エンジニアの副業は週1からでも可能?副業の例や探し方も解説
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企業に就職すると個人の目標を設定しますが、新入社員でもそれは一緒。適切な目標を設定すれば、働くモチベーションにつながります。
ここでは、目標設定の際に押さえるべき3つのポイントと、具体的な目標を作成するのに便利なフレームワークを紹介します。
明確な目標を設定することで、自分のすべき仕事が明らかになりモチベーションアップにつながります。
目標設定理論では、モチベーションの違いは設定する目標の違いによって起こるとされています。明確で具体的な目標は曖昧に設定された目標よりもモチベーションアップに効果的です。
適切な目標設定と、達成に向けた行動をを繰り返すうち、自分にとっての課題を見極め、その解決のためにすべきことを考えるスキルが効率よく身につきます。
あまりにも高い目標を設定してしまうと、達成できずにモチベーションが低下してしまう恐れがあります。新入社員にとってまず重要なのは、成功体験を積み上げて自信をつけることです。自分の現状の能力を客観的に分析したうえで目標を設定しましょう。
目標は中長期的(3〜5年)なものからと短期的(1年以内)な目標を設定するようにしましょう。
設定の際にはまず中長期的な目標から設定し、その目標の要件を洗い出して課題に落とし込んだものが短期的な目標となります。新入社員は先輩を目標に定めると課題の設定がしやすいです。
自身のキャリアビジョンと目標を照らし合わせることで、仕事に主体的に取り組みながら軸のぶれないキャリアアップを目指せます。
たとえばあなたの長期的な目標が「出世すること」や「フリーランスでも稼げる人材になること」だったとして、そのために独りよがりな短期目標を立てて勝手に行動し、会社やチームに迷惑をかけるのは社会人としてNG。
目標設定の際には上司や先輩としっかり相談し、会社やチームの方針と個人の目標をすり合わせましょう。あなたがなりたい人物像に必要なスキルの習得に導いてくれるはずです。
このとき注意したいのが、上司や先輩から与えられた課題をこなすだけになってしまうこと。相談前に目標となる人物像を明確に描いておき、近づくための具体的な方策を自発的に考えられるようにしましょう。
SMARTとは、ジョージ・T・ドランが提唱した目標設定のフレームワークです。5つのチェックポイントの頭文字をとって「SMART」と呼びますが、企業や人によって似た意味の異なる単語にアレンジされることも。ここではSMARTの代表的なフレームワークに従って紹介します。
目標は誰が見ても理解できるものにしましょう。具体的な言葉で表現したり、数値目標を入れたりするのが効果的です。
【具体例】
- 毎日記事を執筆する
↓- 毎日3000字程度の記事を1本執筆する
数値目標を立てることで、目標への到達度合いを定量的に確認できます。先輩や上司と進捗状況を共有しやすくなるのもメリットです。
【具体例】
- 商品をたくさん売る
↓- 商品Aを200個売る
無理のない目標でモチベーション維持を図ります。新入社員は上司とよく相談し、その目標が実現可能かどうかを確認しましょう。
【具体例】
- 利益1000万円を達成する
↓- 月に2件の新規顧客を獲得する
自分にとって魅力的な目標であるのかと同時に、それがチームや会社にとっての目標達成を促進するかどうか確認しましょう。
【具体例】
- 月に50件訪問に行く
↓- 月に2件の新規顧客を獲得する
たとえば新人営業マンが訪問数だけを目標としてしまうと、確かに場数は踏めますが、「効率的に利益を上げるにはどうすべきか」という点を考える機会は少なくなってしまいます。
「契約成立」を目標に設定すれば会社の利益に直結するだけでなく、「まずは訪問数を増やして経験を積もう」「今度は顧客の心をつかむトーキングを勉強してみよう」などのように、目標達成の過程にさらに細かな目標を立て、自分に見合った成長ルートを自発的に考えられるようになります。結果にならない・評価されない努力に時間を費やしてしまうリスクを避けられるのです。
期限を決めずに仕事をすると、つい集中力を切らしてしまったり、「そのうちやればいいや」と考えてしまったりするものです。必ず「いつまでに達成する」という期限や締め切りを設定しましょう。進捗の可視化にも効果的です。
【具体例】
- 簿記2級を取得する
↓- 11月の試験で簿記2級に合格する
意識づけのために目標を書き出すことは非常に有効で、実際に目標達成率が上がったという調査結果もあります。
SMARTの各項目を書き出した目標設定シートを作成し、目標をブラッシュアップしてみましょう。はじめに大まかな目標を書き出してみてから細かい部分を修正していくと効果的です。
期限後にシートを見ながら振り返りをして、次回の目標を設定しましょう。
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入社したばかりの新入社員は、仕事の勝手がわからず目標を設定するのが難しいかもしれません。まずは身近な先輩を目標に設定するのがおすすめです。必要な要件に分解しやすいですし、相談もしやすいでしょう。
成長を楽しめる目標を設定して働きましょう。
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