エンジニアの副業は週1からでも可能?副業の例や探し方も解説
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移り変わりやすい流行の波。デザイン界隈においても、あっという間にトレンドが入れ替わっていきます。デザイナーたるもの、国内外に限らずトレンドや最新のノウハウを押さえ、実務に生かしたいですよね。
そんななか「デザインの最新トレンドを知っておくにはどうしたらいいのか?」「デザインについて深く知るには、どのメディアを見たらいいのか?」と思われている方も多いのではないでしょうか。
今回は、デザイナーなら押さえておくべき、デザインについて深掘りできる、トレンドを学べるWebメディアをご紹介します。
目次
「組織ファシリテーションの知を耕す学びの場」がコンセプトのWebメディア『CULTIBASE』。組織、コミュニティ、会議の場などにおいて、ファシリテーションやマネジメントの技術がどのように生きるか、デザインやアートの考え方をベースに紐解くコンテンツが豊富です。
「組織デザイン入門:集団がよりよく協働する仕組みと構造をつくるには?」や「日常の「破れ」をイノベーションに繋げるには:山内祐平さんが提案する2つのデザインモデル」など、デザインの幅の広さを知れるような記事や動画が掲載されています。
とくにインタビュー記事は「好奇心と美意識を育む、多摩美術大学統合デザイン学科の「教育のデザイン」とは?永井一史×菅俊一インタビュー」など、すぐに使えるノウハウやテクニックではなく、デザインにまつわるコンセプトや背景、込められた想いについて知れる仕様になっています。
デザインのさまざまな側面を深掘りするWebメディア『designing』。「受け手を「信頼できていなかったのかもしれない」映像作家 cog石川将也が見る“優しいデザイン”」などのインタビュー記事を中心に、「動き続ける「いま」を問いなおす——2022年度グッドデザイン賞フォーカス・イシューが公開」などデザインにまつわるトレンド発信もしているWebメディアです。
「デザイン×思想」や「デザイン×倫理」など、デザインと他事象の関係性に注目し、デザインの本質をコンテンツもあります。多義的にデザインを捉え直すのに最適なWebメディアではないでしょうか。
ソーシャルイノベーション・スタジオ「公共とデザイン」が運営するWebメディア『PUBLIC & DESIGN』。デザインの側面から見た民主主義、また政策サービスにまつわる事例を中心に掲載しています。
個人の暮らしと“公共”は切っても切り離せないもの。「亀岡市との子育てリサーチプロジェクト: 依存しあえる子育て環境と、母からわたしを生きること。」など、デザインと公共の観点からさまざまなプロジェクトを創出しているのも、このメディアの特徴です。
2015年にスタートした『ÉKRITS(エクリ)』は、株式会社OVERKASTが運営するデザインWebメディア。広義的にデザインを捉え、本質的なインスピレーションに繋がるコンテンツを中心に掲載しています。サイトデザインにも特徴があり、眺めているだけでもクリエイティブのヒントになるようなWebメディアです。
「UIと音をめぐる機能と官能」のようにUIデザインの歴史をたどるボリューミーな記事や、「野生の秩序、散歩の途中」のようにデザインにまつわるエッセイ記事など、多様なコンテンツが満載です。
UX専門のWebメディア『UX JOURNAL』。「ユーエックスが、わかる。つかえる。」をコンセプトに、「最強のマッチングサービスを開発するのはNetflixなんじゃないか問題」や「会議は対面からオンライン時代へ。倍速再生がもたらす「観る会議」の生産性とUX」など、UXにまつわる多彩な事例を紹介しています。
UXに興味を持ちはじめたばかりの方はもちろん、UXデザイナーとしてキャリアを積んでいる方にもおすすめのメディアです。私たちの暮らしにおいて、いかにUXが重要な役割を担っているのか、あらためて捉え直すのにぴったりなメディアでしょう。
ポップなサイトデザイン、読みやすいフォントサイズなど、細やかな部分まで気遣いがされているのも感じ取れます。
UXデザインをメインテーマにしたWebメディア『UX MILK』。2022年10月時点で確認したところ、およそ1年のあいだ更新が止まっているようですが、配信されている情報は確かなものです。トレンド性よりも、よりUXの本質に迫ったコンテンツが揃っているといえます。
「優れたWebのコピーライターが気をつけている7つのこと」や「ユーザーのタスク完了を見極めるためのアプローチ」など、海外発の事例も豊富。グローバルな視点を保ちつつ、自分なりのUXに対する解釈を磨くうえでも役立ちます。
JAGDA(日本グラフィックデザイン協会)デジタルメディア委員会が運営している、グラフィックデザインがメインのWebメディア『The Graphic Design Review』。サイトデザインがスタイリッシュで、他メディアと一線を画す存在感があります。
「BOOKS」「MEDIA」「COLUMN」「NOTES」以上4つのカテゴリから構成されており、グラフィックデザインを軸に深いインスピレーションが得られる記事が多く掲載されているのが特徴です。
Webデザイナー、Webデベロッパーとして活躍するManaさんによるブログ『Webクリエイターボックス』。書籍「1冊ですべて身につくHTML & CSSとWebデザイン入門講座」も出版されている方です。
「Twitter 人気のつぶやき 10/1〜10/21 2022」のように、日々Twitterで呟き、反応の多かったツイートをまとめた記事もあれば「2022年9月に読んだWeb・デザイン関連の本」のように、Manaさん自身のインプットを垣間見れる記事もあります。
「Webに関わるすべての人のためのメディア」をコンセプトに運営されているWebメディア『Web Design Trends』。そのコンセプト通り、Webデザイン界隈の最新トレンドや、Web制作における具体的なノウハウ記事まで幅広く網羅されています。
最新トレンドをチェックするなら「2022年に流行するWebデザインの最新トレンド10個まとめ」、ノウハウを調べるなら「各種SNSのシェアボタン設置用URLまとめ!サンプルコードも」などの「Web制作」タグが参考になります。
『サルワカ』は、Webデザインはもちろん、フロント開発の領域までカバーした重厚なコンテンツが揃っているWebメディア。HTMLやCSSまわりをはじめとするWebデザインの基本から、WordPressやCanva、Photoshopの使い方などに言及した記事もあります。
サイト横にカテゴリが並んでいるので、目当ての記事を探しやすいのもこのメディアの特徴です。何から読むか迷ったら「殿堂入り&人気記事」から、気になった記事を読んでみましょう。
Photoshopにまつわる情報が集められたブログ『Photoshop VIP』。Photoshopの使い方はもちろん、フォントやブラシ、写真などのフリー素材配布や、Web制作に特化したノウハウ/ニュース記事などもあります。
「デザイン未経験でできるAdobe Expressの使い方20選」や「「シンプル」こそ大事!ホームページ制作で基本の「やるべきこと」とよくある間違い」など、読み物として楽しめるコンテンツも豊富。また、シンプルに素材を探すだけでも、得られるものが多いWebメディアです。
Web制作にまつわる情報を多く掲載しているWebメディア『コリス』。古くから運営されているため、ブログデザインは少々古風ですが、2022年10月現在も1日に数回更新されています。
「商用でも完全に無料! WebサイトやアプリのUIに適したシンプルデザインで、SVG完備のアイコン素材 -Sargam Icons」などの素材に言及した記事や、「VSCodeの便利なショートカットが、短時間で身につく魔法のチートシート -VSCheatsheet」など、プログラミング言語/技法にまつわる記事も豊富です。
『TD』は「Interview」「Report」「Note」の3つのカテゴリで構成された、一風変わったコンテンツを配信するデザイン系Webメディア。ノウハウや最新ニュースではなく、業界の重鎮や若手デザイナーにインタビューした記事をメインに構成されています。
「アートを普遍的職業にする:椿昇インタビュー 京都芸術大学の現在 vol.1」や「結局のところ、UI/UXって何ですか? vol.13 現代の“魔女”パラレル宇宙子さんに聞いてみた」など、他では読めない独特なインタビューばかり。脳に刺激を与えたいときや、新しいインスピレーションが必要なときなどにおすすめです。
デザイナーが知っておくべきトピックを集めたWebメディア『AMP(アンプ)』。扱われているテーマはビジネス系を中心に「DX」「働き方改革」「認知バイアス」など多岐に渡りますが、デザインとは切っても切り離せないものばかりです。
「新たなDXの鍵は“インクルーシブ”。バリューチェーンの分断改善で生まれる価値とは?」などの記事にみられるように、DXが重要と叫ばれて久しい昨今ですが、詳細まで深掘りできているビジネスパーソンやデザイナーは、どれくらいいるでしょうか? 一歩先を目指すのにも、覗いておくことをおすすめします。
「みんなでつくるデザインのリファレンスサービス」として運営されている『Cocoda』。コミュニケーションデザインやプロダクトデザイン、組織デザインなど、それぞれのカテゴリにおいて各種チームが知見を持ち寄っています。まさに、図書館へ調べ物相談をしに行くようなスタンスで、疑問に対する答えを探せるような仕組みになっているのです。
コミュニケーションデザインのカテゴリを覗いてみるだけでも、「無理のない体制を目指して。SmartHRサービスサイトでの「スクラム運用」にチャレンジした話」や「自然に「繋がりたくなる」体験をつくる、Pocochaのグッズ制作」など興味深い記事ばかりです。
『THE BRIDGE』は、スタートアップや投資家向けの情報が集まっているWebメディア。一見デザインとは関係がなさそうですが、これまでにない新しいプロダクトやサービス、海外事例についての記事はデザインのインスピレーションにも繋がります。
「テクノロジーで女性の健康課題を解決「flora app」」や「Snapも認めた、メンタルをケアできる交換日記アプリ「Waffle」」などは、その代表例。行き詰まりを感じている方におすすめです。
「デザインの視点で、人間の可能性や創造性を伝えるメディア」をコンセプトに掲げるWebマガジン『AXIS Web Magazine』。あえて垣根を取りはらい、ファッションや音楽、テクノロジーやビジネス領域までカバーしたコンテンツを掲載しています。
1981年に創刊したデザイン誌「AXIS」のWeb版となる本メディアは、類のない独自のノウハウにより、業界内でも唯一の存在感を確立してきました。Webでもその立場は変わることがありません。「合理性と非合理性を愉しむ、これからの時間のつくり方」など、自然と興味を喚起させる記事が豊富です。
デザイン界隈ではおなじみ、グッドデザイン賞が公式に運営しているnote『グッドデザイン賞事務局』。これまでの受賞作品の紹介や審査通過のポイント、それぞれの受賞作品にまつわる背景が語られたインタビュー記事がメインコンテンツです。
受賞を目指す方もそうじゃない方も、「“お気に入りの一冊”に出会えるグッドデザインを紹介します」などの記事を見てモチベーションをアップさせるのはいかがでしょうか。
デザインのなかでも、少々ニッチな話題をメインに取り扱っているブログメディア『DesignWorks』。トレンドとなっている(またはトレンド入り直前の)アプリやサービス、ガジェットなどにまつわるコンテンツが豊富です。
「オリジナルのスヌーピーキャラクターを作成できる特設サイト「Get Peanutized」」や「折りたたみできるポータブルな電子レンジ「micro-grill」」など、思わず「何それ?」「こんなのあったの?」と言ってしまうようなサービスやガジェットに出会えるかもしれません。
『AMIX』は広告デザイン事務所AMIXが運営しているブログメディア。プロダクトデザインにまつわるアイデア、ポスターやロゴ作成のための気づきなど。これまでにない新しいデザインのインスピレーションを得られるWebメディアです。
また「ターゲットを意識したパンフレットやチラシを活用して、効果的にお店を宣伝しよう」や「リブランディングとは? ブランドの再構築について」などの記事からは、デザインを生かすためのマーケティングやブランディングについての知見も得られます。
「ビズリーチ!」でおなじみ、転職サイトや人材管理クラウドなどさまざまなサービスを提供するIT企業Visionalが運営する『Visional Designer Blog』。ビズリーチやHRMOSなどのサービスがどのように出来上がったか、BtoBサービスのデザイン構築プロセスに興味がある方には、とくにおすすめの内容です。
「あなたの課題は、本当に課題か? —— Visional Designer Summer Internship 2022 実施レポート」などのイベントレポート記事や、「組織づくりをリードする2人が選んだ、組織と文化をデザインするための6冊」などデザイナーが参考にしている書籍を紹介する記事も参考になります。
「世界にノイズと美意識を」をコンセプトに、クリエイティブで企業の課題を解決し続ける株式会社アマナ運営のメディア『amana INSIGHTS』。「アート思考」「BtoB」「コンテンツマーケティング」などをキーワードにし、デザインやクリエイティブの力で課題を解決する過程を余すところなくコンテンツ化しています。
「成功のカギは、会議プロセスの可視化。AQUOSスマホの“らしさ”を導き表現した、ビジュアルファシリテーションとは」などのインタビュー記事をはじめ、「メタバースビジネスにおける、世界観とコンテクストの作り方。Awwの成功に見る、そのポイントとは?」など具体的なノウハウを紹介する記事もあります。BtoBマーケティングや企業内コミュニケーションについて、日々試行錯誤しているデザイナーの方にもおすすめです。
『SEVEN DEX POST』はデザインコンサルティングファーム・SEVEN DEXが運営するメディア。デザイナーとして力を磨けるのはもちろん、社内やチームで円滑に仕事を進めるためのヒントなども豊富です。
「デザイナーたち、英語勉強しよう!よく聴いているデザインポッドキャスト」や「より良いデザインにするために!プロジェクトマネージャーとしてのデザインフィードバックのコツ」など、デザインとビジネスを掛け合わせて新しいアイデアを構想するヒントが得られます。
『freshtrax』はデザイン会社btraxが運営するブログメディア。ビジネス×デザインをテーマに、さまざまな事例の解決策を提案・紹介しています。そのカテゴリは「テクノロジー」「マーケティング」「スタートアップ」「イノベーション「ブランディング」など多様です。
「グローバル視点で未来をデザインする」がコンセプトなだけに、「日本のアニメがアメリカで爆発的な人気を集める理由と事例3選」や「Z世代の心を掴むインクルーシブ・サステナブルブランドとそのコミュニケーション事例3選」など視野の広いコンテンツが豊富。ビジネスの観点からデザインを学び直したい方におすすめです。
サイバーエージェントが運営するオウンドメディア『FEATUReS』。幅広い事業を手がけているサイバーエージェントの公式オウンドメディアには、まさに多様なカテゴリがあります。その中にはデザイナー向けのコンテンツが詰まった「技術・デザイン」カテゴリも。
時代の最先端を走る企業がどんなクリエイティビティを発揮しているのか、その一端を学べます。月に2〜3記事ほどコンスタントに更新されているので、定期的にチェックしてみてはいかがでしょうか。「「焦らず、自分のペースで」エンジニアとして働き続けるために、ライフステージの変化とどのように向き合った?」など、キャリアの参考になる記事もあります。
デザイン会社グッドパッチが運営するブログメディア『グッドパッチブログ』。UI/UXにまつわる話題を中心に、独自のナレッジを惜しみなく提供しています。定期的に更新されている「新しいものが大好きなGoodpatchで10月話題になったアプリ、サービス、デザインまとめ(2022)」など、グッドパッチ社内で話題となったアプリやサービスをまとめた記事も、人気が高いようです。
時代に合わせ、いち早くフルリモートの組織体制を築いたことでも知られるグッドパッチ。「好きな場所で働き暮らす。フルリモート社員たちの座談会レポート」などの記事は、新しいチームを形成する過程にも大いに役立つのではないでしょうか。
お馴染みLINE株式会社が運営するオウンドメディア『LINEクリエイティブセンター』。具体的には、LINE内における映像制作やスペースデザイン、UI/UXデザインなどを受け持つ「LINE CREATIVE CENTER」が情報発信している、noteを使ったメディアです。
クリエイティブの観点から「UI/UXとはなんぞや?」を深掘りするコンテンツもあれば、将来インハウスデザイナーを視野に入れる学生向けの記事も。「【参加者レポート】デザイン職インターンの参加から本番まで」などは、実際に行われたインターンの様子を垣間見ることができ、LINEでの働き方を想像するのにぴったりです。
デザイン全般、WebデザインやUX/UIなどのノウハウ、最新プロダクトのデザインやトレンドなど、デザインが学べるメディアと一口に言ってもコンテンツの内容はさまざま。基礎と最新トレンドを押さえながら、実務に生かしていきましょう。
(執筆:北村有 編集:宮﨑駿)
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