エンジニアの副業は週1からでも可能?副業の例や探し方も解説
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副業を解禁する企業が増え、オンライン上でかんたんに仕事を受発注できる手法として「クラウドソーシング」が注目されています。
そのなかでも、代表的なサービスとして知られているのが、『ランサーズ(Lancers)』です。
今回の記事では、そんなランサーズの評判から、仕事を受注/発注する際のメリット・デメリットまで、3年以上ランサーズを使い続けている筆者が解説します。
目次
正式名称 | ランサーズ(Lancers) |
運営会社 | ランサーズ株式会社 |
URL | https://www.lancers.jp/ |
運営年数 | 2008年12月〜 |
ランサーズは、日本最大級のクラウドソーシングプラットフォームです。
クラウドソーシングとは、企業や個人事業主がインターネット上で、不特定多数の人に仕事を発注できる仕組みのこと。
ランサーズは、まだ「フリーランス」や「副業」が注目される前からサービスを展開していたこともあり、フリーランスの注目度があがるとともに、順調にサービス規模を拡大してきた老舗のサービスです。
ランサーズには、メールアドレスがあれば誰でも登録できます。仕事を受けてきちんと納品をすれば、誰でもお金を稼ぐことができるプラットフォームだと言えます。
また個人事業主である必要もないため、時間を有効に使いたい主婦や学生から本格的に仕事を受注したいフリーランスまで、幅広い人が利用しています。
ランサーズでは、あらゆる仕事を受けることが可能です。ランサーズ側が分類している仕事のカテゴリーは以下のとおり。
個人で受注できる案件はほとんどそろっている印象です。
次に、ランサーズが公開している「仕事の種類・参考価格」から、案件ごとの単価例を紹介しましょう。
依頼業務 | 参考価格 | 依頼内容 |
---|---|---|
ホームページ作成 |
50,000 〜 400,000円 / 1-10ページ |
ホームページ新規制作、ホームページ改修など |
Webデザイン |
150,000 〜 200,000円 / 6ページ |
ホームページデザイン、メディアサイトデザインなど |
HTML・CSSコーディング |
5,000 〜 100,000円 |
フロントエンド改修、マークアップ、レスポンシブコーディングなど |
ロゴ作成 |
25,000 〜 85,000円 / 1点 |
ロゴ制作など |
イラスト制作 |
30,000 〜 50,000円 / 1点 |
広告用イラスト、冊子用イラスト、挿絵、図解など |
新規動画作成 |
50,000 〜 500,000円 / 本 |
YouTube用動画編集、プロモーション動画、動画広告作成など |
Web・ITコンサルティング |
100,000 〜 200,000円 |
集客アドバイス、SEOコンサルティング、KPI設計など |
ECサイト運営代行 |
1,500 〜 3,000円 / 1時間あたり |
顧客対応、受注・販売・発送代行、価格リサーチなど |
記事作成・ブログ記事・体験談 |
0.5 〜 5.0円 / 文字 |
オウンドメディア記事、ブログ記事、商品説明記事など |
データ収集・入力・リスト作成 |
1,000 〜 10,000円 / 100件 |
URL収集、企業情報調査、検索結果調査、商品情報調査など |
テープ起こし・文字起こし |
90 〜 260円 / 1分 |
PDF文字起こし、セミナー文字起こし、インタビューテープ起こしなど |
レビュー・口コミ (クチコミ) |
50 〜 200円 / 1レビュー |
商品レビュー、商品モニター、口コミなど |
モニター・アンケート・質問 |
10 〜 3,000円 / 1回答 |
アンケート、商品モニターなど |
10円〜と安い単価のものから、システム開発などの高いスキルが必要な案件では、〜2,000,000円ほどの高報酬になるものも。
まさに、幅広いジャンルと単価の仕事が揃っている、大型クラウドソーシングサービスです。
ランサーズで仕事を受注するには、主に4つの種類があります。ここで、それぞれの違いをおさえておきましょう。
形式ごとに案件を検索できる機能もあるため、スキルや自分の希望する働き方に合った方法で仕事を受注できます。
ランサーズのサービスを利用するには、上記で紹介した仕事の形式に関わらず、一律のシステム使用料がかかります。
ランサー(仕事受注者)のシステム利用料は、2023年9月現在「16.5%」となっており、契約金額から16.5%を引いた額が、報酬として支払われます。
例:5,000円の契約金額の仕事を納品した場合→5,000−825(16.5%)=4,175円の支払い
ランサーズには「自動出金方式」「キャリーオーバー方式(自動繰越)」の二つの支払い形式があり、報酬は銀行口座に振り込まれます。銀行口座への出金スケジュールは、以下のとおりです。
1. 毎月15日締め当月末支払い
2. 毎月月末締め、翌月15日支払い
「ランサーズ口座残高の合計が1000円を超えている」などの振込条件を満たしていないと、報酬の振り込みはされないため、あらかじめ確認しておきましょう。
では、ランサーズの評判はどうなのでしょうか。
ここではTwitter(X)に投稿された口コミから、ランサーズの良い評判と悪い評判を整理してみます。
ランサーズで初提案。
地味にドキドキする。
それにしても、画面越しで仕事を受発注して作業・報酬獲得まで完結できる世の中って、素直に凄まじい。・宿泊業案件(6割)
・ITツール案件(4割)⇒今回はココの案件
・プログラミング案件(勉強段階)の3つで4月から本格的に活動していきます。
— なお|宿泊業とGoogleWorkspace|農地開拓中|プログラミング学習再開|福岡市⇄日南市 (@NaohiroOTANI) March 23, 2021
ランサーズで初めて応募した案件、テスト編集まで進めさせてもらえた…!他にも2件応募して結果待ち。初めて1ヶ月で収益化への道が見えてきて嬉しい。頑張ろう🔥
— タケスエ@動画編集 (@takesue_editing) September 19, 2023
「ランサーズで初めてフリーランスデビューした」という声が多くありました。未経験/初心者でもデビューできるハードルの低さは高く評価されている様子です。
今週ランサーズから2件もお問い合わせが😳お見積もりだして、1件は本日受注しました!
せっかく頂いたご縁なので頑張ります💪
今日は自宅保育のため、子ども見ながらデザトレ動画進めていきます🧑🎨#codolife #デザトレ— あづさ@web制作 (@azusa76342121) September 20, 2023
主婦の方の「見積もりを出して1件受注した」という声も。隙間時間に稼働できる案件が多いのも、高く評価されていますね。
https://twitter.com/web230616/status/1705488070223843579
今月は、バナー&ヘッダーのコンペに応募しまくる!と言う目標でやってきたけど、CWよりランサーズの方が報酬が高い傾向がある。
CWだとバナー3,000円とかザラだけど、ランサーズだと安くても10,000円とかだったり…
まあ全部チェック出来てる訳ではないので、あくまで自分の体感で。
— ユウ×デザイン (@mumingU5) August 24, 2023
「ランサーズは、他のクラウドソーシングサービスに比べて報酬額が高め」という口コミも。この評判には、いくつかのクラウドソーシングサービスを併用していた筆者も共感しました。
コロナなってからランサーズの仕事またはじめたんだけど、全体にクラウドワークスよりギャラが高い。紹介もしてもらえるし、いつの間にか便利になってる。
— ケモコ (@amorphous4) September 24, 2023
クラウドソーシングは何かにつけて悪者扱いされがちだが、報酬未払いのまま受注者が泣き寝入りしない報酬前払いシステムがある点は評価されていいと思う。あと、ランサーズは運営案件から良心的な報酬の継続案件を紹介されることも多いので、個人的には悪い印象を持っていない。
— 富士山なすび🗻AFPライター (@NasubiFujisan) August 23, 2023
ランサーズには、運営が案件を紹介してくれる制度もあります。これも高く評価されているようです。
クライアント都合によるキャンセルのため、仕事完了率の修正を運営にお願いしたところ、30分で対応いただけた。そんな無理しなくてもいいのに……って思うぐらいに早い。タイミングもあると思うけど、本当にサポートしっかりしてるよねランサーズ。
— 加藤 良大 | 専門記事ライター・編集者・ディレクター (@ryota213j) March 10, 2022
「トラブルが発生した際の運営の対応が良心的」という声も多く聞かれました。
言葉悪いけどクラウドワークスとかランサーズって本当に現代の奴隷になりたい人が集まる場所よね…
逆に言えば奴隷を雇える…
数百円で動画編集とか、サムネイル作成とか受けちゃいかんよマジで。
良いように使われすぎ
…っていうのはそれなりに大きなコンテンツを作る側になれたから言える言葉かな…— たお (@Tao24810) March 27, 2021
ランサーズとか登録してみたけど、報酬が低すぎてあまりにもやる気起きない。
— さおり (@saorin0119) August 2, 2023
「案件の単価が低い」という意見は多く寄せられています。
運営側も対策を講じてはいますが、まだ最低時給以下の案件も見受けられます。
✅クラウドワークス、ランサーズ辞めました
ー理由ー
・低単価すぎる
・コンペは消耗する
・ライバルが多すぎる
・クライアントの質が低い代わりに
・「待ち」の営業ができるココナラ
にシフト。— がみ|Webデザイン添削顧問 (@gami_design) September 22, 2023
大規模なプラットフォームであるランサーズは案件数の多さも魅力ですが、そのぶん応募者も多く、競争率は高くなる傾向にあります。
ランサーズやってるとたまにランサーズ通さずにやり取りしたいって方が出てくる。手数料払いたくない気持ちは分かるけど規約違反やし言われても100%断るんで止めて欲しい。
— meme (@redsky_walking) August 25, 2023
発注者のなかには、受注者に法律違反させようとする悪質なクライアントもいます(これは珍しい話ではなく、筆者も遭遇したことがあります)。
では、ここまでの口コミを踏まえ、実際にライターとしてサービスを利用している筆者が、ランサーズを使用するメリットを解説していきます。
やはり、初心者や未経験者でも簡単に仕事を獲得できるのは大きなメリットです。
案件数が多くジャンルも多様なため、自分がやりたいと感じる案件をじっくり探せるでしょう。
会員登録は無料なため、ためしに登録して案件をざっくり見てみるのもおすすめです。実際に案件を受けることで、「副業ワーカーやフリーランスとして働いていけるか」と確認できます。
ランサーズ上で、受注から契約、納品、支払いまですべて完結できるのも、うれしいポイント。営業や契約などの知見が少ない、初心者や未経験者の方でも使いやすいサービスという印象があります。
ランサーズは、ほかのクラウドソーシングサービスに比べて、やり取りがスムーズなクライアントや報酬が高い案件が多い傾向にあります。競合サービスと比べ法人のクライアントも多い印象。そのため、案件の「量より質」に強みをもっていると個人的には感じます。
実際、筆者が過去に受注した案件を確認すると、競合サービスに比べて案件単価が高く、クライアントとのやり取りもスムーズでした。
一方、案件の数や種類はやや少なめ。案件獲得の競争率も高めなので、ほかのサービスと併用し、実績を積み上げるのがおすすめです。
口コミにもあった通り、ランサーズを含むクラウドソーシングサービスでは、発注者による「買い叩き」や「法令違反の強要」などが問題になっています。
こうした批判を受け、各クラウドソーシングサービスは対策に乗り出しました。
なかでも、ランサーズは低単価案件の撲滅に熱心な印象があります。具体的には、以下のような施策に取り組んでいます。
正直、まだ悪質なクライアントや案件も見受けられます。しかし、他社よりも早くサービス健全化を目指したランサーズは信頼できるサービスだと、筆者は感じました。
ランサーズで受注した案件の報酬は、契約金額に応じてサービス利用手数料が差し引かれます。
具体的な手数料額は以下とおり。
契約金額(税込) | 10万円以下部分 | 10〜20万円部分 | 20万円超部分 |
利用手数料 | 20% | 10% | 5% |
▲引用:ランサーズ
たとえば、原稿料1万円の案件をランサーズで受注した場合、受け取れる報酬は8000円に。10万円以下の案件だけで年間100万円をランサーズで稼いでいた場合も、手取り額は80万円となります。
もちろん、サービス利用手数料が運営を支えているからこそ、無料でサービスを利用できているのは事実です。しかし、どうしても「報酬が減る」感覚は否めません。これは、筆者がランサーズをあまり使わなくなった大きな理由でもあります(大半のクラウドソーシングサービスで手数料は高く設定されているため、ランサーズだけの問題ではありません)。
ランサーズの報酬額は競合サービスに比べれば高いとはいえ、業界全体で見れば報酬相場もやや低めなのは事実。手数料を差し引かれると、最低時給を割ってしまうケースもあります。
ランサーズ内には、働き手を評価する以下のような指標があります。
これらはクライアントにも公開されるもの。採用指標になるため、実績を積むほど案件を獲得できる可能性は高まります。また、いくつかの条件をクリアして認定ランサーになれば、さらに案件獲得率は高まるでしょう。
しかし、残念ながらこうした評価はランサーズの外だとあまり役に立たない印象です。ランサーズを利用していない人たちに「認定ランサー」の価値はほとんど伝わりません。
また、ランサーズでつながったクライアントとは、ランサーズを通してしか取引できません。ランサーズは「ランサーズで出会った人たちはずっとランサーズ内部で取引してください」というルールを制定しているからです。
ランサーズを介さずに直接取引(※)を行った場合には、会員資格の停止・取消となり、利用規約第42条に定める損害賠償金及び違約金が発生する場合もございます。
※直接取引を誘引した場合、または直接取引の誘因に応じた場合、本サービスで取引開始をした会員と再度取引する場合を含む(引用:ランサーズFAQ)
ランサーズで募集されるのは、小規模企業または個人の小さな案件がほとんど。これは、自力で人手を集められるクライアントはクラウドソーシングサービスを利用する必要がないことが理由でしょう。
そのため、知名度の高い企業や注目度の高い案件は少ないのが実情です。大企業の案件もたまにありますが、多くの場合、実績としての公表がNGとされています。
大きな実績になるような案件が少ないため、クラウドソーシングサービスだけで仕事していると、やがて「天井」にぶつかります。「より高単価、より大きな案件」を求め外部に営業する際も、クラウドソーシングサービスの実績は評価されにくいのが辛いところです。
ここまで、ランサーズの評判やメリット/デメリットをまとめてきました。一言で言うと、ランサーズは「小規模、初心者」向けのサービスといえます。
そのうえで、それぞれ下記のような目的のある方にはおすすめできるサービスです。
まずは、発注者に仕事を依頼したいと思われるように、プロフィールには経歴や持っているスキルを丁寧に記載しましょう。
これまでの業務経験・所有している資格・ポートフォリオなどを詳細に記載し、仕事を依頼したいと思ってもらえるような信頼性のあるプロフィールを作りましょう。ランサーズには多くの人が登録をしているため、自分の得意分野を決めて、他の人と差別化できるようにアピールするのがおすすめです。
また、ランサーズで実績のないアカウントはなかなか継続案件や高単価の案件には採用されないことも。
そのため最初の内は、初心者でも案件を獲得しやすいものから実績を積み、クライアントに信頼されるようなプロフィールの状態を作ってから、高単価の案件にも挑戦していくと良いでしょう
ランサーズのプロジェクト方式の案件では、自分の実績やスキルをメッセージで伝える”提案営業”が必要です。
高単価の条件の良い案件を継続的に獲得するには、タスク形式やコンペ形式などの案件だけでなく、積極的に提案を行い、自ら案件を獲得していきましょう。
「お仕事に繋がりやすい提案文のサンプル」も公開されているため、これらを参考にクライアントに自分の実績やメリットをアピールできると良いですね。
ランサーズには「認定ランサー」という制度があります。これは、ランサーズが定める以下の基準を全て満たした受注者が認定ランサーとして、ランクがつけられる仕組みです。
1. 獲得報酬額: 各カテゴリの上位20%
2. クライアントからの評価:過去1年間の「満足」の割合が95%以上
3. 仕事完了率: 90%以上
4. タスク承認率: 90%以上
5. 24時間以内のメッセージ返信率: 80%以上
6. ランサーズへのログイン: 最終ログインが1ヶ月以内
7. 各種認証やプロフィールの登録: 後述の項目が認証済み・登録済み
(引用:ランサーズ「認定ランサーの基準を教えてください」)
実績やプロフィール情報に応じて「ブロンズ」「シルバー」「ゴールド」の各種ランクがつき、クライアントがランサーを検索する際に有利になったり、運営から案件を紹介してもらえるなどのメリットがあります。
ランサーズのプラットフォームで多くの仕事を受注するためには、認定ランサーズになることを一つの目標としておくこともおすすめです。
ランサーズの登録は非常に簡単です。
まず、ランサーズのホーム画面右上にある「会員登録(無料)」というボタンを押します。すると、以下のフォームが表示されるので、メールアドレスまたは各種アカウントを入力して先へ進みましょう。
今回はメールアドレス認証を使ってみましたが、自動送信メールを確認すれば認証は完了です。その後、会員情報の登録を進めていきます。
これらのフォームを埋めていくだけで会員登録は終了です。
その後、採用/応募されるためにはプロフィールの入力や本人確認なども必要になりますが、とりあえず案件を見てみるだけならこれだけでOK。
クラウドソーシングのみならず、クラウドサービスの中でも会員登録はかなり早いほうです。
ランサーズは、ほかのクラウドソーシング/マッチングサービスと使い分けることでより効果的に利用できます。
最後に、ランサーズに登録しようと思っている人におすすめの似たサービスを4つご紹介します。
フリーランス・副業向けのお仕事マッチングサービス『Workship』。ランサーズよりも、ハイレベルかつ高単価な案件をゲットしたい人におすすめのサービスです。
エンジニア、デザイナー、マーケター、ディレクター、人事労務、営業など幅広い職種が登録。「週1〜OK」「リモートOK」というライフスタイルにあわせた案件が多く、単価も時給2,000円〜と高い傾向にあります。
そのほかにも、案件成約ごとに10,000円のお祝い金がもらえたり、報酬の先払いができたり、福利厚生に近い優待サービスが受けられたりと、フリーランスをサポートするサービスが多数用意されています。
安定して仕事を得られる継続的な案件が多いため、タスクごとの単発案件が中心なランサーズと組み合わせるのも有効です。
発注側も受注側も相手の素性が分かる設計になっており、契約締結時にはWorkshipが間に入るため、トラブルなく安心して業務を進められます。
案件の量 | 少ない |
案件の質 | 高い |
案件の特徴 | 継続案件、リモート案件が多め |
こんな人におすすめ | ・ランサーズより高単価の案件を探している ・継続できる案件を探している ・素性の分かる相手と安心して取引したい |
Workshipの登録方法&使い方を公式が解説! フリーランス・副業向けマッチングサービス
Workship MAGAZINE
ランサーズもさらに高単価、ハイスキル案件を希望する人のためのサービス『Lancers Pro』を運営しています。
ランサーズに会員登録後、書類選考を経てLancers Proに登録できるかが判断されます。
合格基準は明かされていませんが、ランサーズ内での実績も評価対象になると考えられるため、ランサーズのヘビーユーザーがステップアップを目指す際におすすめのサービスです。
案件の量 | 少ない |
案件の質 | 高い |
案件の特徴 | 高単価案件が多め |
こんな人におすすめ | ・ランサーズより高単価の案件を探している ・ランサーズで得た実績を活かしたい ・素性の分かる相手と安心して取引したい |
ランサーズの競合サービスである『クラウドワークス』も、同時に利用するのも良いでしょう。
クラウドワークスは比較的報酬が低い傾向が見られるものの、掲載されている案件数がランサーズより多いため、仕事を獲得しやすい印象です。
ランサーズと同じく登録は無料かつ簡単なので、どちらも登録して日々更新される案件をチェックするのがおすすめです。
案件の量 | 多い |
案件の質 | 低い |
案件の特徴 | 個人、小規模企業の発注が中心 |
こんな人におすすめ | ・多くの案件を見てみたい ・フリーランス/副業デビューしたい ・実務経験を積みたい |
クラウドワークスの評判は?利用歴5年のユーザーが口コミや特徴を徹底分析!
Workship MAGAZINE
2021年に上場を果たし、勢いに乗っているスキルシェアサービス『ココナラ』。
ランサーズに比べると個人の副業やお小遣い稼ぎで利用されることが多く、よりライトな案件を求めている場合はココナラの利用がおすすめです。
受注者自身が「受けたい仕事」を公開し、発注側がそれを購入するシステムが採用されています。
ランサーズの業務カテゴリーにはない占いやカウンセリングなど特別なスキルを持っている場合にも活用できるサービスです。
案件の量 | 多い |
案件の質 | 低い |
案件の特徴 | 個人の受注が中心 |
こんな人におすすめ | ・副業デビューしたい ・ライトな案件を探している ・一芸をお金に変えたい |
ココナラは稼げないと評判!? 実際に利用してわかった稼ぐためのポイント
Workship MAGAZINE
今回の記事では、クラウドソーシングサービス・ランサーズの基礎知識から評判、稼ぐためのコツまでについてご紹介してきました。
副業初心者の方や、仕事の受注をしたことがない未経験者の人には、入門として特におすすめできるサービスだと言えるでしょう。
より高単価・ハイレベルな案件を受けたい人は、フリーランス・副業向けのお仕事マッチングサービス『Workship』への登録がおすすめです。
Workshipでは、エンジニア、デザイナー、マーケター、ディレクター、編集者、ライター、セールス、人事広報など、さまざまな職種の案件が紹介されています。リモート案件も豊富で、ランサーズ同様に登録は完全無料のため、ぜひ一度チェックしてみてくださいね。
(執筆:齊藤颯人 編集:泉、野風真雪)