『SaaS』を使ったサービス事例まとめ!『IaaS』『PaaS』とはどのように違う?

DESIGNER

SaaSとは、クラウドサービスの一種。必要な機能を必要な分だけサービスとして利用できるようにしたソフトウェア、もしくはその提供形態のことをさします。インターネットを通じてプロパイダーのコンピューターで作動している機能を一部呼び出すというもの。

SaaSを使ったサービス事例からトレンドを抑えよう

グローバルナビゲーションバーを挿入した『Hootsuite』『FreshBooks』

『Hootsuite』のUIすべてにグローバルナビゲーションバーがついています。この機能のおかげで、どのページにいても、すべての機能に容易にアクセスできるのです。もちろん、コンテンツもひと目で、どのようなデータが記載されているのか、ユーザが一瞬で理解できるような表示形式を取らなければなりません。

使用していく中で、自分が欲しいデータがどこにあるのか、サイト内をめぐって見つけ出す作業は誰にとっても面倒くさいですよね。かといって、ユーザーのためとはいえ、何十個ものデータを整理し、一つのナビゲーションでまとめるのは指南の技と言えます。

Hootsuite dashboard

そんな課題をうまく解決したのが、複数のSNSへの同時投稿や予約投稿を可能にしている「Hootsuite」 です。彼らはダッシュボード機能を活用して、各機能の特徴をアイコンに記載し、垂直に掲示するようにしました。そのおかげで、目的のものをすぐに見つけることができるようになったのです。

また、情報発信や情報取得など同じ画面で行えるので、作業が効率的に行えます。少々難点なのが、どのインターフェイスが機能しているか確認する方法です。アイコンがどんなコンテンツか詳細を知りたい場合、アイコンを左クリックしなければいけないのがユーザーフレンドリーじゃないですが、そのほかの機能は参考になると思います。

作成したコンテンツの下書き保存が行えることもポイントが高い点ですね。ただ、このスタイルを取り入れるのは、少しSaaSに慣れたあとの方がいいかもしれませんね。

hootsuite

クラウド会計サービス「FreshBooks」も似たようなダッシュボードを使用しています。しかも、アイコンの横に内容説明のラベルを記載してくれているので、それがどんなコンテンツにリンクしているのか、すぐにわかるのが嬉しいポイントです。

freshbooks

ただ、ユーザーの使いやすさを考えると、むやみにコンテンツを詰め込むと、逆にシステムを使いにくくしてしまうので注意してください。グローバルナビゲーションメニューに求められていることは、ひとつのページで様々な機能に接続可能なこと。そう考えるとFreshBooksはちょうどいい比率でダッシュボードに内容を表示しているサイトと言えます。

freshbooks

 Flow

「Flow」のダッシュボードも魅力的だと言えます。ページのトップとサイドにナビゲーションを設置することでサイトをすっきりさせています。全体的にページ内で各項目ごとに分類していることで、見やすさも保たれていますね。ユーザーがよりインターフェイスを管理しやすくなるように、プロジェクト情報をドロップダウン形式で表示しているのもポイントです。

ですが、どのデザインもグローバルナビゲーションとしては、完ぺきな事例ではありません。もし、どのようなシステムムを組み込めばいいのか、どこから作業を始めるのが効率的なのかわからないのであれば、前もって、あなたのSaaSのページ内容をマッピングしておくことをおすすめします。

getflow

検索結果を見やすく表示した『BuzzSumo』

ほとんどのWeb関連のサイトでは様々なデータを検索できる機能があります。検索したい項目の詳細情報が限られている際、この検索機能はとても役立ちますよね。

そして、いわゆるダイナミック・ソーシング(動的分類機能)は必ず、どのページにも設置すべき項目です。例えば、SNS上で拡散されている情報を調査できる『BuzzSumo』では、ソーシャルメディア上に拡散されている話題の記事や「#〇〇」で共通する情報を検索することができます。

buzzsumo

buzzsumo

このナビゲーションパネルは、検索結果の関連ページに表示されます。大型のSaaSシステムの場合、トップナビゲーションで、ユーザーがほかの関連ページにどこから行けばいいのか掲示してあげるのもいいでしょう。

『BuzzSumo』の場合、検索関連の機能が各項目ごとにドロップダウン形式で格納されているので、自由に開いたり、隠したりできます。最近、新機能BloomBerryを含め、アプリのラインナップを拡張しました。これらの機能によって、検索したい情報を関連度の高いトピックやキーワードで検索できるようになっています。

 BloomBerry

機能拡張はなされましたが、以前と同様にトップナビゲーションには関連ページへのリンクが、垂直パネルには検索情報を絞り込む項目が記載されています。ただ、こちらはまだベータ版なので、システムは完ぺきではありません。さらなる改善がされ、数カ月、数年後にはもっと機能が増え、効率的なサイトになっている可能性があります。

しかし、このサイトが初期段階はいえ、ユーザーにとって、検索情報を獲得しやすく、かつ見やすいUIデザインがどのようなものなのかという点では、とても参考になると言えるでしょう。

BloomBerry

データを見やすくした『SEMrush』『Ahrefs』

SaaSを使用しているサイトの中に、1つのダッシュボードに共有データと整理した情報源記載などが行っていることが多々あります。SaaSを使用したサイトを始める際にこの機能を設定しておくことで、ユーザーの作業効率化に繋がげることができます。

SEMrush

アクセス解析ツール『SEMrush』 は、その機能をうまく活用して大量のデータを整理している素晴らしい一例となります。ユーザーは少なくとも何十種類もの図形やウェブサイトの閲覧を容易に行うことができます。

トラフィックデータやキーワードボリューム、競合データ、検索トップのキーワード、構造化データなども、一つのページで把握できるようになっています。『SEMrush』は各部門のグラフをページごとに掲示するようにしています。そしてポイントは、ダッシュボードが、各Webサイトの関連情報を網羅している点です。

さらにインターフェイスをきちんと見てみると、掲示されている情報はトピックスに関連のあるものだけだということが分かります。

semrush

同じように、SEOの被リンク分析・競合調査ツール『Ahrefs』のダッシュボードも優れた参考事例と言えます。

Ahrefs dashboard

『SEMrush』に似ており、競合でもあるのですが、被リンク分析に特化したダッシュボードを提供している点が特徴として挙げられます。更に詳しく見てみると、多数のローデータも掲示してくれています。

それらのデータを容易に確認することができますが、正直、見た目があまりよくないので、分析しにくさはあります。ユーザーが一瞬でデータを把握できるよう、きちんとデータ整理を行い、利用しやすいシステム開発をして欲しいですね。

ahrefs

他のクラウドサービスとはどう違う?

PaaS

SaaSがソフトウェアなどのサービスを提供しているのに対し、PaaSはアプリケーションやプログラムの開発環境を提供します。SaaSの方がより少ない専門知識で使えます。

IaaS

Infrastructure as a Serviceの略で、アプリケーションの土台となるネットワークのインフラを提供します。レンタルサーバーがその代表例です。

(翻訳:Yuka Uchiyama)

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