【2019年】モーショングラフィックスの世界的トレンド5選と活用法5選

予想を超えるデザインを自由に創作できるモーショングラフィックス。静止画では実現できないアクティブな表現が可能です。

本記事では、モーショングラフィックスにおける2019年の世界的トレンドと、その効果的な使い方をご紹介します。

テクノロジーやポップカルチャーなど、最新のイノベーションから影響を受けるモーショングラフィックス。トレンドだからといって盲目的に模倣するのはいけませんが、メインストリームで人気の作品の特徴を掴んでおくことで、あなたのブランドや創作活動にきっと役立つでしょう。

モーショングラフィックスの世界的なトレンド5選

まずは2019年に伸びることが予想される、モーショングラフィックスの世界的なトレンドを見ていきましょう。

1. リキッドモーション

リキッドモーションを使用すると、モーショングラフィックスにオーガニックな感覚を取り入れられます。流れるようなリキッドモーションがシームレスな画面遷移や変化を生み出し、新鮮で印象的なグラフィックスに仕上げられます。

以下のInfoTechBuzの動画は、リキッドモーションのパワフルさを表現した作品です。

2. マイクロインタラクション

昨今では多くの会社が、UXにおけるマイクロインタラクションの重要性に気づき始めています。

マイクロインタラクションとは、ユーザーが重要な要素にきちんと注意を払えるよう、UXを向上するために作られた小さなアニメーションのことです。

以下のSangmi Kimの作品が良い事例でしょう。

3. 濃いパステルカラー

パステルカラーはモーショングラフィックスに最適な色彩で、特にAppleによって印象的に使用されています。

3Dタッチが搭載された最新のiPhoneを持っている方なら、以下の魚のグラフィックを見たことがあるでしょう。

鮮やかなパステルカラーを使用することで、非常に美しくエレガントに仕上がります。そこにモーショングラフィックスを取り入れることで、思わず目を奪われるようなデザインが作れるでしょう。

4. グリッチ効果

AdweekとShutterstockのレポートによれば、ブランディング、マーケティング、パッケージング、モーションデザインの分野でグリッチ効果が積極的に活用されているとのこと。

古いテレビのような、ノイズが入った画面を彷彿させるグリッチ効果。以下のJebari Wootenのビデオは、モーショングラフィックスにおけるグリッチ効果の参考になるでしょう。レトロな印象で、かつ未来的でもあるグリッチ効果。2019年に間違いなく注目されるデザイントレンドでしょう。

5. 2Dと3Dの組み合わせ

3Dテクノロジーの進化は、モーショングラフィックスに新しい可能性をもたらしてくれます。もちろんモーショングラフィックだけでなく、2019年は多くの産業分野で3Dが活躍すること間違いなしでしょう。

また2Dと3Dを組み合わせることで、より複雑なビジュアル効果も狙えます。GoogleクラウドナビゲーションAIのプレゼンテーション動画は、2Dと3Dを印象的に組み合わせて流れるようなモーションを実現させた良い事例です。

他にも、AR(拡張現実)やVR(仮想現実)は2019年のトレンドとなりうるでしょう。

モーショングラフィックスの効果的な活用法5選

続いて、モーショングラフィックスの実際の活用法をいくつか見ていきましょう。

1. シームレスなビジュアルデザイン

シーンが途切れることなく流動的に進むモーションは、Webデザインのメインビジュアルとして取り入れる例が増えてきています。

2. イラストを使ったドキュメンタリー

社会問題を取り扱う場合や、ブランドの価値を伝える際、イラストを用いたドキュメンタリー風のモーショングラフィックスを使う例がよく見られます。

3. 華やかなロゴ/タイポグラフィー

ブランドのロゴや、グリーティングのタイポグラフィーを、モーショングラフィックスを用いて華やかにできます。

4. 動的な入力フォーム

以下の画像のように、入力フォームにモーションをつけるのも面白いです。入力という手間のかかる作業を、少しでも楽しんでもらうために良いアイディアですね。

マイクロインタラクションの実例といえるでしょう。

入力エリアAndrej Radisic / Materialup.com

5. 教材への活用

直感的なグラフィックスは、数学や理科などを教えるのに向いています。

以下はBenesseがオンラインで提供している教育サービスのサンプル映像です。モーショングラフィックスを上手に取り入れていますね。

ビジュアルデザインの世界的な動向

最後に、モーショングラフィックスを含むビジュアルデザインの世界的な動向についても見ておきましょう。

1. Apple製品にみる、彩度とモーショングラフィックスの重要性

Apple Watchのユーザーインターフェースには、彩度70%以上、明度90%以上の鮮明なカラーを使用したデザインが採用されています。至る所に細かなモーションが施されているのも特徴。

また2013年にiOS6からiOS7にバージョンアップした際、大幅に彩度が高くなりました。

近年の鮮やかなパステルカラーの注目もあり、モーショングラフィックスを含むビジュアルデザインの彩度は今度ますます高まっていくと予想されます。

ios ios67

2. ビジュアルデザイン関連企業がUXデザイン業界へ進出

ビジュアルデザインを手がける企業や視覚効果のプロ、3ⅮアーティストたちがUXデザイン業界に進出していきます。モーショングラフィックスがUXに好影響を及ぼすという認識が広まっていったためです。

Webデザインにとどまらず、以下のような映画ムービーの作成にまで、仕事の範疇は広まっていきます。

VFX

モーショングラフィックス市場は、さまざまな技能をもつプロフェッショナルたちの手によって、さらなる成長を遂げていくことでしょう。

まとめ

Webサイトやデザインなど、さまざまな場面で重要な役割を果たすモーショングラフィックス。

トレンドに目を配りつつ、自身のプロジェクトに合わせた最適なデザインを模索しましょう。

(参考:UX Planet / The Future of User Experience is Visual Designspeckyboy / The 5 Major Motion Graphic Trends to Look Out For in 2019

(翻訳:Shinya Morimoto, Mariko Sugita)

 

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