最近はクラウドソーシングを利用して、ライターに記事執筆を依頼するケースが増えています。

とはいえクラウドソーシングは、プロから素人まで誰でも登録できるサービス。ライターの執筆能力は玉石混交で、人によっては他サイトからコピペした記事を納品してしまうケースもあるそう……。コピペ記事を掲載してしまうと、Googleからペナルティを受け、検索圏外に飛ばされてしまう可能性もあります。

そこで活用すべきなのが「コピペチェックツール」。今回は5つのコピペチェックツールを実際に使用し、それぞれの特徴や使用感をご紹介します。

結論から言うと、無料なら『CopyContentDetector』、有料なら『コピペリン』がおすすめです。

1. CopyContentDetector

CopyContentDetectorは、25〜4,000文字のコピペチェックができる無料ツールです(有料版は8,000文字まで)。テキストファイルやCSVファイルから読み込みが可能なほか、特定ドメインをチェックの対象外に設定できるなど、便利な機能が揃えられています。

何はともあれ、さっそく使ってみましょう。私が執筆した記事(未アップロード)をチェックにかけてみます。

▲テキストエリアに文章を入力

▲ページ下の「チェックする」ボタンをクリック

「チェックする」ボタンを押すと、ページ下にチェックするテキストが表示されます。

▲チェック中の様子

チェックが終わったらブラウザの右上に再読込をするよう促すメッセージボックスが表示されます。

チェックにかかった時間は3,000文字で約1分ほど。十分実用的な速度かと思います。

コピペチェック結果は以下のとおり。

▲チェック結果の見方

CopyContentDetectorは、チェックにかけた文章と似ている文章、一致している文章がWeb上にないかを調べられます。評価は「コピーの疑い」「要注意」「良好」の3段階。

今回チェックした結果は良好でしたが、「コピーの疑い」もしくは「要注意」と表示された場合は詳細表示もチェックしてみましょう。詳細表示ではどのサイトの文章と比較したのかを確認できます。

▲コピペチェックの比較元サイト

しかし具体的に、ページ上のどの部分が似ているかは教えてくれないので、修正部分をチェックするには比較元のサイトに直接訪れるしかありません。「コピーの疑い」「要注意」の判定が出たときには、少し面倒な作業となるでしょう。

CopyContentDetector

2. こぴらん

こぴらんはテキストを貼り付けてチェックボタンを押すだけのシンプルなコピペチェックツール。25〜4,000文字の文章を無料でチェックでき、回数制限もありません。

それでは実際に使ってみましょう。

「チェック」ボタンを押すとページの読み込みが始まり、チェックが完了するとページ下に結果が表示されます。今回の調査では3,000文字のチェックが30秒ほどで終わりました。結果は以下のとおり。

▲こぴらんのチェック結果

チェックした文章に似たサイトはないとの判定が表示されました。こぴらんはテキストをいくつかの文に分け、その文をWeb検索した時に「まるまる一致する文」があるかを調べる仕組みになっています。

確かにまるまるコピペした文を含む記事が納品された場合には有効なツールかと思いますが、助詞を変えたり文末表現を変えるだけでチェックをすり抜けてしまうため、結果をそのまま信用することは難しいなと感じました。

後述しますが、同社はより精度の高いコピペチェックをしたいユーザー向けに、有料版の『コピペリンというサービスも提供しています。

こぴらん

3. 剽窃チェッカー

剽窃チェッカーはもともと、学生のレポートがコピペでないかチェックするためのツールだったようです。

機能や見た目はこぴらんと同様、チェックしたい文章を貼り付けて「剽窃をチェックする」ボタンを押すだけ。2,000文字以内の文章なら無料でチェックできます。早速試してみましょう。

実行結果は以下のとおり。

▲剽窃チェッカーによるチェック結果

剽窃チェッカーでは一致率や類似率は表示されません。それぞれの文章で検索した結果のURLが上のとおり表示されるだけ。例えば一番上の「新しい商品や~」をクリックすると、以下のようにYahooの検索結果が表示される仕組みです。

▲リンクをクリックするとYahooの検索結果へ

一つひとつの文章をチェックしていくのは時間がかかるため、納品された記事のコピペチェックとして使うのはあまり現実的ではないです。

4. 影武者

影武者は記事作成代行サービス『Shinobiライティング』を運営するCROCO株式会社が提供するコピペチェックツール。会員登録をすることで10回(1,000文字で1回分消費)まで無料で使えますが、それ以降は有料になります。ちなみに1ヶ月あたりの料金は以下のとおり。

  • 100回まで:4,320円
  • 500回まで:16,200円
  • 2,000回まで:54,000円

いずれも無料の場合と同じく、1,000文字を1回分としてカウントします。無料のチェックでも機能は有料版と同じようなので、早速試してみましょう。

解析には時間がかかるようで、終了次第メールでお知らせする仕組みになっています。

3,000文字でチェックをかけてみた結果、チェック終了のメールが来るまでおよそ10分ほどかかりました。今回のチェック時には解析が混み合っていたとのことですが、それにしても10分はちょっと長すぎるかなと感じます……。

解析の結果は以下のとおり。

詳しい結果は「詳細表示」で見られます。

影武者を使ってみて、私は「CopyContentDetectorと似ているな」と思いました。CopyContentDetector同様、影武者も比較のため取り上げたURLが表示されるだけで、具体的にどの部分が似ているのかは教えてくれません。有料であるだけに精度は良いのかもしれませんが、「これなら無料で使えるCopyContentDetectorでも問題ないんじゃないか?」というのが正直な感想です。

5. コピペリン

コピペリン』は年間6,480円(1ヶ月あたり540円)の有料コピペチェックツールです。先述した『こぴらん』の有料版でもあります。直接文章を貼り付けるだけでなく、テキストファイルやwordファイルから読みこむことも可能です。ファイル同士の比較や特定ドメインの除外など、無料のコピペチェックツールよりも機能が充実しています。

こちらのツールも実際に使ってみましょう。

3,000文字でチェックにかかった時間は3分半でした。結果は以下のとおり。

▲他のコピペチェックツールよりも厳しめのチェック

コピペリンではコピペの疑いがある部分を赤く表示します。今回のチェックでは上のとおりコピペの疑いをかけられてしまいました。他のツールではまったくひっかからなかったので、かなり厳しい判断をするのだなという印象です。

さて、コピペの疑いがあるからには類似文章と比較する必要があるのですが、コピペリンならチェックが簡単。以下のように、どの文章がコピペの疑いがあるのかすぐに分かります。

▲目視で文章を比較するのが簡単

このように、文章同士を比較すれば実は全然違う内容だったことが分かります。具体的にどの部分を似ていると判断したかも赤文字で表示されるので、わざわざ自分で似ている部分を探す必要もありません。

まとめ

ひとまず無料で済ませたいと考えている方には『CopyContentDetector』の利用がおすすめです。コピーの疑いが出た際のチェックはやや面倒ですが、信頼に足る精度だと感じました。

とはいえ、一番おすすめしたいのは『コピペリン』。かなり厳しくチェックしてくれるだけでなく、類似部分の比較も簡単です。有料のツールではあるものの、1ヶ月あたり540円の利用料はコピペ記事によるGoogleからのペナルティを防ぐためと思えば、必要な経費といえるのではないでしょうか。

 

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