没入感をデザイン?スマートホームに欠かせないIoTの新概念とは

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IoTの技術が発達し、スマートホームへの関心が高まっています。

スマートホームとは、インターネットで家電製品をつなぎ、エネルギーの最適化や、効率化など、生活を便利にするための仕組みのことです。スマートホームを操作するには、スマートフォンか他のデバイスを使って操作ケースが多いです。

今後も注目を集めていくスマートホームUXに置いて欠かせないキーワードが、『没入感』です。

没入感とは?

ゲームや映画など、現実とは別の世界に気持ちが入り込み、夢中になる感覚を指す言葉です。

UXデザイナーの視点からは、ユーザーの感情を突き動かし、サービスに夢中になってもらう現象といえますね。

UXデザイナーは没入に至るまでのコンテンツ展開やコピー、グラフィックをどのように展開していくか段階的に考案。VRやARを用いた没入デザインが流行しています。話題を集めるスマートスピーカーやポケモンGOはまさにその例で、視覚では確認できないような存在感を体験させることに成功しています。

没入感を演出するUXがスマートホームのトレンドになる?

没入感を演出するには、デジタルとフィジカルを最適化するUXが欠かせません。両者をうまく融合させることがキモになります。

Infinity Room

引用:Universal Everything

フィジカルとデジタルの融合に着目しよう

空間を通して没入感を提供できた例としては、Microsoft社のインフィニティ・ルームがあります。インフィニティ・ルームは、コーディングによって開発された体験です。鏡や電球を使い、お金についての話の展示会でした。展示会の様子は、下記のYouTubeからご覧ください。

インフィニティ・ルームのような体験を通して、よりユーザーのブランドへの共感が深まり、Microsoft社の商品ももっと試したくなります。

スマートスピーカーにも没入する人が続出

猛スピードで普及しているスマートホームのデバイスは、Amazon Echoをはじめとするスマートスピーカーです。

2018年1月ごろから放送されたこちらのCMは、スピーカーが搭載された車と女性の物語が綴られています。

最初は目的地の情報を教えてもらうだけだったのに、徐々に友人に語りかけるような口調に。段階的に親しみを覚えていく様子が伺えます。

このような没入感を体験する人がどんどん増えていくと思われるAIスピーカーですが、今回は3大メーカーの製品を比較したいと思います。

1. Amazon Echo

Alexa

引用:Wink

Amazon Echoは、Amazon社が開発したAIアシスタントです。Echoには、音声機能があるため、検索エンジンとしても使えます。

スマートホームに関して、照明を明るくすることや、ドアをロックすることなど、いくつか家をスマートホーム化する機能があります。Amazonのオンラインストアにも連携しているため、デバイスにボイスコマンドを与え、何かを注文できます。

2. Google Home

Google Home

引用:Google

Google Homeとは、Google社が開発したスマートスピーカーおよびアシスタントのことです。そのうえ、音声機能があるため音声検索が可能です。

普通に数社の商品を連携できませんが、Google Homeのホームオートメーションの技術により、LG社やPhilips社など、異なる大手企業の家電を操作できます。

3. Clova WAVE (LINE)

clova

LINEから発売されたスマートスピーカーです。国産なだけあり、日本の家庭にフィットした機能が豊富。例えば絵本の読み聞かせ機能や、トヨタ車やファミリーマートとの連携機能など。WAVEとローモデルのFriendsが発売されていますが、それぞれ14,000円、8,640円です。

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