GoogleのSERPs(検索結果画面)で上位にランクインすることは、CTR(クリック率)の上昇につながります。Sistrixが2020年に行った調査によると、検索1位の平均CTRは28.5%とのこと。「検索結果の上位に入りたい」と考えるビジネスオーナーが多いのも頷けますね。

今回は、オーガニック検索のCTRに影響するさまざまなデータに触れながら、CTRを上げるヒントを探してみましょう。

強調スニペットは、検索1位のCTRを平均5.3%下げる

ポジションゼロ」ともいわれる強調スニペットは、SERPs上でもっとも目を引く貴重な場所を占めています。そして強調スニペットは、自然検索への流入を下げる要因のひとつです。

先述したSistrixの調査によると、SERPsに強調スニペットが含まれているとき、検索1位のCTRは平均5.3%低下しています。

Google Clickthrough Rates

▲灰:さまざまな形式全体のSERPsにおける平均CTR 青:強調スニペットがある場合におけるSERPsの平均CTR

プレーンなSERPsは、検索1位のCTRを平均5.7%上げる

強調スニペットがCTRを下げているからといって、オーガニックリーチを軽視してはいけません。

以下のSixtrixによるグラフが示しているとおり、広告や強調スニペットのないプレーンなSERPsにおける検索1位のCTRは、さまざまな形式全体のSERPsにおける平均CTRを5.7%上回っています。

Google Clickthrough Rates

▲灰:さまざまな形式全体のSERPsにおける平均CTR 青:広告や強調スニペットのない場合における平均CTR

このようなプレーンなSERPsは、ロングテールキーワードにおいてまだまだ眠っています。

2020年7月調査データ:SERPsにおけるランキング別平均CTR

ここからは、Advanced Web Ranking organicが2020年7月に行ったCTR調査をもとに、3種類のCTR分析結果をみていきましょう。

指名検索 vs 非指名検索

指名検索(サービス名やブランド名をキーワードとする検索行動)のCTRが高いことは有名ですよね。

以下のグラフは、全世界のすべてのデバイスにおける、ブランドキーワードと非ブランドキーワードのオーガニックCTRを比較したものです。

Google Clickthrough Rates

▲全世界のすべてのデバイスにおけるCTR比較(青:指名検索 橙:非指名検索)

非指名検索は、CTRがランキング下位で低下していることが分かります。非指名検索のSERPs上には競合となる有料広告が多数表示されるため、それらの広告がCTRを下げているのでしょう。

指名検索の場合、SERPs全体のCTRがわずかに高くなっていることが分かります。

ただ興味深いことに、CTRはデバイスによって異なるようです。上記のデータをタブレットユーザーに絞った場合、指名検索5位のCTRが高いことが分かります。

Google Clickthrough Rates

▲タブレットユーザーにおけるCTR比較(青:指名検索 橙:非指名検索)

特定のデバイスをターゲットにしているなら、デバイスごとの傾向をチェックしておきましょう。

短いキーワード vs ロングテールキーワード

一般的な検索に使われるのが1〜2単語であるのに対し、ロングテールキーワードの目安はおよそ3単語以上です。

ロングテールキーワードであっても下位になるとCTRは下がりますが、2位以降は一般的なキーワードよりもロングテールキーワードのほうがCTRが高くなることが、以下のグラフから分かります。

Google Clickthrough Rates

▲青:1単語 橙:2単語 濃紫:3単語 薄紫:4単語

1単語に比べると、ロングテールキーワードは2〜5位でおよそ2〜4%ほどCTRが高くなっています。

一般的にロングテールキーワード検索はセールスファネルの下方で発生するため、検索がニッチで競争がすくないのが特徴です。しかしSERPsが進化しつづけていることを考えると、ロングテールキーワードをターゲットとして視野に入れたほうがよいでしょう。

購買目的 vs 情報目的

購買目的と情報目的での検索を比較すると、購買目的の検索(紫の曲線)のほうが、1位のCTRが高いことが分かります。

Google Clickthrough Rates

▲紫:購買目的 橙:情報目的

しかし、2位〜4位ではグラフが逆転します。「誰が(Who)」「なにを(What)」「いつ(When)」「どこで(Where)」「どのように(How)」についての情報を検索している情報目的の消費者のほうが、2位〜4位のCTRが高いようです。

なお検索の目的タイプは、キーワードの内容によって以下のように分類されます。

  • 購買(Commercial)
    「購入」「安い」「価格」など
  • 情報(Informational)
    「誰が」「なにを」「いつ」「どこで」「どのように)」など
  • 位置情報(Location)
    「近い」「(駅名)から」「ルート」「道順」「空港」「地図」など
  • 具体的(Specific)
    商業、情報、位置情報のキーワードをまとめて検索

おわりに

オーガニック検索におけるCTRには、レイアウト、デバイス、消費者の意図など、さまざまな要素が影響しています。こうした影響を正確に把握することが、CTRを上げる土台になるはずです。

なかでも注目したいのが、ロングテールキーワード。競争が激化し、レイアウトが変わっていくなかでも高いCTRを誇るロングテールキーワードは、ぜひターゲットにしておきましょう。

(執筆:Dave Chaffey  翻訳:Nakajima Asuka  編集:Sato Mizuki)

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