エンジニアの副業は週1からでも可能?副業の例や探し方も解説
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近年、「フリーランス」という働き方が注目を集めています。
副業やパラレルワークを推奨する企業も増えてきており、今後フリーランスの働き方はますます注目されるでしょう。
そこで気になるのが、「フリーランスとして働いたとき、どれくらいの額を稼げるのか」ということです。正社員として勤めながら副業・複業をしている人でも、将来的な独立を視野にいれる場合、ここが引っかかるのではないでしょうか。
今回はこれらをご紹介します。
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ひとことにフリーランスといってもその種類は多岐に渡り、稼げる業界・業種もあれば、向かい風の業界・業種も存在します。
IT系のプログラマーやエンジニアとして働くのか、ライターやイラストレーターとして働くのか。はたまた作曲家や画家として働くのか。また実力のほかに、業界での立ち位置や横の繋がり、その年の経済状況や仕事環境、運などにもよって稼ぎは左右されることになります。
一般的な傾向としてはIT系フリーランスは年収が高く、年収1000万円以上というケースも多く存在します。一方で、ライターなどは年収が低い傾向にあります。
とはいえこの結果にはさまざまな要素も影響しており、これは傾向に過ぎません。IT系フリーランスでも稼げなかったり、ライターでも多く稼いだりしている例はいくらでもあります。
詳しくは後述しますが、大切なのはフリーランスとして収入を上げるための工夫をしているかどうかということです。
一つひとつのプロジェクトに集中的に携わっていくような働き方や、案件ベースで次々と数をこなしていく働き方など、収益を得る方法はさまざまです。そのため、「こう仕事をすれば稼げる」ということは一概にはいえません。
ここでは一つの業種に対してではなく、フリーランスに共通していえる、収入を上げるための6つの方法をご紹介していきます。
イラストやライティング、アプリ開発など、クラウドソーシングではさまざまな仕事を見つけられます。それらはフリーランスに参入したての人にとってはありがたい一方、単価や品質、手数料に関する問題も抱えています。
将来的なキャリアアップや年収アップを望むのであれば、クラウドソーシング以外でも仕事を見つけられるようになるべきでしょう。例えば前職の同僚や過去の取引先、フリーランス仲間などから、意外な高単価案件を振ってもらえることもあります。
何事に関しても言えることですが、誰でもできる仕事は給料も安くなりがちです。専門性の低い仕事であれば、周りのフリーランスと取り合いにもなるでしょう。
それを避けるためにも、固有のスキル習得や技術のブラッシュアップ、専門分野などは早めに身につけておきましょう。
フリーランスになると、それまで会社が行なってくれていたお金に関する計算を自分で行う必要があります。確定申告や節税、保険料の計算は計画的に行いましょう。せっかく沢山稼げても、経費で落とせるものを落とさなかったり、高い保険に加入したりするようでは意味がありません。
収入や年収をすぐに上げられないという人でも、この部分を見直したことで、結果的に自由に動かせるお金が増えたという人も大勢います。
働く上では、当然お金が大切になります。いくらやりがいのある仕事でも、こなすのに時間がかかってしまっては収入が増えません。
「時給3000円以下の案件は受けない」など、仕事を受ける基準を自分の中で決めて、行なっている仕事の時給・日給・月給をしっかりと管理しましょう。
フリーランス駆け出しであれば、アルバイトと同じように時給1000円はキープしましょう。正社員からフリーランスに転職した人は、正社員時代の日給換算額を参考に働くのが分かりやすいです。
実働時間の他に、ミーティングや準備、取材、リサーチ、移動なども必要な仕事の場合は、それらも加味して計算するようにしましょう。余計な仕事、必要な仕事、稼げる仕事、稼げない仕事を可視化することで、収入アップに繋がります。
自分一人で仕事を探しているだけでは限界があります。インターネットなどで探せばさまざまなエージェントサイトが見つかるので、そういったものも積極的に利用しましょう。
IT系に強いエージェントやライター系に強いエージェントなど、企業毎に違いがあるので、自分に合ったエージェントサイトを利用してみてください。
リスクマネジメントの意味でも、複数の取引先を見つけることは大切です。
また、さまざまな分野の案件に挑戦することで、専門分野や実績も広がるので、収入アップ以外の収穫も見込めます。
クラウドソーシングで有名なランサーズ株式会社が行なった「フリーランス実態調査 2018年版」によると、日本の全労働人口の17%を占める1119万人がフリーランスとして働いているそうです。
ひとつの会社で定年まで勤め上げることが常識や美徳のように考えられていた時代とは異なり、これからは個人に合わせた柔軟な働き方が求められるようになりました。同時に、フリーランスとしての働き方にも多様性が生まれています。
代表的なものは次の4種類です。
企業などの特定の職場には勤めず、フリーランスとして完全に独立しているタイプの人です。
法人や個人を問わず契約を締結して働き、収入を得るタイプの働き方です。
正社員として勤務しながら、副業をこなしているタイプの人たちが副業会社員系に当たります。会社員の安定感を保ちながらフリーランスとしての活動にも手を伸ばせる、非常に参入しやすい働き方です。
隙間時間に働くことになるため、大幅な収入増には繋がらないかもしれませんが、趣味に投資したりお小遣いを増やしたりしたいという人にはおすすめです。
フリーランスとして成功し、のちに法人化して独立オーナーとなるタイプです。完全フリーランス系として働いていたものの、仕事が捌ききれなくなり、このタイプに転身するという人は少なくありません。
副業会社員系ほどではありませんが、安定感は高い働き方です。企業に所属せずに年収400万円以上を目指すのであれば、この働き方が最もおすすめです。事業主として開業することで、社会的信用もアップするでしょう。
ランサーズの調査では「複業系パラレルワーカー」と呼ばれているのがこのハイブリッド系です。正規・非正規雇用を問わず、2社以上の契約先と仕事をする働き方が特徴です。
年収の面で見ても魅力的な働き方で、個人で600万円以上の年収を得ようとした場合、この複業系パラレルワーカーの働き方はとてもおすすめです。
フリーランスと会社員は一長一短です。会社に所属した方がパフォーマンスを発揮できる人や、個人で働いた方が性に合っている人など、個人の向き不向きもあるでしょう。
隣の芝生が青く見えてしまうこともあるかもしれませんが、それぞれに苦悩も存在します。
一方で、それぞれの強みや良い点ももちろんあります。
結局のところ、自分が何を重視していて、どのように働きたいと考えているのかが大切なのです。
(執筆:阿久津碧 編集:Workship MAGAZINE編集部)
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