エンジニアの副業は週1からでも可能?副業の例や探し方も解説
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音声を使用した技術が進歩し、AIを用いたアシスト機能も一般的になってきました。音声アシストでは、Google AssistantとAmazon Alexaの比較が注目を集めています。この比較はCES 2018でも話題となりました。
2017年末に発表されたスマートスピーカーデバイスの発行台数で、Amazon Alexaを搭載したAmazon Echoが圧倒的シェアを示したように、「Amazon Alexaの方がいいっぽい……?」というのが世の中の認識でしょう。
今回は、Google AssistantとAmazon Alexaのどちらが優れた機能を備えているのか、5つの項目で比較しました。「検索」「オンラインショッピング」「交通」「連絡」「出前」と5つのアクション項目で優位にたったのは、なんとGoogle Home。
実際の比較実験の模様をお送りします。
目次
インターネットが普及する前までの私たちは、知りたいことを図書館で調べたり辞典を頼りに答えを探してきました。しかし、今ではインターネットが普及し、スマートフォンやPCで検索するのが日常となっています。
インターネット検索が便利で当たり前のものになったからこそ、音声アシストそれ以上の便利さを提供する必要があります。つまり、音声アシストではユーザーの質問に対して正確な返答を返せなければなりません。
Google AssistantとAmazon Alexaに20の質問をして試したとこと、Google Assistantが勝りました。
地球と木星の間の詳細な距離情報や、『鶏肉は冷蔵庫でどれくらいの日数保存できるのか』のような質問にもGoogle Assistantは答えることができました。Amazon Alexaは答えることができませんでしたが、5マイルをメーターに変換して切り上げる計算に関しては答えることもできました。
音声アシストはオンラインショッピングの機能もあります。Amazon Alexaは、ショッピングカタログとの連携で圧倒的に勝っています。Google Assistantは購入の前段階で購入に同意しなければならないフローもあり、少し手間がかかりました。
AIは私たちの生活の一部もサポートしています。
交通情報を尋ねると、Google Assistantは完璧な返答をしました。交通手段やルートの提案も答えることができました。しかし、Amazon Alexaは交通時間の計算ができないと返しました。ルートの提案も上手くはいきませんでしたが、交通量を計測は答えることができました。
あなたが電話をかけたり、メッセージを送るときにも音声アシストは役に立ちます。
Amazon Alexaは、登録された連絡先やほかのAmazon Alexaユーザーへの連絡が可能です。Google Assistantも同じように実行することはできます。そのためには、IFTTTを使用しなければなりませんでした。IFTTTの設定を行わないとテキストメッセージを送ることができません。
出前は日常的に使える機能です。出前が可能なお店だけをおすすめして、メニューを知らせてくれるとしたらどうでしょうか?その上で、音声アシストが変わりに注文してくれたら嬉しいですよね。
Google Assistantに尋ねると、すべて上手くいきました。しかし、Amazon Alexaはまったく処理することができませんでした。
比較対象の「検索」「オンラインショッピング」「交通」「連絡」「出前」から、Google Assistantが3つ、Amazon Alexaが2つの項目で勝りました。しかし、実質その違いはあまり大きなものではありません。
今回比較した内容以外でも比較点はあります。Google Assistantは「Home」「Mini」「Max」とシリーズの展開が豊富ですが、Amazon Alexaはサードパーティデバイスの対応数では大きく勝っています。
各々の強みが違うため、購入する際はどのように使用するのかを想定して検討することをおすすめします。
(翻訳:Yuri Tanaka)