:Kelala)