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Googleショッピング広告(商品リスト広告、PLAとも)をご存知ですか?
アメリカとイギリスの小売業界では、Googleショッピング広告がテキスト広告を超えて最も使われている検索連動型広告フォーマットだということが、Adthenaの調査で明らかになりました。
今回の調査結果は、アメリカ・イギリスで出稿された4000万件の広告をベースに、26万以上の広告出稿者と100万の検索キーワードを分析して得られました。
本記事では、Adthenaの調査報告を要約してお送りします。
アメリカのオンライン小売業では、Googleショッピング広告が検索広告費のうち76.4%にのぼっています。さらに、Googleショッピング広告のクリック数が全てのクリックの85.3%を占めています。一方のテキスト広告は、検索広告費は全体の23.6%、クリック数は全体の14.7%にとどまっています。
イギリスでは、検索広告費におけるGoogleショッピング広告の割合が全体の82%を占めており、クリック数も全体の87.9%を生んでいます。しかし、テキスト広告は検索広告費において全体の18%、クリック数において全体の12.1%に過ぎません。
Adthenaのマーケティング事業部長を務めるAshley Fletcher氏は、調査結果を次のように考えています。
消費者がこの新しい広告フォーマットを目にする時代にシフトしています。小売業者がGoogleショッピング広告やモバイル広告にお金を投資していくにつれて、業界ごとの微妙な違いを知り尽くした小売業者が広告を出していくようになるでしょう。
Googleショッピング広告とテキスト広告の支出比は、業界によって異なります。Googleショッピング広告の割合を業界ごとに見ると、アメリカでの割合は64.4%〜86%の間でまちまちです。主にファッション/アパレル/家電/スポーツ・フィットネス/ホーム・ガーデンといった小売業界で、Googleショッピング広告が定着してきていることが分かります。
イギリスでも、Googleショッピング広告の支出比はアメリカと似ています。ただし、ホーム・ガーデン、美容・パーソナルケア、健康のカテゴリーではアメリカよりも割合が多くなっています。
この調査結果で大切なポイントは、検索広告の中身が大きく変化してきていることです。
Adthenaは、小売業界の広告出稿者たちへ以下の3点をアドバイスしています。
今回のAdthenaの調査レポートはこちらからダウンロードできます。(英語版のみ)
(翻訳:Reina Onishi)