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おすすめのクリエイティブ管理ツール3選。これで“制作現場あるある”を解消!

制作業務に集中したい!クリエイティブ管理ツールおすすめ3選
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Web制作にはデザインレビューや修正依頼がつきものですが、クライアントやプロジェクトによってその連絡方法はさまざま。

会議を開いて直接意見交換をしたり、チャットやメールで「もっとこうしたい」とイメージを伝えられたり、画像に指示を書き込んだり、Excelでリストが送られてきたり……。

このように複雑な情報が混在した結果、「どれが最新のレビューなの?」「前に修正した問題点が復活してない?」といった問題が起こってしまい、本題の制作業務の時間をロスしてしまうこともしばしば。

今回はそんな “制作現場あるある問題” を解決し、効率的に業務に取り組むための「クリエティブ管理ツール」をご紹介します。

クリエイティブ管理ツールとは?

クリエイティブ管理ツールとは

クリエイティブ管理ツールとは、創作物のデータ管理やフィードバックなど、デザインが関わるプロジェクトを一元管理できるアプリケーションのことです。

  • Webサイト
  • アプリケーション
  • LP
  • ゲーム
  • POP
  • 動画

などのデザイン現場でよく使われています。

一般的なプロジェクト管理ツールとの違いは、クリエイティブな業界に特化している点。ガントチャートによるタスクの可視化や関連ドキュメントの管理など、一般的なプロジェクト管理ツールに搭載されているような機能のほかに、創作物の管理や修正指示などもできます。

プロジェクトが終わった後もクリエティブ管理ツールを開けば当時のことがわかるため、改修依頼があったときなどに役立つでしょう。

クリエイティブ管理ツールを使うメリット

クリエイティブ管理ツールのメリット

制作現場で活躍するデザイナーはもちろん、プロジェクトを管理するディレクターや、サンプルをチェックして修正指示を出すクライアントにも、クリエイティブ管理ツールを使うメリットがあります。

メリット1. スケジュールとタスクの管理ができる

タスク管理ツールは数多くありますが、単純に人員の稼働状況やスケジュールを確認したり、Wikiなどの機能を備えていたりするのみで、成果物の管理はできないものがほとんどです。

そのため、「バナー1」というタスクがあったとしても、そのタスクに紐づくバナーが何なのかをツールのみでは管理できず、別途ファイルストレージなどを確認する必要があります。

クリエイティブ管理ツールの場合はスケジュールやタスクの管理に加え、制作物の管理までできるため、いろいろなツールを行き来する手間がありません

さらにExcelよりも直感的で簡単に操作でき、変更履歴も残るため、ディレクターにもデザイナーにも利用するメリットがあります

また、クライアントに閲覧権限を持たせれば、クライアントの都合に合わせて進捗確認をしてもらえます。これまで電話やメールなどを使って定期的に進捗報告をしていた場合は、その手間を省けますね。

メリット2. レビューや修正のやりとりを効率化できる

レビューや修正指示をするとき、これまではスクリーンショットを撮ってPowerPointやExcelに貼り付け、余白にコメントを書くのが一般的でした。制作業界とのやりとりに慣れていないクライアントだと、文字だけで指示を伝えてくることも。

その点、クリエティブ管理ツールならツール上で修正指示ができるため、面倒な資料作りに手間取ったり、クライアントごとに修正指示用のフォーマットが異なったりもしません。クライアントの要望がうまく伝わらず、無駄な修正作業が繰り返されるのを防げます。

また、修正した制作物のバージョン管理機能が搭載されていることも多く、修正を繰り返すうちに前の問題が掘り起こされる「先祖返り」も防止できます。

直感的な情報のやりとりができ、資料作りからも解放されるため、プロジェクトの進行スピードは上がるでしょう。

メリット3. 制作物の管理が簡単

クリエイティブ管理ツールでは制作物が自動でデータベース化され、検索機能やサムネイル表示により効率的に管理できます

クライアントから過去の制作物について聞かれたときでも、ツールを開けばスムーズにデザインを探して答えられるでしょう。

また、これまでの制作物を会社の資産として簡単に管理できるため、今後の制作物をブラッシュアップしていく際にも便利です。

メリット4. チャットやドキュメント作成機能もついている

クリエイティブ管理ツールには、クライアントも招待できるチャット機能や、ドキュメントの作成/保存機能も搭載されていることが多いです。

そのため情報が分散しがちだったクライアントとのやりとりや、各種文書についてもプロジェクトに紐づけて保管できます

クライアントとのやりとりではチャットツールやメールを使い分けるのが一般的ですが、この方法では情報が分散し、プロジェクトを振り返る際に情報を見落としてしまうことも。

クリエイティブ管理ツールを導入することで、ツールの使い分けや面倒なメール探しがなくなり、作業効率が上がります。

おすすめクリエイティブ管理ツール

1. AdFlow

AdFlow

AdFlow』は制作に特化したプロジェクト管理ツールです。

  • バナー
  • LP
  • POP
  • フライヤー
  • DM
  • 動画

など幅広い制作物に対応しており、NTTドコモやアディダスなどの有名企業も導入しています。

制作現場からの声をもとに作られたため、デザイナーやディレクターのニーズがおさえられた使いやすいツールです。発注テンプレートからチャット、修正指示、制作物や素材の管理まで、プロジェクトの進行や管理、書類のやりとりを一元管理できます。

修正指示の作成はマウス以外にも、タッチペンやペンタブレットでの操作にも対応しています。直感的に操作できるため、PowerPointやExcelを使った管理よりも素早く楽に指示を出せるでしょう。

AdFlowの開発元である株式会社クリエイターズマッチはISMS/ISO27001認証を取得しており、セキュリティに配慮されたツールでもあります。

2. VideoWorks クラウド(旧:Crevo Base)

Video Works クラウド

VideoWorks クラウド』は、動画に強いクリエイティブ管理ツールです。動画のほか、静止画にも対応しています。以前は「Crevo Base」という名前でリリースされていましたが、2020年11月17日より「何ができるサービスなのか」をよりわかりやすくするために名称変更されました。

画面に直接書き込める修正指示機能が強力で、電話やメールによる指示出しの手間が省けます。履歴もしっかり残るため、いわゆる「言ったor言わない問題」も起こりません。

ファイル管理機能にはパスワードや有効期限を設定できるため、セキュアなファイル共有が可能。IPアドレス制限もできるため、社外からのアクセスを遮断して第三者による不正アクセスを防止します。

なお、国内外のクリエイターに仕事を依頼できるマッチングサービスも利用可能です。

3. Vync(ビンク)

Vync

Vync』は静止画/動画両方に対応したクリエイティブ管理ツールです。なんとスマートフォンにも対応しており、外回りが多くまとまった時間が取りづらい担当者ともスムーズにやりとりできます。

クラウド上で動画や資料の確認、修正指示出しができるため、ファイルをダウンロードして確認する必要がありません。使用頻度の高いPSDやAIファイルにも対応しています。

チャット機能では未読、既読が確認でき、メールよりもスムーズに意思疎通できます。プロジェクトのなかでも細かくグループ分けできるため、中〜大規模なプロジェクトでも個々のスタッフが無関係な通知に悩まされることは少ないでしょう。

おわりに

クリエイティブ管理ツールを導入すると、デザイナーやディレクターはもちろん、クライアントにもたくさんのメリットがあります。

クリエイターは煩雑な管理業務から解放されて制作業務に集中できますし、クライアントも修正指示を出すのが簡単になり、要望をよりわかりやすくデザイナーに伝えられます。

プロジェクトは「リリースしたからこれで全部終わり!」というわけではありません。改修を行うときのために、以前のプロジェクトでのやりとりやファイルはわかりやすく保存するべきです。その点、クリエイティブ管理ツールならすべてを管理できるので、未来のプロジェクトへの保険にもなりますよ。

「クリエイターとしての仕事に集中したい!」と感じている方は、ぜひ導入を検討してみてください。

(執筆:fuzuki 編集:齊藤颯人)

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