エンジニアの副業は週1からでも可能?副業の例や探し方も解説
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ユーザーからのフィードバックは、あらゆる業種の企業にとって大切な財産です。しかし、フィードバックに時間を割いてくれるユーザーは26人に1人というデータも。
フィードバックはサービス/製品の改善に有効なデータです。なるべく多く集めたいものですよね。
そこで今回は、ユーザーからのフィードバック率を高めるために必要な9のポイントについて解説します。フィードバック率を高めて、ぜひ今後のマーケティング施策に役立ててみてください。
目次
フィードバックのタイミングは、ユーザーが一定のタスクを完了した直後がおすすめです。
配送サービスを運営しているなら、ユーザーが荷物を受け取ったらすぐにフィードバックを求めましょう。時間をおかずにフィードバックを求めれば、サービスについての記憶が鮮明なうちに意見を共有してもらえます。
逆に時間をおきすぎてしまうと、ユーザーが体験自体を忘れてしまっているため、フィードバックを貰えない可能性が高まります。
たとえば、Webサイトを訪問した2週間後にフィードバックを求められたら、どのように感じるでしょうか。そもそも多くの人は、2週間前にどんなWebサイトを訪れたかということ自体覚えていませんよね。フィードバックまでの時間をおきすぎないように注意しましょう。
必ずしもフィードバックを求めるのが早ければいい、というわけではありません。
たとえばAmazonはフィードバックを求めるまでに数日おいていますが、これは製品を使わないとフィードバックができないためです。まだアクセスして間もないWebサイトについてフィードバックを求めてしまうと、ユーザーをイライラさせてしまいます。
ユーザーがそのサービス/製品をある程度使ったタイミングでフィードバックを求めると、より実用的な意見が期待できるでしょう。
ユーザーにフィードバックを求めることは、ユーザーに時間を使ってもらうことを意味します。ユーザーの時間を無駄にしないように、質問は必要なものだけに絞りましょう。
そのために重視したいのが、ユーザーとの関連性です。特定の製品、サービス、または交流した人など、フィードバックしてもらう対象をユーザーと関連性が高いものに絞りましょう。ユーザーとの関連性が低いものに対してフィードバックを求めても意味がありません。
新規ユーザーでもリピーターでも、関連性を意識してフィードバックを求めるとよいでしょう。
SurveyMonkeyが約22万人を対象にした調査によると、ユーザーにフィードバックを求めるのは以下の曜日/時間帯が効果的とのこと。
午前0時から午前5時のあいだはほとんど回答を得られないため、避けましょう。
フィードバックのプロセスを簡潔にすることも重要なポイントです。
1週間前に買ったシャンプーのアンケートに1時間かけたいと思う人は稀ですよね。Skypeは通話がおわるとすぐにフィードバックを求めますが、回答には0.5秒ほどしか時間がかかりません。
選択式の回答方法などを活用して、フィードバックにかかる時間を短縮しましょう。
ユーザーの感情の動きを把握できるカスタマージャーニーマップは、フィードバックのタイミングや内容改善の強い味方です。
たとえば以下の2つのフィードバックのうち、どちらがよいかはユーザーによって異なるでしょう。
カスタマージャーニーマップは、ユーザーの思考プロセスを可視化したものです。そのため施策に迷ったときは、カスタマージャーニーマップを利用して、ユーザー目線でのマーケティングを行うように意識してみてください。
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以下のように、ユーザーがとる特定のアクションに合わせてフィードバックをリクエストすることも有効です。
特定のプロセス、体験、機能ごとに異なるフィードバックリクエストを送れば、改善の余地がある過程を明確にできます。
状況にあわせて素早くフィードバックを求めることは、ユーザーの率直な回答が期待できるというメリットも。
フィードバックをリクエストするユーザーを絞りましょう。エンゲージメント率が高いユーザーや、LTV(ライフタイムバリュー)が高いユーザーに絞るのがおすすめです。
ターゲットを絞っておけば、全ユーザーにスパムのようなメールを送る必要がなくなります。詳細な質問をリピーターだけに絞って送れば、質の高いフィードバックを得ることが可能です。
マイクロソフトの顧客サービスに関する調査によると、77%のユーザーがフィードバックを求める企業に対して好意的な印象を持っています。ロイヤルユーザーはサービスについて意見を求められることを高く評価しているため、フィードバックを求めることでWin-Winの関係が築けるのです。
たとえばGoogleのファンは、Google製品のベータ版を使い、熱心にテストをしてフィードバックすることを誇りに思っています。こうした熱心なユーザーにディープな質問をすれば、参考になる意見が聞けるはずです。
以下のように、ユーザーに合わせてフィードバックをカスタマイズするのが望ましいです。
このようにカスタマイズをして効果的にユーザーの注意をひけば、一旦手を止めてフィードバックに時間を割いてもらえる可能性が上がります。
ユーザーからのフィードバックは、サービス/製品の改良をする上でかかせません。
今回ご紹介したポイントを意識して、ぜひフィードバック率の向上を目指してみてください。
(執筆:Ashley Cheng 翻訳:Nakajima Asuka 編集:Kimura Yumi)