エンジニアの副業は週1からでも可能?副業の例や探し方も解説
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「スナチャ」の愛称で2016年上半期に若者の間でブームになった、SNS動画アプリ『Snapchat』。
「以前はスナチャをインストールしていたけど、いまはもう使っていない……」という方も多いのではないでしょうか。
たくさんのSNSが登場し、生活に欠かせなくなった一方、SNSに囚われている人も増えています。
そんないまだからこそ、スナチャでもっと気楽なコミュニケーションをとってみませんか?
本記事では、毎日スナチャを利用している筆者が、ユーザー目線でみたスナチャの魅力をお伝えします。
目次
スナチャが他のSNSと大きく違うのは、スナップ(Snapchatアプリ内で撮影した写真や動画)が「見たら消えてしまう」点です。
送信する側が1秒〜10秒(または無制限)で表示時間を設定。指定時間が過ぎると受け取ったメッセージや画像は見られなくなります(無制限に設定されたスナップはタップするまで表示され続けます)。
ユーザーが、「いま」という瞬間のリアルな自分を発信できるSNS。それがスナチャです。
2016年上半期、かわいらしい犬のフィルターで大人気となったスナチャ。しかしInstagramやTikTokの台頭により、2019年現在ではピーク時からデイリーユーザーが500万人減少しました。
sooo does anyone else not open Snapchat anymore? Or is it just me… ugh this is so sad.
— Kylie Jenner (@KylieJenner) February 21, 2018
米国を代表するインフルエンサーの一人であるカイリー・ジェンナーさんは、
「スナチャを活用しなくなった人、他にもいる?私だけかな……なんだか悲しいね」
と発言。しかし彼女は続けて「まだ大好き……一番好き」とスナチャへの親愛を述べています。
スナチャを支えているのは、彼女のような「いまでも毎日スナチャを使っている」「他のSNSアプリよりもスナチャがいい」という根強いヘビーユーザーの存在です。
仲里依紗ちゃんのストーリーを見るのが日課です
何回見ても最高(笑)(笑) pic.twitter.com/IMH7Wm58dh
— なつ (@hknatsunatsu) August 29, 2017
日本では仲里依紗さんが積極的にスナチャを利用しています。アプリ内のフィルターを使った投稿が「面白い!使ってみたい!」と話題になりました。
他のSNSアプリが主流のいまでさえ、スナチャが一定のユーザーを惹きつけているのはなぜでしょう?
それは、ほかのSNSにはないユニークなコミュニケーション文化と、それをおもしろくしてくれる新機能が追加され続けているから。
まずは、スナチャならではのコミュニケーションの特徴を3点紹介します。
他者と連絡を取る際にLINEを使う人がほとんどです。しかしリアルタイムで撮影した画像や写真を送る以外、ただ単に親しい人にメッセージを送りたいときもスナチャを利用するメリットがあります。
「もうすぐ着くよ〜」や「今から仕事!」などの返信を後回しにしがちなメッセージが送られてきたとき、LINEでは未読無視という手段があります。既読をつけてしまうと返信の義務感が生まれて気が重いため未読のままにしておく、という経験がある方も多いのではないでしょうか。かたや送信した側は、既読をつけなくてもメッセージが見えることを知っているために、返信が遅いと不安になります。
一方スナチャは、メッセージを開くまで送信された内容がわかりません。そのためLINEよりもメッセージを開くモチベーションが高いといえます。未読のまま放置されづらいため、送信した側の「メッセージ、見てくれているのかな」という気掛かりも生まれません。
スナチャは同じスナップを複数人に送ることが可能です。
写真や動画を撮影してから送りたい人を選択します。
LINEのグループ機能も複数人に話題を振ることが可能ですが、意見を返す人が1人か2人というシチュエーションも珍しくありません。また、「グループではみんなに見られるから返信しづらい」と感じる人もいるでしょう。
全体への業務連絡はグループLINEで十分ですが、一人一人からフィードバックをもらいたい時はスナチャが活躍します。
グループLINEよりも気兼ねなく密な会話ができるため、個人間の距離も縮まりやすいです。
Instagramのストーリーは基本的にフォロワー全員に公開します。ストーリーに投稿するものはお洒落なカフェや美味しそうな食べ物など、万人受けを狙った写真が多いです。
一方スナチャは内輪ネタや何気ない日常をストーリーに載せる傾向があります。
その理由の一つが、「狭く深い」フレンド(自分のストーリーを閲覧できる人)の性質です。
スナチャはフレンドを追加するとき、基本的にスナップコードを読み取ります。スナップコードを教えた人としかフレンドにはなれないため、InstagramやTwitterのように一方的に相手にフォローされることはありません。
そのため、スナチャのフレンドは特に親しい友人や同じコミュニティーに属している人に限られます。
またスナチャにはいいね機能も備わってないため、他人の評価を気にする必要もありません。もっとも自分を着飾る必要のないSNSがスナチャなのです。
ブームが過ぎてからも、スナチャには多くの機能が追加され、ユニークなコミュニケーションを支えています。
以下、人気の新機能を3つ紹介します。
スナチャには、リアルタイムでマイフレンドと位置情報が共有出来る『Snapmap』という機能があります。お互いにフレンド登録しているユーザー全員に現在地を共有することも、一部のフレンドだけに限定することも可能です。
リアルタイムで相手の位置情報がわかるため、遊び相手探しや待ち合わせ場所を決めるのに役立ちます。遊ぶタイミングや人を「場面で(=その場その場の思いつきで行動すること)」決める若者にとって便利な機能です。
プライバシー面が不安な方には、位置情報を非公開にできる「ゴーストモード」の利用をおすすめします。ゴーストモードをONにしても自分の位置情報が非公開になるだけで、マイフレンドの位置情報は閲覧可能です。
便利な機能ですが、ストーカーなどのリスクも伴うため、利用には細心の注意を払いましょう。
ストリークとはマイフレンドと3日間以上連続で、24時間以内にスナップを交換しているときに、?マークがつく機能です。マークの横には、連続スナップ交換日数が表示されます。たとえば「10?」は、10日間毎日お互いにスナップを送り続けたという意味。
チャットやメモリーズ内の写真はストリークに換算されません。数字が大きくなっていけば、相手がより深く自分について知ったことになり、親密度の指標になります。毎日スナチャを使っているユーザーはストリークを続けている人が多いです。
スナチャのストリーク機能が他のSNSアプリと異なるのは、その場で撮った写真や動画を特定のフレンドに送信できる点です。自分の何気ない日常を身近な相手に周知できます。
スナチャでは『Bitmoji』で制作した自身のアバターをマイスタンプとして利用可能です。スタンプの数は年々増えており、いまでは700種類以上のマイスタンプが用意されています。世界にひとつだけのマイスタンプを作成できる、楽しい機能です。
スナチャのスタンプ機能で目を引くのは、チャットをしているフレンドとのコラボスタンプです。喜怒哀楽をアバターの表情と文字で表現したスタンプが豊富で、今の率直な気分をフランクに伝えられるのも魅力です。
スタンプは動画や画像にも貼り付け可能です。
筆者は友達の誕生日を祝う画像にマイスタンプを貼って、よりオリジナリティーが溢れるものにしています。
スナチャは、送りたい時に送りたいことをそのまま送信できます。その圧倒的な気軽さ・気楽さが他のSNSでのコミュニケーションと一線を画す理由です。
近頃”SNS疲れ”を感じている人は、もう一度スナチャを利用してみて、唯一無二の魅力を自身の肌で感じてみてください。