エンジニアの副業は週1からでも可能?副業の例や探し方も解説
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在宅ワークやリモートワークが増えているなか、もっと自分らしく自由に働くためにフリーランスに転身する方が増えています。
フリーランスのなかでも注目されているのが、特定の拠点を持たずに働く「ノマド」というライフスタイル。そんな「ノマド」に興味を持ちはじめたとき、最初に浮かんでくるのはこんな疑問ではないでしょうか?
「そもそも、ノマドってなに?」
「移動しながらどうやって仕事するの?」
「海外で生活している人もいるけど、いくら稼げればノマドになれるの?」
この記事では、実際にノマド生活をしているわたしが、そんな疑問にお答えします。現役ノマド女子の1ヶ月の生活費も公開しますのでぜひ参考にしてみてください!
具体的な毎月の出費に加え、月々どのくらい稼げばいいのかが分かれば、自分がノマドになるイメージがつきやすくなりますよ。
※この記事はGIRLS NOMAD LIFEによる寄稿です
「とりあえずやってみよっ!」がモットーのノマドワーカー。住む場所にとらわれない働き方をするため美容師からWeb業界へ転職し、現在は電子書籍出版とブログ運営をしています。https://girlsnomadlife.com/
「ノマド(nomad)は英語で「遊牧民」を意味する言葉です。遊牧民とは、定住せずに移動しながら牧畜で生活している人々のこと。
しかし現在では、特定の拠点を持たず、時間や場所にとらわれずに働く人を「ノマドワーカー」と呼ぶようになりました。
一口にノマドワーカーといっても、世界中を飛び回って旅をしながら収入を得ている人もいれば、長期滞在型でゆっくりと移動する人もいて、ライフスタイルは人それぞれです。
10年ほど前までは、ほんのひと握りの優秀な人たちにしかできないといわれていた「ノマド」。ですが、インターネットの発達により、オンライン上のやり取りだけで完結できる仕事が増えたことで、このような働き方が広がりつつあります。
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現在リモートワークや在宅ワークをしている人なら、ノマドのライフスタイルも容易に想像がつくかもしれません。
電源とネット環境が整っていれば、自宅やカフェ、コワーキングスペースなど、場所を問わずに働けますよね。つまり、環境さえあれば全国どこでも、はたまた海外でも仕事ができるということです。
また、海外では日本よりネット環境が整備されていることも多く、カフェやコワーキングスペースなども充実しているので、皆さんが思う以上に快適に仕事ができます。
そう、ノマドはリモートワークの先にある次のライフスタイルといえるでしょう。
ただし、拠点を持たないノマド生活は、スケジュール調整がより大切になります。
仕事の空き時間を使って移動したり、観光をするために、あえて2週間の休みを取ったりと、目的や体調にあわせてスケジュールを組んでいきましょう。
ここまで聞くと、「海外で生活できるほど稼いでない……」と不安をもつ人も多いかもしれません。
海外を移動しながら暮らすためには、1ヶ月あたりどのくらい稼げばいいのか。
ここからは、電子書籍『ノマド女子〜リモートワークの先にある次のライフスタイル〜』から、実際にノマド生活をする女性たち7人のリアルな1ヶ月の生活費をご紹介します。
月12〜15 万円程度。2万5,000円で車をマンスリーで借りています。食費が2万円、光熱費が1万5,000円、奨学金や保険料、通信費などの必要経費が3万円、残りは衣服や生活用品、交際費です。
月15 ~18 万円程度。いまは沖縄でマンスリーマンションに住んでいるので、家賃9万円、食費とカフェ代5万円、残りは買い物、書籍代、日用品です。タイと台湾に住んでいたときは10万円前後でした。アメリカでは家賃はかかりませんでしたが、娯楽や食費で10万円ほど使っていました。
月10万円程度。家賃4万円(プール・ジムつき)、食費(毎日のカフェ代込み)2万円、必要経費(通信費や光熱費など1万円、旅行や娯楽で3万円ほど(月1で飛行機に乗って国内旅行などした場合)。
月7 ~10 万円程度。宿泊費に3万円前後、食費に1万円、SIMカードに3,000円前後、コワーキングスペースやカフェ代に5,000~1 万円ほどです。化粧品や服の買い替えが必要な月は、プラス2~3万円かかります。
月15万円程度。家賃や食費、必要経費、友達と出かけたりなど。旅費は5万円〜15万円ほどで場所によってさまざまです。
月6~8万円程度。 家賃3万5,000 円、食費1万5,000 円、通信費などの必要経費が8,000円ほどです。交際費と書籍費用で変動することもあります。
月5万円程度。家賃が2万円、食費1万円、スマホや光熱費などの必要経費が1万円、スパや買い物など娯楽が1万円ほどです。
ここでご紹介したノマド女子たちの生活費は1ヶ月あたり平均11.5万円でした。想像していたよりも安いと感じたのではないでしょうか。滞在場所によっては日本にいるより低コストで生活できる場合もあるのです。
もちろん、行く国によっては増減がありますが、きちんと自分に見合った場所を選べば大きくコストを抑えられます。
ノマドは決して特別な人だけのライフスタイルではないのです。
いまは、気軽に海外へ行けない状態が続いていますが、もしノマドに興味があるなら、この期間を使って準備をするのはいかがでしょうか。
息が詰まりがちなコロナ禍の日常も、ノマドのための準備期間だと考えたら少しワクワクしますよね!
ノマド女子のリアルをもっと知りたい人は『ノマド女子〜リモートワークの先にあるリモートワークの先にある次のライフスタイル〜』をぜひ読んでみてください!
(執筆:たいら 編集:ゆぴ 提供元:GIRLS NOMAD LIFE)
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