エンジニアの副業は週1からでも可能?副業の例や探し方も解説
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エンジニアの需要は年々高まりつつあります。
エンジニアになるにはプログラミングスクールに通ったり、就職して実務経験を積んだりする方法がありますが、地方よりも都市圏の方が機会に恵まれているのが実情です。
そこで注目したいのが、シェアハウス。
と考えるエンジニア(またほエンジニア志望者)から、昨今シェアハウスの人気が高まっています。中にはエンジニアばかりが集まったコンセプト型シェアハウスも……?!
本記事では、今まさにシェアハウスに住んでいる現役エンジニアの私が、メリット・デメリットを交えつつ、エンジニアこそシェアハウスに住むべき理由を解説します!
目次
「シェアハウス」とは文字通り、複数人で家をシェアする居住形態ことです。近年はシェアハウスを舞台にしたドラマや映画も出てきており、その認知度は徐々に高まっています。
個室タイプかドミトリータイプか、男女混合か女性専用かなど、シェアハウスによってそのスタイルは千差万別です。
近年は、特定のコンセプトに特化したシェアハウスも増加しています。
たとえばアーティストやデザイナーだけが住めるクリエイティブ系特化のシェアハウスや、起業家専用のシェアハウスなどです。そしてもちろん、エンジニア向けのシェアハウスも増えてきています。
シェアハウスに住むと、一人暮らしよりも家賃が下がることがほとんどです。さらに通信費や光熱費なども、全て「共益費」に含まれることが多い模様。
またエンジニア向けのシェアハウスであれば、技術書や備品を共有できてさらにお得です。浮いたお金で新しい技術書を買ったり、勉強会に参加したりと、自分のスキルアップに投資しましょう。
シェアハウスに住むと、住民だけでなくその友達や仕事仲間も含めたさまざまな人と交流できます。またシェアハウスによっては、外部の参加者を招いてイベントを行うことも。
それらのつながりの中から、就職先や単発の仕事を紹介してもらえることも少なくありません(実際、筆者も何回かありました!)。
古今東西、よいアイデアが生まれる場所は「風呂・トイレ・ベッド」の3ヶ所だと言われています。いずれも仕事から離れてリラックスできる場所です。シェアハウスの場合は一人暮らし向け物件の設備よりも優れているばあいが多く、よりリラックスできるかもしれません。
また人と話す機会が豊富にあるため、一人では浮かばなかったアイデアが次々と生まれるかもしれません。行き詰まっている開発のヒントや、新しいサービスのタネが生まれることも。積極的にアイデアを人に聞いてもらい、ブラッシュアップする機会を得られます。
シェアハウスは共用スペースが解放されているばあいが多く、イベントを自主開催しやすいメリットがあります。エンジニア向けのシェアハウスでは、参加者が各々の作業を黙々とする「もくもく会」や、ひとつのテーマについて参加者が短いプレゼンを行う「LT(ライトニング・トーク)」などのイベントが盛んに行われています。
交流会と称した飲み会を企画するのもよいでしょう。シェアハウスに興味があるエンジニアと仲良くなるチャンスです。
「どうしても集中しないといけない」「話しかけられると困る」「今日は誰とも話したくない……」そんな日もあるでしょう。そんなとき、個室があるシェアハウスならまだしも、ドミトリータイプのシェアハウスでは一人の空間を確保するのは簡単ではありません。
対策として、一人になれる場所を「シェアハウスの外で」いくつか確保しておくのが良いでしょう。
筆者のばあい、自宅近くのコワーキングスペースやカフェなど、一人で集中して作業したいときに使う場所の候補をいくつか持っています。誰とも話したくないときは近所の公園でぼーっとしたり、ネットカフェに行くことも。
なおシェアハウスの作業環境ですが、エンジニア向けシェアハウスのばあい、パーテーションで仕切られた作業空間などが用意されていることもあります。シェアハウスに入居する前に、作業環境があるか内見の際に確かめておきましょう。
シェアハウスにはさまざまな人が生活しています。起きる時間や寝る時間がバラバラなことも珍しくありません。筆者自身、作業内容によっては深夜や早朝に作業する必要があり、「寝ている人もいるのにどうしよう……」と困ったことがあります。
対策として、深夜作業の予定が必要な時は事前に全員に伝えるようにしています。
「なんだかよくわからないけど、あいつ夜中に作業してうるさいな」といったストレスを相手に抱かせないことが大切です。シェアハウスに住む上でのトラブルの大半は、コミュニケーション不足によるもの。些細なことでも普段と違うことをするのであれば、一言伝えておくとよいでしょう。
シェアハウスについてイメージが湧いてきたところで、実際にエンジニア向けシェアハウスを見てみましょう。
『TECH RESIDENCE(テックレジデンス)』は、恵比寿や目黒、芝公園など、都内の一等地を中心に展開しているエンジニア向けシェアハウスです。勉強会も定期的に開催されており、ガジェット類も充実しています。
入居には条件があり、与信審査と簡単な面談(何を学びたいか、シェアハウスにどんな貢献ができるか、得意分野など)が行われ、通過者のみ入居できます。
家賃は間取りにもよりますが、概ね10万円前後。シェアハウスとしては決して安い金額ではありませんが、入居者はハイレベルなエンジニア・クリエイターばかり。
「もっとスキルアップしたい」「都心で生活したい」という人にはおすすめです。
『_underscore TERRACE (アンダースコアテラス)』は2019年3月にオープンしたばかりのエンジニア向けシェアハウスです。駆け出しエンジニア向けのシェアハウスで、入居者は「お米・うどん・卵支給」「勉強会開催」「仕事の紹介」などのサポートが受けられます。
さらに注目すべきサポートが「メンタリング」サービス。これは月2万円プラスすることで「プログラミングだけでなく、サービスを作ってリリースするまでをサポート」してくれるものです。「単にコードを書くだけでなく、サービスを自分で考え、リリースし、誰かに喜んでもらうまでがエンジニアの本当の楽しみだ」という運営者の思いが反映されたサポートです。
家賃は平塚で4万円、厚木で4万5千円〜(※2019年3月現在)とリーズナブル。駆け出しエンジニアの方は検討してみてはいかがでしょうか。
_underscore TERRACE (アンダースコアテラス)
「エンジニアのシェアハウス」と言えば、『ギークハウス』を思い浮かべる人は多いのではないでしょうか。
ギークハウスの名を冠したシェアハウスは全国各地に30件以上。都心から地方、海外までいたるところにあります。
創始者がエンジニアということもあり、設立当初から感度の高いエンジニアが数多く住んでいます。自分でサービスを持っているという住人も多いです。
ハウスルールや家賃、雰囲気などは各ギークハウスによって異なるため、気になる方は直接ギークハウスに問い合わせてみましょう。
シェアハウスで暮らすイメージが膨らんできましたか?
ここからは、実際にシェアハウスで快適に生活するコツをお伝えします。
シェアハウスが合わずに出て行ってしまう理由として多いのが「一人になれる空間がない」ことです。入居を決めたときには「まあなんとかなるだろう」と思っていても、いざ住み始めると意外と自分一人だけの空間を確保するのは難しいもの……。
先述したとおり、シェアハウスの外に一人になるための避難場所を用意しておくほか、自分なりのリフレッシュ方法を見つけるのがおすすめします。
円滑な人間関係のためには、ストレスが溜まったときにすぐ発散できるようにしておくことが大切です。
「あいさつをする」「共有部分を散らかさない」などのマナーはもちろん、各シェアハウス独自のルールもをきちんと守りましょう。
「ちょっとくらいいいかな」という気の緩みがトラブルの元になることも少なくありません。特にトラブルに発展しやすいのが、「夜間の共有部の使い方」や「友人を呼んでいいかどうか」。事前にきちんと確認しておきましょう。
まったく関わらないのではシェアハウスに住むメリットを享受できませんが、かといって他の住民に干渉しすぎるのもNG。一緒に住んでいるからこそ、言いたくないことだってあるかもしれません。
シェアハウスだけにどっぷり浸かるよりは、適度に外とのつながりも大切にするといいでしょう。万が一シェアハウスの空気が険悪になったとき、逃げ場所があるのは大事です。
スキルを高め合う仲間ができたり、アイデアのタネが生まれたりと、エンジニアがシェアハウスに住むメリットはたくさんあります。
エンジニア向けシェアハウスに興味のある方は、一度イベントや内見に参加してみてはいかがでしょうか?
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