エンジニアの副業は週1からでも可能?副業の例や探し方も解説
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近年、AIは驚異的な進化を続けており、私たちの周りのあらゆる場で活用されるようになってきました。すでに驚くようなAIサービスや製品が出てきていますが、その可能性はまだ始まったばかりともいわれています。そして、AIの登場とあわせて需要が高まり続けているのがAIエンジニアです。
今回はAIツール開発をしている筆者が、おすすめのAIプログラミングスクールをご紹介します。
ITライター兼Web開発者。 システムエンジニアとしての経験とSEOの知見を活かした記事を執筆。AIを組み込みライター業務を効率化するWebサービス『MOJI-KA』を開発・運用中。
まず、これからご紹介する10のスクールを、一覧にしてみました。費用や受講形式、給付金補助のありなしを見比べて、ぜひとも自分に最適なスクールをみつけてみてください!
スクール名 | コース・費用 | 受講形式 | 給付金補助 |
Aidemy | ・データ分析講座:528,000円~(3か月 / 6か月 / 9か月) ・AIアプリ開発講座:528,000円~(3か月 / 6か月 / 9か月) ・自然言語処理講座:528,000円~(3か月 / 6か月 / 9か月) ・機械学習マスター講座:528,000円~(3か月 / 6か月 / 9か月) ・E資格対策講座:327,800円(3か月) ・ビジネスAI活用講座:330,000円(3か月) |
オンライン | あり |
AIジョブカレ | ・E資格対応パッケージプラン:229,900円 ・機械学習講座:要お問い合わせ ・Python+数学講座:要お問い合わせ ・ディープラーニング講座:要お問い合わせ ・AI活用に必要なインフラ基礎講座:要お問い合わせ ・統計+Python:要お問い合わせ |
通い/オンライン | あり |
侍エンジニア | ・AIアプリコース 16週間プラン:693,000円 24週間プラン:880,000円・データサイエンスコース 16週間プラン:693,000円 24週間プラン:880,000円 |
オンライン | あり |
テックアカデミー | ・AIコース 4週間プラン:174,900円(学生163,900円) 8週間プラン:229,900円(学生196,900円) 12週間プラン:284,900円(学生229,900円) 16週間プラン:339,900円(学生262,900円) |
オンライン | あり |
DMM WEBCAMP | ・AIコース 4週間プラン:169,800円 8週間プラン:224,800円 12週間プラン:279,800円 16週間プラン:334,800円 |
オンライン | なし |
AI Academy | ・フリープラン:無料 ・Bootcampプラン:35,000円〜298,000円(1か月 / 2か月 / 6か月) ・ビジネスプラン:要お問い合わせ |
オンライン | なし |
スキルアップAI | ・機械学習・ディープラーニングのための基礎数学講座:132,000円(10時間) ・機械学習・ディープラーニングのための応用数学講座:110,000円(7.5時間) ・E資格対策+基礎講座セットコース:138,600円~231,000円(7か月~) ・データマネジメント講座:77,000円(4時間) ・機械学習クラウド講座:220,000円(10時間) ・特徴量エンジニアリング講座:165,000円(7時間) ・AWS認定 Machine Learning Specialty対応 AWSで学ぶクラウドAIソリューション実践講座:165,000円(7時間) |
オンライン | あり |
キカガク | ・AI キャリアブートキャンプ:49,800円(3か月)(20代限定) ・AI人材育成コース:79万2,000円(6か月) |
オンライン | あり |
DPro(ディープロ) | ・4か月短期集中コース:453,460円(4か月) ・就学両立コース:月額1,010円~30,000円(期間設定なし) |
オンライン | あり |
ヒューマンアカデミー | ・AI入門講座:200,000円(6か月) | オンライン | なし |
AI技術を学ぶにはどのようなスクールを選ぶのかが重要です。スクール選びの際の参考にしてみてください。
AIに関する体系的なカリキュラムを組めているスクールはまだ少なく、なかには当たり障りのない知識しか身につかないところもあります。そのため、AIについて実践的かつ体系的なカリキュラムを提供してくれるスクールを選ぶようにしましょう。
たとえば、
など、学びを実践に活かせる環境が整っているのかも確認してみてください。
当然ながら、プログラミングスクールに通うのは一定の費用がかかります。コースによっては数十万円単位になるものも珍しくありません。そのため、自身の予算にあったスクールを選ぶことも重要といえます。
ただし、スクールによっては厚生労働省が実施している「教育訓練給付制度」を利用できるところもあります。教育訓練給付制度とは、一定の条件を満たした人が認定スクールのカリキュラムを受けることで、最大70%(上限56万円)の補助を受けられるものです。
たとえば、60万円のスクールに入学したとしても70%(42万円)は還付されます。つまり、実質18万円で受講できてしまうのです。うまく利用すれば格安でAI技術を学べるので、ぜひ活用しましょう。教育訓練給付制度の受給条件については、
など細かいため、詳細な情報はお近くのハローワークで確認するのが確実です。
プログラミングスクールには、それぞれコースが用意されています。各コースを見れば「カリキュラムの内容」「学習到達目標」などが設定されているため、自分の目的にあったコースを選ぶようにしましょう。
上記の2点はとくに重要です。AIは機械学習、深層学習、自然言語処理、コンピュータビジョンなど多岐にわたる分野から成り立っています。知識を網羅的に吸収しつつ、自分が進みたい分野の専門性を高められるのが理想です。
また、AIについて学ぶのであれば、必修といってもいいのが「Python」です。Pythonが学べなければ「AI技術を習得した」とはいえないでしょう。そのため、スクールを選ぶ際にはPython学習がカリキュラムに入っているかを確認してください。
個人的に、資格は当人のスキルを保証するものではないと考えています。しかし、就職活動では資格の有無が大きなアドバンテージになりえます。採用側からすれば、仕事ができるかどうかは判断が難しいものです。
たとえば有望な候補が2人いたとして、一方は有資格者、もう一方は無資格者だとします。この場合、採用されるのはどちらでしょうか。おそらく有資格者の方でしょう。そのため、資格を取得できるスクールを選んだほうが就職活動の可能性を広げられるのです。
近年のプログラミングスクールは、リモート技術の発達で通いの教室形式からオンライン形式になりつつあります。オンラインだと1人で頑張っている感覚になりやすいので、なるべく講師やメンターのサポートが受けられるスクールを選ぶようにしましょう。
プログラミングの勉強は1人では挫折しやすいといわれていますので、悩みや問題を気軽に相談できる環境を持てることは非常に重要です。
それでは、AIが学べるプログラミングスクールを見ていきましょう。それぞれ特徴があるので、自分に合いそうなスクールを探してみてください。
費用(税込み) | ・データ分析講座:528,000円~(3か月 / 6か月 / 9か月) ・AIアプリ開発講座:528,000円~(3か月 / 6か月 / 9か月) ・自然言語処理講座:528,000円~(3か月 / 6か月 / 9か月) ・機械学習マスター講座:528,000円~(3か月 / 6か月 / 9か月) ・E資格対策講座:327,800円(3か月) ・ビジネスAI活用講座:330,000円(3か月) |
受講形式 | オンライン |
給付金補助 | あり |
公式サイト | https://aidemy.net/ |
『Aidemy(アイデミー)』はAI特化型のスクールで、未経験からAIを使いこなす人材を最短3カ月で育成するための専門的なプログラムを提供しています。大きな特徴としては、AIに関する講座を複数用意している点です。自分のニーズにあった講座をピンポイントで受けられるので、明確に学びたい分野がわかっている人におすすめなスクールといえます。
プログラム受講中、学習者一人ひとりに専属のコーチが配属されます。気軽に相談ができる環境があることは、初心者には貴重です。また、同スクールではバーチャル学習室を提供しており、受講生同士がコミュニケーションを取りながら学習を進めることも可能。お互いに刺激を受けながらモチベーションを高めていけるでしょう。
費用(税込み) | ・E資格対応パッケージプラン:229,900円 ・機械学習講座:要お問い合わせ ・Python+数学講座:要お問い合わせ ・ディープラーニング講座:要お問い合わせ ・AI活用に必要なインフラ基礎講座:要お問い合わせ ・統計+Python:要お問い合わせ など |
受講形式 | 通い / オンライン |
給付金補助 | あり |
公式サイト | https://www.aijobcolle.com/ |
『AIジョブカレ』も、AI特化型のスクールとして多様なカリキュラムを用意しています。基本的なPythonと数学的な素養を身につける講座から統計を織り交ぜながらPythonを学ぶ講座など、座学と実学のハイブリット講座が多い印象です。
また、同スクールの講師陣はCTOクラスの現役データサイエンティストで構成されている点もポイント。やはり、実務経験を持つ講師の言葉は重みが違います。きっと就職したときに役立つアドバイスももらえるでしょう。
サポートとして転職支援もあるので、卒業後はAI関連企業に勤めやすいのも見逃せません。
費用(税込み) | ・AIアプリコース 16週間プラン:693,000円 24週間プラン:880,000円・データサイエンスコース 16週間プラン:693,000円 24週間プラン:880,000円 |
受講形式 | オンライン |
給付金補助 | あり |
公式サイト | https://www.sejuku.net/ |
『SAMURAI ENGINEER』は、2013年創業のプログラミングスクール。マンツーマン指導にこだわり、とにかく受講生を挫折させないために専属エンジニアがしっかりサポートしてくれます。受講生の途中離脱率は2.1%と謳っており、初心者の90%が挫折するといわれるプログラミング学習では驚異的な数字といえるでしょう。
コースは主に16週間(4か月)と24週間(8か月)で学習するように構成されており、AIアプリの開発やモデル構築をじっくり学びたい人にはおすすめのスクールです。受講料は決して安くないですが、給付金補助を活用すれば相当お得になるので、対象者は検討してみてください。
費用(税込み) | ・AIコース 4週間プラン:174,900円(学生163,900円) 8週間プラン:229,900円(学生196,900円) 12週間プラン:284,900円(学生229,900円) 16週間プラン:339,900円(学生262,900円) |
受講形式 | オンライン |
給付金補助 | あり |
公式サイト | https://techacademy.jp/ |
『TechAcademy』は、すでに多くのエンジニアを輩出しているプログラミングスクールです。副業エンジニア向けのコースや転職保証コースなど細かいニーズに対応してくれます。最短4週間という期間でエンジニアデビューできるプランもあり、なるべく早く実務に入りたい人にはおすすめのスクールといえるでしょう。
テックアカデミーはサポートが充実しています。パーソナルメンターによる週2回のメンタリングや課題のレビューを通じて、個別にサポートを受けながらスキルアップ可能です。
ただし、同スクールのAIコースは中級者向けとなっていますので、ある程度プログラミング知識のある人が学び直すためのカリキュラムです。未経験の人は、初心者向けコースを受講してからAIコースにチャレンジするという手もあるでしょう。
費用(税込み) | ・AIコース 4週間プラン:169,800円 8週間プラン:224,800円 12週間プラン:279,800円 16週間プラン:334,800円 |
受講形式 | オンライン |
給付金補助 | なし |
公式サイト | https://web-camp.io/ |
『DMM WEBCAMP』は、AI初心者でも安心して取り組めるよう、基礎から学べるカリキュラムが用意されています。授業では選考通過率10%という狭き門を突破した講師陣が担当。テキストや文章、画像を解析するAIモデルを開発したい人に向けて充実したカリキュラムが用意されています。
また、週に2回はメンターとのミーティングができるので、分からない点や不安なことを相談しやすいのも心強い点です。もし、メンターが合わない場合は変更もできますので安心です。受講期間は4週間(1か月)から16週間(4か月)と幅広く対応しているので、すぐに転職したい人から腰を据えてじっくり学びたい人まで利用しやすいスクールといえるでしょう。
費用 | ・フリープラン:無料 ・Bootcampプラン:35,000円〜298,000円(1か月 / 2か月 / 6か月) ・ビジネスプラン:要お問い合わせ |
受講形式 | オンライン |
給付金補助 | なし |
公式サイト | https://aiacademy.jp/ |
AI、機械学習、データ分析に特化して学びたいのであればおすすめなのが『AI Academy」。AIエンジニアやデータアナリスト、サイエンティストを目指すのに必要な知識とスキルを効率的に学べます。実務で経験豊富なAIエンジニアやデータサイエンティストからマンツーマン指導してもらえるのもポイントです。
学習はプロジェクトベースで進行するので、実際の業務を見据えた思考、問題解決方法が身につくでしょう。中級者になると自身で作成したデータ分析やAI関連のコンテンツを売買する機会もあるので、将来的に独立したい人にもおすすめです。
費用(税込み) | ・機械学習・ディープラーニングのための基礎数学講座:132,000円(10時間) ・機械学習・ディープラーニングのための応用数学講座:110,000円(7.5時間) ・E資格対策+基礎講座セットコース:138,600円~231,000円(7か月~) ・データマネジメント講座:77,000円(4時間) ・機械学習クラウド講座:220,000円(10時間) ・特徴量エンジニアリング講座:165,000円(7時間) ・AWS認定 Machine Learning Specialty対応 AWSで学ぶクラウドAIソリューション実践講座:165,000円(7時間)など |
受講形式 | オンライン |
給付金補助 | あり |
公式サイト | https://www.skillupai.com/ |
『スキルアップAI』は、実践的な機械学習スキルを学びたい人向けのプログラミングスクール。かなり突っ込んだ内容の講座が充実していて、ある程度AIの知識は持っているけど、より体系的にスキルアップをしたいという人におすすめです。
基本的に講座はオンライン形式で、日本ディープラーニング協会の認定第1号プログラムとして、大手企業でも研修実績を持ちます。全講座において、ハンズオン演習が多く取り入れられているので、座学だけでなく実践的なスキルもしっかり身につくのが特徴。さらに、ほかの受講者と同じチャットグループに入り質疑応答をしたり、意見交換をすることで理解を深められます。
「kaggle」という世界的なデータサイエンスコンペティションにもチャレンジできるので、興味がある人はぜひ挑戦してみてください。コンペで入賞すれば強力なポートフォリオになるでしょう。
費用(税込み) | ・AI キャリアブートキャンプ:49,800円(3か月)(20代限定) ・AI人材育成コース:79万2,000円(6か月) |
受講形式 | オンライン |
給付金補助 | あり |
公式サイト | https://www.kikagaku.co.jp/ |
5万人を超える卒業生を輩出している『キカガク』では、AI キャリアブートキャンプとAI人材育成コースの2つのコースを提供しています。AI キャリアブートキャンプは20代限定のコースですが、AI人材育成コースは誰でも受講が可能です。
チャット無制限サポートや個別メンタリングに加え、IT専門のキャリアアドバイザーによる手厚いサポートが受けられるのも魅力。
また、同スクールの特徴として、転職業界大手のDODAと提携した転職支援制度が挙げられます。豊富な求人から自分にあった企業を見つけやすいので、受講後の転職もスムーズに進むでしょう。
費用(税込み) | ・4か月短期集中コース:453,460円(4か月) ・就学両立コース:月額1,010円~30,000円(期間設定なし) |
受講形式 | オンライン |
給付金補助 | あり |
公式サイト | https://diveintocode.jp/ |
『DPro(ディープロ)』は、30代以上でもエンジニアとしての就職を実現させた実績のあるプログラミングスクールです。同スクールでは実務経験1〜3年が必要な優良企業への内定が多数あり、キャリアサポートの年齢制限がありません。そのため、30代以降でAIエンジニアへ挑戦したい人におすすめのスクールといえます。
講座は4か月間でみっちり知識とスキルを身につけられる「4か月短期集中コース」と、仕事をしながら転職を目指す「就学両立コース」の2つが用意されています。実際の開発現場で使用されるツールや課題を取り入れたカリキュラムが用意されているので、実務で面食らうことは少ないでしょう。
費用(税込み) | ・AI入門講座:200,000円(6か月) |
受講形式 | オンライン |
給付金補助 | なし |
公式サイト | https://www.tanomana.com/product/pc/ai.html |
「AIの知識だけではなく、AIで新しい価値をつくる発想力を学んでほしい」という思いから作られたAIスクールが『ヒューマンアカデミー』です。機械学習の仕組みだけを理解するのではなく、学んだ知識を実際のプロダクト開発に活かすためのスキルを学べます。
千葉工業大学 未来ロボット技術研究センター(fuRo)所長である古田 貴之氏によって組まれたカリキュラムは、効率的に実践的な開発スキルを磨くことが可能。AIを活用したサービスの企画方法や、価値を創造するアプローチを習得できるので、自分でサービスを開発・運営したい人におすすめのスクールといえるでしょう。
なぜ、いまAIを学ぶべきなのか。その理由を3つ紹介します。
いまでこそ、AIは私たちの周りで見られるようになりましたが、以前は数ある先端技術の1つに過ぎませんでした。しかし、AI技術が進化するにつれて活用される機会が増えていき、一気に浸透が加速。Webサービスのチャットボットや工場のセンサーロボット、農業の自動操縦トラクターなど、あらゆる分野にAI技術が組み込まれています。
この流れはそう簡単には止まらず、AI技術はますます活用されていくことが予想されます。とくに、日本においては超高齢者社会に突入していくこともあり、労働者不足が大きな問題です。AI技術は人の手を使わなくても効率的に業務を進められるため、大きな期待をされているのです。
基本的に、AIは「Python(パイソン)」と呼ばれるプログラミング言語で開発されます。じつはAIが登場するまで、Pythonはあまり王道の言語ではありませんでした。しかし、現在多くの企業ではAI人材を求めています。つまり、Pythonを習得すれば就職・転職で有利に動ける可能性が高いのです。
さらに、日本国内ではIT人材不足が深刻化しているのも追い風となっています。経済産業省の発表によれば、IT人材は2030年には最大で79万人不足するといわれています。
AIは、これからさまざまな業界でトレンドとなります。製造業では、センサーにAIを搭載したエッジコンピューティングが注目されています。また、医療分野でも病気の診断をAIにサポートしてもらい、早期発見に繋げるサービスも話題になりました。
このように、AIは今後あらゆる業界・分野で革新を起こすであろうと考えられているのです。つまり、AIスキルを身につければ、これから来るトレンドのど真ん中にポジションを取れるということになります。
AIは、今後数十年にわたってあらゆる産業のコア技術となりえます。今からAI技術を身につけることは、次世代の産業を支える重要な人材になる可能性を秘めているのです。本記事で紹介したスクールの中から、自分にあったAIスクールがあれば気軽に問い合わせてみてください。
(執筆:コロスキー 編集:少年B)
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