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数学ができなくてもプログラミングは習得可能!? 本当に必要な4つのスキルとは

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「プログラミングをこれから学んでみようかな……」と思ったときに、多くの人がまず気になるのが「数学ができなくても大丈夫か」という疑問です。

プログラマーになりたいと思っても、「文系出身だから」という理由で最初から諦めてしまう人は非常に多いです。

そこで今回は、

  • プログラミングに数学は必要なのか
  • どの程度の数学知識があればいいのか
  • 文系でもエンジニアになれるのか
  • 数学以上にプログラマーに必要な能力

について解説していきます。

プログラミングを学ぼうか悩んでいる人や、エンジニアとしての就職を迷っている人は、ぜひ参考にしてみてください。

プログラミングに数学は必須ではない!

まず結論からいうと、ほとんどのプログラミングで数学は必須ではありません。

一般的なウェブアプリケーションをプログラミングによって作るならば、最低限必要なのは四則演算などの算数レベルです。そのため文系の方でも、プログラミングを敬遠する必要はないのです。

ただし、分野によっては高度な数学的知識が必須、またはあった方が有利な場合もあります。これについては後述します。

文系出身のエンジニアも数多く活躍している

meetig

一般的な企業において、文系出身の新卒エンジニアは3〜5割程度いるとされています。意外と多い数字ですね。

また、文系出身者でも活躍できる場面も、エンジニアの世界にはあります。
例えばシステムを組むための要件定義など、技術そのものよりもコミュニケーション能力を重視されることもあります。コミュニケーションという点では文系理系に差はないので、文系出身者がエンジニアになることは十分にあるのです。

また当然ですが、理系出身かつ数学的知識がある人しかエンジニアになれないのであれば、企業の採用は間に合いません。エンジニア需要が高まっている現在、数学的知識の有無に関係なく、より多くの人材がエンジニアとして求められています。

文系でも、プログラミングを学んでエンジニアになることは可能なのです。

数学よりもプログラミングに必要な4つの能力

スキル

では、プログラミングを習得しプログラマーになるにあたって、数学以上に必要な能力とは何でしょうか。

今から紹介する4つの能力は、プログラマーとして必須と言えるスキルです。

1. コミュニケーション能力

先述したとおり、プログラマーにとって必要な能力のひとつがコミュニケーション能力です。

プログラマーというと、ただプログラムを組んでいるイメージが強いでしょう。しかしプログラミングの前段階として、クライアントの要望を聞き取り、どのようなシステムを組むのかを考える『要件定義』が必要になってきます。

この際にコミュニケーション能力がないと、相手の要望を引き出し、それに100%合致するものを作り上げることは困難でしょう。

また実際の現場では、一人でプログラミングをして開発を進めることはほとんどありません。

チームでひとつの開発に取り組むことが一般的なので、他のエンジニアたちや他部署の人たちとコミュニケーションを取ることが求められます。

そのため採用時に、文系理系や数学の知識よりも、コミュニケーション能力を重視する企業も増えています。

2. 論理的思考力

プログラミングを行う上で重要なのは、数学の知識そのものよりも、数学でも必要とされる論理的思考能力です。

難しそうに聞こえますが、「Aだから、Bである。なのでCである。」のように、物事の関連性を順序立てて考えられる能力が論理的思考力です。

プログラミングはそのものが論理的構造をしているものであり、扱う側も論理的な思考力が求められるのです。

また論理的思考力があれば、作業の効率化やエラーの解決などにも強くなります。

3. プログラミングの最低限の知識

当然、プログラミングに関する最低限の知識は必要です。しかしそこに、必ずしも高度な数学は必要ではありません。

また基本的に全てのプログラミング言語は、基礎的な英語がベースになっているので、中学生レベルの英単語は理解している必要があります。

これらの基本的な知識は、初心者向けのプログラミング教本を読んだり、無料で利用できるWebサービスを活用したりすれば自分で学習可能です。

4. 自分で学び続ける意欲

最後に、プログラミングを学ぶためには「自分で学び続ける」意欲が大切です。

どんな優秀なプログラマーでも、エラーや知らないことは出てきます。その課題に対して、自分自身で調べたり、考えたりして、解決策を見つける必要があるでしょう。

そしてその繰り返しによって、徐々にプログラマーとして成長していくのです。

また、IT技術の進歩は非常に早いので、日々新しい知識を学ぶ必要があります。そのためプログラマーは一生学び続けて、知識をアップデートし続けることが求められます。

プログラミングで数学が必要となる分野

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一般的なウェブアプリケーションの開発には数学が不要とはいっても、分野によっては高度な数学知識が必要となります。

そのため、ある特定の分野に携わりたい人は、数学を学んでいく必要もあります。

参考までに、どんな分野のプログラミングで数学が必要となるのかをご紹介します。

人工知能

画像認識や自動運転など、近年話題の人工知能の分野では、大学レベルの数学が半ば必須となります。

たとえば人工知能を最大限活用するためには、機械学習のための大量の教師データを扱う必要があり、その処理に微分・積分などが使われます。

ただ、人工知能は現在もっとも発展している分野のひとつであり、エンジニアの需要も他分野よりも高い傾向にあります。興味のある人は数学を学んででも挑戦する価値はあるでしょう。

ゲーム開発・3D技術

ゲームの開発をする上でも、数学は必要になってきます。

昔のゲームや一部スマホアプリのように全てが2Dのものなら必要ないことも多いですが、3D表示のゲーム開発をする場合は数学が必要となる場面が多いです。

細かく言えば、画面上で表示される3D空間の構築に高度な数学的計算が求められます。

作るゲームの種類にもよりますが、基本的にはゲーム開発をしたければ数学を知っておいて損はないでしょう。

統計処理

マーケティングのためのデータ解析プログラムを組むのにも、高度な数学的知識が必要になってくる場面があります。

統計処理は、データを重視するビジネスでは非常に重要な分野であり、求められることは多いです。統計処理のために数学を学ぶ価値は大いにあるといえます。

アルゴリズムの理解には数学知識が必要

分野そのものではありませんが、プログラミングのアルゴリズムの理解のためには、数学の知識がないと難しいことも多いです。

たとえばデータをソートするためのアルゴリズムには、数学的知識が重要になってきます。

問題をどのようにして解決まで導くのかを理解する際、数学の知識がないと難しい場合が多いです。よりレベルの高いプログラマーになるためには、ある程度の数学知識は求められるでしょう。

数学の知識がなくてもプログラミングは習得可能!

プログラムミングを学ぶためには数学が必須だと思われがちですが、そんなことはありません。

文系出身でも、数学が苦手でも、「プログラミングを学びたい!」「エンジニアになりたい!」と思ったら、諦めずに学びはじめてみてくださいね。

 

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