採用サイト事例20選|企業ブランディング・職種別に学ぶ成功パターン

採用サイト事例20選|企業ブランディング・職種別に学ぶ成功パターン

採用サイトを作る、あるいはリニューアルしようと考えたとき、「どんな企業の事例を参考にすればいいのか分からない」と悩んだことはありませんか?デザインが良さそう、コンテンツが充実していそう……と感覚で探してみても、それが自社にとって本当に参考になるのかを判断するのは、意外と難しいものです。

この記事では、企業ブランディングや職種別といった切り口で整理した採用サイト事例とともに、評価されている採用サイトに共通する考え方や設計のポイントを紹介します。

筆者は現役エンジニアとして、またフリーランスライターとして活動する中で、応募者の立場から数多くの採用サイトを見てきました。「応募者はどこを見て、何を感じるのか」という視点を軸に、採用サイトを単なる制作物ではなく、採用戦略の一部として捉えるためのヒントを整理していきます。

水無瀬あずさ
水無瀬あずさ

年末年始に次男が風邪で発熱。そして先週、夫と長男が同時に発熱し、残るは私のみとなりました。迫りくる恐怖……しかし今倒れるわけにいかない、納期が納期が!(note: @azasaz_a

企業ブランディングを重視した採用サイト事例5選

企業ブランディングを重視した事例では、デザインやコピー、ストーリーを通じて「この会社らしさ」が一貫して表現されている点が特徴です。ここでは、ブランディングに成功している採用サイト事例を紹介します。

採用サイト事例 特徴
株式会社ファーストリテイリング(ユニクロ)
  • 赤を基調としたシンプルかつ力強いデザイン
  • 職種紹介より先に企業理念やサステナビリティを丁寧に提示
  • 理念への共感を重視し、採用とブランディングを一体化
株式会社メルカリ
  • ミッション・バリューを軸に一貫したデザインとメッセージ設計
  • FAQが充実しており、求職者の不安を事前に解消できる構成
  • 情報設計とブランドイメージの親和性が高く、安心感がある
株式会社電通グループ
  • 挑戦を促す大胆な採用コピーで強い印象を残す
  • 仕事内容より「人」や「生き方」にフォーカスしたコンテンツ設計
  • 共感を軸に応募意欲を高めるストーリーテリング
株式会社三井住友銀行
  • 「挑戦者よ、世界を揺らせ」というコピーで銀行のイメージを刷新
  • 社員の価値観やキャリアに焦点を当てた先進的なブランディング
  • 固定バナーによる動線設計で多様な情報へ迷わずアクセス可能
JR東日本(東日本旅客鉄道株式会社)
  • 無限スクロールを活用した没入感のあるトップページ設計
  • 「その想いが、始発になる。」に象徴される人起点のメッセージ訴求
  • 鉄道に限らない多様なキャリアを写真で直感的に伝達

株式会社ファーストリテイリング(ユニクロ)

株式会社ファーストリテイリング(ユニクロ)

▲出典:株式会社ファーストリテイリング

株式会社ファーストリテイリングの採用サイトは、コーポレートカラーである赤を基調にしたシンプルかつ力強いデザインが特徴です。ファーストビューには「服を変え、常識を変え、世界を変えていく『人』へ。」という企業理念を大胆に掲示し、訪問直後からブランドメッセージを強く印象づけています。

特筆すべきは、職種紹介よりも先に企業紹介やサステナビリティへの取り組みを丁寧に伝えている点です。これにより、業務内容以前に「どんな価値観を持つ企業なのか」を理解した上で応募を検討できる構成になっています。理念への共感を重視した設計は、同社のビジョンに賛同できる人材に絞り込む効果を持ち、企業ブランディングと採用を一体化させた事例といえます。

株式会社メルカリ

株式会社メルカリ

▲出典:株式会社メルカリ

株式会社メルカリの採用サイトは、ブランドカラーを基調とした鮮やかなアクセントを取り入れつつ、シンプルで力強いデザインが印象的です。サイト全体を通してミッションやバリューが明確に打ち出されており、同社のビジョンに共感し、ミッション達成に主体的に関わりたい人材に向けたメッセージが一貫して伝えられています。

差別化ポイントとして特に挙げられるのが、FAQ(よくある質問)の充実度です。質問数が多いだけでなく、カテゴリごとに整理されているため、求職者が知りたい情報にスムーズにたどり着ける設計になっています。こうした求職者目線の情報設計は、デザイン面だけでなくコンテンツ面でもブランドイメージとの高い親和性を保っており、安心感と信頼感を与える採用サイトとなっています。

株式会社電通グループ

株式会社電通グループ

▲出典:株式会社電通グループ

株式会社電通グループの採用サイトは、「いま、自分にないものを。まだ、世の中にないものを。」という大胆な採用コピーが強い印象を残します。広告業界のトップランナーとして新たな価値を生み出し続けてきた同社が、先の見通せない時代においても挑戦を続けていくという力強いメッセージが込められています。

大きな特徴は、人材そのものにフォーカスしたコンテンツ設計です。単なる仕事内容の説明にとどまらず、「社員の挑戦を覗く」「社員の生き方を覗く」といった切り口が採用されています。働き方や価値観、挑戦の軌跡を可視化することで、企業理念と社員のリアルな姿が結びつき、共感を軸に応募を促すブランディングに成功している事例といえるでしょう。

株式会社三井住友銀行

株式会社三井住友銀行

▲出典:株式会社三井住友銀行

株式会社三井住友銀行の採用サイトは、「挑戦者よ、世界を揺らせ」という挑戦的なキャッチコピーが強く心に残ります。堅実・保守的といった銀行業界のイメージをあえて覆し、個性や挑戦を尊重する姿勢を前面に打ち出したブランディングが特徴です。デザイン自体は緑と白を基調とした落ち着いた構成でありながら、コピーの持つメッセージ性によって鮮烈な印象を与えています。

画一的になりがちな大手銀行の採用サイトにおいて、一人ひとりの価値観やキャリア、挑戦する姿勢を丁寧に描くことで、若年層にも響く先進的なイメージを構築しています。また、画面下部に固定表示されるバナーを活用した動線設計も特徴的。「挑戦」というコンセプトを軸に、巨大な金融機関でありながら現代的で体験価値の高い採用体験を実現している事例です。

JR東日本(東日本旅客鉄道株式会社)

JR東日本(東日本旅客鉄道株式会社)

▲出典:JR東日本(東日本旅客鉄道株式会社)

JR東日本の採用サイトは、コンテンツが次々と展開される無限スクロールのトップページによって、訪問者を自然と世界観へ引き込む設計が特徴です。「その想いが、始発になる。」というキャッチコピーからは、社会インフラを支える仕事の重みと、一人ひとりの想いからすべてが始まるという同社ならではの価値観が伝わってきます。

サイト内には写真を豊富に用い、鉄道現場の仕事にとどまらず、IT、都市開発、生活サービスなど、多様な分野での働き方があることを視覚的に表現。現場で働く社員の姿や日常のワンシーンが丁寧に切り取られており、組織の一員としてだけでなく、役割と意思を持った個人として働くイメージを持ちやすい構成です。公共性の高い仕事に挑戦したい人材に対し、強い訴求力を持つ採用サイトといえるでしょう。

エンジニア・デザイナー採用に強い採用サイト事例5選

エンジニアやデザイナーの採用では、企業の知名度や条件面だけでなく、技術スタックや開発文化、クリエイティブへの姿勢が重視されます。ここでは、エンジニア・デザイナー採用に強みを持つ採用サイト事例を紹介します。

採用サイト事例 特徴
エムスリー株式会社
  • 「医療×ITで世界を変える」というミッションを前面に押し出した構成
  • 白基調×先進的グラフィックでテック企業らしさを強調
  • 医療業界の枠にとらわれないIT志向のブランディング
スマートニュース株式会社
  • 写真が切り替わるファーストビューで社内の雰囲気を直感的に表現
  • 日英2か国語対応でグローバル人材を強く意識した設計
  • 主張しすぎない洗練されたデザインで先進性を訴求
サイボウズ株式会社
  • 新卒・キャリア・ポテンシャル採用を同一サイトで展開
  • 職種選択フォームによる高い検索性と分かりやすい導線
  • UXを重視した情報設計で幅広い職種に対応
株式会社kubell(旧Chatwork株式会社)
  • 「99.7%の働くを変える」という明確なミッション訴求
  • 白×オレンジの配色でシンプルながら印象に残るデザイン
  • 人材像や社内制度を積極的に開示しカルチャーフィットを重視
KDDIテクノロジー
  • 開発体制や技術方針など技術情報を詳細に開示
  • 多様な技術領域に挑戦できる環境を強調
  • 社員インタビューを通じて働き方やカルチャーを具体化

エムスリー株式会社

エムスリー株式会社

▲出典:エムスリー株式会社

エムスリー株式会社の採用サイトは、「医療×ITで世界を変える。」というミッションを前面に掲げ、近未来的でテック企業らしいファーストビューが強い印象を残します。白を基調としたシンプルなデザインに先進的なグラフィックを組み合わせることで、高度なIT技術によって医療課題に挑む姿勢を視覚的に表現しています。

医療系企業でありながら、従来の業界イメージにとらわれないIT企業然としたデザインを採用している点が大きな特徴です。堅さよりもテクノロジーによる変革を訴求することで、エンジニアが魅力を感じやすいブランディングに成功しています。「先端技術に挑戦できそう」「IT企業と遜色ない洗練さ」といった声も多く、技術志向の人材から高い評価を得ている事例です。

スマートニュース株式会社

スマートニュース株式会社

▲出典:スマートニュース株式会社

スマートニュース株式会社の採用サイトは、ファーストビューに複数の写真を四角いフレーム内に配置し、一定間隔で切り替わる演出が特徴です。静止画を活用したリズミカルなビジュアル表現によって、働く社員の様子や社内の雰囲気を直感的に伝えています。視線を引きつけつつも主張しすぎないデザインで、全体として洗練された印象を与える設計です。

特に注目すべき点は、動きのあるビジュアル表現と、サイト全体が日英2か国語に対応している情報設計。写真を通じてグローバルな職場環境や多様な人材が活躍する様子を自然に伝えつつ、海外人材やバイリンガル人材にも配慮した構成となっています。「社内の雰囲気が自然に伝わる」「国際的で先進的な会社だと感じる」といった評価も多く、グローバル志向のエンジニア採用に強い事例といえるでしょう。

サイボウズ株式会社

サイボウズ株式会社

▲出典:サイボウズ株式会社

サイボウズ株式会社の採用サイトは、新卒・キャリア・ポテンシャル採用を同一サイト内で展開し、多様な応募者に対応している点が特徴です。職種数の多さを前提に、職種選択フォームを設けることで、求職者が自分に合った情報へスムーズにアクセスできる設計になっています。

特に評価されているのは、サイト内の検索性と情報設計の完成度の高さです。複数の採用区分を一元化しながらも、直感的で迷いにくいナビゲーションを実現しており、UXの観点で非常に優れています。「知りたい情報にすぐ届く」「親切な設計」といった声も多く、エンジニアを含む幅広い職種の応募者から支持されている事例です。

株式会社kubell(旧Chatwork株式会社)

株式会社kubell(旧Chatwork株式会社)

▲出典:株式会社kubell(旧Chatwork株式会社)

株式会社kubellの採用サイトは、「人とテクノロジーで、99.7%の働くを変える。」という強いコンセプトを前面に打ち出し、日本の事業者の99.7%を占める中小企業の働き方を変えるという明確な使命感を表現しています。ベンチャー企業としての覚悟や成長意欲をストレートな言葉で伝えることで、会社の目指す方向性が一目で理解できる構成が魅力的です。

デザイン面では、白を基調としたシンプルなレイアウトに、コーポレートカラーであるオレンジを随所に効かせることで、余白を活かしつつも印象に残るビジュアルを実現。また、Chatworkならではの人材像や独自の社内制度を積極的に発信し「どんな人が、どんな価値観で働いているのか」が伝わりやすく、カルチャーフィットを重視した採用を後押ししています。

KDDIテクノロジー

KDDIテクノロジー

▲出典:KDDIテクノロジー

KDDIテクノロジーの採用サイトは、技術力の発揮と成長機会を前面に打ち出している点が大きな特徴です。開発体制や技術方針、エンジニアの技術成長を支える仕組みなど、現場目線の技術的な情報を丁寧に紹介しており、入社後にどのようなキャリアを描けるのかを具体的にイメージしやすい構成になっています。

また、技術への探究心やイノベーションを重視する姿勢、多彩な技術領域に挑戦できる環境を強調している点も、技術志向の高い人材にとって魅力的なポイントです。さらに、「KTEC TIMES」をはじめとした社員インタビューやカルチャー紹介コンテンツを通じて、実際の働き方や価値観を伝えており、候補者の共感を高める工夫が随所に見られます。

ストーリー・コンテンツで魅せる採用サイト事例5選

ストーリー性のある採用サイトは、仕事内容や制度だけでは伝わりにくい「人」や「価値観」を直感的に伝えられる点が強みです。ここでは、社員の想いやキャリア、組織の背景を物語として表現し、候補者の共感を獲得している採用サイト事例を紹介します。

採用サイト事例 特徴
株式会社講談社
  • カラフルなイラストを用いた大胆なファーストビューで高い視認性
  • 「つくる/届ける/支える/活かす」の4軸で職種を直感的に整理
  • 就活生視点のストーリーコンテンツで企業との距離感を縮めている
株式会社集英社
  • 白基調の余白あるデザインで挑戦意欲を刺激する世界観
  • 「ここでやりたい100のこと」による未来志向のメッセージ訴求
  • 若手社員紹介や街紹介など応募者目線のコンテンツが充実
フェリシモ株式会社
  • 「物語性のある採用体験」を軸にした一貫した世界観設計
  • 神戸や大海原を想起させるキービジュアルで挑戦と共創を表現
  • 制度紹介もストーリーの一部として組み込んだ構成
株式会社リクルート
  • 挑戦を促す強いコピーで価値観を明確に訴求
  • 動画や社員インタビューを活用した立体的な情報提供
  • 長期的なキャリア視点を考えさせる設計で理解しやすい
株式会社エターナルホスピタリティグループ(旧鳥貴族ホールディングス)
  • 鳥モチーフのアニメーション演出による強い印象付け
  • 事業特性を活かした一貫性のある世界観設計
  • ストーリー仕立てで企業理解が深まる体験型コンテンツ

株式会社講談社

株式会社講談社

▲出典:株式会社講談社

講談社の採用サイトは、ファーストビューにカラフルで目を惹くイラストを大胆に配置し、従来の出版社の採用サイトとは一線を画すビジュアルで印象づけています。イラストや写真、アニメーションなど多彩な表現手法を取り入れながらも、情報設計が整理されており、遊び心と読みやすさを高いレベルで両立している点が特徴です。

職種紹介は「つくる」「届ける」「支える」「活かす」の4つの柱で構成され、出版ビジネスに関わる多様な仕事を直感的に理解できるよう工夫されています。また、新入社員による職場案内ツアーや内定者の就活振り返りなど、就活生の視点に立ったストーリー性のあるコンテンツも充実。企業と応募者の距離を縮め、仕事や働く人を具体的にイメージさせる点が大きな差別化ポイントです。

株式会社集英社

株式会社集英社

▲出典:株式会社集英社

集英社の採用サイトは、白を基調とした余白のあるデザインに、業務シーンを切り取った写真を効果的に配置し、若い世代の挑戦意欲を刺激する世界観が特徴です。創業100年という節目を背景に「ここでやりたい100のこと」というメッセージを掲げ、作品・作家・読者と長年向き合ってきた姿勢を、未来志向のストーリーとして丁寧に表現しています。

また、新入社員紹介や若手社員アンケート、会社の所在地である神保町のおすすめスポット紹介など、就活生の視点に寄り添ったコンテンツも充実。企業の歴史やビジョンを一方的に語るのではなく、「この場所で自分は何を実現できるのか」を自然と想像させる点が、多くの支持を集めている理由といえるでしょう。

フェリシモ株式会社

フェリシモ株式会社

▲出典:フェリシモ株式会社

フェリシモの採用サイトは、「物語性のある採用体験」を一貫して重視しており、独創的な表現によって企業の価値観を伝えている点が特徴です。創業60周年という節目に合わせて「ひとりでは、たどりつけない場所へ。」をテーマに掲げ、本社のある神戸や大海原を想起させるキービジュアルを軸に、挑戦と共創を感じさせる壮大な世界観を描いています。

サイト全体は高い統一感のあるデザインで構成されており、「フェリシモ部活」「神戸学校」「長期特別休暇」など、人材育成や学びを支える制度もストーリーの一部として自然に紹介されています。制度や仕組みを単なる情報として並べるのではなく、個人の想いや熱量を尊重する企業文化が物語として浮かび上がる設計が印象的です。

株式会社リクルート

株式会社リクルート

▲出典:株式会社リクルート

リクルートの採用サイトは、「踊れ。どしゃぶりの機会のなかで。」という強いメッセージを掲げ、変化の激しい環境の中で自ら考え、行動し続ける人材に向けた呼びかけが印象的です。見えないゴールに対して答えを自らつくり出す姿勢を重視しており、挑戦的な価値観がコピーやビジュアル全体から一貫して伝わってきます。

大手企業ならではのコンセプトムービーや社員インタビュー動画を効果的に活用し、仕事観やキャリアの考え方を立体的に伝えている点も特徴。また、多様なキャリアデザインを支える制度も丁寧に紹介されており、「長期的にどのような成長を目指したいのか」を求職者自身に問いかける構成になっています。コピーの力と分かりやすい情報設計により、情報量が多くても理解しやすい採用サイトとして高い評価を得ています。

株式会社エターナルホスピタリティグループ(旧鳥貴族ホールディングス)

株式会社エターナルホスピタリティグループ(旧鳥貴族ホールディングス)

▲出典:株式会社エターナルホスピタリティグループ(旧鳥貴族ホールディングス)

エターナルホスピタリティグループの採用サイトは、一見するとシンプルなトップページでありながら、スクロールや操作に応じて社員に鳥の翼が生えるアニメーション演出が現れるなど、思わず目を奪われるユニークな仕掛けが特徴です。企業の実績や社員の魅力を、堅い説明ではなくストーリー仕立てで楽しく伝えることで、自然と読み進めたくなる体験を生み出しています。

焼鳥チェーンという事業特性を最大限に活かし、サイト全体を「鳥」のモチーフで一貫させた世界観が魅力。コンテンツの随所に企業イメージや社員の人柄、成長ストーリーが散りばめられており、楽しみながら会社理解が深まる設計になっています。「Global YAKITORI Family」を目指す理念とも強く結びつき、ユーモアとメッセージ性を両立した採用サイトとして、若年層から高い評価を得ています。

中小企業・スタートアップに参考になる採用サイト事例5選

大手企業の採用サイトは参考になる一方で、「予算やリソースの制約から真似しづらい」と感じる方も多いのではないでしょうか。ここでは、中小企業やスタートアップでも実践しやすく、工夫次第で企業の魅力をしっかり伝えている採用サイト事例を紹介します。

採用サイト事例 特徴
株式会社GIG
  • 文字×アニメーションによる高いインタラクション性
  • サイト体験そのものが企業理解につながる設計
  • 自社CMS「LeadGrid」を活用した表現力の高さ
つばめタクシー大和グループ
  • 社員動画を用いたインパクトあるトップページ
  • 福利厚生や労働環境まで網羅した情報量の多さ
  • 遊び心と実用性を両立した中小企業の好例
ポート株式会社
  • シングルページ風スクロールによる物語的演出
  • 社員同士の本音トークなど深掘りされた人材コンテンツ
  • ビジュアルと内容の両面で完成度が高い
株式会社スタイラジー
  • 社員写真を活用した「人」が見えるファーストビュー
  • 有給取得日数や残業時間を視覚的に開示
  • 透明性と誠実さで安心感を与える設計
株式会社ファイブニーズ
  • 急成長ベンチャーらしいスピード感と熱量の訴求
  • 社員写真を多用し現場のリアルを伝える構成
  • キャリアや評価制度をオープンに示した設計

株式会社GIG

株式会社GIG

▲出典:株式会社GIG

GIGの採用サイトは、文字表現とアニメーションを組み合わせたインタラクティブなデザインが特徴で、遊び心のある社風やクリエイティブへのこだわりが直感的に伝わる構成になっています。スクロールに合わせて細かなアニメーションが次々と動き、エントリーボタンの色が背景に応じて変化するなど、細部まで丁寧に作り込まれている点も印象的です。

特に注目したいのは、サイト体験そのものが企業理解につながる設計になっている点です。高度なインタラクションデザインによって閲覧者を飽きさせず、自然とGIGの価値観やカルチャーに引き込まれる構成が実現されています。小規模な組織でありながら、自社開発CMS「LeadGrid」を活用して表現力の高い採用サイトを構築している点は、中小企業やスタートアップにとって参考になる事例といえるでしょう。

さらに、GIGはフリーランス・副業人材向けサービス「Workship」や転職支援サービスの「Workship CAREER」を運営している点も大きな強みです。採用サイト制作にとどまらず、母集団形成やターゲット設計といった採用戦略まで含めて一気通貫で相談できるため、「採用の入口設計から見直したい」と考える企業にとって、心強いパートナーとなる存在です。

つばめタクシー大和グループ

つばめタクシー大和グループ

▲出典:つばめタクシー大和グループ

つばめタクシー大和グループの採用サイトは、名古屋市で売上・シェアNo.1を誇るタクシー会社らしく、トップページに社員の働く姿を映した動画を大胆に配置した、記憶に残るビジュアルが特徴です。インパクトのある演出で興味を惹きつけつつも、研修制度やドライバー紹介、労働環境など、求職者が知りたい情報を網羅的に掲載しており、デザイン性と実用性を高いレベルで両立しています。

特筆すべきは、遊び心のある表現と情報量の多さを両立させている点です。地方の中小企業では省略されがちな福利厚生や勤務体系、働き方の詳細まで丁寧に紹介されており、応募前の不安をしっかり解消できる構成になっています。スクロールに合わせて変化するインタラクティブなビジュアルで注目を集めながら、求職者の疑問に一つひとつ答える設計は、採用サイトづくりの参考になる事例です。

ポート株式会社

ポート株式会社

▲出典:ポート株式会社

ポート株式会社の採用サイトは、スクロール操作に合わせて複数のコンテンツが段階的に展開される、シングルページ風の演出が特徴です。スタイリッシュなビジュアルで視線を惹きつけつつ、社員紹介や社員同士のトークセッションなど、各コンテンツには十分な情報量があり、仕事に対する想いや印象的なエピソードが丁寧に語られています。

特に魅力的なのは、物語を追うように読み進められる演出と、深掘りされた社員ストーリーを組み合わせている点です。社員同士の本音トークやリアルな体験談を豊富に盛り込むことで、求職者の共感やモチベーションを高める設計が際立っています。ビジュアルの完成度とコンテンツの厚みを両立しており、中小企業の採用サイト事例の中でも完成度の高い事例です。

株式会社スタイラジー

株式会社スタイラジー

▲出典:株式会社スタイラジー

スタイラジーの採用サイトは、システム開発を手がける企業らしく、堅実さと親しみやすさを両立した構成が特徴です。ファーストビューでは複数の社員写真をスライドショー形式で表示し、多様な働き方や個性を持つ社員の存在を印象づけています。少人数企業でありながら、「人」にフォーカスした見せ方によって、会社の雰囲気が直感的に伝わる設計です。

採用サイト内では、有給取得日数や平均残業時間をグラフやアイコンを用いて視覚的に開示しており、数値情報をデザインの一部として提示することで、透明性の高い企業姿勢を強く印象づけています。「社内の情報開示がしっかりしていて信頼できる」「具体的な数字が分かり安心した」といった評価も多く、誠実さと安心感で応募者の背中を押す、中小企業の採用サイトとして参考になる事例です。

株式会社ファイブニーズ

株式会社ファイブニーズ

▲出典:株式会社ファイブニーズ

ファイブニーズの採用サイトは、急成長ベンチャーらしいスピード感と人の魅力を前面に打ち出した構成が特徴です。トップページや各コンテンツでは社員の写真や現場の様子が多く使われており、事業の勢いや社内の熱量が直感的に伝わるデザインになっています。中古酒買取・販売というニッチで専門性の高い事業について、ストーリーを交えながら分かりやすく紹介されている点が印象的です。

また、キャリアステップや評価制度、求める人物像を比較的オープンに示している点も特徴で、「どんな環境で、どんな成長が期待できるのか」を具体的にイメージしやすい設計になっています。「ベンチャーらしい挑戦的な雰囲気」「人を軸にした会社」という評価が多く、勢いのある組織で成長したい人材に強く訴求する採用サイト事例といえるでしょう。

なお、ここで紹介した以外にも魅力的な採用サイトはあります。もしもおしゃれな採用サイトをお探しの場合は、こちらの記事で詳しくまとめているので、合わせてご一読ください!

紹介した採用サイト事例が評価されている理由

紹介した採用サイト事例が評価されている理由

多くの企業の中で「選ばれる採用サイト」には、いくつか共通した成功パターンがあります。ここでは、評価の高い採用サイト事例に共通する3つの理由を解説します。

採用ターゲットが明確に設定されている

評価されている採用サイトの多くは、「誰に来てほしいのか」が非常に明確です。新卒向けなのか、即戦力となる中途人材なのか、あるいはエンジニアやデザイナーなど職種別なのかによって、伝えるべきメッセージや表現方法は大きく異なります。

成功している採用サイト事例では、年齢層やスキルレベル、価値観まで具体的に想定し、その人物像に刺さる言葉やビジュアルを選んでいる点が特徴です。その結果、企業と相性の良い応募者が集まりやすくなり、入社後のギャップや採用ミスマッチの防止につながっています。

企業・仕事・人の魅力が一貫して伝わる

優れた採用サイトの事例は、企業理念や事業内容、そこで働く人の価値観が一貫したストーリーとして設計されている点も特徴です。トップメッセージで語られるビジョンが社員インタビューやプロジェクト紹介にも反映されており、サイト全体を通して「どんな会社なのか」が自然に伝わる構成になっています。

このような一貫性のある情報発信は、企業ブランディングにも大きく寄与します。給与や条件面といった要素だけでなく、価値観への共感を軸とした応募を生み出す重要な要素となっています。

応募後の働くイメージが具体的に想像できる

評価の高い採用サイトの事例では、入社後の働き方やキャリアを具体的にイメージできる工夫も随所に見られます。1日の仕事の流れやチーム体制、使用ツール、評価制度などを丁寧に紹介することで、応募者が抱きがちな不安や疑問を事前に解消しているのです。

さらに、社員のリアルな声や成長ストーリーを掲載することで、「自分がここで働く姿」をより具体的に想像しやすくなります。こうした情報開示は応募の質を高めるだけでなく、入社後のギャップを防ぐ効果も期待できる重要な要素です。

採用サイト事例から学ぶ、設計時に意識すべきポイント

採用サイト事例から学ぶ、設計時に意識すべきポイント

優れた採用サイト事例は多くのヒントを与えてくれますが、表面的に真似するだけでは期待した成果は得られません。ここでは、採用サイトを設計する際に意識すべきポイントを整理します。

初めに目的・KPIを決める

採用サイトを制作する際、最初に明確にすべきなのが「何のために作るのか」という目的です。応募数を増やしたいのか、採用のミスマッチを減らしたいのかによって、設計の方向性は大きく変わります。

その上で、応募数やエントリー率、説明会参加率など具体的なKPIを設定することが重要です。目的とKPIが曖昧なまま進めると、見た目は良くても成果につながらないサイトになってしまいます。

採用ターゲット別に情報設計を考える

新卒・中途、職種別、経験者・未経験者など、採用ターゲットごとに知りたい情報は大きく異なります。そのため、採用ターゲットに応じてコンテンツの切り口や情報量を調整することが重要です。すべての求職者に同じ情報を届けようとすると、結果的に誰にも刺さらない構成になってしまいます。

評価されている採用サイトの事例では、誰に向けたサイトなのかを明確にし、その人物が「応募を判断するために必要な情報」を軸に情報設計が行われています。ターゲット視点でコンテンツを整理することで、応募者の理解が深まり、行動につながりやすい採用サイトを実現できるでしょう。

デザインは手段であり、目的ではない

採用サイトではデザイン性が注目されがちですが、事例から学ぶべきなのは見た目そのものではなく、「なぜそのデザインが選ばれているのか」という設計意図です。デザインはあくまで企業のメッセージを伝えるための手段であり、それ自体が目的ではないことを意識する必要があります。

採用サイトで本当に重要なのは、企業の魅力や価値観が採用ターゲットに正しく伝わることです。派手な演出や流行の表現を取り入れても、伝えたい意図が曖昧であれば逆効果になる場合もあります。目的に立ち返ったデザイン設計こそが、成果につながる採用サイトをつくる鍵となります。

採用サイトの成果を高めるには、目的やKPIの設計、採用ターゲットの明確化といった上流設計が欠かせません。こうした部分まで含めて考えるのが難しい場合は、Workship CAREERのような外部の知見を参考にするのも一つの方法です。

採用やキャリアについて「まずは整理したい」「視野を広げたい」と感じている企業は、こうしたサービスの活用も検討してみましょう。

採用サイトに必要な内容とは?事例からわかる最低限押さえたい設計要素

採用サイトに必要な内容とは?事例からわかる最低限押さえたい設計要素

評価されている採用サイト事例を見ていくと、業界や企業規模が異なっても共通して押さえられている設計要素があります。ここでは、採用サイトで最低限押さえておきたい3つの設計要素を事例視点で解説します。

企業のミッション・ビジョン・パーパス(MVP)があること

採用サイトにおいて、企業のミッション・ビジョン・パーパス(MVP)は、応募者が「この会社で働く意味」を理解するための重要な要素です。採用サイトでは、この3つをセットで伝えることで、「何をしている会社か」だけでなく、「なぜそこで働くのか」まで応募者に伝えられるようになります。

項目 意味・役割 採用サイトで伝えるべきポイント
ミッション(Mission) 今、企業が何のために存在し、
何を成し遂げるのかを示すもの
事業や仕事の「目的」を明確にし、
日々の業務が何につながっているのかを伝える
ビジョン(Vision) 将来、どんな姿を目指しているのか
という中長期的な方向性
会社の成長イメージや挑戦の方向性を示し、
共に目指す未来を描かせる
パーパス(Purpose) 社会に対して、どんな価値を提供する
存在でありたいかという根本的な意義
企業の価値観やスタンスを伝え、
共感を軸にした応募動機を生む

評価されている採用サイトの事例では、事業内容や制度の説明に入る前に、企業が何を目指し、どんな価値を社会に提供しようとしているのかが明確に示されています。これにより、応募者は条件面だけでなく、価値観や方向性に共感できるかどうかを判断できるのです。

特にエンジニアやデザイナーなど専門職ほど、仕事内容だけでなく「なぜその事業をやっているのか」を重視する傾向があります。MVPが言語化されていないと、魅力があっても企業の軸が伝わらず、応募の動機づけが弱くなってしまいます。

仕事内容・役割・期待値が具体的に分かること

評価の高い採用サイトの事例では、「何をやる仕事なのか」だけでなく、「どこまで任されるのか」「どんな成果を期待されているのか」まで踏み込んで説明されています。このように採用サイトでは、仕事内容や役割、入社後に期待される成果が具体的にイメージできることも重要です。

業務内容が抽象的だと、応募者は自分が活躍できるか判断できず、不安を感じやすくなります。特に中途採用では、裁量の大きさや関与するフェーズ、評価の観点などが明確であるほど、応募の質が高まります。期待値を事前に共有することは、入社後の認識ズレを防ぎ、採用ミスマッチを減らすうえでも欠かせない要素です。

どんな人と、どんな環境で働くのかが見えること

応募者が重視するポイントの一つが、「誰と、どんな環境で働くのか」です。評価されている採用サイトの事例では、社員インタビューやチーム紹介を通じて、職場の雰囲気や価値観が具体的に伝えられています。単なるプロフィール紹介ではなく、仕事への考え方や意思決定のスタイル、チーム内の関係性などが見える構成が特徴です。

また、リモートワークの有無や働き方の柔軟性、コミュニケーション方法など、環境面の情報も重要です。こうした情報があることで、応募者は自分がその環境になじめるかを想像しやすくなり、納得感のある応募につながります。

事例からわかる採用サイトを魅力的に見せるためのテクニック

評価されている採用サイトの事例では、情報の見せ方や伝え方に工夫があり、応募者の関心を引きつけています。ここでは、採用サイトをより魅力的に見せるための具体的なテクニックを紹介します。

キャッチコピーで短く伝える

多くの求職者は、採用サイトを最初から最後まで丁寧に読むわけではありません。そのため、ファーストビューで目に入るキャッチコピーは非常に重要です。

評価されている採用サイトの事例では、企業の特徴や価値観を一文で端的に表現し、「この会社は何者なのか」を瞬時に伝えています。長い説明よりも、印象に残る言葉を選ぶことで、続きを読みたいという興味を引き出せるのです。

【印象的なキャッチコピーの事例】
・「未来創発」株式会社野村総合研究所(NRI)
・「君の夢は、君を創る。」株式会社ニトリ
・「Drive EMPOWERMENT」楽天グループ株式会社
・「世界を変える、変わらぬ信念。」株式会社NTT DATA
・「かなえよう。」パナソニックコネクト

採用サイトのキャッチコピーは、企業の強みを凝縮したメッセージとして設計することがポイントです。

動画・写真も活用する

テキストだけでは伝えきれない情報を補完する手段として、動画や写真の活用は効果的です。評価の高い採用サイト事例では、社員インタビュー動画やオフィス風景の写真を通じて、職場の雰囲気や人柄を直感的に伝えています。

特に動画は、言葉以上に空気感や温度感を伝えられるため、応募者が働くイメージを持ちやすくなります。ただし、素材を増やすこと自体が目的にならないよう、伝えたい内容に合った表現を選ぶことが重要です。

コンテンツ量と情報の出し方も工夫する

採用サイトでは情報を充実させることが重要ですが、詰め込みすぎると、かえって内容が読まれなくなる可能性があります。評価されている採用サイト事例では、まず要点のみを提示し、詳細はスクロールや別ページで確認できるよう構成が工夫されています。

このような設計により、応募者は自分の関心に応じて情報を深掘りできます。単にコンテンツ量を増やすのではなく、情報の順序や見せ方を意識することで、ストレスなく理解でき、最後まで読まれやすい採用サイトを実現できるでしょう。

採用サイト事例から見えてくる、よくある失敗パターン

採用サイト事例から見えてくる、よくある失敗パターン

完成度の高い採用サイト事例がある一方で、意図した成果につながっていないケースも少なくありません。ここでは、採用サイト制作で陥りがちな代表的な失敗パターンを整理し、注意すべきポイントを解説します。

かっこいいが誰向けか分からない

採用サイトでよく見られる失敗の一つが、「デザイン性を重視しすぎた結果、誰に向けたサイトなのか分からなくなってしまう」ケースです。ビジュアルや演出は洗練されていても、採用ターゲットが曖昧だと、メッセージがぼやけてしまいます。

特に「幅広い人材に来てほしい」という意識が強い場合、表現が抽象的になりやすく、結果として誰にも刺さらない構成になりがちです。評価されていない事例では、職種や経験レベルごとの視点が不足しており、応募者が「自分向けのサイトだ」と認識できません。

【この失敗の対応策】
・採用ターゲット(職種・経験・価値観)を明確に言語化してから設計する
・キャッチコピーやメッセージを「誰に向けた言葉か」が分かる表現にする
・デザインは世界観づくりではなく、ターゲットに伝えるための手段として設計する

情報が多すぎて読まれない

「応募者にできるだけ多くの情報を伝えたい」という意識から、あらゆる情報を一つの採用サイトに詰め込んでしまうのも、よくある失敗パターンです。企業概要、理念、制度、福利厚生、社員紹介などを網羅していても、情報量が多すぎると応募者は途中で読むのをやめてしまいます。

特にスマートフォンでの閲覧が主流の現在では、長文が続くだけで離脱の原因になります。失敗している事例では、情報の優先順位が整理されておらず、何を伝えたいのかが分かりにくくなっています。

【この失敗の対応策】
・応募判断に直結する情報を優先し、掲載順にメリハリをつける
・まずは要点だけを見せ、詳細はスクロールや別ページで補足する構成にする
・スマートフォン閲覧を前提に、1画面あたりの情報量を意識して設計する

理念はあるが仕事像が見えない

企業の理念やビジョンを丁寧に伝えているものの、実際の仕事内容がほとんど分からない採用サイトも、よくある失敗パターンの一つです。この場合、「どんな会社なのか」「何を大切にしているのか」は理解できても、「自分が入社したら何をするのか」が具体的に想像できません。

特に中途採用やエンジニア・デザイナーなどの専門職では、業務内容や役割、期待される成果が不明確だと、不安を感じて応募を見送られがちです。失敗している事例では、理念や想いの説明に比べて、日々の業務やプロジェクト、関与する範囲の情報が不足しており、仕事の実態が見えにくくなっています。

【この失敗の対応策】
・理念と実際の業務がどう結びついているのかを具体例で示す
・職種ごとに「主な業務内容」「役割」「期待される成果」を明確に記載する
・プロジェクト事例や社員の1日の流れなど、仕事をイメージできるコンテンツを用意する

▼こちらもチェック!

まとめ|採用サイト事例を参考に魅力的な採用戦略を立てよう

評価されている採用サイト事例に共通しているのは、「誰に向けた採用なのか」が明確で、一貫したメッセージ設計がなされている点です。企業ブランディング重視、職種特化、ストーリー訴求など切り口はさまざまですが、採用ターゲットと伝えたい価値がはっきりしているからこそ、応募者の共感を得ています。

一方で、採用サイト事例はそのまま真似るものではなく、自社の目的や戦略に落とし込んで活用することが重要です。目的やKPI、採用ターゲットを定めないまま、表面的なデザインやコンテンツだけを模倣しても、採用成果にはつながりにくくなります。

採用サイトは単なる制作物ではなく、採用戦略の一部として設計すべきものです。ミッションや価値観、仕事内容、働く環境まで含めて整理したうえで、必要に応じて「Workship CAREER」のような、戦略立案から伴走できるパートナーを活用することで、事例を「成果につながる採用施策」へと昇華させやすくなるでしょう。

Workship CAREER

▲出典:Workship CAREER

Workship CAREERは、IT・DX業界専門エージェントによるキャリアを支援するサービスです。業界に精通した専門エージェントが、エンジニア・デザイナー・マーケターなどのスキルや志向を丁寧に整理し、リモートワークやトランジション採用、副業・週3正社員といった柔軟な選択肢も含めて最適なキャリアを提案してくれます。

採用サイトを「作って終わり」にせず、成果につながる採用戦略へと昇華させるために。まずは専門家に相談するところから、一歩踏み出してみてはいかがでしょうか。

(執筆:水無瀬あずさ 編集:猫宮しろ)

SHARE

  • 広告主募集
  • ライター・編集者募集
  • キャリア相談受付中
Workship CAREER