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突然壊れても後悔しないために。Macの定期的なメンテナンス方法まとめ

macのメンテナンス
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ENGINEER

「あのとき、面倒くさがらずにバックアップをとっていたら…」「動作が重くなった時点で、何か手を打っていれば…」

一度でもMacを壊したことのある人にとって、バックアップを取っておかなかった後悔はものすごいものだったりしますよね。この記事を書いている私もそのひとり。面倒くさくてバックアップを取らずにいたら、ある日ストレージ不足でMacが立ち上がらくなり、一瞬でデータをすべて失って途方に暮れたことがあります。

そうならないためにも、Macの定期メンテナンスは怠りたくないものです。

そこでこの記事では、定期的にやっておけばいざという時に安心できる、Macの定期メンテナンス方法を余すことなくご紹介していきます。ぜひ定期メンテナンスを実践して、Macのなかのあなたの大切なデータを守ってください。

1.   バックアップを取る

Time machine

Time machine等でバックアップを取りましょう。
定期的にバックアップをとっておくと、もしものときに役立ちます。突然の故障でMacのデータが全部飛んだり、取り返しのつかない事態になることを想定して、定期的にやっておきましょう。

2.  Macを最新の状態にする

ソフトウェアアップデートの手順

ソフトウェアアップデートでMacを最新の状態に保ちましょう。
電源に繋がったwifi環境のある場所でないとできないため、面倒くさがってやらないことも多々あるかと思います。しかし、最新の状態にアップデートされるのが一番安全。
定期的に確認しましょう。

3.  ブラウザのキャッシュをクリアする

キャッシュ削除手順

ブラウザのキャッシュとは、開いたページのURLを自動的に保存してくれる機能のことです。検索をすばやくするのには便利ですが、「HPの更新ができない、修正が反映されない」などの問題が起こることもあります。そういうときはキャッシュの削除を試してみてください。

4.  デスクトップを綺麗に

綺麗なデスクトップ

必要のないファイルは迷わずゴミ箱へ、必要なファイルは決められたフォルダへ。デスクトップが綺麗なだけで、すっきりした気分になりますよね。

5.  外付けHDDにあまり使わないデータを移動

HDD

あまり使わないけど、削除するにはちょっとリスクが高い…そんなときは外付け HDDにデータを移動しましょう。「もしものときに手元にないと困る!」という方もいますが、意外と使わないものです。

6.  不要なファイル・アプリをごみ箱へ

ごみ箱へ

思い切りが重要です。もう半年以上使っていないアプリやファイルから削除していきましょう。「もしかしたらいつか使うかもしれない」アプリは、あってもなくてもいいものです。大丈夫です。必要になったら、またインストールすればいいのですから。

7.  ログイン項目の設定

ログイン項目の設定

Macを使えば使うほど、アプリをダウンロードする回数も増えてくると思います。アプリによっては、自動的にログイン項目に追加されてしまうものも少なくありません。使用頻度の高いアプリならいいのですが、それ以外にもあると多すぎて動作が重くなってしまいます。ログイン項目の設定で、あまり使わないアプリの表示を消しましょう。

8.  ゴミ箱を空にする

ゴミ箱を空に

ごみ箱を空にしましょう。定番ですが、コンスタントにゴミ箱を空にする作業をしていない人は、空にするとかなりの容量に空きが出たりします。

9.  アクセス権の検証と修復

アクセス権の検証

Macは普通に使用していても、アクセス権が破損してしまいがちです。アクセス権の破損は不具合に繋がるので、ディスクユーティリティを使用してすぐにアクセス権の修復を行いましょう。一度もこの操作を行ったことのない人がやると、膨大な量のエラーが出ます。時間のあるときにアクセス権を修復しましょう。

10.  セーフブートによるキャッシュクリア

セーフブートを実行すると、ディスクの検証をして修復してくれると同時に不要なキャッシュも削除してくれます。ただし、Macの容量が少ないときにやってしまうと故障の原因になるので、十分な空き容量があるかを確かめてから行いましょう。

11.  再起動する

再起動

Macの電源は切らずに常にスリープモードの方。週に一度はちゃんと電源を切って再起動しないと、故障の原因になります。最低でも月に一度は再起動しましょう。

12. ライブラリフォルダを掃除する

ライブラリ

ライブラリフォルダには、使用済のソフトの初期設定など、もう使わないデータが山積していることがあります。(OS X Yosemite ではライブラリは隠されているので操作なしでは見えません。)使わないデータは削除したほうがmacが軽くなります。 

13.  iPhotoのライブラリを最適化する

この頃なんだかMacの調子が悪いなという時。写真の枚数が増えすぎたことによって、Macの動作が遅くなるなどの不具合が起きる場合があります。フォトライブラリの最適化を行いましょう。
⌥と キーを押しながらiPhotoを起動することでデータベースの修復を行うことができます。かなり時間がかかるので、寝ている間に行うのがおすすめです。

14.  Dockの設定

ライブラリ最適化

Dockのアニメーション表示は、Macの動作をさらに重くする可能性があります。どうしても必要な場合意外は、アニメーション表示をオフにしておくのがおすすめです。

15.  Dockの再起動

dock再起動

SpacesやDashboardウィジェットなどの不具合が生じたときに、dockの再起動をすることによって回復する場合があります。そういった状況に陥っていなくても、前もって再起動しておくことで不具合を防ぐことができます。

16.  不要な通知をオフにする

通知オフ

通知する必要のないものを通知設定に入れておくと、動作が重くなったり、不具合の原因になったりします。システム環境設定から通知のアイコンを選択し、不要なアプリの通知設定をはずしましょう。

17.  バッテリーを0%までおとして完全放電

電池

使えば使うほど、Macの電池は消耗していきます。
使っている期間が長くなってくると、電池の状態がそれほど悪くなくてもMacが電池切れだと認識してしまうことがあります。
そういうときは、Macのバッテリーを0%になるまで放置し、電源がおちたところで100%まで充電する方法を試してみましょう。Macを連日使い続ける人には時間的に厳しいかと思うので、夜間に寝ている間など時間があるときに試してみてください。

18.  Onyxを使用

mac clean app

「Onyx」はMacメンテナンスで人気のアプリです。
これを使うと、アクセス権の修復や履歴の削除、ゴミ箱の整理を自動で行ってくれます。ダウンロードはこちらから↓

Onyx

19.  OS X再インストール

これは定期メンテナンスの際に、どんなに手を尽くしても不具合がなおらないときの最終手段です。いままで使っていたMac OSを削除し、新しい綺麗な状態のMac OSを再インストールするという方法です。

ただし、再インストールすると、これまで使用していたMacのファイル、アプリ、写真などのデータがすべて消えてしまいます。これを防ぐには再インストール前に外付けHDDにデータを移動しておきましょう。再インストールにはかなり時間がかかります。

効果は非常に高いので、パフォーマンスが落ちてきて改善しない場合は、ぜひ時間のあるときに試してみてください。注意点は、Macを初期化するので中身のデータはすべて削除されるということです。必ず外部ハードディスクにバックアップをとるようにしましょう。また、初期化の際は、「OS Xを再インストール」の手順に従って再インストールを行いましょう。

20.  Mac を清掃する

mac

scottwebb / Pixabay

Macのディスプレイ、キーボード、マウスなどを綺麗にする作業です。

普段はあまり気にしていなくても、いざ掃除してみたらデスクトップが手垢でかなり汚れていたり、キーボードが油っぽかったりします。

MacBookやMacBook Pro、 MacBook Air の外側を掃除するときには、まず電源を切ってから行いましょう。デスクトップや本体を拭く場合、糸くずの出ない柔らかい布を少し湿らせて優しく拭くといいそうです。キーボードとキーボードの隙間に水が入らないように注意しましょう。また、表面が傷まないよう、スプレー式の液体クリーナーや洗剤等は使わないように気をつけましょう。

まとめ

いかがでしたか?面倒くさくても、Macの定期メンテナンスはいざという時の保険になります。バックアップはとっておいて損をした人は見たことがありません。定期的なメンテナンスで、あなたのMacをもっと使い心地のいいものにしていきましょう!

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