【MBTI診断】16タイプ別・フリーランスに向いてる仕事/働き方
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「断捨離」の流行に「こんまりメソッド」ブーム……いま、日本だけでなく世界中が片付けに熱狂しています。これを機に、WordPressも整理してみませんか?
Webサイトを作ってしばらくすると、不要なものがたまっていきます。部屋を片付けるのとは異なり、Webサイトを整理する際には、必要なものまで削除しないよう細心の注意を払わなければいけません。
今回はWordPressでのWeb制作において、特に不要なものがたまりやすい4つの分野にフォーカスし、片付けのヒントと効率的に整理するためのツールを紹介します。
テーマでもプラグインでも、不要なものを見つけるのはそう難しいことではありません。まずは簡単なことから取り掛かりましょう。
WordPressには、デフォルトのテーマが付属しています。こうしたテーマは優秀ですが、すべて必要なわけではありませんよね。
プラグインについても同様です。デフォルトのプラグインであるAkismetやHello Dolly以外にも、使うかどうかにかかわらず、さまざまなプラグインをインストールしがちです。
こうした状況には、実はセキュリティ上のリスクが潜んでいます。使用していないテーマやプラグインに万が一セキュリティ上の欠陥があった場合、ボットや人間が情報を盗む可能性は否定できません。
幸いなことに、テーマやプラグインを整理するのは簡単です。使用していないものは削除しましょう。とてもシンプルです。
多くのWebサイトには、iPhone3GSについて紹介した10年前のブログ記事から、続きを書く予定のない下書きまで、不要なコンテンツがかなりたまっています。
たとえ小規模なWebサイトであっても、データベースが肥大化することによって問題が起きる可能性があります。大規模なWebサイトでは、パフォーマンスが大幅に低下するかもしれません。
Webサイトの規模にかかわらず、不要なコンテンツは削除するのがおすすめです。
上部のメニューから下書きのみを選択して削除していくのが、いちばんシンプルです。もう続きを書く予定がない下書きは、削除して整理しましょう。
コンテンツに変更を加えるたびに、WordPressはその内容を記録しています。以前の状態を復元したい際には便利ですが、すべて取っておくと膨大な量になってしまうのが難点です。
Webサイトのwp-config.phpファイルに以下のようなコードを追加することで、リビジョンを制限しましょう。
define( 'WP_POST_REVISIONS',5 );
上記のコードでは、リビジョンの保存を過去5回分までに設定しています。ほとんどの場合、リビジョンは5〜10回ほど残っていれば十分なはずです。
効率的にWebサイトを整理するために、便利なプラグインを使ってみましょう。『WP-Optimize』『WP-Sweep』『Optimize Database after Deleting Revisions』などがおすすめです。
それぞれ古いリビジョン、コメント、その他データベースの肥大化につながるジャンクを片付けてくれます。自動クリーンアップを提供しているプラグインもあるため、自分にぴったりのものを探してみましょう。
画像を1枚アップロードすると、サムネイルが複数作成されます。プラグインを使うと、独自のサムネイルが作成される場合も。
さまざまなサイズの画像を持っておくことは必ずしも悪いことではありませんが、まったく使っていない画像やPDFは整理するのがおすすめです。
メディアファイルの整理にもプラグインが役立ちます。『Media Cleaner』は、アップロードしたファイルをスキャンし、WordPressの投稿やフォトギャラリーに関連づけられていないファイルを探してくれる優れものです。
該当するファイルを削除しても問題ないか確認するために、削除前にゴミ箱をチェックする機能もあります。
アイテムをインストールすればするほど、ダッシュボードは散らかっていきます。まずは冒頭でも触れたとおり、不要なテーマやプラグインをアンインストールしましょう。
さらに、ダッシュボード右上の「表示オプション」タブから、ダッシュボードに表示する要素を絞り込めます。やり方は、必要のない項目のチェックを外すだけです。
ここでも役立つプラグインがあります。特におすすめなのが、不要なメニュー項目を隠せる『Admin Menu Editor』。
WordPressのなかでも、もっとも散らかりがちなダッシュボードメニューを整理してくれます。
家と同じで、WordPressも定期的な掃除を必要としています。今回ご紹介したようなプラグインは、その手助けになるはずです。
ただし、無計画にデータを削除するのは危険です。しっかりバックアップを取ってから、簡単なところから整理をはじめましょう。Webサイトがスッキリしたら、心もスッキリするはずです。
(原文:Eric Karkovack 翻訳:Nakajima Asuka)
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