エンジニアの副業は週1からでも可能?副業の例や探し方も解説
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こんにちは、Workship MAGAZINE編集部の泉です。
1週間のニュースからフリーランス・副業に役立つものを抜粋してご紹介します。今週もよろしくお願いします。
フリーランスを採用する企業も増えるなかで、業務委託契約を適切に運用しない企業が問題視されています。
ブラック企業アナリストの新田氏は、フリーランスを自社の雇用労働者のようにあつかう契約を「要注意」とし、以下のような項目を挙げています。
- 仕事自体の自由がない
・発注元からの仕事依頼に対して、受ける/受けないの決定権がない
・仕事依頼を断ると欠勤扱いとなり、報酬減額などのペナルティがある
・ほかの発注者から仕事を受けることを制約される- 仕事の進め方の自由がない
・仕事のやり方について細かい指示命令を受ける
・受託した仕事の進捗状況や納品予定スケジュールについて、定例会議で都度確認される- 働く時間や場所の自由がない
・勤務場所や出社時間を指定される
・「周囲の社員に合わせてスーツ着用」など服装の指示がある
・仕事の成果とは関係なく、作業時間に合わせて報酬が設定される
このような働き方を要求される場合は「事実上の労働契約である」と判断され、労働基準法の適用を受ける可能性があると指摘しています。事実上の労働者と認められた場合、残業代や未払い賃金を請求することが可能となります。
契約中の案件が上記に多く当てはまるようであれば、弁護士への相談も検討しましょう。弁護士に無料で相談できるフリーランス・トラブル110番の利用もおすすめです。
なおフリーランス・副業マッチングサービス『Workship』では、上記のようなトラブルを防ぐため、企業とフリーランスの間にカスタマーサクセスが入るなど、健全な契約ができるよう対策を行っています。
2023年10月からはじまるインボイス制度の廃止を求め、有志団体「インボイス制度の中止を求める税理士の会」が記者会見を実施。事務負担の増大や契約打ち切りの恐れがあるとして、制度導入の中止を求めました。
税理士の高橋紀充氏は「免税事業者が消費税を納めず手元に残る『益税』との指摘があるが、売上高からスタッフへの給与の支払いや自分の生活費などを引くと、お金はほとんど残らず、益税とは言えない」と説明。
同会は今後も集会などを開き、インボイス制度導入の廃止を求めると述べています。
地方自治体による、都市部などの副業人材の活用促進が広まっています。
茨城県は、県内の企業が副業人材を採用できるよう、マッチングの場を提供。月に2〜4回、外部人材を企業に紹介し、専属コーディネーターが副業人材の活用・採用のための相談をおこなっています。
横須賀市では、同市に拠点をおく大手企業社員を、市内の中小企業に紹介する「新たな人材活用による中小企業支援モデル」という取り組みを開始すると発表しました。副業人材と企業のマッチングが成立すれば、IT/DX化推進、業務改善、マーケティング戦略などに副業人材が従事します。副業人材の採用にかかるコストは横須賀市が全額補助します。
茨城県の担当者は、新型コロナウイルスの影響で都市部から地方移住や副業希望が増えている一方、こうしたニーズに答えられる企業がすくないと話し、「県外からの人材と協力することで、企業は課題の見え方、リソース(資源)の使い方などで、新しい発見が生まれるはず」と副業人材を紹介する背景を述べています。
株式会社overflowは、デジタル人材の副業・複業採用決定者数についてのレポートを発表しました。
おもな調査結果は以下のとおり。
プログラミング言語別の採用決定者数では、1位 TypeScript、2位 Python、3位 Go、4位 Rubyと上位4位をほとんどモダン言語が占める結果となりました。
また、機械学習・AI・データ分析といった案件の採用決定数についても前年度比で2倍ほど増加しています。
これらのスキルセットを持つ人材は正社員の採用市場ではすくない傾向にあるため、副業・複業人材を採用する企業が多いと考えられます。
フリーランスから法人成りした夏野かおるさんが、ご自身の年収や実際に使った資料などを公開しながらフリーランス・法人活動について解説していく人気連載「フリーランス→法人化して思ったこと」。
今回は、法人の課題になりがちな「採用」について。夏野さんがいま現在困っている採用課題や、就業形態別のメリット・デメリット、そして「こんなふうに応募してくれたら嬉しい!」というお話まで赤裸々に明かしてくれました。
じつはこの連載は、今回が最終回。いままで読まれてきた方も、まだ読んでいないという方も、この機会にぜひご一読ください。
フリーランスが一度は悩む、自分の売り方やセールスポイント。
今回はオンラインホワイトボードサービスを運営する『Miro』が、マインドマップを使って自分の強みやスキルを発見する方法を解説します。
5つのステップで自己分析を深めていく方法を説明していますので、ぜひご覧ください。
Workship運営のフリーランスコミュニティ『フリラボ』のメンバーに、以下2つの案件のどちらがいいか聞きました。
A:時給制での契約(1時間◯◯円)
B:成果物での契約(1案件◯◯円)もし自由に選べるなら、どっちが良い?
▼フリーランス243人に聞いた結果の抜粋▼ pic.twitter.com/PgtiPfh7e1
— Workship|フリーランス・副業向け 案件検索プラットフォーム (@goworkship) June 16, 2022
『フリラボ』は、フリーランスの悩みやノウハウをみんなで共有していく相談コミュニティです。現在のメンバーは240名以上。フリーランス・副業マッチングサービス『Workship』が運営しています。
参加にご興味のある方は「名前」「職種」「SNSアカウント」「フリーランス歴(副業歴)」を添えて、こちらからお問い合わせください。審査通過の場合のみ、運営からご連絡いたします。
(執筆:泉 編集:じきるう)