「脱法行為では?」内閣府が表彰した個人事業主化施策に疑惑の声

こんにちは、Workship MAGAZINE編集部の野風です。

最近のニュースから、フリーランス・副業者のみなさんに役立つものを抜粋してご紹介します。よろしくお願いします。

過去のフリーランス・副業ニュースはこちら

【1】脱法行為?賃上げアイデア「残業時間は個人事業主に」内閣府が表彰

内閣府が賃上げ実現の政策アイデアコンテストで、「残業時間はすべての会社員を個人事業主にする」という案を優勝アイデアとして表彰したことがわかりました。

内容としては、まず定時以降の残業を禁止。残業でこなしていた業務を委託契約に切り替え、”残業していた時間は個人事業主として働く”というものです。

資料によると、企業にとっては残業代やそれにひも付く社会保険料の支払いが減り、経費削減につながるとのこと。また、社員も社会保険料や所得税の支払いが減って収入アップになるとしています。

しかし、今回のアイデアは労働法規制や社会保険料の支払い義務を免れるための「脱法スキーム」を推奨しているともうけとられかねない内容であり、物議を醸しています。

記事を読む(朝日新聞)

【2】「定年後フリーランス」が爆増する日本でどう生き残るか

引き上げられる年金受給年齢、高まる老後生活への不安……。定年後も働き続けなければいけない背景から、60代以上の「定年後フリーランス」が爆増する可能性があると言われています。

年齢を重ねても、健やかに、若手と協働していくためには? 仕事を途切れさせないためにはどうすればいいのでしょうか?

今回は、45歳の澤山モッツァレラさんと、医療系メディアで定年後フリーランスとよくお仕事をしているまむしさんが、「定年後フリーランスの生存戦略」をテーマに語ってくれました。

記事を読む(Workship MAGAZINE)

【3】ビジネスパーソンの約8割が、フリーランスの仕事内容に満足していると回答

freee業務委託管理が、全国のビジネスパーソン1,000名を対象に、「フリーランスとの取引に関する意識・実態調査」を実施しました。

調査結果のサマリは、以下のとおりです。

  • ビジネスパーソンの59.7%が、フリーランスの需要が増えると回答
  • ビジネスパーソンの24.3%が、フリーランスと取引経験ありと回答
  • フリーランスと取引経験がある76.6%が、フリーランスの仕事内容に満足していると回答
  • フリーランスとの取引での課題として、最多回答は「発注や請求業務(49.8%)」

企業側としては、フリーランスとの取引に対して全体的に評価が高いことがわかりました。

一方、フリーランスとの取引に対して、発注や請求業務、契約方法といった課題が挙げられており、今後フリーランスとのさらなる取引増加に向けて、事務的な側面でのサポートが必要とされています。

▲出典:freee

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【4】副業を20年続ける人が語る「仕事を途切れさせないための、たったひとつのルール」

副業ライターの中山順司さんは、なんと20年の間、会社員の傍ら数百本を越える記事をメディアに寄稿してきました。

副業がポピュラーな働き方になって久しいとはいえ、これほど長く続けられている人は珍しいのではないでしょうか?

今回は、副業を検討中の方に向けて、 “ずっと仕事が途切れなかった”中山さんが「仕事を途切れさせないために心掛けているマイルール」についてお話ししてくれました。

記事を読む(Workship MAGAZINE)

【5】定期昇給・ベースアップがあっても副業実施が4割以上

パーソルイノベーション株式会社が運営する副業人材マッチングサービス『lotsful(ロッツフル)』が、副業経験がある全国の会社員を対象にした、副業に関する定点調査結果を発表しました。

結果のサマリは、以下のとおりです。

  • 副業実施理由は、「自由に使えるお金を増やしたい」が過去最多(44.4%)
  • 副業で得た月あたりの平均収入は、「5万円未満」の回答が最多(26.1%)
  • 月額30万円以上を稼ぐ副業者が2022年から徐々に減少し、2024年5月は過去最低に

定点調査9回目となる今回は、直近半年以内の“物価に対する意識”についても調査を行いました。

すると副業経験者の84.9%が「物価が上がった」と感じていると回答しており、物価高騰の社会的な背景が、副業経験に影響している可能性が伺えます。

▲出典:lotsful

記事を読む(lotsful)

【6】飽き性フリーランスが、多趣味を仕事に活かすためにやっている3つのこと

フリーライターの目次ほたるさんのコンプレックスの一つが、「飽き性」なこと。

新しいことを始めても、次々と他のことに興味が向いてしまい、どんどん趣味が増えていくのに困っていたと言います。

しかし、「それなら多趣味を仕事に活かそう!」と思考を切り替えることに。すると本業であるライターの仕事だけでなく、マンガ原作や写真撮影、モデルなど、仕事の幅が広がっていきました。

今回は、そんな目次さんが考える多趣味のメリットや、趣味を仕事に活かすためにやってきたことを紹介してくれます。

記事を読む(Workship MAGAZINE)

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最後までフリーランス・副業ニュースをご覧いただきありがとうございました!

(執筆:野風真雪 編集:Workship MAGAZINE編集部)

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