レバテックフリーランスの口コミ・評判を徹底調査。長所/短所も解説

レバテックフリーランス 口コミ 評判を徹底調査

フリーランス向けエージェントとして認知度の高い『レバッテクフリーランス』。

2022年時点で、利用者の平均年収が862万円、取引社数は5,000件以上と、高単価な案件と豊富な案件数を誇っています。

とても有名なサービスですが、実情がわからなかったり、ネット上の悪い評判を見てしまったりするために、利用に迷っている方もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、レバテックフリーランスの特徴、口コミ、メリット/デメリット、稼げる収入例を解説していきます。

レバテックフリーランスとは

レバテックフリーランス

▲出典:レバテックフリーランス

レバテックフリーランスとは、ITエンジニアフリーランス向け案件紹介サービスです。2020年には、エージェントの中ではフリーランス登録者数において第1位を獲得するなど、大手のエージェントサービスにになります。

掲載している案件は、おもにITエンジニア向き。インフラエンジニアやサーバーエンジニア、ネットワークエンジニアからITコンサルタントやデータサイエンティストまで、IT業界の職種を幅広く網羅しています。

なお、Web・ゲーム業界のクリエイター専門向けにも『レバテッククリエイター』で、案件を紹介しています。

レバテックフリーランスの特徴

特徴1. コーディネーターがつく

自分から案件を探すのとは異なり、レバテックフリーランスではコーディネーター(エージェント)がつき、ヒアリングをした上で、案件を紹介してくれます。ヒアリングを担当するのは、専門知識をもつカウンセラーです。

担当者は、スケジュール調整や単価/条件面の交渉、さらには参画中のフォローまで行ってくれるので、安心して仕事に集中できます。

また、契約期間満了の1ヶ月前には、案件の更新続きや新しい案件の紹介をしてくれるため、継続的に働けるのも嬉しいポイントです。なお契約更新率は90%と、引き続き契約を続ける人が多数います。

特徴2.  案件が豊富

レバテックの特徴は、その案件数の多さにあります。次の表は、フリーランスエンジニア向けエージェントの案件数と取り引き会社数を比較したものです(2022年3月時点)。

サービス 取り引き会社数 案件数
レバッテクフリーランス 5,000社 35,000件以上
ITプロパートナーズ 2,000社以上
Midworks 3,000件以上
geechs.job 3,100社
PE-BANK 1,000社以上 50,000件以上
TECHBIZ 30,000件以上
フリエン 30,000件以上

案件数ではPE-BANKに劣りますが、その数はなんと35,000件以上。取引会社数は5,000社以上と多くの企業と取り引きをしているぶん、さまざまな企業と働く機会が得られます。

なお、下記の記事ではフリーランス向けエージェントについて、より詳しく比較しています。あわせてチェックしてみてください。

特徴3.  福利厚生がつく

会社員と異なり、フリーランスは福利厚生を受けることができません。しかし、レバテック経由で案件が決まると、福利厚生サービスの「レバテックケア」が利用できるようになります。

レバテックケアを使えば、人間ドックやがん検診を安く受診できたり、引っ越し・出産などでお祝いギフト券を受け取ったりすることができます。

そのほか、税理士の無料紹介やクラウド会計ソフトが2ヶ月無料になるなど、フリーランスなら直面する税務関連の問題を解決するためのサポートもあります。

特徴4. 案件・企業の評価がわかる

案件・企業の評価サンプル

▲出典:レバテックフリーランス

レバテックフリーランスでは、「案件・企業の評価」を提供。案件に参加したフリーランスが評価した案件の特徴を確認できます。評価項目は、次の10種類です。

評価項目 程度
業務の忙しさ 落ち着いている⇄忙しなくスピード感がある
勤務スタイル 自由度が高い⇄管理・統率されている
業務の限定性 細分化・固定的⇄包括的・流動的
人間関係 ウェット⇄ドライ
ソフト/言語/ツール 伝統的・スタンダード⇄先進的・イノベーティブ
社風 安定的・堅実思考⇄挑戦的・上昇志向
働く人の価値観 プライベート重視⇄仕事重視
組織のプレースタイル 個人スキル発揮⇄チーム力重視
組織の志向性 技術重視⇄ユーザー/ビジネス重視
コミュニケーションスタイル 口頭・対面重視⇄ドキュメント・非同期重視

さらに評価項目だけでなく、「よい点」や「気になる点」に関する評価コメントも案件提案時に確認できるそうです。案件へ参画するまえにフリーランス視点からの評価を確認することで、案件や企業とのミスマッチを防げるでしょう。

特徴5. 市場分析ダッシュボード

市場分析ダッシュボード

▲出典:レバテックフリーランス

市場分析ダッシュボードでは、自分のスキルの需要が一目でわかります。自分のスキルを登録すると、自分のスキルに関する新規案件数や、案件単価平均・最高単価、案件のリモート可否の割合までわかります。

昨年度と比較して市場を知れるため、変化の激しいIT業界でも、自分の市場価値を客観的に捉えることができるでしょう。

レバテックフリーランスで稼げる収入の例

案件が豊富かつ、利用者の平均年収も高いレバテックフリーランスですが、実際はどのぐらい稼げるのでしょうか。公式サイトで公開されている事例より、ご紹介します。

Webディレクターの場合

プロフィール 42歳男性
案件 通信キャリア会社のサイトリニューアル
職種 Webディレクター
契約形態 9:00〜18:00  常駐
月収 68万円

(参考:レバテックフリーランス

Javaエンジニア

プロフィール 33歳男性
案件 業務支援のWebサービス開発
職種 Javaエンジニア
契約形態 10:00〜19:00
月収 73万円

(参考:レバテックフリーランス

2Dデザイナー

プロフィール 31歳女性
案件 ソーシャルゲーム案件でゲームのUIデザインを担当
職種 2Dデザイナー
契約形態 10:00〜16:00 週5日
月収 27万円

(参考:レバテックフリーランス

レバテックフリーランスの評判

高単価な案件を多数揃えており、登録者数も多いレバテックフリーランス。魅力的な特徴が挙げられる一方で、実際の利用者が使った評判が気になる方もいるのではないでしょうか。

そこで、レバテックフリーランスを実際に利用した方の口コミを集めました。

よい口コミ

「平日のみから週3日〜4日程度から働ける求人など、求人が豊富。初めての面談に同伴してくれるなどのサポートも完備されていたので、転職サイトを初めて利用する人でも安心して任せることができると感じた」

「案件数も豊富で、サイトが見やすい。収入面でも、正社員の時よりも高単価な仕事に携わることができた。連絡もLINEで取り合えるので、スムーズ」

「自分のやりたいことを選択/応募すると、営業担当が先方と話をつけてくれる。その後、営業担当の方に同行してもらい募集先企業へと面接に行くが、営業担当の方が先方と懇意にしているそうで、非常に安心して会話できた」

(引用:みんなの評判ランキング

ポジティブな口コミとしては、次のような点が挙げられていました。

案件数が多い

レバテックフリーランスの特徴でも紹介した通り、案件数が豊富に用意されていることがよい点として言及されていました。

連絡がスムーズ

レバテックフリーランスのお客様の声によると、ランチをしながら参画後の状況を定期的に聞いてくれたり、ヒアリングをしてもらったりしてくれるフォローランチの制度があります。またメールではなく、LINEで連絡が取れるのも、嬉しいポイントですね。

交渉・フォローが手厚い

履歴書や職務経歴書の書き方、面接の受け答えまで指導してくれたという声も。先方との面談や話し合いにはスタッフが同席してくれるため、安心して交渉や契約に進めます。

悪い口コミ

「とにかく案件数は多いが、案件が都市部に集中してしまっている点がネック。地方に住んでいる自分としてはやや使い勝手が悪く、案件数もそこまで多いと感じられなくなった」

「マージンの内訳を明確にしてもらいたい」

(引用:みんなの評判ランキングレバテックフリーランス

ポジティブな口コミに比べ、ネガティブな口コミは少ない傾向にありました。

地方案件が少ない

全体的に見ると多い案件数ですが、関東以外となると、その数は減ってしまいます。

たとえば、東京都(23区)では、約30,000件の案件がありますが、大阪では約1,600件になってしまいます(2022年3月時点)。また大阪や福岡などの地方都市での案件は紹介されている一方、それ以外の都市での案件はあまり紹介されていません。

マージンの内訳が明確ではない

エージェントによっては、何%をマージンとして受け取っているのか、具体例とともに紹介しているケースもあります。一方でレバテックフリーランスでは、明確なマージンを公開していません。

レバテックフリーランスの長所

長所1. 実績があるため、安心して利用できる

レバテックフリーランスの利用者満足度は92.6%と、高い満足度を誇っています。背景には、契約更新率90%超えなどの、利用者と企業間のマッチ率の高さがあるでしょう。

それだけでなく、月間新規案件数は680件と常に新たな求人が確保されており、年間の案件紹介数も103,953件と数多く紹介されています。

取扱会社数は大規模ですが、なんと年間3,000回も現場に足を運び、企業と良好な関係を構築しているそう。よい口コミでも言及されていたとおり、レバテックフリーランスと企業側で信頼関係が結ばれているため、話もスムーズに進みます。

長所2. レバテックフリーランス独自の機能が充実している

企業との交渉や営業はコーディネーターに任せられても、請求書作成やスケジュールの管理は自分で行わなくてはならないもの。

しかしレバテックフリーランスには、提案案件の管理、商談スケジュール確認、作業報告書/請求書の作成ができる「レバテックプラットフォーム」があります。煩雑な事務的な業務も、効率的に済ませられます。利用者の中には、「レバテックプラットフォームのおかげで、毎月4時間〜5時間は浮いた」との声も。

長所3. 自分の希望にあった働き方を探せる

案件数が豊富なため、さまざまな条件の案件があります。

「週3〜」「フルリモート」などの働き方から、「新規立ち上げ」「スタートアップ」「実務経験が浅い方でもOK」など、案件の特徴からも求人を探せます。

また公式サイトでは、「高単価案件特集」「大規模・高トラフィック案件特集」など、テーマごとに組まれた案件の特集も。特集では、業界の動向も解説しているため、業界理解を深めたうえで、案件を探せるのも便利です。

レバテックフリーランスの短所

短所1. 担当者が複数いる

レバテックフリーランスでは、つぎの3タイプのコーディネーターがつきます。

コーディネーターの種類 役割
テクニカルカウンセラー 案件の提案 ・案件提案の際のヒアリング
・商談の日程・条件の調整
企業担当 企業とのやりとりを担当 ・クライアント訪問の際に同行
・参画初日の同行
フォロワー 現在の状況把握や各種相談などのフォロー ・ランチで悩みや不安をヒアリング
・契約更新などの契約関連業務
・稼働面のフォロー

それぞれ担当する領域が異なりますが、複数の担当者とやりとりをするのに負担を感じる可能性はあるでしょう。ただし、自分の担当になったコーディネーターは専属としてついてくれるので、不要な引き継ぎなどは発生しません。

レバテックフリーランスはこんな人におすすめ

コーディネーターや福利厚生、レバテックプラットフォームなど手厚いサポートが充実しているレバテックフリーランス。フォローの手厚さが売りなため、「ある程度は自分で進めたい」「エージェントとの密な連絡は求めておらず、放置してほしい」という方には向かないでしょう。

実際に利用する際におすすめできる人は、以下のような人です。

  • 関東圏/都心部で案件を探している
  • 契約する会社との価格や契約更新の交渉など、業務以外のことは任せたい
  • 会社との契約後も、定期的にフォローしてほしい
  • 会社員のように福利厚生を受けたい
  • 案件に参画する前に、案件の内情を知りたい

フリーランス向け案件を探すならWorkship!

Workship

▲出典:Workship

レバテックフリーランス以外にも、使いやすいフリーランス向けのエージェントサービスはあります。たとえば『Workship』は、フリーランス・副業向けマッチングサービスです。

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さらに、トラブル相談窓口や会員制優待サービスの無料付帯など、安心して働ける仕組みがあるのも嬉しいポイント。時給1,500円〜10,000円の高単価な案件のみ掲載しているため、手厚いサポートを受けながら、良質な案件を受けたい方におすすめです。

おわりに

今回は、レバッテクフリーランスを紹介しました。

口コミや長所/短所を踏まえ、自分に合うか検討したうえで、ぜひ利用してみてください。

(執筆:mozuku 編集:少年B)

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