エンジニアの副業は週1からでも可能?副業の例や探し方も解説
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Instagramのユーザーは世界中でなんと7億人を超えています。
Instagramは現在、ビジネスを成功させるうえで欠かすことのできない優秀なマーケティングチャネルとなっているのです。実際に、大手企業や有名ブランドのアカウントは数多く存在しています。
Instagramの魅力は、投稿したものに対してターゲットのリアルな反応が目に見える形で返ってくるというユニークさにあります。では、Instagramを自社マーケティングに活用する際のポイントは一体どこにあるのでしょうか。
この記事では、Instagramでコンテンツを最適化して自社の売上をアップさせるための、簡単で、かつ最も効果的な9つの方法をご紹介します。
Instagramは、写真というビジュアルがメインのソーシャルメディアです。画像を投稿するときは、高画質の画像だけを投稿しましょう。
理想としては、画像は目を引くクリエイティブなもので、自分が宣伝したい商品を目立たせてくれるものがおすすめです。ターゲットは、アカウントのプロフィールを閲覧すれば、すぐにブランドを認識するはずです。
下記の画像は、『Taco Bell』によってInstagramに投稿された画像です。陽気でカラフルなイメージを連想させますよね。これは、『Taco Bell』の根本的なブランディングに沿うものになっています。
Instagramに投稿する画像はどれも、自社のブランドイメージに沿った、会社の全体的なブランディングやビジネス戦略にマッチするものであるべきです。おしゃれでこぢんまりとしたお店なら、Instagramの画像はそのトーンを裏切ってはいけません。
「この画像は私たちのブランドイメージにあっているのか?」という問いを、Instagramに投稿する画像の1枚1枚に問い続けましょう。これがはInstagramのキャプションにまで及びます。違う雰囲気やトーンで切り替えたりせずに、画像に一貫性をもたせましょう。また継続的に投稿していくことも重要です。
オリジナル画像ばかりで代わり映えがしなければ、写真素材を使うとアカウントにバラエティをもたせられます。高画質写真がたくさん掲載されている著作権フリーの画像サイトはたくさんあるので、そこから簡単に探すこともできます。さらに、『Canva』のようなWebツールを使えば割引セールやサンプル、コンテスト用のカスタム画像も作れるのです。
一番のポイントは、Instagramの画像はブランドの第一印象を決めるということです。ですから、必ず選び抜いた素晴らしい画像を投稿しましょう。
Instagramの広告を利用すると、新規のターゲットにリーチすることができます。特にブランドやビジネスが新しいものであれば広告の効果は高くなるでしょう。
また、Instagramの広告は自社商品に興味をもちそうなターゲットにリーチするための手段としても活用できます。『InflowStyle』がInstagramの広告で行っているのがまさにこれです。
流行に敏感なスポーツウェアブランドは、アメリカで25歳〜34歳の女性をターゲットにしInstagramの広告キャンペーンをはじめました。『InflowStyle』の広告には「今すぐ買う」ボタンが付いおり、ユーザーは、ワンタップで商品やサイトのカテゴリーページに移動することができます。
『InflowStyle』の売上はこのキャンペーンで5倍に増加しました。コンバージョン対コストも80%減少し、広告費のリターンは6倍にも跳ね上がったのです。
このことから、Instagramで成功している戦略を見つけることはビジネスのきっかけを生む重要なポイントであることがわかります。これまでのInstagramマーケティングの問題は、投稿した画像にリンクを配置できないことでした。そのため企業は、プロフィールのリンクからファンをサイトに誘導する必要があったのです。同時に、継続的なリンクのアップデートも必要でした。
しかし広告を使用すれは、Instagramの投稿にサイトへのリンクを配置できます。Instagramは現在、『Shopify』と協業して、切れ目のない顧客のチェック情報用の商品タグを提供しています。
Instagram広告の効果をさらに上げるためには、サイトに訪問したことのある人を巻き込むリターゲティングが効果的です。リターゲティングとは、商品を購入せずにサイトを離れたユーザーにターゲットを絞って広告を打つこと。2016年でのInstagram広告ラインナップに登場する前に2015年Facebookが開催したのが始まりでした。
Instagramのダイナミック広告では、適切な商品を適切なタイミングでターゲットに宣伝することができます。サイトやモバイルアプリを使用した後にInstagramを開くと、サイトやアプリで見ていたものから複数の関連商品にひもづく広告が表示されるのです。
M・ゲミー氏にとってこれは大きな成功となりました。実際、Instagramでのキャンペーンは他のソーシャルメディアでのキャンペーンに比べて、ターゲットを特定ユーザーに絞っているにも関わらず大きな成功を収めたのです。
Instagramでは、他のチャネルの2倍のコンバージョンを生み出し、トータルセールスの25%がInstagram経由のものでした。CPAも他チャネルに比べて3分の1まで低くなっているのです。
リターゲティングではひとつの特定商品にフォーカスでき、カルーセル形式を用いて類似アイテムを目立たせ、顧客を導きたい方向へと誘導することができます。
Instagramに広告を表示させる手順
STEP1: Facebook Pixelをダウンロードする
STEP2: 全商品のカタログをBusiness Managerにアップロードする
STEP3: サイトで閲覧した商品や、アップロードした商品画像に基づいて自動的に広告が表示
(これは、Facebookのバックエンドシステムが最も関連のあるコンテンツ広告をカテゴライズした方法にもとづいて決定しています。)
インフルエンサーとは、既にオーディエンスを確立していて影響力のあるインスタグラマーのことです。フォロワーは、インフルエンサーのオススメやアドバイスを頼りにしているため、次第にブランドも自社製品の宣伝にインフルエンサーを使うようになってきています。
Instagramが提供するのは、インフルエンサーの助けを借りてターゲットを巻きこむという、完璧なマーケティング手段です。良いインフルエンサーが用いたマーケティング戦略によって打ちだされた商品は、拡散されより多くのターゲットに届き、大きな話題となります。その結果、最終的には高リターン高コンバージョンをもたらすのです。
インフルエンサーのコンテンツから生み出す売上を上げるために、インフルエンサーにディスカウントコードやプロモーションリンクを渡してください。複数のインフルエンサーに商品を宣伝してもらうつもりなら、それぞれに独自のコードやリンクを割り当てて個別のコンバージョンを追えるようにしておきましょう。
たとえば、化粧品ブランドのGlossierはInstagramの美容系インフルエンサーを使って商品を宣伝しています。下記のスクリーンショットでわかるように、極小インフルエンサーであるグレース・アボットは商品の独自プロモーションリンクを提供しました。リンクから訪問すると、フォロワーはGlossierでの初回購入の20%割引を受けられます。多くのフォロワーをもつインフルエンサーの存在は、Glossierというブランドにとってとても重要なリソースとなっているのです。
Instagramのインフルエンサーマーケティングは、より多くの人に自社ブランドについて興味をもってもらうことで検索エンジンのランキングを上げる優れた手段です。有料広告に比べて口コミ広告経由の顧客は維持率が37%高いという調査結果が明らかになっています。
高画質画像でもターゲットの興味を引くことはできるかもしれませんが、それだけでは売上に繋がるとは言いきれません。
Instagramのコンテンツで実際にインパクトを残したいなら、実際に商品を使っているところを見せるというのも大きなポイントです。商品を使用している写真や動画を撮ってアップすることで、実際の体験談を伝えるのです。
たとえば特定の材料を販売しているのであれば、その材料を使用して作った料理の画像を投稿し、料理を味わうシチュエーションを想像させましょう。キャプションにはレシピを記載します。また、洋服を販売しているのであれば、違うコーディネートでその服を着ている人の画像を載せましょう。キャプションには服を着た感想や素材の触り心地などを記載します。
たとえばGoProは使用中の商品を見せるという点で素晴らしい投稿をしています。すべてのInstagramの投稿が自分たちの製品であるカメラを使って撮った写真や動画になっているのです。
商品のあらゆる楽しみ方を見せることで、商品が生き生きとしたものになります。ターゲットがどうやったら商品を使って楽しめるのかを伝えましょう。
ターゲットはあからさまなセールスを好みません。商品の宣伝にインフルエンサーを利用しても、「売っている感」があってはダメなのです。つまり、商品が面白くて魅力的に見えつつも、インフルエンサーのいつものコンテンツにあうようなものでなければなりません。
そうでないと、コンテンツはあからさまで不誠実なものに見えます。そうするとインフルエンサーのフォロワーがブランドにネガティブイメージをもってしまうのです。
インフルエンサーによるリーチ増加に着手する前に、インフルエンサーマーケティングで何を得ようとしているのか確認しましょう。
インフルエンサーマーケティングで得たいこと
何が目的でも、インフルエンサーにあからさまなブランド押しを強制してはいけないし、そのように見えるものを提案することもあってはなりません。自分のブランドにあうインフルエンサーのみを巻きこみ、成果を必ずチェックしてください。
上記の投稿では、コンテンツマーケティングがインフルエンサーの普段のライフスタイルにうまくマッチしています。フォーカスするのは食べ物、この場合はサラダです。ヘッドフォンが巧妙にも近くに置かれ、キャプションにはこう書かれています。
「勉強中に雑音をブロックするってなんて素敵なんだろう」
この投稿はヘッドフォンについてのものですが、すぐに宣伝だとわからないように作りこまれています。商品のオススメであって、商品のゴリ押しではないのです。
ユーザー発のコンテンツは、口コミ広告です。既存のお客さんに商品を見せるようなコンテンツを作成してもらいます。こうすることで、商品やサービスを新規ターゲットやフォロワーに宣伝することができるのです。
ただ、無償で商品の画像をシェアしてくれる人は多くありません。そういった人を巻き込むには、報酬やインセンティブが必要です。自分の商品やハッシュタグを付けた写真を投稿したら、何かもらえるチャンスがある、などです。
たとえば、商品の画像をシェアすることで、Instagramのオフィシャルアカウントに取り上げられるとか、景品やギフトカードが貰える、などです。これがどれほど効果を発揮するかきちんと把握するため、ブランドのハッシュタグをつけてもらうことは必須項目にしましょう。
『The Melt』はユーザーが撮った写真を定期的に再投稿しています。下記の通り、『The Melt』はいつも写真内にユーザーを入れ、フォロワーが共感できるような面白いキャプションを書いて投稿しています。
すでにお店に足を運んでくれている既存の顧客に感謝し、マーケティングに力を貸してもらいましょう。彼らの投稿は、商品やサービスの購入をまだ迷っている新しいお客様への、最もリアルで説得力のあるマーケティングとなるのです。
インスラグラマーが人から信用されるのはなぜでしょうか?
それは、インスタグラマーが自分たちと同じ、日常的な消費者のように見えるからです。そのため彼らの意見やアドバイスは、有名人がむやみに商品を宣伝するより誠実に思えるのです。
インスタグラマーと協力するブランドは、ターゲットの信用をるために協力しています。
この方法では、インスタグラマーに誠実で公正なレビューをリクエストします。たとえ商品にネガティブな点があったとしても、それをレビューとしてきちんと書いてもらうのです。インスタグラマーが誠実に、好きではない点をシェアすると、他の点に関するポジティブなフィードバックにより信憑性が増してきます。
ターゲットはどんな商品にも長所と短所があるということはわかっています。だからインスタグラマーには「ありのままの」レビューを投稿してもらいましょう。
また、美容系インフルエンサーのアドリさんはある美容製品を使用した際の体験談を誠実なレビューを定期的に投稿しています。彼女は実際に製品を使ってみて、その結果が本当に商品のセールスポイントとあっているか、といったことを記載しています。
下記では彼女は、ある商品を使用した体験談を記載していますが、全体的にはポジティブなものとなっています。ただ、この商品が「28日後に毛穴が減る」という宣伝には沿っていないということを遠慮なく記載しているのです。
「商品のネガティブな面を公表されたら、ブランドにとって不利になるのでは?」
いいえ、不利にはなりません。なぜなら彼女は、ネガティブな「欠点」を上回るほどの「長所」を挙げており、全体のスコアは9/10としているからです。彼女の誠実な評価は彼女自身の信用を維持するだけでなくブランドのファンも増加させるのです。
センスの良いユーモアは、長いあいだユーザーをブランドに惹き付け続けることができます。売上増加のために、Instagram』の投稿にウィットに富んだ洒落を入れたり、関連のあるユーモアを取り入れたりしましょう。目的はブランドイメージの向上です。ポジティブなブランドイメージは売上に大きく影響します。
『The Honest Company』は定期的に親に関する面白い投稿をすることでInstagramのフォロワーを巻き込んでいます。下記の画像を見るだけで、ではどれだけ多くのファンがこのユーモアに反応しているかが見て取れるでしょう。
このブランドは、ウィットに富んだキャプション付きのファン投稿写真も投稿しています。
ユーモアに富んだコンテンツが自分のブランドにそぐわないのであれば、啓蒙的なものや感動的なものを狙います。どちらもシェアされる秘訣です。
Instagramは現在も成長を続けています。ここで挙げたアドバイスはInstagramで売上を伸ばすための良いアイディアとなるはずです。
そして、インスタグラマーは、素晴らしい写真や動画をシェアしてくれることによってブランドのマーケティングに大きなプラスの影響を与えています。それによって新規のファンを巻き込む機会が増えることになるのです。
みなさんも試してみてください。