「専門スキルを伸ばす VS 幅広い領域に挑戦する」フリーランスの生存戦略討論
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記事や動画、LPなどのコンテンツを継続的に作成し、質の高いコンテンツを増やすことは、ビジネスを軌道に乗せるために欠かせません。すべてのコンテンツは1からつくるのがベストですが、それには時間や労力が多くかかります。
しかし、すべてのコンテンツを1からつくらなくても、既存のコンテンツをうまく「再利用」することで、時間やリソースを有効活用しつつ、継続的に質の高いコンテンツを生み出せるのです。
今回は「再利用」するべきコンテンツの選び方と、有効な再利用方法を3つご紹介します。
結論から言えば、再利用に向いているのは「人気のあるコンテンツ」です。たとえば以下のようななかから、人気のあるコンテンツを洗い出してみましょう。
ただし、「人気コンテンツ」と一言でいっても、どんな成果を上げたコンテンツを「人気」と捉えるかは企業によってさまざまです。再生数、PV、SNSでの拡散数、サービス成約数など多くのKPIが考えられるため、自社が重視している数字を確認しておきましょう。
ここからは、種類別に「人気コンテンツの探し方」について解説します。
Webサイト上の人気コンテンツを探すには、Googleアナリティクスを使って調査するのがおすすめです。「行動」−「サイトコンテンツ」−「すべてのページ」を選択すると、PVランキングをはじめとした人気コンテンツを探せます。
ダッシュボードの上部にある日付範囲を変更すれば、ある期間中に成果が高かったコンテンツも確認できます。
SNSでは、もっともエンゲージメント率やクリック数が多かった投稿を調査しましょう。
Facebookの場合、ページインサイトで「投稿」をクリックすると、もっとも人気がある投稿のリストが表示されます。
Twitterの場合も同様で、Twitterアナリティクスの「トップツイート」をクリックすると、もっとも人気があるツイートを閲覧できます。表示期間の変更も可能です。
通常のメールサービスではメールの細かな効果測定は難しいですが、メールマーケティングに特化した専用ツールを活用すれば、データに基づいて人気のメールを探せます。
ツールのなかでも、メールのCV率や受信後の行動などを追えるアナリティクス機能が搭載されているものを選びましょう。
人気コンテンツを絞り込めたら、いよいよ再利用のプロセスに入ります。しかし、既存コンテンツをそのまま再利用するのはおすすめできません。
ここでは、最小限の手間でコンテンツを再利用したい場合におすすめの3つの方法をご紹介します。
過去に作ったコンテンツのなかには、長期間ずっと人気なものもあるはずです。
たとえばそのコンテンツが1年以上前につくられたものなら、最新の情報を追加し、最終更新日を記載して再宣伝してみましょう。
鮮度の高い情報は評価が高まりやすく、多くのトラフィックやリードを獲得できたり、新しい読者や視聴者を獲得できたりする可能性があります。また、古いコンテンツをそのままを放置していると、読者に誤った情報を発信するリスクもあります。
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既存の記事や動画などのフォーマットを変え、新たなコンテンツとして投稿するのもおすすめです。以下では再利用が簡単で、かつ成果が上がりやすい手法を3つご紹介します。
記事や動画の内容をスライドにまとめれば、自分のブログやWebサイトで公開できるだけでなく、Slideshareなどに投稿して、新たなユーザーにリーチできます。
資料をダウンロードする際に情報入力をお願いしてリード獲得につなげたり、講演やセミナーで使う資料に活用することもできます。
統計データをもとにしたコンテンツがあるなら、インフォグラフィックスに変えてみましょう。インフォグラフィックスとは、テキストだけでは伝わりづらい情報を、イラスト・チャート・グラフ・表・地図などで表現したもの。『Canva』や『Visme』などのツールを使えば、簡単にインフォグラフィックスを制作できます。
制作したインフォグラフィックスは、自分のWebサイトに掲載するほか、メールで共有したり、Webマガジンなどに投稿したりできます。
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人気になっている連載や同じテーマの記事が十分にあれば、まとめて書籍化してみるのも手です。書籍として出版されれば、自社のブランディングにつながります。
商業出版するのが難しい場合は、手軽な電子書籍化や自費出版という選択肢もあります。
記事や動画などのコンテンツや、制作したスライド/インフォグラフィックスなどは、プラットフォームを変えて投稿することで効率的に再利用できます。
たとえば、以下のような手法が考えられます。
プラットフォームが変われば情報を得る層も変わるため、新たな見込み顧客へリーチできます。
すでに人気があるコンテンツを再利用すれば、時短しつつ結果も得られるはず。
既存の記事を更新したり、投稿するプラットフォームを変えるだけでなく、フォーマットの変更などの手段で幅広く再利用してみましょう。
(執筆:Lilach Bullock 翻訳:中島あすか 編集:齊藤颯人 提供元:Smart Insights)