エンジニアの副業は週1からでも可能?副業の例や探し方も解説
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ブログ型コンテンツ発信プラットフォーム『Medium』。世界的に有名なプラットフォームで、最近はコンテンツ収益化の仕組みも整ってきています。
読者にコンテンツを販売して収益を上げるプラットフォームとして、日本では『note』が有名ですが、グローバルに発信するならMediumもいい選択肢でしょう。
しかし筆者はMediumを始めた当初、それをどのように運用していけば良いか、今ひとつコツが掴めていませんでした。そこで筆者は、Mediumというプラットフォームについて徹底的に研究しました。
その結果分かった「Medium始めたとき、知ってたらよかったな~」と思うポイントを55個ご紹介します。
目次
ユーザーが記事をクリックするかどうか判断する際に参考にできるのは、タイトル / サブタイトル / アイキャッチのみです! 記事のクリック率を上げるためにも、これらの要素には十分な時間を投資しましょう。
なお当然のことですが、ヘッドラインと中身は同じ内容にしましょう。「釣り」はダメです。
エンベッドリンク(埋め込みリンク)を使えば、自動的にブログカードの形で表示されます。
ただし、使いすぎるとケバケバしく見えるため注意が必要です。パブリケーションによっては、ひとつの記事につきエンベッド使用を最大2つまでに制限しているものもあります。
インポートとはその名の通り、外部記事のURLを貼るだけでMediumに取り込んで記事化できる便利な機能のこと。インポート機能を使うと、元記事の公開日がそのままMediumでも引き継がれます。たとえば昨年6月に書いた外部ブログをMediumにインポートすると、2018年6月の日付で記事が発行されます。
ほとんどのMediumテンプレートでは、記事配置は発行日時の順に並ぶため、インポートした(日付の古い)記事は過去記事として後ろの方に表示されます。もしインポートした記事を新記事として表示したい場合は、日付設定を調整しましょう。
Mediumは書き手に取っても読み手にとっても素晴らしいプラットフォームです。
引用・段落の頭を大文字にする機能や、ハイパーリンクなどを上手く活用し、綺麗なフォーマットに整えましょう
虫眼鏡マークを押すと、Unsplashというフリー素材サイトから画像を検索できます。
この中から選べば、Mediumが自動的にイメージリンクもつけてくれます。素材サイトにわざわざ入らなくてもいいのが楽ですね。
タグは読者がコンテンツを見つける手助けをするだけでなく、「トップライター(後述)」を決めるためにも使われます。
タグは5つまでつけられますが、ぜひあなたに最適なものをつけてください。
あんまりよく書けてない記事でも、時の運で何百ものクラップ(いいねのようなもの)を集めてしまうことがあります。
しかしクラップを集めているからといって、必ずしも良い記事とは限りません。クラップ数よりも「確かな品質」で知られた方が、あなたにとって良い未来が描けるでしょう。
個人的な話ですが、Mediumは私が8年間やってきたブックレビューサイトよりもずっと多くの人にリーチできました。
有料会員プランになると、Mediumプレミアムストーリーを好きなだけ読むことができます。
これはインターネット上での、最高の買い物と言えるぐらい良いものです。
Mediumは他の人を励ましたり、励まされたり、新しい人と知り合ったり、他の人の仕事をサポートしたりできる素晴らしいコミュニティです。
もし他人の記事を良いと思ったならば、ぜひコメントで伝えてあげてください。どこに共感したか具体的に言ってあげた方が良いでしょう。
コメントされた人は、あなたのコンテンツも同じように良いところを見つけて褒めようとしてくれるはず。周りの人と良い関係を築きましょう。
トップライターたちからは文章の書き方だけでなく、Mediumで効果的なフォーマットやスタイルについても学べます。
Mediumでは「いいね!」にあたるクラップが、ひとつの記事に対し50回までできます。
そして自分および他人の記事で、誰がクラップしたのか、またクラップ数はどのくらいなのかをクリックで確認できます。自分の書いた記事について言えば、ポップアップ欄でそれぞれの人が何回拍手したのかも確認可能です。
Mediumでは、読者が記事を評価する方法がいくつも用意されています。
Mediumの評価アルゴリズムは拍手数だけでなく、記事の平均滞在時間や読了率、コメントなど総合的に見ましょう。
一番大事なのは、評価に惑わされず、自分のために記事を書くことです。
もちろんこの記事の中では、評価やステータスについての話もします。しかしライターとしての本当の使命は、それを愛しているから、真実を話したいから、そして周りの人を助けたいから書く、ということにフォーカスすることだと思っています。
ステータスページではそれぞれの記事の「ファン(クラップした人の数)」の数が表示されています。
一方で「総クラップ数」は、ステータスページには表示されていません。
記事にコメントを残す際には、関連するタグをつけましょう。
特にコメント欄に、あなた自身の知見と共に役に立つコメントをするときには重要です。Mediumはコメントもコンテンツとして考えており、コメントも総合的な評価基準として考慮されています。
Mediumパートナー、これはかなりいいですよね?
有料配信された記事からは、書き手はお金を稼げます。
例えば私は先週だけで、2018年にブログのアフィリエイトで稼いだ収益の二倍をMediumで稼げました。
課金制の記事を書き始めてすぐに、ブログの閲覧数が跳ね上がりました。
確かに自分がMedium運営だったら、より多くの書き手にいい有料記事を書いてもらって、読者にMediumメンバー登録を促すだろうとは思います。納得という感じですね。
Mediumのスタッフが、最新のパートナープログラム要項で名言しています。
Mediumはコンテンツの品質を評価するプラットフォームです。
Mediumでは、長文のコンテンツを「より豊かで深い情報を与える可能性が高い」と認識しており、記事の平均滞在時間を支払い額決定のアルゴリズムに取り入れています。
他のソーシャルプラットフォームよりも、ずっと中毒性の高いサービスだと思っています。
個人の記事によって、収入を得られるためです。
Mediumメンバーに登録していない人でも、メンバー向け記事を毎月3つだけ読めます。
しかしフレンドリンク機能を使えば、メンバーではない人にも(3つのカウントを消費することなく)メンバー向け記事をシェアできるのです。
フレンドリンクをクリックすれば、Mediumの標準ユーザーと全く同じように記事を読むことができます。
ログイン記録が残らないこと以外は、アカウントを持っているユーザーと同じです。
こんな感じの表示がでます。
しかしクラップ数が多いことで、記事への注目度は高まるでしょう。
こちらでトピックのリストが見られます。
例えば、筆者は「Reading」と「Books」のトピックでトップライターです。
この記事を書いている現在、Readingでは10人のトップライターがおり、Booksでは37人のトップライターが指定されていますが、この人数は変動しているようです。
「有名人やインフルエンサーじゃないとトップライターになれないのでは……?」と思われがちですが、前段のリンクをクリックして、トップライターのフォロワー数を見てみてください。
トップライターには誰でもなれることがご理解いただけると思います
筆者の場合、年内に3つのタグでトップライターになろうという目標を定めました。
そして2日後にはひとつめのタグでトップライターに選出され、4日後にはふたつめのトップライタータグを獲得できました。とはいえ、それらのタグは以前からそのトピックの記事を集中的に書いていたため、知らないうちにトップライターに近いところにいたのです。
なおトップライターへの選出は、タグごとに数記事程度で十分なばあいもあります。
私は「Work」のタグでもトップライターになろうと挑戦していますが、鋭い視点の記事をいくつか書いたにも関わらず、今もまだ達成できていません。
タグによってはトップライターのなりやすさは大きく異なります。
トラフィックがものすごく増えるわけではありませんが、自分のモチベーションはぐっと上がるでしょう。
また自分の関心のあるトピックの中で、自分のコンテンツの良質さを周囲にアピールする大きな一歩になります。
Mediumのキュレーターは投稿された記事の中からトピックごとに良い記事を厳選し、Mediumのトップページなどで紹介してくれます。
例えば「Writing」ではいくつかの記事がキュレートされましたが、「Leadership」では一度も選ばれたことがありません。
トピックで投稿されている記事の総数によるのだろうと思われます。
キュレーターに記事を選ばれると、記事のステータスが上がります。
これが達成されると、記事のステータスページが以下のようになります。
パブリケーションとは、Mediumの中で記事をまとめて「発行」できる機能。それぞれのパブリケーションが、特定ジャンルの記事に特化しています。
例えばこの記事原文が投稿されている「The Writing Cooperative」は、 ””よりよい記事を書くために助けあう”” というテーマにフォーカスしています。
パブリケーションによって、ライターの採用基準は異なります。「未投稿の記事を出してください」と言われることもありますし、過去の記事を見て採用の可否を決めるパブリケーションもあります。
一方で小規模のパブリケーションでは、記事を出したいと申し出ればすぐに採用してくれることも多いです。
パブリケーションには、個人の投稿では届かなかった読者層にリーチできるチャンスがあります。
下のスクリーンショットだと、Hackernoon が投稿者を募集中であることが分かります。
パブリケーションのページに行って、「submission guidelines」で検索すると出てきます。
Mediumの規定だけではなく、パブリケーションごとのガイドラインをきちんと読んでおきましょう。
以下のように、投稿ページにパブリケーションへ直接投稿できるボタンが表示されるようになります。
あくまで「投稿する権利を得た」ということであって、書いた記事を掲載するかはパブリケーションの運営側が決定します。
記事の掲載可否の判断には、思っているより時間がかかることもあります。
早い時で半日、遅い時だと4,5日かかりました。
連絡を待つのはしんどいですし、掲載可否や掲載時期を自分でコントロールできないことストレスではありますが、パブリケーションに投稿することで読者の層は劇的に広がります。
Anthony MooreやRyan Holiday、Tom Kuegler といった有名ライターのほとんどの投稿が、パブリケーションから出ているのには理由があるのです。
パブリケーションから探した方が良い記事を見つけやすいため、Mediumキュレーターはかなり頻繁にパブリケーション内の記事をキュレートします。
皮肉なことに、パブリケーションに掲載されなかった記事を個人で投稿したら、2つのトピックでMediumのキュレーションに選ばれました。
しかしパブリケーションやキュレーションの評価に一喜一憂せず、今やっていることに集中して書くことも大切です。
直感的に利用できてユーザーフレンドリーなMedium。
パートナープログラムやパブリケーション、キュレーションなどの感覚をつかむのは若干時間もかかりますが、この記事がそうした機能理解の助けになれば幸いです。
(原文:Bobby Powers 翻訳:Yuko Nakamura)
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