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東京都内おすすめバーチャルオフィス10選。月1,000円以下で一等地住所が借りられる!?

バーチャルオフィスとは

バーチャルオフィスという名前だけ聞くと、なんだか怪しいぞ? オフィスって現実にあるものじゃないの? と疑問が出てくるかもしれません。

それもそのはず。国内でバーチャルオフィスが出始めてまだ20年ほどしか経っていないため、まだまだその存在を知らない人が多いのです。

バーチャルオフィスとはかんたんに言うと、「事業用の住所を借りられるサービス」です。ビジネスの信用度を高め、個人情報を守ることもでき、フリーランスにおすすめのサービスといえます。

今回はわかりやすくバーチャルオフィスの機能を紹介するとともに、実務上でバーチャルオフィスがおすすめの理由と、おすすめのバーチャルオフィスを厳選してご紹介します。

注:バーチャルオフィスには「住所貸しがメインのオフィス」のものと、コロナ禍やメタバースで注目された「バーチャル空間にてアバターで仮想出勤するオフィス」の2種類あります。ここでは住所を借りられるタイプのバーチャルオフィスをご紹介します。

東京都内のおすすめバーチャルオフィス10選

まずは東京都内のおすすめのバーチャルオフィスをご紹介します。コスパ重視、サービス重視など特徴が異なるバーチャルオフィスをピックアップしました。参考になれば幸いです。

1. レゾナンス【PR】

レゾナンス バーチャルオフィス

レゾナンス店舗

レゾナンス みずほ銀行法人口座解説紹介

▲出典:レゾナンス

所在地
  • 浜松町本店:〒105-0013 東京都港区浜松町2丁目
  • 渋谷店:〒150-0001 東京都渋谷区神宮前6丁目
  • 新宿店: 〒160-0023 東京都新宿区西新宿3丁目
  • 銀座店:〒104-0061 東京都中央区銀座1丁目
  • 日本橋店:〒103-0022 東京都中央区日本橋室町1丁目
  • 横浜店:〒220-0004 神奈川県横浜市西区北幸2丁目
  • R-INNOVATION銀座店:〒104-0061 東京都中央区銀座1丁目
    (ネットショップ専門店)
  • R-INNOVATION渋谷店:〒150-0002 東京都渋谷区渋谷
    (ネットショップ専門店)

※詳細な住所は会員様限定公開

主なサービス
  • 法人登記
  • 郵便転送4回/月
  • 屋号追加
  • 電話転送、03発着信、電話秘書代行、電話秘書代行内線取次、フリーダイヤル
  • 共有FAX、専用FAX
  • 貸し会議室
  • プライベートロッカー
  • 法人銀行口座開設紹介(みずほ銀行)
  • 法人クレジットカード紹介
  • 会員専用サイト、さまざまな会員特別紹介サービス
基本料金(税込)
  • 入会金:5,500円
  • バーチャルオフィス 月1回転送プラン:990円/月(年払い)
  • バーチャルオフィス 週1回転送プラン:1,650円/月(年払い)
  • ネットショップ住所貸しプラン:550円/月
URL https://virtualoffice-resonance.jp/
※年間契約で3ヶ月分無料キャンペーン実施中!(2023年4月30日まで)&以下紹介コードを申込みフォーム備考欄に入力で入会金1,000円分割引!
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レゾナンスは東京都内を中心に展開している格安バーチャルオフィスです。住所の利用料はなんと月額550円~! さらに法人登記・郵便転送サービスが付いて月額990円~と業界最安値レベル。港区、中央区、渋谷区、新宿区、横浜などの一等地住所をできるだけ安く使いたい人にピッタリです。

郵便物転送も頻度をお選びいただけるため、余計なコストは一切かかりません。郵便物が届くとお客様専用ページからリアルタイムで確認でき、お急ぎの郵便が届いた際は即日発送。各店舗にはスタッフが常駐しているため、来店受け取りも可能です。

レゾナンスはただ安いだけではありません。レゾナンスが定期的に会員様のお声を聞くためアンケートをとっており、2022年12月実施のアンケート調査でサービス満足度はなんと98.2%! 累計利用者数は2万人を超え、バーチャルオフィス業界で満足度、規模、実績ともに業界トップレベルです。

法人銀行口座開設紹介(みずほ銀行・GMOあおぞらネット銀行)や法人クレジットカード紹介など、ビジネスが軌道に乗り法人化するときに嬉しい会員特別サービスもあります。転送固定電話、電話秘書、フリーダイヤルなど、あると嬉しいオプションも20種類以上用意。ビジネスの成長にあわせて、さまざまなサービスをご利用いただけます。

★こんな人におすすめ!★

  • 都内一等地のバーチャルオフィスをできるだけ安く借りたい
  • 法人銀行口座やクレジットカード紹介など、会員限定の豊富な優待サービスを使いたい
  • クライアントとの商談場所がほしい

レゾナンスの詳細・申込みはこちら
※年間契約で3ヶ月分無料キャンペーン実施中!(2023年4月30日まで)&以下紹介コードを申込みフォーム備考欄に入力で入会金1,000円分割引!
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2. GMOオフィスサポート

GMOオフィスサポート

▲出典:GMOオフィスサポート

所在地
  • 渋谷店:〒150‐0043 東京都渋谷区道玄坂1丁目2−3 渋谷フクラス
  • 新宿店:〒160-0023 東京都新宿区西新宿3丁目3番13号 西新宿水間ビル2F
  • 銀座店:〒104-0061 東京都中央区銀座1丁目12番4号 N&EBLD.6F
  • 青山店:〒107-0062 東京都港区青山3丁目1番36号 青山丸竹ビル6F
  • 秋葉原店:〒101-0024 東京都千代田区神田和泉町1丁目6番16号 ヤマトビル405
  • 横浜店:〒220-0072 神奈川県横浜市西区浅間町1丁目4番3号 ウィザードビル402
  • 名古屋店:〒450-0002 愛知県名古屋市中村区名駅4丁目24番 5号
    第2森ビル401
  • 大阪梅田店:〒530-0001 大阪府大阪市北区梅田1丁目2番2号 大阪駅前第2ビル12-12
  • 京都店:〒600-8223 京都府京都市下京区七条通油小路東入大黒町227番地 第2キョートビル402
  • 福岡・博多店:〒812-0011 福岡県福岡市博多区博多駅前1丁目23番1号 ParkFront博多駅前1丁目5F-B
主なサービス
  • 法人登記
    ※法人登記プランのみ
  • 郵便転送
    ※法人登記プランのみ
  • 郵便オプション
    (キャプチャ通知、即時転送、LINEでの郵便通知、登記できる住所の利用、事業計画書フォーマット提供など)
  • 企業支援サービス
    (銀行口座開設申込、事業計画書フォーマット無料ダウンロード、Money Forwardクラウド会計の割引など)
基本料金(税込)
  • 住所貸しプラン:495円/月(2年目以降は660円/月)
  • 法人登記プラン:1,650円/月
URL https://www.gmo-office.com

GMOオフィスサポートは全国10拠点で展開する、銀行出資の安全性も高いバーチャルオフィスです。入会金0円で、初年度は業界最安値レベルの月額495円から都市部一等地を利用できるのが特徴。

郵便物のお知らせをLINEで受け取れる機能があるため、大事な書類などの到着を見逃しにくいのがメリットです。ただし、郵便物の転送や法人登記は法人登記プラン(月額1,650円)以上の契約をしている人向けのサービスである点には注意しましょう。

また、企業支援サービスとして、提携しているGMOあおぞらネット銀行の銀行口座の開設や、法人設立用印鑑の購入がスムーズにできます。また、追加有料オプションとして即時転送やキャプチャ通知も行なっています。

★こんな人におすすめ!★

  • とにかく費用を抑えたい
  • ブランド力の高いサービスを利用したい
  • 銀行とのやりとりをスムーズに行いたい

GMOオフィスサポートの詳細・申込みはこちら

3. DMMバーチャルオフィス

DMMバーチャルオフィス

▲出典:DMMバーチャルオフィス

所在地
  • 渋谷店:東京都渋谷区渋谷2丁目 ハイグレードな物件
  • 銀座店:東京都中央区銀座1丁目 新築のオフィスビル
  • 梅田店:大阪府大阪市北区梅田1丁目 格式ある超高層オフィスビル
  • 名古屋店:愛知県名古屋市中村区名駅 洗練された新築オフィスビル
  • 福岡天神店:福岡県福岡市中央区天神4丁目 洗練されたオフィスビル

※詳細な住所は会員様限定公開

主なサービス
  • 法人登記
  • 法人銀行口座開設紹介(みずほ銀行、住信SBIネット銀行)
  • 郵便物転送、郵便物都度確認
  • 屋号追加
  • 専用電話番号、電話転送、AI電話対応
  • 会員専用サイト
基本料金(税込)
  • 入会金:5,500円
  • 保証金:5,000円/初月のみ
    ※補填に利用されない限り、解約時に満額返金
  • ネットショップ支援プラン:660円/月
  • ライトプラン:1,650円/月
  • ビジネスプラン:2,530円/月

※店舗によって一部サービスや価格が異なります

URL https://virtualoffice.dmm.com/
※当メディア読者限定! 年間契約の場合、以下の紹介コードを入力すると初月分無料!
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DMMバーチャルオフィスは、渋谷、銀座、梅田、名古屋、福岡天神の一等地住所(いずれも駅徒歩6分圏内)を、月額660円(税込)から利用できる格安のバーチャルオフィスです。洗練された外観のオフィスビルの住所なので、信用力も抜群。

DMMバーチャルオフィスならではの特徴として、郵便物の転送・処分、固定電話などが、スマホやPCで完結するオプションサービスもあります。また詳細な住所が非公開なので、取引先からバーチャルオフィスであることがバレにくいという特徴も。

ネットショップの特商法表記のために気軽に住所を借りたい人から、本格的なサポートを受けたい人まで、あらゆるユーザーにおすすめのバーチャルオフィスです。

★こんな人におすすめ!★

  • バーチャルオフィスの住所バレをしたくない
  • 都内一等地の住所を月額1,000円以下で借りたい
  • 名前を知っている企業のバーチャルオフィスを借りたい

DMMバーチャルオフィスの詳細・申込みはこちら
※当メディア読者限定! 年間契約の場合、以下の紹介コードを申込みフォーム備考欄に入力すると初月分無料!
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4. NAWABARI

NAWABARIのトップページ

▲出典:NAWABARI

所在地
  • 〒152-0004 東京都目黒区鷹番3丁目6−8 TSビル 2F
主なサービス
  • 法人登記
  • 郵便物受取&転送
  • 電話要件のメール配信、電話代行、03発着信
基本料金(税込)
  • 利用料:1,078円〜/月(年払い)
URL https://nawabari.net/
※年間契約の場合、以下の紹介コードを申込みフォーム備考欄に入力すると初月分無料!
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「バーチャルオフィス業界最安値水準」を掲げるのが、バーチャルオフィスサービスのNAWABARI(ナワバリ)です。初期費用0円、利用料は1078円/月(税込、年払いの場合)と格安で提供されています。

格安サービスながら、電話要件の転送(メールでの転送)や、郵便物受取&転送サービスが基本料金内で利用可能。必要なものはしっかりと確保されています。

ただし、登記や電話転送などのオプションサービスをつけていくと他社と変わらない料金水準になるため、最低限のバーチャルオフィス機能が欲しい方におすすめといえます!

★こんな人におすすめ!★

  • 安くて最低限の機能が揃ったバーチャルオフィスを探している
  • 都内一等地の住所を用意したい
  • 犯罪などに巻き込まれるリスクを軽減したい

NAWABARI(ナワバリ)の詳細・申込みはこちら
※年間契約の場合、以下の紹介コードを申込みフォーム備考欄に入力すると初月分無料!
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5. アントレサロン

アントレサロン バーチャルオフィスプラン

▲出典:アントレサロン

所在地
  • 銀座アントレサロン1号館:〒104-0061 東京都中央区銀座7丁目13番5号 NREG銀座ビル1F
  • 新宿アントレサロン:〒160-0022
    東京都新宿区新宿2丁目12番13号 新宿アントレサロンビル2F
  • 渋谷アントレサロン:〒150-0044
    東京都渋谷区円山町5番5号 Navi渋谷Ⅴ3F

※その他店舗についてはこちら

主なサービス
  • 法人登記
  • 郵便物受け取り
  • 郵便物E-mail報告
  • 郵便物転送
  • 03電話転送
  • 専用電話番号提供
  • 電話秘書
  • 来客対応
  • 会議室、セミナールーム
基本料金(税込)
  • 利用料:3,800円/月
  • 入会金・初期費用:0円
URL https://entre-salon.com/plan/virtual/

アントレサロンは、店舗数の多さが特徴のバーチャルオフィスで、銀座、新宿、渋谷など、首都圏主要地域に10店舗以上を展開しています。これらの店舗から、ご自身の希望に沿って住所地を決められます。

利用開始時に敷金や入会費などの費用がかからないため、初期費用を抑えられます。また、電話や郵便物の転送、専用電話番号の使用など、必要なサービスがオプションで用意されているのも魅力。ご自身の状況に合わせてプランをカスタマイズできます。

アントレサロンのスタッフは起業家支援に長けているため、独立開業にあたっての相談もお願いできます。事業開始に合わせて銀行口座を開設したい場合は、都市銀行や信用金庫の担当者を紹介してもらうことも可能です。

なおアントレサロンは、バーチャルオフィスだけでなくレンタルオフィス事業も行っており、オフラインでの商談や打ち合わせのときは、会議室やセミナールームを利用できます。全ての拠点が最寄り駅から徒歩5分以内と、アクセスの良さも魅力の一つです。

★こんな人におすすめ!★

  • 銀座や渋谷などブランド力のある住所がほしい
  • オフラインでの会議や打ち合わせが定期的にある
  • これから独立開業を考えている

アントレサロンの詳細・申込みはこちら

6. Knowledge Society

Knowledge Society

▲出典:Knowledge Society

所在地
  • 〒102-0074 東京都千代田区九段南1丁目5−6 りそな九段ビル5F
主なサービス
  • 法人登記
  • 郵便物転送
  • 電話転送、03発信
  • 来客対応
  • 会議室、ミーティングシート、ワークスペース
  • 動画配信スタジオ
  • 交流会、お茶会
  • 法人口座開設保証制度
  • 登記費用の補助
  • 会員専用サイト
基本料金(税込)
  • 入会金:16,500円
  • 保証金:30,000円
  • 利用料:4,950円〜/月
URL https://www.k-society.com/

Knowledge Society(ナレッジソサエティ)は千代田区の九段下駅からわずか徒歩30秒のシェアオフィスで、バーチャルオフィスのサービスも提供しています。

こちらの特徴はしっかりとした入居審査があり、法人口座の開設保証まである点です。都内にシェアオフィスやバーチャルオフィスは多くありますが、法人口座の開設保証までサポートしてくれるオフィスはなかなかありません。

入居審査には代表者との面談があり、住民票や印鑑登録証明書の用意がいるなど、他社とは一線を画します。しかし、そのぶんだけ安心して利用でき、フリーランスや起業家をしっかりサポートしてくれます。

入会金と保証金が必要になるなど、バーチャルオフィスとしては初期費用がかかりますが、大手銀行名が入った都内のビルを月額4,950円(税込)で借りられるのは魅力的です。

★こんな人におすすめ!★

  • 銀行名が入った住所を使いたい
  • 実際に仕事ができるスペースも使いたい
  • 法人の銀行口座を開設したい

Knowledge Society(ナレッジソサエティ)の詳細・申込みはこちら

7. バーチャルオフィス1

バーチャルオフィス1

▲出典:バーチャルオフィス1

所在地
  • バーチャルオフィス1渋谷店:〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1-16-6 二葉ビル8B
  • バーチャルオフィス1広島店:〒730-0051 広島県広島市中区大手町1-1-20 相生橋ビル7階 A号室
主なサービス
  • 法人登記
  • 荷物受取
  • 郵便転送
  • 電話転送
  • 会議室
基本料金(税込)
  • 入会金:5,500円
  • 法人登記・住所利用:880円〜/月
  • 法人登記・住所利用+専用ポスト:3,520円〜/月
URL https://virtualoffice1.jp/

バーチャルオフィス1の強みは、月額880円から法人登記が可能な住所を利用できる点。この価格は業界最安水準で、とにかく安くバーチャルオフィスを利用したい方におすすめです。もちろん、低価格とはいえ入居審査はしっかり行われ、さらに電子本人確認システム(eKYC)を活用したオンライン申し込みが可能です。

価格が最安水準のため、オプションなどは最低限になりますが、郵便物の受け取りや郵便転送などの標準サービスは完備。格安バーチャルオフィスながら、広島の住所を利用できる点も特徴です。

★こんな人におすすめ!★

  • とにかく安くバーチャルオフィスを借りたい
  • バーチャルオフィスのサービスは最低限でいい
  • オンラインで申込まで完結させたい

バーチャルオフィス1の詳細・申込みはこちら

8. ワンストップビジネスセンター

ワンストップビジネスセンター

▲出典:ワンストップビジネスセンター

所在地
  • 青山本店:〒107-0062 東京都港区南青山2丁目2−15 ウィン青山942
  • 渋谷店:〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町23−17 シティーコート桜丘404

※その他店舗についてはこちら

主なサービス
  • 30日間返金保証
  • 法人登記
  • 郵便転送
  • 来客対応
  • 会議室
  • 電話転送、電話秘書
  • FAX転送
  • 創業支援
基本料金(税込)
  • 初期費用:10,780円
  • エコノミープラン:5,280円/月
  • ビジネスプラン:9,790円/月
  • プレミアムプラン:16,280円/月

※起業家応援特別プランあり

URL https://www.1sbc.com/

2010年より展開している老舗のバーチャルオフィスです。全国39支店で展開しており、地方の人でも使いやすいのが特徴。青山や麻布十番、銀座といった一等地はもちろん、北は札幌、南は福岡まで営業しています。各施設には会議室が用意されているので、急な出張で打ち合わせスペースが必要な場合にも便利です。

ワンストップビジネスセンターでは標準的なバーチャルオフィスのサービスを利用できるほか、ホームページや名刺の作成、登記代行に加え、資金調達アドバイス、定期的なイベントも行うなど、ビジネスがワンストップでできるサポートを行っています。創業支援も充実しており、起業や法人化など事業拡大を考えている個人事業主にもおすすめです。

ニーズにあわせて複数のプランが用意されているほか、30日間返金保証や、20代・女性・シニア・障がい者の方向けに特別割引プランがあるなど、料金面でも良心的と言えます。

「内覧をお願いしたが、すぐに対応してくださり説明も丁寧でスタッフ様の愛想もよかった」「契約までの本人確認等や審査も早急に対応してくれている」と、対応の丁寧さを評価する口コミも多くみられます。

★こんな人におすすめ!★

  • 全国展開しているバーチャルオフィスを使いたい
  • 老舗で安心感のあるサービスと契約したい
  • 起業や法人化を丁寧にサポートしてほしい

ワンストップビジネスセンターの詳細・申込みはこちら

9. Karigo

Karigo

▲出典:Karigo

所在地
  • 東京銀座一丁目店:〒104-0061 東京都中央区銀座7丁目14−15 SKビル 7F

※その他店舗についてはこちら

主なサービス
  • 荷物受取
  • 転送電話、電話代行
  • 会議室
基本料金(税込)
  • 入会金:5,500円〜
  • ホワイトプラン:3,300円〜/月
  • ブループラン:8,300円〜/月
  • オレンジプラン:10,400円〜/月

※店舗により異なる可能性あり
※料金は個人名の場合

URL https://www.karigo.net/

全国50店舗以上展開している最大規模のバーチャルオフィスがKarigo(カリゴ)です。北は札幌、南は那覇、さらにアメリカにまでオフィスを構えます。東京都内にも25か所のオフィスがあります。海外展開している外資系企業が日本でもバーチャルオフィス事業を展開するケースはありますが、国内企業が海外にも展開しているのは珍しいです。

Karigoには貸しと荷物受取が使えるホワイトプランをはじめ、オーソドックスなサービスが揃っています。ただし、そこまでオプションが豊富ではないので、基本的なサービスが使えれば十分という方におすすめです。

料金は標準的。都内に用意されている店舗は西麻布、銀座、渋谷、代官山、南青山、赤坂、日本橋、三軒茶屋、上目黒など豊富にあり、これらの住所を借りられます。また、登記代行を安く請け負っており、料金が分かりやすい点も起業家にとって嬉しいポイントです。

★こんな人におすすめ!★

  • とにかく拠点が多いバーチャルオフィスを借りたい
  • 都内の住所をたくさんの選択肢から選びたい
  • アメリカでの支店展開を考えている

Karigo(カリゴ)の詳細・申込みはこちら

10. SERVCORP

SERVCORP

▲出典:SERVCORP

所在地
  • 新宿野村ビル店:〒163-0532 東京都新宿区西新宿1丁目26−2 新宿野村ビル 32階

※その他店舗についてはこちら

主なサービス
  • 法人登記
  • 郵便物転送
  • 電話転送、電話応対(バイリンガル)
  • 会議室(ビデオ会議に対応)
  • 世界各地のコワーキングスペースの利用可
  • バイリンガル秘書
  • ITサポート
基本料金(税込)
  • 貸し住所パッケージ:9,900円~/月
  • 電話秘書代行パッケージ:13,200円~/月
  • バーチャルオフィスパッケージ:23,100円〜/月
  • プレミアムバーチャルオフィス:49,500円〜/月

※店舗により異なる可能性あり

URL https://www.servcorp.co.jp/ja/

SERVCORP(サーブコープ)はオーストラリア証券取引所上場の外資系レンタルオフィス会社で、世界22か国、150か所以上でレンタルオフィスを展開しています。おもにレンタルオフィスやコワーキングスペースを運営していますが、バーチャルオフィスのプランもあります。

国内では26か所で展開し、丸の内トラストタワー(東京)やヒルトンプラザウェストオフィスタワー(大阪)など、そのすべてが一等地にあります。「一等地の住所でビジネスしたい!」という方におすすめです。

バーチャルオフィスとして利用できるのは一部のオフィスとなりますが、世界各地のコワーキングスペースを1日1~3時間無料で利用できる特典があります。

また、一等地となるとお値段が気になりますが、一等地でもシンプルな貸し住所パッケージでは数万円ほどで利用できます。さらに保証金不要、初期1ヶ月無料、初月は初期設定費100円のみで、ほとんど初期費用がかからないといっても過言ではありません。

★こんな人におすすめ!★

  • 高層タワーや丸の内など一等地の住所がいい
  • コワーキングスペースも使いたい
  • 海外と取引がある

SERVCORP(サーブコープ)の詳細・申込みはこちら

東京都外のおすすめバーチャルオフィス2選

番外編として、東京都内ではないもののおすすめできるバーチャルオフィスをご紹介します。どちらもフリーランスや個人事業主、副業ワーカーから人気の高いバーチャルオフィスです。

1. 和文化推進協会(京都朱雀スタジオ)

和文化推進協会 トップページ

▲出典:和文化推進協会

所在地
  • 〒600-8846 京都府京都市下京区朱雀宝蔵町44 協栄ビル2階 京都朱雀スタジオ
主なサービス
  • 法人登記
  • 簡易書留受け取り
  • 郵便物転送
  • 電話番号利用(電話録音あり)
  • LINE通知対応
  • 補助金、助成金情報発信
  • クラウドファンディング支援
基本料金(税込)
  • 入会金:0円
  • 利用料:550円/月(年払い)
URL https://suzaku.or.jp/lp/002.html

和文化推進協会とは、日本を拠点に活動する作家、クリエイター、アーティスト、職人などを支援する一般社団法人です。一見、バーチャルオフィスとはなんの関係もなさそうですが、じつは「住所レンタルサービス」を運営しています。

特徴は、なんといっても価格の安さ。住所・電話番号レンタルのみというシンプルなサービスですが、料金は月額550円(税込)と驚異的な低価格です。しかも入会金は0円、郵便物転送を除くすべてのオプションが追加料金なしで利用可能。

また、もともとクリエイターを支援する団体が運営しているサービスだけあり、クリエイター向けの補助金/助成金情報の発信や、クラウドファンディングの支援なども行ってくれます。

基本的な機能のみを借りたいネットショップの運営者におすすめです!

★こんな人におすすめ!★

  • とにかく一番安く住所と電話番号を借りたい
  • 手堅い団体のバーチャルオフィスを利用したい
  • ネットショップを運営している

和文化推進協会(京都朱雀スタジオ)の詳細・申込みはこちら

2. デジラボ

デジラボ トップページ

▲出典:デジラボ

所在地
  • 〒271-0091 千葉県松戸市本町17−11 芹澤ビル 6F
主なサービス
  • 法人登記
  • 郵便物転送
  • 電話録音、047発信
  • 来客対応、スタッフ常駐
  • ワークスペース、会議室、ロッカー
基本料金(税込)
  • 入会金:2,200円
  • 利用料:2,220円〜/月(年払い)
URL https://s.dilabo.jp/virtual/

松戸駅徒歩4分に位置するコワーキングスペースのデジラボは、バーチャルオフィス利用が可能です。コワーキングスペースは松戸にしかありませんが、単なるバーチャルオフィスではなく、コワーキングスペースが運営しているという点が強み。

コワーキングスペースやミーティング用会議室の利用、常駐スタッフによる来客対応などのサービスを用意しています。もちろん、郵便物の転送や電話番号レンタルなど、バーチャルオフィスに必要なサービスも充実。

費用の安さも魅力的で、初期費用は2,200円、利用料は月額2,220円(ともに税込、利用料は年払いの場合)と、コワーキングスペースのバーチャルオフィス利用としては業界最安クラスです。

実店舗が欲しく、住所が都内一等地でなくても構わない方にはおすすめのバーチャルオフィスです!

★こんな人におすすめ!★

  • コワーキングスペースの運営するバーチャルオフィスを利用したい
  • 住所が都内一等地でなくても大丈夫
  • 松戸近郊に住んでいる

デジラボの詳細・申込みはこちら

バーチャルオフィスがおすすめな人

バーチャルオフィスを使うべき人

▲出典:shutterstock / elenabsl

バーチャルオフィスってどういう人が使っているの? なぜ事業用の住所が必要なの?

最初は誰もがそう思うでしょう。しかしフリーランスで活動していくと、実務上どうしても住所が必要になるケースがあります。

そんなときこそバーチャルオフィスの出番。ここではどのような人がバーチャルオフィスをよく利用しているかご紹介します。

バーチャルオフィスの利用シーン
フリーランス、副業をしている人 ・自宅住所を伏せたいとき
・自宅と事業用住所を分けたいとき
ネットショップを運営している人 ・特定商取引法に基づく表記のため
起業または起業準備をしている人
※スモールビジネス含む
・事務所を用意する初期費用を抑えたいとき
・登記に使いたいとき
・起業準備費用を抑えたいとき

おすすめな人1. フリーランス

フリーランスとして活動を始め、取引先が増えてくるに従い、「源泉徴収」「商品見本が送られる」「契約書類に住所を記載」と、住所をクライアントに開示しなければならないケースが出てきます。所在地や拠点を示すためにどうしてもビジネス用の住所が必要になるシーンがあるのです。

この際に記載する住所は自宅のものでも構いませんが、「クライアントに自宅の住所を知らせるのは嫌だな……」と思う人もいるでしょう。

また、名刺や自社HPなど不特定多数の目に触れる場所でも、住所があると信用につながり、自己PRに効果的なケースがあります。

そのため、ビジネス用の住所を貸してくれるバーチャルオフィスが存在します。バーチャルオフィスを契約すれば、自宅以外のビジネス用の住所を名刺やHPに記載できます。またバーチャルオフィスの住所を使うことで、自宅住所を公開しなくても済むのです。

おすすめな人2. 副業をしている人

得意なことを活かし、すきま時間や週末にスモールビジネスをする副業ワーカーも、バーチャルオフィスを利用するケースがあります。自宅住所を伏せたい、オフィス街の住所でビジネスをしたいといった理由で契約するケースが多いです。

副業もフリーランスも、場合によっては住所を公開・記載しなければいけないケースがあるため、自宅住所はちょっと明かしたくない……というときにバーチャルオフィスはうってつけです。バーチャルオフィスはオフィス街のビルの住所を利用できるため、自宅住所よりも心象が良いという効果もあります。

おすすめな人3. ネットショップを運営している人

特商法表記

人気の副業として、ネットショップでの商品販売があります。このようなネットショップを運営する際は、消費者トラブル防止のため特定商取引法に基づき、販売者の住所や電話番号を記載しなければなりません。このケースでも、契約したバーチャルオフィスの住所や電話番号を掲載することができます。

ただし、特定商取引法には「現に活動している住所」という条件があるため、活動実態のないバーチャルオフィスではいけません。「貸し会議室あり」「シェアオフィス(コワーキングスペース)利用可」などの条件を満たせるバーチャルオフィスにしておいたほうが無難でしょう。

おすすめな人4. 起業または起業準備をしている人

起業を志す際に事務所を借りるため、バーチャルオフィスを契約するケースもあります。一般的な事務所を借りるには敷金礼金、保証金、保険費用など多額の初期費用がかかりますが、バーチャルオフィスであれば初期費用をおさえて事務所の住所を借りられます

また、登記利用を認めているバーチャルオフィスであれば、そのまま本店所在地として登記もできます。

登記する際の住所は自宅でも問題はありませんが、自宅が賃貸だと商用利用できず登記に使えないケースもあるためバーチャルオフィスを借りるのです。このようなメリットがあるため、起業や創業のほかに法人化したスモールビジネスでもバーチャルオフィスは利用されます。

バーチャルオフィスで受けられるサービス&費用相場

バーチャルオフィス 料金相場

▲出典:shutterstock / elenabsl

バーチャルオフィスは住所を借りるだけではなく、来客や電話対応、郵便物の受取など秘書業務も依頼できます。料金はバーチャルオフィスによって基本料金に含まれていたり、オプションとして別途料金が発生するなどさまざまです。

「バーチャルオフィスを借りる前に、どのぐらい費用がかかるか見通しを立てたい」と思う方も多いのではないでしょうか。そこで、バーチャルオフィスのサービスと費用相場が一目でわかる表を作成しました。

バーチャルオフィスのサービスと費用相場
月額利用料金 1,000円~10,000円
初期費用 0円/10,000円〜30,000円
郵便物の受取・転送 500円~1,000円
来客対応 5,000円程度
会議室の利用 100円〜10,000円(1時間あたり)
電話・FAX転送 500円〜3,000円
電話代行・電話秘書 1,500円〜15,000円
登記住所 5,000円程度
共有スペース・パーソナルスペース 2,000円程度(1日あたり)

(※費用相場はあくまで目安です)

では、バーチャルオフィスの月額利用料金やでは具体的にどのようなサービスを利用できるのかを、プランに含まれないオプションとして利用した場合の費用相場とともに詳しくご紹介していきます。

月額利用料金:1,000円~10,000円

バーチャルオフィスの月額利用料金は、サービスによって大きく変動します。たとえば、月額1,000円程度で利用できる格安バーチャルオフィスの場合は、郵便物の転送や登記に別途費用が発生するなどのケースが多いです。このような住所貸しのみのオフィスであれば1,000円~5,000円前後が相場で借りれます。

逆に、月額5,000円~10,000円前後のバーチャルオフィスには、郵便物転送や荷物受取など簡易的なサービスが組み込まれているケースが多く、基本料金内でさまざまなサービスを受けられます。月額利用料金が比較的高くても、よく利用するであろうサービスを含んだプランを選んだ方が、結果的に費用が安くつく場合もあるので注意しましょう

また、月額料金が100,000円近くする高級バーチャルオフィスもまれにあります。高額の背景には、立地やビルが超一等地、バイリンガル対応の秘書代行が付帯している、はたまたお洒落なレンタルオフィス会社が経営しているなどの事情があります。

初期費用:0円/10,000円~30,000円

バーチャルオフィスを契約するとき、入会金といった名目で初期費用がかかるケースがあります。入会金は10,000円から30,000円ほどかかるケースが多いですが、創業応援プランや女性起業家プランなど、バーチャルオフィス独自のプランやキャンペーンで初期費用がかからないケースもあります。

また、ごくまれに入会金のほかに保証金が数万円ほどかかるケースもあります。

郵便物の受取・転送:500円~1,000円

バーチャルオフィスに届いた郵便物を受付スタッフに受け取ってもらえるうえ、Web上のマイページで送り主や郵便種別などを確認できるサービスが郵便受取です。

自宅など登録した住所に郵便物を転送してくれるサービスもあります。格安バーチャルオフィスでは転送サービスが有料のケースもありますが、大半は月額料金に転送代金が含まれます。

無料で転送してくれる頻度は週1回から月1回までさまざまで、大至急転送してほしい郵便物を速達やレターパックプラス、即日着払いで転送してくれるサービスもあります。

来客対応:5,000円程度

お取引先様や金融機関、営業訪問など、登記先(バーチャルオフィス)の住所に突然来客があることもありますよね。そのようなときも、受付スタッフが丁寧に対応してくれるバーチャルオフィスがあります。

月額料金に含まれるケースが多いですが、プランによっては別途数千円程度の料金がかかります。

来客時は利用会員が不在であることを伝え、来客者の名刺などを頂戴するなど丁寧な対応をしてくれるので、来客の信用を落とさずに済みます。

会議室の利用:1,000円〜5,000円(1時間あたり)

バーチャルオフィスの中には会議室を利用できる施設もあります。少人数から大人数まで規模はさまざまですが、取引先との打ち合わせ、セミナー、カウンセリングなどさまざまな使い方ができます。一般的な相場としては、バーチャルオフィスの会員であれば1時間あたり1,000円〜5,000円程度で利用できます。

ただし、貸し会議室の広さや設備によって利用料金には幅があります。2人〜5人ほどで利用する少人数スペースであれば100円で借りられる部屋がある一方、50名前後の大人数での利用が可能だったり、上質な内装でテレビ会議システムが利用できたりするケースでは1時間あたり10,000円ほどの部屋も。

目的や状況によって会議室レンタルにかかる費用は大きく変化するでしょう。

電話・FAX転送:500円〜3,000円

バーチャルオフィスでは固定電話やFAXの発番を行い、着信があれば指定の番号に転送してくれるサービスを提供している場合があります。FAXはPDFでメール転送してくれるケースも。

料金は月額料金に含まれているか、含まれていなければ数千円程度でオプションとして申込みます。電話転送サービスは電話を受信し転送するサービスが多いのですが、なかには発信もできるサービスもあります。

通話料は実費請求以外に、5,000円など前払いするケースもあるので、請求方法は事前に確認しておくと良いでしょう。

電話代行・電話秘書:1,500円〜15,000円

固定電話に着信した電話に、バーチャルオフィスのスタッフさんが応対してくれる電話秘書サービスがあります。

バーチャルオフィスで貸与される固定電話に着信があると、オペレーターが利用会員が不在である旨を伝え、いつ誰から電話があったかメール通知されます。

忙しい方や士業の方に人気のサービスで、専門のオペレーターが丁寧に対応してくれるためビジネスに集中できます。

利用料金は月額料金に組み込まれていたり、オプションで追加できたり、ワンコール200円ほどで請け負ってくれたりとさまざま。通話料を前払いとするところもあるので、事前によく確認する必要があります。

登記住所:5,000円程度

法人化する際に、登記の本店所在地にバーチャルオフィスの住所を使えます。

自宅住所でも差し支えありませんが、登記された住所は国税庁の法人番号公表サイトや企業データベースなどに掲載されます。そのため自宅住所以外で登記したいときにバーチャルオフィスはピッタリです。

月額料金には登記のための住所貸し費用が組み込まれているケースが多いですが、組み込まれていない場合は5,000円ほど上乗せとなるケースもあります。

共有スペース・パーソナルスペース:2,000円程度(1日あたり)

バーチャルオフィスの中には、シェアオフィスのように共有スペースや専用デスクが使えるケースもあります。これはレンタルオフィスやコワーキングスペースの運営元がバーチャルオフィスのサービスも提供しているからこそできるサービスです。

お洒落な共有スペースを無料で使えたり、デスクが1日数千円程度で使えたりするケースがあります。

バーチャルオフィスを選ぶときのポイント

バーチャルオフィスを使うべき人

▲出典:shutterstock / elenabsl

東京都内だけで100件近くものバーチャルオフィスがあり、全国となると……正直、数が把握しきれません。また、一口にバーチャルオフィスと言っても、提供されているサービスや値段はバラバラです。

調べだすと時間がかかって仕方ないので、調べる前に確認しておきたいポイントをご紹介します。

ポイント1. 横の繋がりは作れるか

一般的なバーチャルオフィスは住所を借りるほかにも、一部秘書業務を代行してもらえますが、実際の業務はバーチャルオフィス以外の場所で行う側面が強いです。そのため、コワーキングスペースのように色んな人がいる空間で仕事をするイメージではありません。

横のつながりが欲しい、会員同士の交流に参加したいという方は、コワーキングスペースなどの運営会社が提供しているバーチャルオフィスがおすすめ。コワーキングスペースも使えたり、交流会に参加できたりするケースがあります。

ポイント2. 料金とプランは目的に合っているか

バーチャルオフィスは運営会社によって月額料金もサービスもバラバラです。そのため、目的を明確にして探すと、自分にぴったりのバーチャルオフィスを見つけることができます

格安バーチャルオフィスは安い反面、住所貸し以外のサービスを利用するには別途料金が発生したりします。逆に一等地にあってレンタルオフィスも運営しているお洒落なバーチャルオフィスは、高額になりがちです。

つまり、何を重視するか、目的や予算を明確にすることで、利用予定のプランと料金が自分に合っているかわかるのです。

バーチャルオフィスの契約前に考えたいポイント
値段重視 ・住所のみ借りると安く済みやすい
住所重視 ・一等地や高層ビルの住所を借りたいか
・貸会議室を借りやすい場所か
サービス重視 ・郵便物の転送、電話応対、電話転送など秘書的業務のサービスを依頼したいか
・オプションやプランは豊富か
見た目重視 ・住所を検索されて表示されるビルは立派なビルが良いか
・綺麗な内装が良いか
・貸会議室でセミナーを開いても見栄えするか
スペース重視 ・共有スペースやビジネスラウンジ、専用デスクを使いたいか

ポイント3. バーチャルオフィスを利用しているとバレるか

HPや請求書などにオフィス住所としてバーチャルオフィスの住所を記載できます。そのとき気になるのが、「バーチャルオフィスを使っているってバレるの?」という点です。

結論は簡単で、住所を検索したらすぐにバレます。

ネットで住所検索をすると、その住所を公開しているバーチャルオフィスのHPが1ページ目に表示されるケースが多いのです。

しかし、創業初期にメガバンクから融資を受けるといった必要がなければ、バーチャルオフィスでなんらかの不利益を被ることはほぼありません。ただし、法人口座の開設や許認可の申請は難しいケースもあります。

ポイント4. 自宅住所は本当にバレないか

自宅住所を伏せたいといった理由でバーチャルオフィスを借りることは珍しくありません。実際、専門家に確認を取るなどしっかり準備をすれば、取引先に開示する住所はバーチャルオフィスで済むケースが大半です。あくまでも事前準備をしっかりすれば、自宅住所がバレることはそれほど心配しなくても良いはずです

ただし、登記となると話は別です。本店所在地はバーチャルオフィスでも登記できますが、代表取締役や代表者印など法人の代表は住民票上の住所、つまり自宅住所も一緒に登記します。登記簿は600円ほど支払えば誰でも取得できるので、法人の代表となると自宅住所は登記簿からバレます

ポイント5. 居住地から離れたバーチャルオフィスは契約可能か

自宅付近にバーチャルオフィスがあるにも関わらず、そこから離れた街や都道府県でバーチャルオフィスを契約するにはそれ相応の理由がないと厳しい可能性があります。

バーチャルオフィスは犯罪防止のため、契約前には入居審査があります。そのため「怪しい」と思われたら契約できないことがあるのです。

しかし、支店展開など事業拡大で自宅から離れた場所にバーチャルオフィスを構えるといったケースでは、遠距離でも契約ができることがあります。あくまでもケースバイケースなので、遠距離で契約する際は事前に問い合わせを入れるとよいでしょう。

ポイント6. 入居審査は厳しいか

バーチャルオフィスの入居審査の厳しさは会社により異なります。面談が必須のところもあれば、非対面で必要書類を提出すれば契約できることもあります。

よくある審査は、事業内容の資料、免許証と保険証など身分証明書のコピーを提出し、反社チェックをする方法です。

また、面談と聞くと審査が厳しいのかとドキドキしてしまうかもしれませんが、しっかり審査をしてくれるということは、利用者の信用につながります。バーチャルオフィスが犯罪に使われる可能性が低くなるため、他の利用者も安心してバーチャルオフィスを利用できますね。

ポイント7. 無料で借りられるか

バーチャルオフィスを無料で借りられないかと考えるケースもありますが、これはほぼムリです。どれほど格安でもバーチャルオフィスを借りるには費用がかかります。住所をレンタルしているのですから当然と言えば当然です。

また、無料で使えるからと友人の住所をビジネスに使おうとするケースもありますが、こちらはおすすめしません。ネットショップに友人の家を登録してトラブルになったり、賃貸物件の又貸しは契約違反になったりするケースもあります。トラブル回避のためにもバーチャルオフィスを契約しておくと安心です。

バーチャルオフィスを借りるメリット

バーチャルオフィス メリット

▲出典:shutterstock / elenabsl

社員やアルバイトが10名以上いるなど、複数名で働く事務所が必要な場合は、バーチャルオフィスに不向きです。しかしビジネス上の住所だけ、もしくはちょっとした秘書業務が必要という場合にはバーチャルオフィスが大活躍するでしょう。

バーチャルオフィスを借りるメリットは他にも。下記の表に、バーチャルオフィスを借りるメリットをまとめました。

バーチャルオフィスを借りるメリット
事業用の住所を持てる 多くの利用シーンでバーチャルオフィスの住所が使える
自宅住所がバレない ビジネス用の住所を使うことで自宅住所を使う必要がなくなる
事務所を借りるより安く済む ビジネス用の住所の取得のために多額の初期費用がかかる事務所を契約する必要がない
一等地がオフィスになる オフィス街のなかでも一等地といわれるエリアの住所が使える
引越しても住所変更不要 自宅を引越しても、ビジネス用の住所まで引越し・変更しなくてよい
経費計上できる 経費計上できるため節税効果が見込める

ここでは、メリットに関してさらに詳しくご紹介していきます。

メリット1. 事業用の住所を持てる

フリーランスとして活動するとき、下記のようなシーンでバーチャルオフィスの住所を利用できます。

許認可や税金に関するものは専門家のアドバイスのもと使用するとよいでしょう。

バーチャルオフィスの住所を記載できる目安

名刺やポートフォリオなどのHP
特定商取引法に基づく表記
※書き方に工夫が必要
請求書等の発行
業務委託やNDA等の契約書類
※専門家に要相談
郵便物を送ってもらう
源泉徴収・支払調書
※専門家に要相談
納税地・確定申告
銀行法人口座の開設
※開設できるかはケースバイケース
助成金や補助金の申請
※商工会や相談窓口で要相談
ビジネスカード
※クレジットカード

※審査通過はケースバイケース
許認可
※専門家に要相談

メリット2. 自宅住所がバレない

請求書の発行や荷物の受け取り、ネットショップやサイト運営など、ビジネス上どうしても必要となるのが住所です。自宅住所をビジネス上の住所としても使うと個人情報の流出など不都合な点もありますが、バーチャルオフィスであれば自宅がバレずにビジネスができます。

また自宅が賃貸物件の場合、商用利用が禁止されており、そもそもビジネスで使えないケースも珍しくありません。そういう場合もバーチャルオフィスの出番です。

メリット3. 事務所を借りるより安く済む

オフィスや事務所を借りる際、仲介手数料、保証金、敷金、礼金、前家賃、火災保険の支払い、デスク、チェアー、電話機、コピー機、パソコン、事務用品の用意など、百万円単位で初期費用がかかることは珍しくありません。

またコワーキングスペースやレンタルオフィスを借りるとしても、入会金や2ヶ月分の利用料が発生するなど、ある程度まとまった初期費用がかかります。

しかし、バーチャルオフィスであれば月額数千円からすぐに利用できます。バーチャルオフィスによっては入会金や保証金がかかることもありますが、初期費用不要のキャンペーンやプランもあります。

メリット4. 自分のオフィス住所が一等地になる

バーチャルオフィスはオフィス街に立地していることが多く、中には丸の内、大手町、六本木、渋谷、梅田、心斎橋などで契約できるバーチャルオフィスもあります。

契約したバーチャルオフィスの住所は名刺やHPにオフィスとして記載できるので、一等地がオフィスとなります。

メリット5. 引越しても住所変更不要

自宅をビジネス上でも住所として使用すると、引越しのたびに税務署など行政機関に住所変更の届け出をしたり、名刺やHP、請求書のテンプレートも都度変更する必要があります。プライベートだけでも住民票を移したりと忙しいのに、ビジネスでも住所変更の手間がかかると大変です。

しかしバーチャルオフィスを契約していれば、自宅は引越してもビジネス上の住所は引っ越さないため、ビジネス上の住所変更が不要です。

メリット6. 経費計上できる

バーチャルオフィスは住所や秘書代行を借りるという性質のため、外注工賃や業務委託料など経費として使えます。個室も借りるバーチャルオフィスの場合は賃借料とすることもあります。詳しくは税理士の方にご確認ください。

またバーチャルオフィスを借りて、自宅でも仕事をする場合、事前に税務署などに届け出ることでどちらも経費計上できます。バーチャルオフィスは全額計上できますが、自宅は家事按分で算出します。

まとめ

バーチャルオフィスは秘書業務を依頼できるほか、住所を使えるのでプライバシーに配慮しながら仕事ができます。もちろん経費に計上できますし、法人化する際は本店所在地としても使えます。

国内のバーチャルオフィスの歴史はまだ浅いですが、需要が増えるに連れ大手企業も参入するなど市場も成熟しつつあります。

東京都内を始め全国にたくさんのバーチャルオフィスがありますので、目的にあったバーチャルオフィスを見つけましょう。

(執筆:特急太郎 編集:Workship MAGAZINE編集部)

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