エンジニアの副業は週1からでも可能?副業の例や探し方も解説
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副業や独立を視野に入れ、エージェントサービスに登録したものの、なかなか案件獲得に繋がらない……と悩まれている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、フリーランス・副業向けマッチングサービス『Workship』を使って、広告業界でセールスとして活躍する橋野さんにインタビュー。
橋野さんいわく、案件獲得やスカウトをもらうために必要なのは、「徹底的にプロフィールを作り込むこと」、そして「そのための徹底した情報収集」なのだとか。詳しく聞いてみました。
フリーランスでセールスを中心に、マーケティング、カスタマーサクセスを兼務。主にスタートアップ企業のリード獲得施策や商品の導入・導入時のフォローを行っている。
ライター。Workship MAGAZINE編集部所属。こういうプロフィールを求められるたびに、何をどうやって書いたらいいのか分からず、途方に暮れている。
北村:
橋野さんは、新卒で広告企業に入社されて以来、広告業界のなかでも会社や業界を幅広く選ばれている印象があります。
橋野:
会社を選ぶときは「その会社で何を学べるか」を重視しています。
僕は、大学生の頃から学生団体を立ち上げたり、フリーペーパーを作成したりしていました。そういった経歴もあり、「いろいろな業種のことを知れること」を重視して広告業界を選びました。
あとは直接、経営者と話をしたいと思ったのも理由のひとつです。経営者になる人が、どういったキャリアで現在に至ったのか、また何にこだわっているのかを知って、刺激を受けたいと思ったんです。僕も、ゆくゆくは起業したいと考えているので。
北村:
やはり、会社によって営業手法は違ってくるのでしょうか?
橋野:
あくまで僕の主観ですが、大きく違うと思っています。
橋野:
僕が最初に選んだのは、比較的、規模の小さい会社でした。任せてもらえる仕事の裁量が大きくて、自分でなんでもできる環境がメリットです。そのぶん、はっきりした答えのないなかで、いろいろと模索しながら結果を出すことを求められました。
次に入社した2つの会社は大手企業。多くの社員の成功事例や知見が溜まっているので、分かりやすい道標があるのがメリットです。
大手企業には数千人の社員がいて、優秀な方とコンタクトを取るのも簡単。仕事のフィードバックを受けながら、優秀な方と自分の行動とを比較検討しやすいんですよね。個人的には、大企業のほうが成長速度が早かったと思っています。
北村:
規模の小さい会社と大手企業、両方の経験が良い相乗効果を生んでいるんですね。
橋野:
小規模な会社から大手へ勤めた順番も、結果的には良い方向に働いたと思っています。規模の小さい会社では自分で考える癖がつきましたし、「とにかくやる!」みたいな体育会系の姿勢も身につきました。
そして小さい規模の会社では気づけなかったことに、大企業だったら気づけることもあるんです。たとえば、企画や提案の通しやすさも、会社の規模が違うと変わってきます。小規模な会社では企画・提案が通しやすいですが、大企業となるとアプローチ方法が変わってくる。それを知れたのも、大きな収穫だったと思います。
北村:
着実に仕事の成果をあげられている橋野さんですが、プロフィールの書き方はどう意識されていますか?
橋野:
これまで上げてきた実績のなかでも、よい部分を選んだうえで具体的に書いています。たとえば「社内でMVPを獲った」場合でも、会社の規模によって凄さが変わってきますよね。
何名の社員がいて、いくつの組織があって、そのうちの何位だったのか? 全体像が分かりやすいように、数字に落とし込むようにしています。
そのためにも、やはり大切なのは、自分がこれまでやってきたこと、実績を棚卸しすることです。
北村:
プロフィールの書き方に関するノウハウは、どうやって学ばれたんですか?
橋野:
2つの方法を実践しました。まずは2社目を退職するときに、徹底的に転職活動に力を入れたこと。そして2つめは、転職エージェントをフル活用したこと。
2社目は、社員の転職支援に力を入れており、職務経歴書の書き方などもしっかり教えてくれました。元社員がエージェントをしているので、実績の書き方についてもベストな表現を教えてくれます。汎用性はないかもしれませんが、身近に転職に詳しい人や経験者がいたら、積極的に教えを請いましょう。
転職エージェントもフル活用しました。同時に10社ほど登録し、各エージェントにプロフィール文を添削してもらって、それを繰り返すことで精度を上げていく。主観じゃなく客観的な視点も入っているので、質の良いプロフィール文に近づけられるんです。
数字で表現できる実績は数字で、が鉄則ですね。とにかく、採用側に興味を持ってもらえるようにアピールするのが大事です。
北村:
魅力的なプロフィール文を作って、臨む業界や会社に入るためには、どうしたらいいんでしょうか?
橋野:
やっぱり、業界や会社にまつわる情報収集は欠かせないと思います。
将来的に独立を視野に入れている方も、まずは副業に力を入れたい方も、臨む業界や会社をはっきりさせたうえで、関連雑誌や情報誌を読み込むのがおすすめです。
たとえば僕のように広告業界を目指すのであれば、MarkeZineや電通報など。あとは、実際にその業界で働いている知人に話を聞くのも良いですね。
橋野:
それこそ、業界専門のエージェントやコンサルタントもあるので、話を聞きに行ってみたらどうでしょう? リクルートやdodaなどの大手もよいですが、より専門的なエージェントであれば、業界の動向や求められている人材について、さらに深く理解できるので。
北村:
まずは情報収集が大事なんですね。橋野さんご自身の、今後の展望についても教えてください。
橋野:
これ以上、営業のスキルが上がることはないと僕自身は思ってるんです。現状、これまで溜めてきた知見を放出しているだけだと自覚しているので。
今後のキャリアの選択肢としては、カスタマーサクセスの領域に魅力を感じています。質の良い商品やサービスはこの世にたくさんあって、だからこそ、確実にカスタマーサクセスの重要性も高まっていくはず。会社と顧客の橋渡しができるようなポジションでがんばりたいな、と思っています。
北村:
橋野さんが『Workship』を知ったきっかけは何だったんでしょうか?
橋野:
「副業 エージェント」とか「副業 サービス」とか、ひたすら関連ワードで検索したら、ヒットした記憶があります。あとは、ブログでWorkshipをおすすめしている人も多かったので、信頼感がありました。
北村:
ほかのサービスと併用されていたんですよね。比較してみて、使い心地はいかがですか?
橋野:
UIがシンプルで使いやすいのが魅力ですね。不明点があったら、すぐにチャットで対応してくれるのも嬉しいです。あと、前払いシステムがあるのも助かりました。とくにこういったサービスを初めて使う方にとって、安心なサービスだと思います。
北村:
「あったらいいな!」と思う機能はありますか?
橋野:
マッチする可能性の高い企業と個人が、一覧で把握できるようなレコメンドページがあれば、より自分の求める業界や企業に出会える可能性が上がるんじゃないでしょうか。
(執筆:北村有 編集:宮﨑駿)
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