エンジニアの副業は週1からでも可能?副業の例や探し方も解説
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フリーランスとして活動する方なら、X(旧Twitter)の効率的な管理運用を考える機会も多いと思います。日々変わるトレンドに対応し、フォロワーとのエンゲージメントを維持しながら、自身の価値を高める作業は、時間も労力もとてもかかります。
しかし、SNS管理ツール『SocialDog』を使うと効率化できるだけでなく、アカウント価値も上げることができます。
今回はSocialDogを3年以上使ってきた上級SNSマネージャーの私が、このツールがどのようにしてフリーランスのSNS管理を効率化し、より大きな影響力を構築するのに貢献するかについて解説します。
デジタルマーケティングプロデューサー/株式会社Rdesign factory代表取締役。企画×コンテンツ×マーケティングで価値の最大化を支援している。ツールを活用した仕事効率化に強みあり。(X:@matty3com)
目次
つぶやきを投稿して、いいねやリポストをするだけなのに、なぜツールが必要なのか。かつては多くの投稿ツールがありましたが、今は使えるアプリも限られているので、なおさらです。
結論から言うと、時間の節約とX(旧Twitter)運用の質を格段に高めるために専用ツールは必要と考えています。
とくにフリーランスの場合、限られた時間の中で最大限の成果を出す必要があります。X(旧Twitter)投稿によるアカウントの影響力を高めるにはいくつかポイントがありますが、なかでも投稿数が最も重要です。SNSマネージャーの養成講座では、1日5回が効果的な投稿数とされています。
詳しくは後述しますが、ある程度の頻度で予約投稿する場合、専用ツールを使ったほうが、UXがなめらかで投稿がスムーズかつ管理しやすく、X(旧Twitter)の影響力を高めるために必要なFF(フォロー・フォロワー)率の管理が効率的に行えます。
なかでもFF率の管理はX(旧Twitter)上では行いにくく、自力でやろうとすると大変な労力が必要となります。この点がX(旧Twitter)の専用ツールを使う最大の理由となります。
SocialDogはX(旧Twitter)を始め、Instagram・Facebookのフォロワー管理・分析・投稿予約を効率的に行うことができるSNS管理ツールです。
とくに「エンゲージメントを高めたい」「効率化・自動化したい」という目的に合う機能が多く搭載されています。直感的なインターフェースなので、初めてツールを使う方でも使いやすいのが特徴です。
SocialDog活用のメリット、デメリットは以下の通りです。
【SocialDogのメリット】
- 複数のSNSアカウントをまとめて管理できる
- 予約投稿や分析機能で効率的に運用できる
- コミュニケーション機能でフォロワーとの交流を促進できる
- チーム機能で複数人でアカウントを管理できる
【SocialDogのデメリット】
- 一部の機能は上位プランでのみ利用可能
SocialDogを使うと、Twitter、Instagram、Facebookなど複数のSNSアカウントをまとめて管理できます。
下記に代表的な機能をまとめました。
【投稿】
- 予約投稿:日時指定、時間指定、予約枠、RSS自動投稿など
- 高度な予約投稿:複数アカウントへの同時投稿など
- 下書き保存
【分析】
- 投稿分析:投稿ごとのエンゲージメント率、リーチ数、インプレッション数など
- フォロワー分析:フォロワーの属性、アクティブな時間帯など
【その他】
- フォロー・フォロワー管理:一括フォロー、フォロー解除、相互フォロー確認など
- チーム機能:複数人でアカウントを共同管理
もっとも使うのが投稿管理です。SocialDogでは1画面内ですべてが完結し、プレビュー画面も確認でき、サクサク動きます。ムダな画面遷移やクリックが必要なく、最低限の動作で完結できるのが特徴です。
こちらはX(旧Twitter)の投稿画面です。投稿自体はスムーズですが、予約時間を設定する際、別画面に遷移します。
SocialDogの場合は画面内のプルダウンで指定できますが、X(旧Twitter)の場合は予約設定に遷移した上で、月・日・年・時間・分すべてをひとつずつプルダウンで設定する必要があります。
また、X(旧Twitter)のいちばん困るところは、予約投稿画面に入力している際に、表示している画面が消えてしまう点です。
私の場合、文章を推敲する際に別画面で検索することが多いのですが、確認を経て再入力しようとすると、いつの間にか入力画面が消えることがあります。入力したデータはもちろん残っていません。
その点、SocialDogはそのような心配がありません。画面上で作業しながら、別ウィンドウで作業しても普通に待っていてくれます。
投稿を予約すると、一覧が表示されます。いくつかまとめて予約投稿すると、日時をだぶらせてしまうことがあります。そんなとき、SocialDogは画面遷移せず、予約投稿一覧の画面内で日時変更をサクッとできます。
しかしX(旧Twitter)の場合は、個別投稿のときと同様に、投稿を選択し、別画面に遷移した上で月・日・年・時間・分すべてをひとつずつプルダウンで入力する作業を最初からやり直すことになります。
私はそれが面倒なので、それを防ぐためにこのツールを使っていると言ってもいいぐらいです。
SocialDogの特徴的な機能のひとつが、フォロワー管理機能です。2023年3月に公開されたX(旧Twitter)のアルゴリズムのルールのひとつに、自分のアカウントが他のユーザーのタイムラインに表示されるにはFF比(フォロー・フォロワー比)が1.66より上を保ことが必要であると周知されました。
このため、フォローされている数がフォロー数より少ない場合は、この比率を変える必要があります。フォローを外す基準は人によって異なると思いますが、ここでは「相互フォローを基準に考える」ケースとして解説します。
他ユーザーから新規フォローされた後、自分からもフォローバックする場合、「相互フォローされたら基本は外さない」という考えで運用するとします。
しかしユーザーのなかには、フォロワーを増やすことが目的で、自分がフォローされたらフォローを外し、自分のFF比だけ上げようとするユーザーもいます。
フォローを外されたユーザーをフォローをし続けると、相手のFF比は高まりますが、自分のFF比は下がってしまいます。意味なくFF比を下げないために、フォロワー管理のひとつとして「フォローを外されたユーザーのフォローを外す」作業が必要になります。
SocialDogの「新規フォロワー解除」の項目を開くと、いつ誰にフォローを外されたかがわかります。定期的に見ておくと、フォローを外されたフォロワーを確認できるので、こちらからもフォロー解除を行うことで自分のアカウントのFF比を下げずに済むことができます。
X(旧Twitter)では、いつ誰にフォローを外されたかを確認することはできません。相手のアカウントプロフィールを見たときに初めて「フォローが外されている」と気づくので、FF管理を能動的に行うのは非常に難しいです。
FF管理を行うには、フォロワー解除のルールのほかに、新規フォローの管理も必要になります。
「相互フォローされたら基本は外さない」という考えで運用する場合、新規ユーザーにフォローされた場合、フォローバックします。
しかし、「このアカウントは見たことがある気がする」という場合は、SocialDogの「フォローしていない」を開きます。新規フォローのユーザーが時系列に表示され、ユーザー欄をクリックすると、右画面に詳細が表示されます。
フォロワーのプロフィールがわかるだけでなく、過去にいつフォロー・フォローバックを行ってきたかの履歴がわかります。
上記のように、頻繁に何度もフォロー・フォロー外しを行っているユーザーだとわかれば、フォローバックしてもすぐにフォローを外されることは容易に想像できます。フォロー外しの手間が増えるだけなので、このユーザーはフォローしないほうがいいと判断できます。
細かな手間ですが、FF比はそのままにしておくと簡単に上がってしまいますので、1.66より上を保つためにはまめなメンテナンスが欠かせません。X(旧Twitter)ではこの履歴は確認できません。
プラン | Personal | Professional | Business | Enterprise |
月(年払い・税抜) | 1,480円 | 4,980円 | 19,800円 | 40,000円 |
初期費用はなく、無料プランはありません。7日間無料のトライアル期間があり、予約投稿を10件まで行えます。(※2024年2月20日現在)
個人の場合、7日間の無料トライアルからスタートし、まずはPersonalプランを使ってみることをおすすめします。月額払いの場合、1,980円/月となりますが、まずはこの機能で十分です。上記で説明した機能「予約投稿」と「フォロワー管理」はPersonalプランで行えます。
X(旧Twitter)の運用を強化するために分析機能を使いたくなったら、Professionalプランを検討するという順番がおすすめです。
私がフォロワーを増やすのに熱心だった頃は、「Professional」プランを使っていました。フリーランスとして働き始めた際は、同業者の方や同じ趣味や志向を持つ方と気軽におしゃべりできる場が欲しかったので、そのためにX(旧Twitter)を使いたいと考えていたためです。
同じ傾向を持つフォロワーを探すときは、SocialDogのフィルタ機能を使ってフォロワー抽出を行います。
「おしゃべり」が目的である以上、アクティブではないアカウントをフォローしたくなかったので、非アクティブユーザー(30日間以上投稿していない)を外し、「フォロワーが500人以上」「投稿数が300以上」「フォロー数が500人以上」などのフィルタ機能が非常に役に立ちました。
今は運用を中心にしているので、「Personal」プランにダウングレードし、上記に書いた「予約投稿」「フォロワー管理」をメインで使用しています。
余談ですが、私は腱鞘炎気味なのでクリック数はできるだけ下げることを日頃心がけています。
X(旧Twitter)の予約投稿機能を使うと、1件の予約投稿を行う際、X(旧Twitter)はSocialDogよりクリック数が8クリック多いので、10件予約投稿するとなると、80クリックもムダに右手の腱を使うことになります。SocialDogを使うことは、腱鞘炎気味の右手を労わることにつながるのも、私にとっては見逃せない点です。
X(旧Twitter)の運用管理は、本気で運用しようと思うと、膨大な時間と労力を必要とします。しかし、SocialDogを使いこなすことで、負担を減らし、より戦略的にアカウントを運用できることをご理解いただけたと思います。
とくに投稿管理、フォロワー管理、FF率の管理といった機能は、X(旧Twitter)上での影響力を高めるために欠かせません。
最終的にこれらの戦略を実行することで、影響力を高め、ビジネスに直結する成果を生み出すことが期待できます。読者の方がこの記事を活用してSNS運用を効率化し、より大きな成功を収めることを願っています。
ツールを使ったX(旧Twitter)の運用は企業の公式アカウント運用でも求められるスキルとして注目されています。使いこなせる自信がついたら、ぜひフリーランス・副業向けマッチングサービス『Workship』でSNS運用のお仕事にもチャレンジしてみてください。
(執筆:まてぃ 編集:少年B)