エンジニアの副業は週1からでも可能?副業の例や探し方も解説
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閲覧者の目をひくWebデザインを制作するために、画像や動画は一般的に用いられています。しかし、現在はそれ以外にも多種多様な手法が存在しています。
今回は、いま注目したいWebデザインの最新トレンドを5つ紹介します。
新しいトレンドを取り入れてみたいものの、今までとあまりかけ離れたものには手が出しづらいという方には「360°パノラマ」がおすすめです。360°パノラマはインタラクティブなツールとしても、そうでないツールとしても活用することができます。
プロジェクトの内容や予算に応じて、画像や動画のようにWebデザインに取り入れることができる360°パノラマ。オフィスを360度カメラで紹介するVIRTUAL360°など、さまざまなWebサイトに取り入れられています。
もう少し手の込んだ手法を取り入れたい方には、「パララックス(視差効果)」がおすすめです。パララックスは導入の難易度もそれほど高くなく、下記のCode Resolutionのように、抽象芸術を思わせる奥行きのあるデザインを可能にしてくれます。
マウス関連のエフェクトにはいくつかの種類がありますが、その中でもマウスカーソルに尾をつけて軌跡を描かせるのが一般的です。しかし、マウスエフェクトの可能性はそれだけにとどまりません。下記のUrsa Major Superclusterのホーム画面を見てみましょう。
ハイテクでミニマルなテイストのWebサイトに、マウスエフェクトが取り入れられています。前述したような一般的なエフェクトとはまったく異なる、ユーザーが能動的に関わることによって成り立つ素晴らしいデザインです。
さらに、下記のBrainFuturesに用いられているパーティクルエフェクトも、マウスを利用したインタラクティブで魅力的なエフェクトです。
パーティクルエフェクトは数年前に登場し、一気に話題になりました。現在は他のエフェクトの登場などによって人気が落ち着いてきましたが、それでもBrainFuturesという実例からも明らかなように、いまなお魅力的なエフェクトであるといえます。
ユーザーの心を掴むツールとして忘れてはいけないのがアニメーションです。ダイナミックで大掛かりなものから繊細でシンプルなものまで種類はさまざま。静的なデザインの領域から一歩踏み出して動的な要素を取り入れることによって、Webサイトの魅力はぐっと高まります。
下記のSynapses Creativesもアニメーションを取り入れたWebサイトです。ホームページに配置された都市とコンベアのアニメーションは、会社の専門分野と創造性を同時に表しています。
より抽象的で幾何学的なアニメーションの参考になるのが、下記のLes AnimalsとI am Boomです。
Les AnimalsのWebサイトには、液体のようなアニメーションが画面いっぱいに広がっています。独創的なアニメーションがユーザーの目をひきます。
I am Boomは抽象的なアニメーションが印象的な個人のポートフォリオです。さまざまな大きさの円によってデザインが構成されており、それらの色が混ざったり、弾けたりするというシンプルで美しいアニメーションで楽しませてくれます。
Webデザインのレベルをもう一段階上げたい方には、Three.jpやGSAPなどを利用してWebGLを取り入れることをおすすめします。WebGLとは、ブラウザ上に3次元CGを表示させる技術。ブラウザの互換性や莫大なデータ量などの課題はありますが、それでもなお魅力的なツールです。
下記のBacterは、このWebGLをメインとして扱うのではなくバックグラウンドにうまく取り入れています。
Bacterはビデオ製作会社によるWebポートフォリオ。新しい技術であるWebGLを取り入れつつ、ニュートラルカラーと静かなアニメーションによって視認性が保たれており、閲覧者はコンテンツに集中することができます。
アニメーションやインタラクティブなツールは間違いなく強い武器になりますが、これら以外にも閲覧者に強い印象を与える方法があります。下記のSophie HustinのWebサイトはその一例です。
ミニマルでクリーンなデザインのWebサイト。メインメニューが隠されているため、まずリンクを見つけることが必要です。このようなちょっとした仕掛けによって閲覧者の自然な好奇心を刺激し、差別化を図れます。
下記のUntold Digitalが取り入れているのも同じ手法です。こちらはメニューを隠すだけでなく、スクリーンの一番目立つところにWebGLを配置することによって、ランディングページをより魅力的なものにしています。
「第一印象が全てを決める」といわれます。閲覧者が最初に見るページは、あなたが自信を持って誇ることができるものになっているでしょうか。
壮大な写真、魅力的な視覚効果、インタラクティブな仕掛け、傑出したアニメーション、またはちょっとしたメニューの表示方法など、こだわりかたはさまざまです。トレンドを恐れずに取り入れ、ユーザーの心を掴むWebサイト製作にチャレンジしてみましょう。
(原文:Nataly Birch 翻訳:Asuka Nakajima)