エンジニアの副業は週1からでも可能?副業の例や探し方も解説
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KPIとは、企業の目標を達成するために設定する主要業績評価指標のこと。デジタルマーケティングをするときに、具体的なKPIを設定すると、キャンペーンの影響が明確になります。
今回、デジタルマーケティングにおけるKPIの設定プロセスをご紹介します。
KPI設計のキーポイントは、どんな指標を測定するのかを決めることです。KPIの指標は、ユーザーのコンバージョンに結びている行動にしましょう。測定しやすいことも大切です。
下記の表は、適切なKPIを決定するための流れです。
▼KPIの基準の流れ
プラットフォームによって、KPIを変えましょう。下記は、とあるECサイトの6つのプラットフォームごとにKPIを変更した例です。
プラットフォームによって特性が異なるため、同じ結果を期待せず、別々のKPIを定めましょう。SNSであれば「共有」、CPCであればCPA削減、などの使い分けが必要です。
チームメンバーの認識を揃えるには、KPIに『S.M.A.R.T.』というマーケティングを最適化するフレームワークを導入すると、目標達成を確認しやすくなります。『S.M.A.R.T.』とは、
の略のこと。
KPI設計に『S.M.A.R.T.』を取り込むと、KPIが具体的になり、プロジェクトの関係者間における誤解を解けます。そのうえ、時間重視の目標設定となるため、段階ごとの達成率も測りやすくなります。常にプロジェクトのトラブルがあるため、すぐにチームメンバーやクライアントに連絡できるのです。
『S.M.A.R.T.』のデメリットは、少しでもKPIを達成しない場合、「失敗」として認識されます。よって、最初の段階では、KPIの範囲の設計が重要です。
たとえば、上記画像のような交通信号のシステムでは、81%~100%の割合は「成功」として認められます。
この記事で紹介した戦略は、欧米でよく使われている『R.A.C.E.』というマーケティングのフレームワークにも通用します。『R.A.C.E.』の略は、
のことです。
このフレームワークを活用すると、KPIごとの目標を『R.A.C.E.』の各段階を定めます。
そのうえ、獲得に限らず、ファンネルの進捗を測定しやすくなります。
KPI設定は重要です。この記事の戦略を導入してみて、KPIの設定・キャンペーンの流れを効率化しましょう。
(翻訳:Jordan Colston)