e-tax障害による確定申告は4月15日まで延長。青色申告特別控除の適用も  他

フリーランスニュース

こんにちは、Workship MAGAZINE編集部の泉です。

1週間のニュースからフリーランスに役立つものを抜粋してご紹介します。今週もよろしくお願いします。

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今週のフリーランスニュース

【1】国税庁、e-Taxの接続障害に伴う「青色申告特別控除65万円」の取り扱いについて発表

国税庁は、3月14日から15日にかけて発生した『e-tax』の接続障害に伴う、確定申告の期限延長について発表しました。

延長申請の期限は4月15日まで。申請書の特記事項欄に「e-Taxの障害による申告・納付期限延長申請」である旨を記載する必要があります。なお、新型コロナの影響で申請できなかった場合にも、その旨を記載することで4月15日までの期限延長が認められています。

また、e-taxの接続障害の影響でe-taxから申請できず、65万円の青色申告特別控除の要件を満たせなかった納税者は、4月15日までに以下の対応をすることで65万円の特別控除が適用されると国税庁は発表しています。(元々55万円の青色申告特別控除の要件を満たしている納税者に限る)

  • e-Taxの接続障害が原因で、3月15日までの申告期限内に、e-Taxでの申告書提出ができなかった場合
    申告書に「e-Taxの障害による申告・納付期限の延長申請」である旨を記載し、4月15日までにe-Taxで提出する。
  • e-Taxの接続障害が原因で、3月15日までの申告期限内に、e-Taxではなく書面で申告書を提出してしまった場合
    申告書に「e-Taxの障害による申告・納付期限の延長申請」である旨を記載し、4月15日までに再度e-Taxで提出する。すると、あとからe-Taxで提出された申告書が期限内に提出された確定申告書として扱われる。

記事を読む(INTERNET Watch)

【2】フリーランス保護法で収入は上がるのか──EU報告

近年、日本でも盛んに議論されている国のフリーランス保護。単発の仕事を請け負う「ギグワーカー」が多いEUでは、先んじてフリーランス保護法が発表されました。

この法案は、「労働時間や業務内容の選択の自由を制限している」や「労働状況を電子的な手段で監視している」といった5つの基準のうち2つ以上を満たす場合、発注元の企業をギグワーカーの「雇用主」とみなし、ギグワーカーには最低賃金以上の報酬のほか、有給や失業保険などの権利が与えられるというもの。

ただし、実際にフリーランス保護法が導入されたスペインのギグワーカーのなかには、「何の恩恵もない」と語る人もいるといいます。

これは、企業が新法の規制を逃れるため人材派遣会社を活用するようになったため。そのあおりで、月収が少なくなったと話すギグワーカーの方もいます。

日本も他人事ではないでしょう。フリーランスの生活を保護しつつ、企業との取引にも影響を与えないような支援策、制度が求められます。

記事を読む(Yahoo!ニュース)

【3】あなたには影響ある? ない? 実は2022年に相次ぐ健康保険の制度変更

2022年、健康保険の制度の一部が変更されます。変更の多くは会社員に関わるものですが、なかにはフリーランスに影響するものも。

注意しなければならないのが、国民健康保険料の引き上げです。上限額がこれまで82万円だったのが、85万円に変更になりました。この影響を受けるのは、高所得者層の方。世帯の構成などで異なりますが、たとえば単身世帯の場合は年収1,140万円以上の方が対象となります。

会社に所属する副業ワーカーの方にとっては、傷病手当金の制度変更が大きなポイント。新型コロナウイルスに感染した際の補償が受けられる期間などが変更されたため、確認しておきましょう。

記事を読む(FinTech Journal)

今週のフリーランスおすすめ記事

【4】フリーランスこそ「会社員スキル」が成功の鍵!? HafH・大瀬良亮が語る、活躍できるフリーランスの条件

「あの経営者がフリーランスになったらどう立ち回るのだろう……?」

そんな疑問から生まれた連載企画「もしも社長がフリーランスになったら」。会社の社長としてご活躍されてきた方々に「もしも自分がフリーランスになるなら」と仮定して、インタビューを実施しました。

今回お話を聞いたのは、定額制宿泊サービス『HafH(ハフ)』共同創業者・大瀬良 亮さん。株式会社電通で活躍されたあと、事業を起こされた大瀬良さんに「もしフリーランスになるならどのような戦略で活動していくのか」を伺いました。

フリーランスとして活動するうえで重視すべきスキルなど、必見の内容です。

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記事を読む(Workship MAGAZINE)

【5】フリーランスが健康診断を安く受診するコツは? 費用、経費、医療控除のルールを解説

会社勤務であれば毎年受診する「健康診断」。フリーランスになってからはつい忘れがち、あるいは受診すべきか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

フリーランスの健康診断にかかる費用や、経費計上のルール、そして健康診断を受診するメリットなどについて理解すれば、健康診断を受診するべきかどうか判断できるはずです。

以下の記事では、フリーランス時代から健康診断を受診している宿木さんが、フリーランスが健康診断を受診する費用対効果について解説します。

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今週のお題:実際にあった「フリーランスのヤバ話」

Workship運営のフリーランスコミュニティ『フリラボ』のメンバーに、実際にあったフリーランスのヤバ話を聞きました。

『フリラボ』は、フリーランスの悩みやノウハウをみんなで共有していく、完全クローズドの審査制相談コミュニティです。現在のメンバーは230名以上。フリーランス・副業マッチングサービス『Workship』が運営しています。

参加にご興味のある方は「名前」「職種」「SNSアカウント」「フリーランス歴(副業歴)」を添えて、こちらからお問い合わせください。審査通過の場合のみ、運営からご連絡いたします。

(執筆:泉 編集:じきるう)

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