エンジニアの副業は週1からでも可能?副業の例や探し方も解説
- ITエンジニア
- 副業
WordPressは世界で最も人気のあるCMSです。
WordPressにはさまざまなテーマ(テンプレート)が存在しますが、中にはテーマを自作したいと思っている方も多いでしょう。オリジナルテーマを作成することで、WordPressというCMSの仕組みを学べるほか、テーマを自分好みにカスタマイズする方法を学べます。
今回は、Wordpressテーマ作成に役立つ無料のリソースを10個ご紹介します。これまでテーマ(あるいは子テーマ)の編集をした経験が少しでもあり、もう一段階レベルアップしたいと思っている方はぜひこの記事をご覧ください。
WordPressテーマ作成に役立つ無料プラグイン/リソース5選
Workship MAGAZINE
まず、WordPressのテーマを自作するメリットを3つご紹介します。
オリジナルテーマを作成する大きなメリットのひとつに、自分の思いどおりのデザインと機能を叶えられる点が挙げられます。
既成のテーマを編集して自分好みに変えていくのも良いですが、地道な作業であり時間もかかります。
また他人が作ったテーマを使用していると、面倒なことも起こるでしょう。結局は自分に必要なものだけを実装し、不要なものは省くべきなのです。
テーマを自作することで余計なコードを含まずに済み、また自分で書いたコードは後から楽に管理できるでしょう。
ウェブサイト制作を仕事にしている方ならば、まずはテーマフレームワーク(またはスターターテーマ)を使用するのがよいでしょう。これらは装飾も少なくシンプルですが、自分好みにカスタマイズしやすいのが特徴です。
例えば、多くの開発者はUnderscoresなどのパッケージを用いてテンプレートを繰り返し利用しています。これによりWordPressテーマに必要なファイルが簡単に揃い、開発スピードも上がります。
まったくのゼロからテーマを作成するのではありませんが、テンプレートも上手く活用すれば自分の思いどおりのオリジナルテーマに変身させられるでしょう。
数多くのWordPressテーマがウェブ上で配布・販売される今、テーマを自作するには絶好のタイミングです。
オリジナルテーマを公開することは、あなたが実装できるデザインや機能を外部にアピールすることに繋がります。
多くのユーザーに向けた汎用性の高いテーマから、ニッチなユーザー向けのこだわりテーマまで、その可能性は無限大です。
いずれにせよ、自作テーマが他の人に選ばれるのは非常に嬉しいものですし、収入を得るチャンスでもあります。
ここまでは、WordPressテーマを自作することのメリットをご紹介しました。
では、実際にテーマ作成に使えるリソースをいくつか見ていきましょう。
コードリソースからプラグインまでご紹介しますので、あなたに最適なものを選んでください。
WordPress Codexのテーマ作成ドキュメントは、テーマを自作する上でまずチェックしたいリソースです。
テーマの構成、コーディング規約やカスタマイズに関する情報が豊富に載っています。数あるリソースの中で最も包括的なのがこのドキュメントであり、テーマ作成を進める上で大いに役立つでしょう。
また、Theme Handbookにもぜひ目を通してみましょう。
WordPressテンプレートタグのリファレンスです。
カテゴリ別リストから任意の項目を選択すると、定義とサンプルコードのスニペットが表示されます。
Hastyは自作テーマ用のカスタムコードを簡単に作成できる無料サービスです。
メニュー、カスタム投稿タイプ、サイドバー、タクソノミーなどのコードを素早く作成できるほか、メタボックスやクエリジェネレーターも近い内に対応開始予定とのこと。
Theme Checkは、WordPressテーマレビューチームのメンバーによって開発・使用されているプラグインです。
このプラグインは、テーマのコードを分析し、最新のWordPressコーディング規約に準じているかどうかをチェックしてくれます。安全性や効率性の理由から、WordPressが進化するにつれて規約も変更されているため、Theme Checkを使って古い書き方のコードや安全性の低いコードがないか確認しましょう。
WordPressの開発リーダーであったアンドリュー・ネイシンが開発したプラグインです。
あなたのWordPressテーマで使用されている非推奨ファイル・非推奨機能を教えてくれます。
シンプルなWordPressテーマを自作することは、あなたが想像するよりずっと簡単です。テーマの基本的な構成さえ理解すれば、あとは通常のウェブサイトを作成するのと大きく変わりません。もちろんWordPressには独自の機能やタグがあり、テーマを作成する上でそれらを意識する必要があります。
この記事で紹介したリソースやその他の情報を見ると大変そうに見えるかもしれませんが、これらはテーマ作成を簡単にしてくれる味方なのです。便利な機能がたくさん詰め込まれているWordPress。自分が必要とする機能の使い方を少し調べるだけで、より思い通りのテーマを作成できるでしょう。
これらのリソースを利用してトライ&エラーを重ね、WordPressテーマの限りない可能性を存分に追求してください。
(原文:Eric Karkovack 翻訳:Yui Tamura)
【無料】レスポンシブ対応のWordPressテーマ60選【目的別】
Workship MAGAZINE