エンジニアの副業は週1からでも可能?副業の例や探し方も解説
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SNSやスマートフォンの普及にともなって、絵文字は日々のコミュニケーションに欠かせない存在になりました。
絵文字はおもにSNSの投稿やメッセージなどに使われますが、Webページのタイトルやメタディスクリプションにも使えることはあまり知られていません。
この記事では、タイトルとメタディスクリプションに絵文字を使うべき理由と、SEOで使う際の注意点について解説します。
いまでは絵文字のない世界など想像できないぐらい、オンラインコミュニケーションと絵文字は強く結びついています。たとえばOxford Dictionariesが選んだ2015年の「今年の単語」には、涙を流しながら笑い転げる絵文字(🤣)が選ばれました。絵文字の豊かな表現力が認められた結果です。
絵文字は表情だけでなく、スポーツや食べ物まで、さまざまなものを表現できます。感情を効果的に表現できるだけでなく、文章をひとつの絵文字に置き換えることも可能です。
メールやSNSの文章は短いことが多く、コミュニケーションは簡潔かつシンプルであることが求められます。絵文字はこうした現代のコミュニケーションにぴったりの存在だと言えるでしょう。また、遊び心のある絵文字を使えば、短い文章でも効果的に興味をひくことができます。
検索エンジンも、絵文字を使った検索をサポートしています。ドーナツの絵文字(🍩)と住んでいる町の名前を入れて検索すれば、ドーナツを売っているお店が表示されるはずです。また、検索結果のタイトルやメタディスクリプションにも絵文字が出てくるかもしれません。
Googleは、ページタイトルやメタディスクリプションに絵文字を使うことは認めているものの、SEOに直接影響を与えることはないと述べています。つまり、自分の意思で絵文字を使うことはできますが、それによるランキングの向上は期待できないということです。
しかし、検索結果のCTR(クリック率)に影響を与えることで、間接的にSEOをサポートすることはできます。文字ばかりの中で、カラフルな絵文字は目立つはずです。絵文字を使えばオーガニック検索の注目度向上が見込めるため、CTRやランキング上昇の可能性もあります。
絵文字がかならずCTRを向上させると言い切ることはできませんが、絵文字を使って小規模な実験が行われたことはあります。
たとえばSplitSignalは、レシピページのタイトルにカクテルの絵文字(🍸)を使う、独自のスプリットテストを実施。その結果、テスト終了時にはオーガニックトラフィックが11.3%増加しました。
またSearchpilotも同様のスプリットテストを実施し、Webサイトのカテゴリページのメタディスクリプションの数字を、絵文字の数字(1️⃣2️⃣5️⃣など)に置き換えました。その結果、予想されたパフォーマンスと比較して、変更後のオーガニックトラフィックが5%減少したことを明らかにしています。
ただし、これら2つの実験は独立して実施され、サンプル数も少ないため、どちらの結果がより決定的なものかを判断することはできません。また、Webサイト、ターゲットグループ、調査方法なども異なります。
絵文字を使うべきか検討しているなら、まず自分の事業や業界について考えてみましょう。たとえばヘルスケア関係の事業では、顧客から信頼されることが重要です。このような場合、ページタイトルに絵文字を使うのは避けるべきかもしれません。
しかし反対に、若者向けのカフェを地元にオープンした場合、CTR向上のために絵文字を使ってみてもいいでしょう。
ターゲットオーディエンスに対して絵文字がプラスに働きそうかどうかを考えましょう。
Webサイトの訪問者の多くが若者なら、絵文字が心に響くはずです。
ページタイトルやメタディスクリプションに絵文字を使いすぎるのは避けましょう。多くても2つ程度にとどめるのがおすすめです。
やりすぎると検索結果がスパムのように見えてしまい、CTRが下がる危険性があります。また読み上げソフトを使っている人にとっても、多すぎる絵文字は邪魔になってしまいます。
絵文字のなかには複数の解釈ができるものもあります。
文化圏などによって誤解を招きそうな絵文字を使うのは避けましょう。
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絵文字の表示方法は、フォント、デバイス、ブラウザなどに大きく依存します。同じ絵文字でもモバイルとデスクトップで見えかたが違ったり、デバイスやブラウザの設定によっては表示されない場合もあります。
Googleは2015年に一度、絵文字のサポートをやめた過去があります。
検索エンジンが絵文字をサポートしなくなった場合、絵文字が使われている部分は空白になったり、コードが表示されてしまう危険性も。絵文字を使うなら、検索エンジンの動向に注意しましょう。
Googleは検索スニペットに155文字しか表示しません。
この制限の中で絵文字を使うと、絵文字のぶんスペースを取られます。
Googleのアルゴリズムはタイトルやメタディスクリプションを書き換えているため、絵文字を追加しても反映されないおそれもあります。
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絵文字は遊びごころがあり、カラフルで直感的ですが、絵文字を使うべきかどうかは事業内容やターゲットオーディエンスによって異なります。絵文字がオーガニックトラフィックにプラスの影響を与えるという保証はないため、絵文字が適しているかどうかのテストは忘れないようにしましょう。
(執筆:Willemien Hallebeek 翻訳:Asuka Nakajima 編集:少年B 提供元:Yoast)
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