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WordPressでサイトやブログを運営するときに欠かせないのが「レンタルサーバー」です。
2020年現在、処理速度が早いものや価格が安いものなどさまざまなレンタルサーバーがあります。そのため、初心者の方はどれを使えばいいか迷ってしまいますよね。
そこでこの記事では、これからWordPressでWebサイト運営を始める人向けに、おすすめのレンタルサーバー3選とレンタルサーバー選びのポイントをご紹介します。
レンタルサーバー選びに悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください!
<本記事の内容>
- WordPressのレンタルサーバーを選ぶときのポイント
- WordPressでおすすめのレンタルサーバー3選
- 各レンタルサーバーの価格や特徴を比較
目次
たくさんの企業が価格/性能が異なるレンタルサーバーを提供しているため、選ぶ基準が分からない人も多いでしょう。
レンタルサーバーを選ぶときは、以下の4つのポイントを見て選ぶことをおすすめします。
<レンタルサーバーの見るべきポイント>
- 価格
- 表示速度(処理能力)
- セキュリティ(信頼性)
- プラン変更のしやすさ(サーバー容量を上げたい時など)
それぞれのポイントについて詳しく解説します。
まずはじめに見るべきポイントは価格です。
レンタルサーバーは基本的に月額制で、WordPressでサイトを運営し続けるには継続的に料金を支払う必要があります。
WordPressで運営するサイトのリターンに応じ、その費用対効果を踏まえてレンタルサーバーを決めましょう。
レンタルサーバーの価格はピンキリです。月額100円〜のプランもあれば、10万円以上のプランもあります。
- 価格が安い:アクセスの少ない小規模なサイト向け
- 価格が高い:アクセスの多い大規模なサイト向け
価格の安いレンタルサーバーは基本的に処理速度が遅くメモリが小さいです。そのため大量のアクセスが集中するとサーバーダウンしてしまう可能性があります。
一方で常にアクセス数の多いWebサイトのサーバー代は、月額数十万〜数億かかっているケースもあります。
運営するサイトの規模に応じて価格を決めましょう。
次に見るべきポイントはサイトの表示速度です。
レンタルサーバーによってサイトの表示速度は異なります。仮に表示速度が遅いと、ユーザーの離脱につながるため重要なポイントです。
下記のGoogleの調査でも、サイトの読み込み速度とユーザーの離脱率の関係が密接であることがわかります。
- 読み込み速度が1秒→ 3秒に増加:離脱率が32%増加
- 読み込み速度が1秒→ 5秒に増加:離脱率が90%増加
- 読み込み速度が1秒→ 6秒に増加:離脱率が106%増加
- 読み込み速度が1秒→ 10秒に増加:離脱率が123%増加
このように1秒でもサイトの表示速度が遅いと離脱率が高くなります。レンタルサーバーを選ぶときは処理速度の速さに注意しましょう。
WordPressを高速化させる他の方法は、以下の記事で詳しく解説しています。
WordPressを高速化するメリットとおすすめの対策方法/プラグイン9選
Workship MAGAZINE
WordPressでサイト運営を行う上でセキュリティ対策は欠かせません。
レンタルサーバーの脆弱性を狙った攻撃を受けて、時間やコストをかけて運営してきたサイトが改ざんされたり、消えてしまったりする可能性があります。
レンタルサーバーを選ぶときは、以下のようなセキュリティ対策ができるものを選びましょう。
- SSLで通信が暗号化できるか
- ファイアウォールがあるか
- Web改ざん検知があるか
- IDS/IPSが装備されているか
さらにセキュリティの高いレンタルサーバーを選ぶときには、「長年運営されている老舗サービスか」「過去に大きな事件がないか」「利用者が多いか」を基準にするといいでしょう。
サイト運営を続けるにあたり、最終的には月間100万、500万PV以上のアクセスを狙いたいと考えている場合は、サーバープランを変更しやすいものを選ぶのがおすすめです。
サイト運営初期はアクセスが集まりにくく、比較的性能の低いサーバーでも対応できます。
しかし徐々にサイトが育ち、アクセスが集まるようになると、サーバーの性能を向上させる必要があります。
そのときにすぐ対応できるよう、プランを変更しやすいレンタルサーバーを選びましょう。
レンタルサーバーの種類はたくさんありますが、2020年現在おすすめできるレンタルサーバーは以下の3つです。
- エックスサーバー
- ロリポップサーバー
- ConoHa WING
これら3つのレンタルサーバーを、価格やスペックをもとに比較しました。ぜひ参考にしてください。
エックスサーバー | ロリポップサーバー | ConoHa WING | |
おすすめプラン | X10 | スタンダード | スタンダード |
価格(月額) | 1,000円 | 500円 | 2,300円 |
初期費用 | 3,000円 | 500円 | 0円 |
ディスク容量 | 200GB | 120GB | 300GB |
転送量の目安 | 70GB/日 | 100GB/日 | 約102GB/日 |
マルチドメイン | 無制限 | 100個 | 無制限 |
MySQL | 50個 | 30個 | 80個 |
独自SSL | 無料 | 無料 | 無料 |
自動バックアップ | 対応 | 未対応 | 対応 |
特徴 |
|
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|
※マルチドメイン:サーバーにドメインを何個登録できるか
※MySQL :データを保管するデータベースのこと
※独自SSL:独自でhttp→httpsに変更できるか(通信を暗号化させてセキュリティが向上)
これらの3つのレンタルサーバーについて以下で詳しく解説します。
▲出典:エックスサーバー
「価格やスペックはまだよく分からないから、とりあえず1番いいレンタルサーバーが知りたい!」と思う人におすすめなのが、国内シェアNo.1の『エックスサーバー』です。
エックスサーバーはレンタルサーバーの定番で歴史も長く、大きな事故もないため抜群の安定感を誇っています。
企業や有名ブロガー、アフィリエイターなど、多くのWebサイトにエックスサーバーが利用されており、評価も高いです。
エックスサーバーでおすすめのプランは「X10」です。
表示速度も非常に早く、月間100万PV程度以下なら十分に対応できます。これからWordPressでサイト運営を始めようと思う人にはぴったりです。
もしアクセスが集中してサーバーダウンしても、「X20」や「X30」プランなどスペックの高いプランに後から変更できます。
エックスサーバーのプランと価格は以下のとおりです。
X10 | X20 | X30 | |
初期費用 | 3,000円 | 3,000円 | 3,000円 |
費用(月額、12ヶ月契約) | 15,000円(税込16,500円) | 27,000円(税込29,700円) | 51,000円(税込56,100円) |
サイト開設後に大量のアクセスが予想されないのであれば、「X10」を選んでおけば間違いありません。
エックスサーバーは、電話とメールでのサポートを受付けています。メールは24時間365日の受付、電話は平日10:00~18:00の受付となっています。
公式ホームページにサポート内容の詳細がのっているので、気になる方はチェックしてみてください。
次に、エックスサーバーのメリットとデメリットについて解説します。
メリット | デメリット |
|
|
実際のところ、エックスサーバーのデメリットはほとんどないです。
他のレンタルサーバーと比べて初期費用が3000円と少々高めですが、長くエックスサーバーを愛用するのであれば大きな負担ではないでしょう。
エックスサーバーはコストが低い割にスペックは高いため、以下のような人におすすめです。
- レンタルサーバーを選ぶのが面倒な人
- 一番人気のレンタルサーバーを使いたい人
- 尖った特徴がなく、デメリットが少ないものを選びたい人
企業サイト、個人ブログ、アフィリエイトサイトなど、どんなサイトでも対応できます。レンタルサーバー選びに迷っている人は、エックスサーバーを導入しましょう。
▲出典:ロリポップ!レンタルサーバー
コストもスペックも平均的なレンタルサーバーを利用したいのであれば、『ロリポップ!レンタルサーバー』がおすすめです。
ロリポップは大手IT企業GMOの子会社である、GMOペパボが提供しており、信頼性も保たれています。
200万以上のサイトで利用されており、国内のシェア率はエックスサーバーに次ぐ第2位です。
ロリポップを利用してWordPressのサイトを運営するなら以下の3つのプランがおすすめです。
ライト | スタンダード | ハイスピード | |
初期費用 | 1,500円→0円※ | 1,500円→0円※ | 3,000円→0円※ |
費用(月額) | 250円〜 | 500円〜 | 500円〜 |
用途 | WordPressのサイト1つを運用 | WordPressを高速で複数運用 | 圧倒的なスピードと性能で運用 |
(※2020年12月31日まで初期費用無料キャンペーン中)
趣味程度のブログであればライトでOK。本格的にサイト運営をしたい方は、スタンダートプランにしましょう。
もしサイトの表示速度を上げたかったり、大量のアクセスにも耐えられるようにしたかったりする場合は、段階的にハイスピードへプラン変更することをおすすめします。
ロリポップサーバーのメリット、デメリットをまとめると以下のとおりです。
メリット | デメリット |
|
|
ロリポップは過去にハッカーによるサイバー攻撃を受けた過去があり、多くのサイトが改ざんされました。この事件が原因で、多くのユーザーが離脱しています。
これは大きなデメリットですが、裏を返せばよりセキュリティ面を強めるきっかけになったとも言えるため、メリットとして捉えることも可能です。
ロリポップサーバーは、お問い合わせフォーム、チャット、電話でのサポートが受けられます。
それぞれの受付時間は以下の通りです。
お問い合わせフォーム | チャット | 電話(スタンダードプラン以上) |
24時間 | 平日:9:00〜19:00 土日:10:00〜13:00、14:00〜19:00 |
平日:10:00〜18:00 |
また公式ホームページには、動画でのマニュアルも充実しているので、そちらもあわせて利用してみてください。
ロリポップサーバーは以下のような人におすすめです。
- サイトが今後どうなるか分からないため、初めは安い費用で始めたい人
- サーバーの設定などをサポートしてほしい人
- サーバーやWordPressの初心者の人
サイト運営は途中で挫折する人が非常に多いので、長年続けられる自信がない人はコスパのよいロリポップサーバーを利用してみてください。
▲出典:ConoHa WING
「とにかく高速でサイトを表示させられる、ハイスペックなサーバーがいい!」という人におすすめなのが、国内最速の『ConoHa WING』レンタルサーバーです。
ConoHa WINGは2018年9月にリリースされた新しいレンタルサーバー。最新の技術が搭載されており、そのサーバー処理速度はエックスサーバーをもしのぐ国内最速とされています。
速さだけでなく、無料独自SSLや自動バックアップなどさまざまな機能もあり、スペックが非常に高いです。
ConoHa WINGは性能が高いがゆえに、他のレンタルサーバーと比べるとコストは高くなっています。
ベーシック | スタンダード | プレミアム | |
初期費用 | 無料 | 無料 | 無料 |
費用(月額) | 1,100円 | 2,300円 | 4,600円 |
一番人気のスタンダードプランでもスペックは十分です。よっぽど大規模なサイトでなければスタンダードプランで問題ないでしょう。
初期費用は無料です。他のレンタルサーバーでは平均1000円〜3000円かかることから考えると、ConoHa WINGはお得と言えます。
ConoHaのサポートは電話、メール、チャットの3つです。それぞれの受付時間は、以下のようになっています。
メール | チャット | 電話 |
平日:10:00~18:00 | 平日:10:00~18:00 | 平日:10:00~18:00 |
ConoHa WINGのメリット、デメリットは以下のとおりです。
メリット | デメリット |
|
|
ConoHa WINGはまだまだ歴史が浅いため、ユーザー数やトラブル時の情報が少ないのがデメリットです。
それ以外は申し分ないスペックを持っています。
国内最速のConoHa WINGはこんな人におすすめです。
- とにかく高速でサイトを表示させたい
- アクセスが多いサイトを運営する予定
- スペックの低いサーバーから移行させたい
ConoHa WINGには他のレンタルサーバーから、WordPressのサイトを簡単に移行できるサービスもあります。いま使っているレンタルサーバーに満足できない人はぜひConoHa WINGを利用してみてください!
ここまでご紹介した内容を踏まえて、以下のように感じた方も多いのではないでしょうか。
このような方は、レンタルサーバーの移行を代行してくれる『サイト引越し屋さん』などの利用もおすすめです。
サイト引越し屋さんは、日本初のWordPress専門の引越し業者で、これまで数百のサイトの引越し代行を担当してきた実績があります。
サイト引越し屋さんを利用するメリットは、以下の2点です。
サイト引越し屋さんは、東京海上日動が提供している「サイバーリスク保険」に加入しています。そのため、サーバー移行の際に「データが破損/流出してしまった」「サイトがうまく表示されなくなった」などのトラブルが起きても、その分の金額を補償してくれます。
サーバー移行には少なからずリスクが伴うので、このような補償がついているサービスの方が安心して利用できますね。
サーバー移行をする際は、あわせてドメインの移管も必要です。しかし、ドメインを移管するとWebサイトのSEO効果が低下してしまうという可能性も。
そのためサーバーを移行する際には、WebサイトのSEO効果を極力落とさないよう注意を払うことが必要です。
サイト引越し屋さんの運営母体である株式会社DPパートナーズは、自社でメディア運営やサイトのM&A事業を行なっています。長年培ってきたSEOノウハウがあるため、サーバー移行に関わるSEOの不安や疑問を解消してくれるでしょう。
はじめてサーバー移行を行う方は、まずこのような専門の業者さんに相談してみることをおすすめします。
サイト引越し屋さんの料金プランは以下のとおりです。
プラン名 | 納期 | 料金 |
特急プラン | 7日以内 | 89,800円(税別) |
スタンダードプラン | 14日以内 | 59,800円(税別) |
ゆったりプラン | 30日以内 | 29,800円(税別) |
また以下のサービスに関しては、無料で対応してくれます。
WordPressのサーバー移行を検討している方は、ぜひ利用してみてください。
今回はWordPressでサイト運営をするときのレンタルサーバーの選び方、おすすめのレンタルサーバー3つなどをご紹介しました。
ぜひレンタルサーバー選びの参考にしてください。
- サーバーを選ぶ4つのポイントは、価格/表示速度/セキュリティ/プラン変更のしやすさ
- 実績や安定感を求めるなら『エックスサーバー』
- 平均的なコスト&スペックで選ぶなら『ロリポップサーバー』
- とにかく高速処理を求めるなら『ConoHa WING』
(執筆:HikoPro 編集:Kitamura Yu)
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