Workship MAGAZINE書籍化第3弾!#ADHDフリーランス の新常識 他
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「フリーランスエンジニアになるには、どんなスキルが必要か知りたい」
「フリーランスとして必要なスキルを業種別に知りたい」
「フリーランスエンジニアに必要なスキルの習得方法について知りたい」
これからフリーランスエンジニアを目指す人は、このようにどんなスキルが必要なのか気になる人も多いでしょう。
会社員と違い、フリーランスエンジニアは必要なスキルがないと案件を受注すらできません。業種別に必要なスキルも異なり、またフリーランスだからこそ必須なスキルもあるため、積極的に身につける必要があります。
そこでこちらの記事では、フリーランスエンジニアとして身に付けるべきスキルについて、以下3つのポイントに沿ってご紹介します。
これからフリーランスエンジニアを目指す人はぜひ参考にしてください。
フリーランスエンジニアと言っても、フロントエンドエンジニアやバックエンドエンジニアなどさまざまな業種があります。それぞれで必要なスキルの組み合わせも変わってくるため、前もって確認しておくことが大切です。
またフリーランスエンジニアとして活動する場合は、エンジニアとして総合的に対応できるスキルが必要。そのためこちらの項目ではフリーランスエンジニアに必要なスキルの組み合わせを以下3つの業種別にご紹介します。
- フロントエンドエンジニア
- バックエンドエンジニア
- インフラエンジニア
まずはじめにフロントエンドエンジニアです。Web開発におけるフロント側(ユーザーから見える部分の機能の実装)の開発がフロントエンドエンジニアの主な仕事。
フリーランスのフロントエンドエンジニアに必要なスキルの組み合わせは以下のとおりです。
<制作&開発>
- HTML:SEOに配慮したマークアップができるスキル
- CSS:デザインを忠実に再現し、レスポンシブ対応できるスキル
- JavaScript:アニメーションの実装やUIを高めるスキル
<デバッグ業務>
- HTTP:Webサーバーの通信における知識
- 各種ブラウザ:Google ChromeやInternet Explorer 11などで柔軟に対応できるスキル
- IDE:開発を効率的に行うための環境を整えるスキル
フロントエンドエンジニアの仕事は、主にデザインを忠実に再現しUIを高めることです。そのため、フロントエンド言語と合わせてブラウザの仕様に関するスキルが必要になってきます。
またWebサーバーの通信におけるスキルも身に付けておくことで、フロント側のコーディングをするときにバックエンド構築がしやすい開発を心がけることもできます。このため、フロントエンドエンジニアは最低限のスキルを持っておくとよいでしょう。
次にバックエンドエンジニアです。主にWebサービスにおけるシステム開発を行います。ユーザー側からは見えないデータベースやデータの処理、保存の部分を開発するのが仕事です。
フリーランスのバックエンドエンジニアに必要なスキルの組み合わせは以下のとおりです。
<アプリケーション開発>
- サーバーサイドの言語:PHP、Ruby、Pythonなど
- 必要に応じたプログラミング言語:HTMLなど
- フレームワーク:Laravel、Ruby on Rails、Djangoなど
<デバッグ業務>
- HTTP:Webサーバーの通信における知識
- IDE:開発のための環境を整えるスキル
- Webサーバー:ユーザーのリクエストに応じるサーバーの知識
- 各種データベース:データベースの連携や管理に関する知識
バックエンドエンジニアは、ユーザー側からは見えないシステムの構築を行うため、頻繁に起きるエラーのデバッグ業務を行います。
またアプリケーションの開発においては、サーバーサイドのプログラミング言語以外にも、アプリケーション開発を効率的に行うツール(フレームワーク)のスキルも必要です。
フリーランスとして案件を受注するときには、フレームワークの知識を必須とする場合がほとんど。ぜひマスターしておきましょう!
最後にインフラエンジニアです。サーバーやネットワーク関連の業務を行うことがほとんどで、システムやアプリケーション開発における環境も整備するエンジニアを指します。
フリーランスのインフラエンジニアに必要なスキルの組み合わせは以下のとおりです。
<サーバー構築/保守>
- サーバーOS:iOSやLinux、WindowsなどのOSにおける環境構築スキル
- Webサーバー:ユーザーのリクエストに応じるサーバーの知識
- 各種データベース:データベースの連携や管理に関する知識
- 各種言語:プログラミング言語の幅広い知識
- ロードバランサ:複数サーバー処理のバランスを保つスキル
<ネットワーク構築/保守>
- ファイアウォール:不正なアクセスからネットワークを守るスキル
- HTTP:Webサーバーの通信における知識
- TCP/IP:データ通信における安全性と高速性のふたつのプロトコルに関するスキル
システム開発やアプリケーション開発において、インフラエンジニアのスキルがなければ安全な開発はできません。そのため、インフラエンジニアには他の業種よりも高度なスキルが要求されます。
またインフラエンジニアのスキルはポートフォリオなどで可視化するのが難しい性質を持っています。Linux技術者認定などの資格を習得してアピールするのがおすすめです!
フリーランスエンジニアは個人事業主として活動します。そのためエンジニアとしてのスキル以外にも、フリーランスとして成功するためのスキルが必要です。
ITスキル以外に必要なフリーランス必須のスキルは以下のとおりです。
ITスキルが高かったとしても、このようなスキルがなければフリーランスとして成功するのは難しいと言えるでしょう。あらかじめ習得しておくことをおすすめします!
フリーランスエンジニアとして仕事を得るために必須なのは、営業力です。
どれだけ高いITスキルを持っていたとしても、そのスキルを売り込む営業力がなければ、案件受注には至りません。
フリーランスエンジニアが企業に飛び込み営業することは稀ですが、主に以下のようなオンラインでの営業がほとんどです。
- 営業メールを送る
- スキルシェアサービスで自分の魅力を伝えて受注率を上げる
反対にプログラミングスキルが低かったとしても、営業力や交渉スキルが高ければ単価を上げることができます。フリーランスエンジニアとして成功したいならば、営業力は必須のスキルです。
「どうしても営業力に自信が持てない……」という方は、クラウドソーシングサービスやエージェントサービスに登録しておくといいでしょう。交渉に自信がなくても、自分に合った案件を見つけやすくなります。
高単価の案件も多数紹介されているスキルシェアサービス『Workship』には、希望者の方に向けエージェントサービスも用意。フリーランスエンジニアとして活動していきたいなら、登録をおすすめします。
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具体的なフリーランスエンジニアの営業戦略についてはこちらの記事をご覧ください! 未経験からフリーランスエンジニアになるには? 現役エンジニアが解説! Workship MAGAZINE
フリーランスエンジニアは個人事業主として活動をするため、自身で経理業務などの事務処理を行わなければなりません。
フリーランスエンジニアが主に行う事務処理は以下のとおりです。
- 税金・社会保険の管理や手続き
- 請求書の発行
- その他毎月の事務処理
まず税金や社会保険に関する事務処理をする必要があります。
フリーランスは会社員ではないため、保険の加入や年金に関する手続きは自分自身で行わなければなりません。
また毎年2月〜3月の申告期間内に確定申告をする必要があります。一年間に発生した所得や経費から所得税を計算し、税務署へ申告する手続きです。
税金や保険料に関してはこちらの記事も合わせてご確認ください。
フリーランスエンジニアに必要なスキルとは?職種別にご紹介!
Workship MAGAZINE
またフリーランスは、企業やクライアントと「業務委託契約」という形で案件を受注するのが一般的です。そのため、受注のたびに請求書を発行する必要があります。
消費税や源泉徴収も考慮して発行しなければならないため、非常に手間がかかるものです。
はじめて請求書を発行するときは、ぜひこちらの記事も参考にしてください。
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フリーランスエンジニアに必要な事務処理は、ほかに以下のようなものがあります。
このように、フリーランスとして活動するには最低限対応しなければいけない事務処理があります。本やインターネットを活用し、あらかじめ勉強しておきましょう。
最後にフリーランスに必要なスキルとして、スケジュールを管理する自己管理能力があります。
フリーランスエンジニアの働き方は多様化しており、比較的自由に働けることがメリットです。しかし自己管理能力がないと仕事をサボってしまったり、納期の遅れに繋がってしまったりします。
またリモート型のフリーランスエンジニアは自宅で仕事をする人がほとんど。不規則な生活になってしまう人も少なくありません。
規則正しい生活をするには、毎日のルーティンを決めることが重要です。
このように、毎日決まった時間に何をするか決めておくだけで生活リズムが整います。仕事の生産性も上がるので大変おすすめです。
フリーランスとして長く活動し続けるために大切なスキルとして「マーケティングスキル」があります。
いずれ他のフリーランスエンジニアと同じようなスキルセットでは通用しなくなってくるでしょう。プログラミングスキルはもちろん、「いま市場には何が求められているのか?」「それに合わせてどんなスキルを身につけておくべきなのか?」などを先読みする力が求められます。
ただ与えられる仕事をこなすばかりではなく、自ら企画提案できるフリーランスエンジニアはさまざまな企業で求められる存在です。便利なサービスはすでに世の中に溢れています。いかに最新の知識とスキルを身につけ、時代に先駆けて新鮮な提案ができるかが勝負の分かれ目です。
マーケティングについても合わせて勉強しておき、自分を唯一無二なエンジニアにするべく日々努力しましょう。
ここまでフリーランスエンジニアに必要なスキルを業種別にご紹介しました。しかし、どのようにこれらのスキルを身につければよいか悩む人も多いと思います。
そこでこちらの項目では、フリーランスエンジニアに必要なスキルの習得方法をご紹介します。
- 読書やインターネットで情報収集する
- スクールに通う
- イベントや交流会に参加する
- 実際の案件をとおしてスキルを習得する
以上4つのポイントに沿って詳しく解説します。
まず本やインターネットから情報を収集し、エンジニアとしてスキルを身につける方法があります。
IT業界には多くの情報が飛び交っています。変化が激しい業界でもあるため、常に最新の情報を集める意識を持たなければなりません。
フリーランスはひとりで働かなければならないため、自ら積極的に外部の情報に触れなければ、時代に取り残されてしまうことにつながります。
本や書籍の購入費は経費として計上することで節税対策もできるため、積極的に購入してスキルを身につけましょう。
当メディア『Workship Magazine』では、フリーランスへのインタビューなどのリアルな情報から、フリーランスとして活動するための便利な情報(節税や請求書の書き方など)まで多く掲載しています。こちらもぜひ合わせてご活用ください!
プログラミングのスキルを学ぶときには、プログラミングスクールに通うのがおすすめです。
プログラミング言語の習得は非常にハードルが高いもの。しっかり学習管理を行わないと、挫折してしまう人がほとんどです。
そこでプログラミングスクールを利用すれば、現役のエンジニアから実務で通用するスキルを学べます。それだけでなく、卒業後の案件獲得サポートなど、卒業後のキャリアも明確になるのでおすすめです。
<プログラミングスクールのおすすめポイント>
- 現役のエンジニア講師から教えてもらえる
- オリジナルサービスの開発など、実践を通じて学習できる
- 卒業後のキャリアサポートがある
- 挫折しにくい環境で学習できる
- 受講料を払っているので、自分に厳しく学習ができる
次にフリーランスのイベントや交流会に参加して人脈を作り、スキルを身につける方法があります。
とくに未経験者や経歴が浅いフリーランスエンジニアは、イベントや交流会に参加することでベテランのフリーランスとつながれます。それにより、フリーランスとして成功する秘訣を知れたり、さらには案件獲得のチャンスが来ることも。
他業種の交流会で案件を獲得した事例についてはこちらの記事をご覧ください!
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最後に、実際の案件をとおしてスキルを習得する方法があります。
クライアントとのコミュニケーションや営業には正解がないため、経験や場数を踏むことで多くのスキルが身につきます。営業やコミュニケーションのスキルは座学のみでは身につきません。まずは、実際にフリーランスのエンジニアとして案件を遂行し、能動的にコツやノウハウをつかんでいきましょう。
またプログラミングについても、実際の案件に取り組みながらのスキルアップが可能です。分からないことや自分の弱点は、社会に出てからこそ浮き彫りになります。はじめは不安かもしれませんが、まずはどんどん実践していくことが重要です。
フリーランスエンジニアに必要なスキルを業種別に紹介し、おすすめのスキルアップ方法について解説しました。
ぜひこちらの記事を参考に、フリーランスエンジニアとしてさらならレベルアップを目指しましょう!
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