エンジニアの副業は週1からでも可能?副業の例や探し方も解説
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フリーランスや副業、または転職先にてWebに関連する仕事をしたいと考える人は多いと思いますが、一口に「Web業界の仕事」といってもその種類は多種多様です。
今回の記事では、Webサイトやアプリ制作の仕事にはどんな種類があるのかを整理します。
各職種で、それぞれどのようなことをしているのかを理解することで、自分のキャリアパスを考える手助けとなるでしょう。
目次
Web業界にはどのような仕事があるのかを理解するために、Web業界の代表的な職種をここでは7つ紹介します。
【Web業界の「制作進行」に関連する職種】
【Web業界の「現場系」の職種】
「制作進行」に関する、Webプロデューサー・Webプランナー・Webディレクターの違いは、下に簡単な図にまとめましたのでご参考にどうぞ。
以下に、それぞれの職種の解説をします。
Webプロデューサーは、プロジェクトの責任者です。
クライアントと打ち合わせを行い、要望を理解したうえでWebサイトの企画を提案します。そのうえで、全体のスケジュールの管理や予算計画を行い、スタッフを集めます。
一見、Webディレクターと似ているように思えるかもしれませんが、両者には以下のような違いがあります。
Webプロデューサーは事業責任を負い、Webサイトの戦略を立案し、Webディレクターに具体的な業務を託します。
WebディレクターはWebプロデューサーが立案した計画を実務へ落とし込み、目に見える具体的なWebサイトを作ります。
しかし、人手が足りない場合はWebプロデューサーがWebディレクターの仕事を兼務したり、WebディレクターがWebプロデューサーの仕事を兼務することもあります。
なおキャリアプランを考えるときには、一般的にはWebディレクターからWebプロデューサーへステップアップを目指すことになります。
【Webプロデューサーになるためには?】
Webプロデューサーとして必要な能力は、基本的にはWebディレクターと変わりません。ただしWebプロデューサーは一般的に、Webディレクターよりも広い視野が必要になると言われます。
具体的には収益を上げる経営者的な戦略思考が重要です。
WebディレクターからWebプロデューサーを目指す場合、Webディレクターの能力を高めながら経営者的な思考を身につけるよう心がけましょう。
Webプランナーは、Webサイト制作の際にクライアントから要望やイメージなどをヒアリングし、Webサイトのプランを立てる職種です。
クライアントとの要望をまとめ、Webサイトの設計を行い、制作者側に伝える橋渡しの役割です。
Webディレクターは制作現場寄り、Webプランナーはクライアント寄りの仕事であるといえるでしょう。
【Webプランナーになるためには?】
WebプランナーはクライアントにWebサイトのプランを提案する仕事を担うため、下記のような能力が必要とされます。
また、WebプランナーはWebサイトに関する知識に比例して、より多くの質の高い提案ができる職種といえます。Webサイト制作に関する知識を日々インプットすることは大切です。
Workship MagazineではWeb制作で役に立つ情報を平日毎日発信しているので、ぜひ参考にしてください。
Webディレクターは、プロジェクトを監督・指揮・管理する職種です。Web制作における「現場監督」と考えるとわかりやすいかもしれません。
クライアントの要望を理解し、Web制作に必要なスタッフをまとめ、進捗管理、品質管理を行いながらプロジェクトを完了させます。
主な業務は基本的には下記の内容です。なお、プロジェクトや会社によって多少の違いがあります。
【Webディレクターになるためには?】
WebディレクターはWebサイト制作においてスタッフをまとめる役割なので、
等の能力が必要です。専門的な技術を身につけるというよりは、スタッフとのコミュニケーションを取り、適切な指示を送るためにスタッフが何を行っているのかを把握することが重要です。
Webデザイナーは、Webサイトのデザインを担当する仕事です。
Webに関するデザインは定義が広く、下記のようにさまざまな仕事があります。
最近では、ただ画面上のデザインをするだけでなく、Web上でユーザーのよりよい体験を作り出す「UI/UXデザイナー」の需要も高まっています。
未経験からUI/UXデザイナーとして採用されるためのコツについては、以下の記事で詳しく紹介しています。
未経験からUI/UXデザイナーとして採用されるまでに実践した6つのステップ
Workship MAGAZINE
また、扱うWebサービスや会社によってWebデザイナーの仕事内容は大きく変わってきます。
以下の記事でWebデザイナーの役割については以下で詳しく解説しているので、よろしければご覧ください。
デザイナーの役割とは?デザイナーの”肩書き”と”仕事範囲”をダイヤグラムで徹底解説
Workship MAGAZINE
【Webデザイナーになるためには?】
「この資格を取らなければWebデザイナーにはなれない!」といった特別な資格はありません。
Webデザインに関する知識とスキル、経験があれば活躍することができます。
Webデザイナーになるためには、下記の内容を学ぶことが重要です。
Webを使ったマーケティングを行う人です。
広告運用、SEO(検索エンジン最適化)のキーワードの選定、SNS運用などが仕事になります。
Webサイトへの集客を行い、ユーザーをサービス購入・登録に結びつけるのがWebマーケターの役割です。
具体的な仕事内容としては、たとえば以下のようなものが挙げられます。
【Webマーケターになるためには?】
Webマーケターになるためには、たとえば以下の要素が必要です。
また、Webマーケティングは企業の強み、サービスの特徴を踏まえたうえでの施策を行うので、担当する業界についての理解を深めることも重要になります。
Webに掲載する文章を執筆、編集する仕事です。
など、Webサイトには文章が必要不可欠です。そのため、Web制作におけるライター/編集者の出番は非常に多いです。
【Webライター/編集者になるためには?】
WebライターはWeb上に文章を書く以上、以下のスキルを身につけることが重要です。
また編集者の場合はこれらに加え、以下のような能力も必要です。
なおWeb上の文章や記事は、おもに検索エンジンやSNS流入によりアクセスを稼ぐことを目指します。そのためSEOを中心としたWebマーケティングの知識や、タイトルのコピーライティング能力が半ば必須です。
Web編集者の仕事内容とは?クライアント提案〜公開まで30ステップ【保存版】
Workship MAGAZINE
Webエンジニアの定義は会社によって大きく異なりますが、一般的にはPHPやJava、Ruby、Perl、Pythonなどのプログラミング言語を用いて、Webサイトのシステムの構築や開発、運用を行う職種です。
Webサービスの種類が多様化していることから、Webエンジニアも使用するプログラミング言語、業務内容はさまざまであり、必要とされる知識やスキルも多岐にわたります。
【Webエンジニアになるためには?】
Webエンジニアの資格はさまざまなものがありますが、基本的には必須ではありません(会社によっては規定の資格が必要となる場合もあります)。
しかし担当する職務内容によって、必要となるスキルはさまざまなものがあります。以下がその一例です。
自分がWebエンジニアとして何がしたいのかを決めた上で、やりたいことをするためには何を勉強すべきかを逆算してキャリアパスを考えましょう。
自分の今までの経験・長所・やりたいことなどを整理して、希望の職種を考えていけるといいですね。
Webエンジニアを含む、ITエンジニアの就職までのステップは、以下の記事にまとめています。未経験で就職を考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。
ITエンジニアなら未経験でも売り手市場! 就職までのステップまとめ
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今回はWeb業界の制作にかかわる仕事を7つ紹介しました。
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(執筆:きよふみ 編集:野風真雪)