文字起こし歴7年の編集者が教える、オススメの文字起こしアプリ5選

文字起こし
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思ったより時間がかかる文字起こし。1時間の音源だと、2〜3時間必要なことも。そのため「もっと楽に、効率的に文字起こししたい!」と思う方は多いでしょう。

この記事では文字起こし歴7年、さまざまなアプリやソフトを試してきた編集者である筆者が、オススメの文字起こしアプリを種類別/状況別にご紹介します。

文字起こしアプリの種類

文字起こしのアプリには、大きくわけて2種類あります。

種類1. 自動で文字起こしできるアプリ

音声データをインポートすると、自動的に文字に起こしてくれるアプリです。

自動文字起こしのアプリを使えば、人力で行う作業は

  1. 音声を取り込む
  2. 文章の形を整える
  3. 誤字や反映されなかった部分の修正

のみ。時間と手間がほぼ取られません

デメリットは、お金がかかる場合があることと、文字起こしデータが完璧ではないこと。音声データの状態(声の近さ、録音品質)によって精度は変わってきますし、固有名詞に対応するのは難しいのが現状です。

そのため、どのアプリを使っても、修正する時間と手間は必要です。ただし、修正時間を考えても、自力でやるよりは文字起こしの労力を削減できるでしょう。

種類2. 人力の文字起こしをサポートするアプリ

「文字起こし支援ツール」と呼ばれるもの。音声を聞きながらのタイピングを楽にしてくれるツールです。

ショートカットキーで再生/一時停止ができたり、再生スピードを変更できたりするものが多く、人力とはいえかなりの時間短縮になるのが特徴。また、無料のツールが多いのも使いやすいポイントです。

2つのアプリの使い分け方

筆者は、これらのアプリを音声データの状態や記事の内容によって使い分けています

【自動文字起こしアプリを使うケース】

  • 音声データの状態がいい
  • インタビュー/会議の記憶が強く残っている
  • 情感よりも情報が大切な記事を書く

【文字起こし支援ツールを使うケース】

  • 声が遠い
  • 発話者が方言を話している
  • インタビュー/会議から日が経ち、記憶が薄れている、
  • 記事で人柄や雰囲気などの情感を伝えたい

議事録など正確に書き起こす必要がある場合も、文字起こし支援ツールを使うと安心ですね。

それぞれにメリット/デメリットがあるので、まずは一度試してみてください。

文字起こしアプリ/ソフトを選ぶ4つの基準

文字起こしアプリを選ぶうえで、大切な4つの基準をご紹介します。

基準1. 対応OS

前提として、普段使うPCやスマホでそのアプリが使えるかを確認しておきましょう。

とくに文字起こし支援ツールはWindowsのみ対応のものが多いため、ダウンロード前に対応OSは必ず確認しましょう。

基準2. 精度

自動文字起こしアプリを使う場合、もっとも重要なのは「精度」です。精度が低ければ低いほど、修正に手間がかかり「はじめから人力でやったほうが早かった……」と後悔する可能性が高まります。

また、意外と大切なのが句読点を打ってくれるかどうか。句読点の位置で文章の意味が変わる場合もあるためです。

基準3. 使いやすさ

ショートカットキーはストレスなく使えるか、文字起こしデータの修正が簡単にできるかなどは、作業効率が大きく変わるポイントです。

取り込める音声の拡張子などもアプリによって異なるので、利用する場面を考えてアプリを決める必要があります。

基準4. 料金

文字起こしアプリには有料のものも多くあります。有料アプリは精度が高く、使いやすい傾向にありますが、人によっては無料アプリで十分な場合も。

多くの有料アプリは一定期間無料で利用できるので、購入する前に精度や使い心地を試してみましょう。

オススメの自動文字起こしアプリ

自動文字起こしアプリで、筆者が使用したことのあるアプリは以下の6つ。これらの中から、とくにオススメのアプリをご紹介します。

また精度をみるために、各アプリにて文字起こしを実際に行いました。今回は『グレート・ギャツビー』の冒頭の文章を読み上げた音声データを解析しています。(以下、原文)

僕がまだ年若く、心に傷を負いやすかったころ、父親がひとつ忠告を与えてくれた。その言葉について僕は、ことあるごとに考えをめぐらせてきた。
「誰かのことを批判したくなったときには、こう考えるようにするんだよ」と父は言った。「世間のすべての人が、お前のように恵まれた条件を与えられたわけではないのだと」

(引用:グレート・ギャツビー/スコット・フィッツジェラルド著、村上春樹訳)

1. Rimo Voice/精度が高く、修正もしやすい

Rimo Voice

精度:★★★★
使いやすさ:★★★★
料金:初回60分無料/無料分終了後30秒20円
対応OS:Mac, Windows, iPhone, Android他
解析結果:

僕がまだ年若く、心に傷をすかった頃、父親が一つ忠告を与えてくれと、その言葉について僕はことあるごとに考えを巡らせてきた。誰かのことを批判したくなったときには、こう考えるようにするんだよと父は言った。世間の全ての人がのように恵まれた条件を与えられたわけではないのだと。

取材でも議事録でもなんでも。万人にオススメできるサービス。

Rimo Voice』は、筆者が最近使っている自動文字起こしアプリ。2020年9月にリリースされた直後から、文字起こし精度の高さで話題になりました。

たしかに筆者が利用してきたアプリのなかでも、比較的高い精度で文字起こしできます。句読点もしっかり入り、「えーと」「あー」など余計な部分は文字起こしされないため、見直しやすいのが大きな魅力。

また筆者がもっとも気に入っているのが、修正のしやすさです。精度が高いといっても、現状の自動文字起こしアプリでは必ず人力での修正が必要になるもの。その際に活きるRimo Voiceの特徴が、音声と文字起こしが連携していることです。単語をクリックするだけでその箇所の音声が再生されるので、ピンポイントに修正できます。

Rimo Voice 2

また声が遠い、あるいは固有名詞を使っているなどの理由で、上手く文字起こしできていない可能性のある箇所は色が薄くなっているため、かなり正確な文字起こしデータができます。

少し料金は高いですが、万人にオススメできるサービスです。初回60分は無料で利用できます。

>>Rimo Voiceに無料で登録する<<

2. Texter/リアルタイム文字起こしで議事録作成が簡単

Texter

精度:★★★☆☆
使いやすさ:★★★★
料金:基本無料/有料プラン月1000円〜
対応:iPhone, Android他
解析結果:

僕がまだ年若く心に傷をった頃父親が1つ忠告を与えてくれたその言葉について僕は事あるごとに考えを巡らせてきた誰かのことを批判したくなったときにはこう考えるようにするんだよと父は言った世間の全ての人がのように恵まれた条件を与えられたわけでは無いのだと

議事録にオススメの文字起こしサービス。

句読点は入りませんが、自動文字起こしアプリのなかではかなり精度が高いアプリ。またリアルタイムで文字起こしできるため、インタビューや会議中に発言を確認できるのも嬉しいですね。

Texter』は文字起こし以外の機能も充実しているのが特徴。簡単に資料の文章を取り込める画像のテキスト化機能や、英語やフランス語などの主要言語に対応できる翻訳機能などが備わっています。

Texter2

▲画像のテキスト化機能。完璧に文字起こしできた。

無料版でも十分な機能がありますが、リアルタイム文字起こしが1分までと制限されています。

有料版を契約すれば、1時間以上の文字起こしが可能になるため、自分にあったプランを考えてみてください。

多機能ですが、操作はシンプルで使いやすいアプリ。筆者はインタビュー中の録音/文字起こしで使っています。

>>Texterを無料ダウンロードする<<

3. Notta/翻訳など機能が豊富

Notta

精度:★★★☆☆
使いやすさ:★★☆☆☆
料金:毎月120分間無料/月1500円
対応:Mac, Windows, iPhone, Android他
解析結果:

僕がまだ年若く、心に傷をすかった頃、父親が一つ忠告を与えてくれと、その言葉について僕はことあるごとに考えを巡らせてきた。誰かのことを批判したくなったときには、こう考えるようにするんだよと父は言った。世間の全ての人がのように恵まれた条件を与えられたわけではないのだと。

文字起こし本数が多い方にオススメの文字起こしアプリ。

Notta』は、文字起こしの機会が多い方にオススメのアプリです。

無料で毎月120分間利用可能。また月1500円の有料プランを利用すれば、月3000分の文字起こしが行えるので、1時間のインタビュー/会議なら50本まで対応できます。

Nottaも英語やフランス語など主要言語の文字起こしと翻訳が可能です。リアルタイムでの文字起こしも対応しています。また文字起こしデータにタイムスタンプを表示できるため、修正や振り返りの手間も削減できるのが便利ですね。

Notta2

▲翻訳機能

>>Nottaを無料ダウンロードする<<

オススメの文字起こし支援アプリ

文字起こし支援ツールでオススメなのは以下の2つです。筆者はこれらのツールを使用することで、文字起こしの速度が1.5~2倍になりました。

なお、どちらも無料で利用できますがMacのみの対応です。

4. CasualTranscriber

CasualTranscriber

使いやすさ:★★★★
料金:無料
対応OS:Mac

カスタマイズ機能が豊富なツール。

CasualTranscriber』は機能やショートカットキーが豊富です。

  • 再生/停止
  • 倍速再生
  • 指定の秒数の巻き戻し/早送り

など、ほとんどの機能をショートカットキーに割り当てられるので、操作さえ覚えてしまえば、かなり文字起こしが楽になります。

タイムスタンプの挿入が簡単にでき、見直しやすいのも特徴。音声データごとに単語登録も可能で、専門性の高い記事を作るときに重宝します。

また、YouTubeで公開されている動画の文字おこしが簡単にできる機能もあります。

CasualTranscriber2

>>CasualTranscriberを無料ダウンロードする<<

5. Interview Writer

Interview Writer

使いやすさ:★★★★★
料金:無料
対応OS:Mac

シンプルな操作性が特徴です。

社会学者の岸政彦氏が監修、開発した文字起こし支援ツール『Interview Writer』。

このツールの使いやすい点は、ショートカットキーで「再生・停止・すこし戻ったところからまた再生」ができることです。

少し戻ったところから再生して、文字起こし箇所を確認しながら進められるため、正確な文字起こしが可能です。また巻き戻しの操作がほとんど必要なくなるので、文字起こしのスピードが早くなります。もちろん、巻き戻しや早送りもショートカットキーで行えます。

機能はとてもシンプルですが、それゆえに使いやすく、集中して文字起こしすることが可能です。筆者はこのツールを主に使用しています。

Interview Writer2

>>Interview Writerを無料ダウンロードする<

(執筆:泉 編集:齊藤颯人)

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