エンジニアの副業は週1からでも可能?副業の例や探し方も解説
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企業や飲食店、総合病院など、今やネットワークが利用されていない店舗はほとんどありません。
そのネットワークを守るのがネットワークエンジニア。ネットワーク障害が発生した場合にはすぐに駆けつけて、障害の復旧を行います。大型施設の場合は専任のネットワークエンジニアが常駐していることが一般的ですが、中にはフリーランスのネットワークエンジニアに業務を委託するという場合があります。
今回の記事では、現役のネットワークエンジニアが、フリーランスのネットワークエンジニアの業務内容や年収について解説します。
目次
ネットワークエンジニアは、ネットワークの構築・運用・保守を行うエンジニアのことです。
たとえば大型の商業施設などを訪れたとき、その施設内だけで利用できるWi-Fiが提供されていたという経験はないでしょうか。
このWi-Fi環境を作り上げるのがネットワークの構築。
Wi-Fiのパスワードを変更したり、異常が起きたときに検知するのがネットワークの運用。
Wi-Fiについて障害が発生したときに、すぐに駆けつけて障害を復旧したり、パスワードの変更など要望の対応を行うのがネットワークの保守となります。
もちろんWi-Fiに限らず、ネットワークに関する業務であればネットワークエンジニアの役割となります。
実際の募集案件などを見ると、フリーランスのネットワークエンジニアは月単位での契約であることがほとんど。月単位での契約金額は約60万円〜80万円となっています。
もちろん実績や信頼あっての契約となるので、最初からそのような契約を結ぶことは難しいかもしれませんが、定期的な契約に至った場合、年収は約700万円〜1000万円となるでしょう。
ネットワークエンジニアの平均年収を前項で紹介しましたが、駆け出しのうちは単発での仕事や、単価の低い仕事を受けることが多いでしょう。
では、駆け出しのネットワークエンジニアが仕事単価を高めるためにはどうしたらいいのでしょうか。
ネットワークエンジニアはエンジニアの一種、つまりは技術者です。特にフリーランスとして働くのであれば、自分の技術力をアピールする必要があるでしょう。クライアントがエンジニアに仕事を依頼する際、どれぐらいの技術力があるかを判断する材料になるのが専門資格です。
ネットワークエンジニアとして働くにあたり、重宝される資格としては下記のようなものが挙げられます。
ベンダー資格である「CCNA(シスコ技術者認定)」各種が特におすすめ。
ほとんどのネットワーク機器はシスコ社の製品を採用している場合が多いため、この資格を取得することでネットワーク機器に関する知識を有している証明になります。
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大型施設の場合、主に「オンプレ」と呼ばれる、施設内で完結するようなネットワーク形態であることが多いです。
しかし、近年ではネットワーク機器やサーバーのクラウド化が進み、その技術はどんどん専門化しています。
クラウドサーバーに関する知識を身に着けておくと、今後の仕事に生かせるため、重宝されるでしょう。
ネットワークエンジニアとして働く以上、経験はとても重要です。
案件をいくつもこなしていると、障害が発生したときも障害発生源を特定する際のカンが養われます。
結果として、問題を切り分けるスピードが早くなったり、被害を最小限に済ませる提案ができるようになります。
多くの障害に立ち向かってきた経験は、ネットワークエンジニアにとって最大の武器となるでしょう。
フリーランスのネットワークエンジニアとして働きたい……と考えたとき、最低限身につけておきたい能力があります。
これはフリーランスに限らず、ネットワークエンジニアという職業全体に言えることなので確認しておくことをおすすめします。
ネットワークエンジニアなので、当然ネットワークに関する知識は必要です。それも人並みではなく、特に深い知識が求められるでしょう。
ネットワークの構成は、物理的障害以外はすべて何かしらの根拠に基づいて動作します。その根拠をどれだけ知っているか、これが構築・運用・保守を行う上で重要となります。
ネットワークエンジニアとして働く以上、障害が発生したときはどれだけ落ち着いて障害発生源を特定できるかが重要です。
その際に求められるのが、論理的に物事を捉えることができる思考回路。ネットワーク全体の構成を把握した上で、冷静に順序立てて問題の切り分けを行うために必須の能力です。
ネットワークエンジニアは新たにネットワークを構築するときや、障害が発生したときに、必ずクライアントとの打ち合わせが発生します。特に障害発生時には、復旧するまでの代替案を提案したり、復旧後の報告を行うなど、クライアントとの会話が多い職種なのでコミュニケーション能力は必須です。
クライアントはネットワークに関する知識がない場合が多いので、専門用語を使わずにわかりやすく伝えたり、相手が内容を理解できているかを探りながら話す必要があります。
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本記事ではフリーランスのネットワークエンジニアについて解説しました。
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(執筆:セイタモ 編集:少年B)